# 第10章
玄天界で十五年という歳月が流れた。この十五年、離雀は林巧心と共に、毎日跪き、尻を突き出して天道木板に打たれる生活にすっかり慣れていた。最初の頃は恥辱と痛みに耐えるだけで精一杯だったが、今では日課として受け入れていた。
ある日、玄罰は犬のリードを手に取り、林巧心と離雀を呼び寄せた。二人は裸で床に這いつくばり、牝犬のように四つん這いになる。玄罰はリードを二人の首輪に繋ぎ、ゆっくりと歩き始めた。
「もっと這え。牝犬のようにな」
玄罰の冷たい声が響く。林巧心と離雀は互いに顔を見合わせ、苦笑いを浮かべながらも、素直に這い始める。膝と手のひらが冷たい石の床に触れ、尻を高く突き出した姿勢で前に進む。
「ほら、もっと尻を振れ。牝犬はそうやって歩くだろう」
離雀は唇を噛みしめながら、言われた通りに腰を振る。恥辱はもう慣れていた。しかし、ふと気づいたことがあった。尻を振るたびに、打たれた尻に痺れるような感覚が走り、その感覚が下腹部にまで広がっていくのだ。
「んっ…」
思わず漏れた声に、離雀は自分の頬が赤くなるのを感じた。膣が湿っているのが分かる。まさか、自分がこの痛みに快感を覚え始めているのだろうか。
離雀は隣を這う林巧心を盗み見た。彼女は平然とした顔で、むしろ楽しんでいるようにさえ見える。あの林巧心も同じような感覚を覚えているのだろうか。聞くのは恥ずかしいけれど、気になって仕方ない。
その日、天道木板での二百回の罰が終わった後、離雀と林巧心は玄罰の前に跪いていた。離雀は意を決して口を開く。
「玄罰様…一つお聞きしてもよろしいでしょうか」
玄罰は微かに目を向けた。それは口を開けという合図だった。
「玄罰様が一番お好きなものは何ですか」
玄罰は少し考えた後、冷たい口調で答えた。
「一番好きなのは、女修が尻を叩かれ、苦しめられる姿を見ることだ。女修が受ける苦痛は、私の心も修行もより強くする」
それを聞いた林巧心と離雀は顔を見合わせ、同時に言った。
「では、今こそその機影でございます」
「今や修仙界全体が、仙霞派の掌門が玄罰様に服を剥がれ、門派大殿の前に裸で跪き、尻を突き出して板を打たれていることを知っております」
「しかし、陣法の天才・林巧心と朱雀門の副掌門・離雀が玄罰様の女奴隷になったことは、まだ広く知られておりません」
離雀が続ける。
「私たち二人を裸で牝犬のように這わせて武陵城の一番高い天台に連れて行き、沈夢月の弟子にも犬のリードで沈夢月を連れて来させましょう。三人が一列に並んで上半身を地面につけ、下半身で豊かな尻を高く突き出し、玄罰様に天道木板を召喚させて三人の尻を自動的に叩かせてください」
林巧心が引き継ぐ。
「三人の尻を完全に打ち砕き、修仙者でも一週間は回復できないほどにしてください。そして無理やり三人の脚を開き、尻の割れ目を鞭で容赦なく打ち、肛門と膣を腫れ上がらせてください。次に肛門フックを三人の腫れ上がった肛門に挿入し、三人を一週間吊るして晒しものにしてください」
そう言えば、玄罰を喜ばせることができる。玄罰は二人の計画に満足げな表情を浮かべた。
「良かろう。その計画、面白い。お前たちの忠誠心、確かに受け取った」
しかし、玄罰はすぐに話題を変えた。
「その前に、新しい罰を試してみよう」
玄罰の目に不気味な光が宿る。林巧心と離雀は一瞬固まった。
「跪け。尻を突き出せ。自分の肛門を広げて見せよ」
二人は従うしかなかった。床に跪き、上半身を折り曲げ、両手で自分の尻の割れ目を広げる。冷たい空気が露出した肛門に触れる。
玄罰が手を上げると、空中に現れたのは大きな壺だった。蓋を開けると、強烈な生姜の香りが辺りに充満する。
「これは神姜という霊草を搾って作った生姜汁だ。お前たちの腸に直接注入してやろう」
離雀の目が恐怖に見開かれる。神姜は強力な霊草で、その刺激は普通の生姜の百倍はある。それが腸に入れば…
「い、いや…」
しかし、玄罰は構わずに行動を起こした。まず林巧心の背後に立ち、細い管を生姜汁の壺に接続する。
「しっかりと広げていろ」
管の先端が林巧心の肛門に当てられる。冷たい感触の後、一気に管が挿入された。
「ああっ!」
林巧心の悲鳴が響く。しかし玄罰は構わずに生姜汁を送り込む。濃厚な液体が林巧心の腸内に流れ込む。最初は冷たかったが、すぐに灼熱の感覚に変わった。
「うあああっ!熱い!熱すぎる!」
林巧心の体が激しく痙攣する。まるで焼けた鉄の棒を肛門に差し込まれたような感覚。腸の内壁が焼けるように熱く、内側から灼かれているようだ。
「動くな。まだ半分も入っていないぞ」
玄罰の冷たい声。林巧心は歯を食いしばり、必死に耐える。汗が全身から吹き出し、床に滴る。腸内で生姜汁が広がっていくたびに、内臓が掻き混ぜられるような痛みが走る。
ようやく全ての生姜汁が注入された。林巧心の肛門から管が抜かれる。
「さて、次はお前だ」
離雀の番が来た。恐怖で体が震える。しかし逃げることはできない。自分の肛門を広げたまま、次の衝撃を待つ。
管が肛門に触れた瞬間、離雀の全身が緊張した。冷たい管がゆっくりと体内に入り込む。そして生姜汁が流れ込んでくる。
「ああああっ!」
最初の一滴が腸内に触れた瞬間、離雀は叫び声を上げた。それは焼けるような、刺すような、言葉にできない激痛だった。腸の内壁が一瞬にして焼かれるようだ。体内に火が灯ったかのような灼熱感が広がる。
「い、痛い!痛いです!」
離雀の目から涙が溢れる。全身が痙攣し、意識が飛びそうになる。しかし玄罰は止めない。更に生姜汁を送り込む。腸が満たされていく感覚と同時に、痛みも倍増していく。
「まだ半分だ。しっかりと耐えろ」
離雀は爪を手のひらに食い込ませ、必死に耐える。腸内で生姜汁が波打つたびに、新しい灼熱の波が襲う。肛門から腹部まで、全ての内臓が焼かれているようだ。
ようやく注入が終わった。管が抜かれると、離雀は床に崩れ落ちた。しかし休む間もなく、玄罰の声が聞こえる。
「さて、今日の天道木板の時間だ。お前たち、そのままの姿勢で受けよ」
恐怖が二人を襲う。今のこの状態で、木板で尻を打たれるなど耐えられるはずがない。
「ただし、打たれても腸液を失禁して噴き出してはならない。もし失禁すれば、百板追加だ」
離雀と林巧心は顔を青ざめさせた。肛門を締めなければ、腸内の生姜汁が漏れ出してしまう。しかし木板で打たれれば、自然と体が緩む。
天道木板が空中に現れた。幅三寸、長さ二尺の板。それが自動的に動き出す。
「最初の一撃だ」
木板が振り下ろされる。まず林巧心の尻を捉えた。
「くっ!」
林巧心は声を殺した。木板が尻に当たった衝撃で、腸内の生姜汁が揺れ、肛門が緩みそうになる。必死に締め付けるが、次の一撃が離雀を襲う。
「あっ!」
離雀の尻に木板が激突する。その瞬間、腸内が圧迫され、生姜汁が肛門に押し寄せる。離雀は必死に肛門を締めるが、痛みと衝撃で意識が飛びそうになる。
木板は休むことなく続く。十回、二十回と打たれるたびに、尻は赤く腫れ上がっていく。しかしそれ以上に辛いのは、腸内での生姜汁の刺激と、失禁しないように耐える苦痛だった。
「まだ三十回だ。頑張れよ」
玄罰の声が冷たく響く。林巧心は歯を食いしばる。肛門が熱い。生姜汁が腸の内壁を刺激し続け、耐え難い感覚が全身を駆け巡る。
三十五回目。離雀の体が限界を迎えた。
「あ…ああ…」
肛門が緩む。腸内から生姜汁が勢いよく噴き出した。
「しまった…」
しかしもう遅い。玄罰の冷たい視線が離雀を射抜く。
「失禁したな。百板追加だ」
離雀は絶望に打ちひしがれる。しかしそれどころではない。腸内から噴き出した生姜汁は刺激が強く、肛門周辺が更に焼けるように痛む。
一方、林巧心は必死に耐えていた。しかし六十回を超えたあたりで、ついに限界が来る。
「うあっ…」
肛門が緩み、生姜汁が漏れ出した。腸液と混ざった黄色い液体が太ももを伝って流れ落ちる。
「お前もか。百板追加だ」
こうして、林巧心も離雀も、追加の罰を受けることになった。本来なら二百回で終わるはずの天道木板が、三百回に増えた。
「さあ、続けるぞ」
木板の動きが再開される。今度は先程よりも激しい。腫れ上がった尻に更に木板が打ち下ろされる。既に皮膚は裂け、血が滲んでいる。
「あああっ!」
「痛い!痛いです!」
二人の悲鳴が玄天界に響く。しかし玄罰は無情にも木板を加速させる。百回を超えたあたりで、二人の意識は朦朧とし始めた。
二百回を超えたところで、離雀の肛門から再び生姜汁が噴き出した。今度は止められない。腸が収縮を繰り返し、残っていた生姜汁が全て体外に流れ出る。
「また失禁か。更に五十板追加だ」
離雀はもう何も考えられなかった。ただ、痛みと熱さに耐えることしかできない。木板が続く。三百回、三百五十回。尻は完全に潰れ、肉が裂け、骨が見えそうだった。
ようやく全ての罰が終わった時、二人は床に伏せたまま動けなかった。肛門は焼けるように熱く、尻は激痛が走る。
「良く耐えた。褒めてやろう」
玄罰の言葉に、二人はかすかに微笑む。しかし次に玄罰が言った言葉に、二人の顔が引きつる。
「明日からは、今回の計画を実行に移す。今夜はしっかりと休め。明日は更に過酷な日になるぞ」
離雀と林巧心は、互いに支え合いながら立ち上がった。十五年に及ぶ玄天界での生活は、彼女たちを変えた。恥辱と痛みへの恐怖はまだあるが、同時にそれを乗り越えた後の達成感も知っている。
「明日…沈夢月も連れて来られるのですね」
林巧心が呟く。離雀がうなずく。
「ああ。我々三人で、玄罰様を喜ばせるのだ」
その夜、二人は腫れ上がった尻を冷たい布で冷やしながら、明日の計画について話し合った。全ての女修の中で最も屈辱的な姿を晒す沈夢月。そして自分たち。それが玄罰を喜ばせるのだ。
「そういえば、離雀。お前も感じるようになったのか?」
林巧心が突然、秘密めいた笑みを浮かべて尋ねた。離雀は一瞬戸惑い、頬を赤らめる。
「何を言っている…」
「隠すなよ。俺も同じだからな。尻を打たれた後、あの痺れるような感覚が…気持ちいいんだろう?」
離雀は何も言えなかった。しかし林巧心は笑いながら続ける。
「俺たちはもう、普通の女修には戻れないってことだ。玄罰様の女奴隷として、痛みに快感を覚えるように体が変わってしまったんだ」
離雀は黙ってうつむいた。しかし心の奥底では、林巧心の言葉が正しいことを認めていた。最初は苦痛でしかなかった天道木板が、今では少しだけ待ち遠しく感じることもある。打たれた後の痺れる感覚が、体の奥から何かを呼び覚ますのだ。
「明日、沈夢月に会うのが楽しみだな」
林巧心が言った。離雀もうなずく。
「ああ。私たちの苦しみを、彼女にも味わわせてやろう」
二人の目に、不気味な光が宿った。十五年にわたる玄天界での生活が、彼女たちの心も体も変えてしまったのだ。かつての誇り高き女修は、今や玄罰の意志を実行する忠実な奴隷となっていた。
明日の計画。三人の女修が武陵城の天台で、全ての修仙者の前で辱められる。その光景を想像するだけで、離雀の心臓が高鳴った。