隠された支配

站点:NovelAI.one内容:前8章在线试读ID:73363231更新:2026-06-25 14:27
# 第10章 部屋の中は薄暗く、カーテンの隙間から差し込む夕日が床に細長い光の帯を作っている。私はベッドの上に跪き、心臓が激しく打ち鳴らされていた。彼が目の前に立っている。あの太った体が私を見下ろし、その目には嘲りと征服の光が宿っている。 「口を開けろ」 彼の声は低く、命令口調だった。私は従順に唇を開いた。彼のペニスが
原创 剧情 爽文 架空 热门
隠された支配 提供 前8章在线试读,可直接在线阅读。你也可以前往“最新小说”“热门小说”“发现小说”继续浏览站内内容。
当前页面收录可公开展示内容,以下为前 8 章试读:

第10章

# 第10章

部屋の中は薄暗く、カーテンの隙間から差し込む夕日が床に細長い光の帯を作っている。私はベッドの上に跪き、心臓が激しく打ち鳴らされていた。彼が目の前に立っている。あの太った体が私を見下ろし、その目には嘲りと征服の光が宿っている。

「口を開けろ」

彼の声は低く、命令口調だった。私は従順に唇を開いた。彼のペニスが私の口の中に入ってくる。熱くて、少し塩辛い味がした。私は目を閉じ、舌を使って奉仕を始めた。頭を動かし、彼のリズムに合わせて。

「そうだ…その調子だ」

彼の手が私の頭を押さえ、深くまで挿入させる。喉の奥に当たり、吐き気がこみ上げてきたが、必死にこらえた。涙が目尻に浮かぶ。

彼のもう一方の手が私の胸に伸びる。シャツの上から、私が隠し持っていた柔らかい感触を揉みしだく。その指が乳首を抓るたびに、私は体を震わせた。

「お前、乳首が立ってるぞ」

彼は嘲るように言い、指で弾いた。痛みと快感が混ざり合い、私は思わず声を漏らしそうになった。口の中に彼のペニスがあるため、くぐもった音しか出せない。

「感じてるのか?この変態め」

彼の言葉が心に突き刺さる。恥ずかしいのに、それでも体は反応してしまう。自分の下腹部が熱くなり始めているのを感じた。私は本当に変態なんだ。こんな辱めを受けているのに、興奮している自分がいる。

彼は私のシャツのボタンを外し始めた。冷たい空気が露わになった肌を撫でる。私は女物のレースのブラジャーを身につけていた。彼の目が一層深く歪んだ。

「やっぱりな。お前、ちゃんと女装してるじゃないか」

彼の指がブラジャーの縁をなぞる。その感触に、私は背筋が震えた。彼はゆっくりとブラジャーを押し上げ、私の胸を露出させた。自分の胸を見下ろす。男なのに、そこには柔らかな膨らみがあった。日頃から密かに女性ホルモンのサプリメントを摂っていた結果だ。

「感じやすい乳首だな」

彼の指が私の乳首を優しく撫でる。その快感に、私は無意識に腰を揺らした。彼のペニスを口に含んだまま、嗚咽にも似た声を漏らす。

「もっと深く」

彼の手が私の頭を更に押し付ける。ペニスが喉の奥まで入り込み、私は必死に呼吸を整えた。涙が頬を伝う。それでも、私は彼に奉仕を続けた。この辱めの中で、自分が必要とされている、所有されているという感覚が、心の空洞を埋めていくようだった。

彼の指が私の後孔に触れた。ディルドの先端がまだそこに挿さったままだった。彼はゆっくりとそれを引き抜き始める。その動きに合わせて、私は体を震わせた。ディルドが完全に抜かれると、後孔が切なく震えている。

「よく準備されてるな」

彼は私の尻を撫でながら言った。その手が大きく開き、ぱんっと音を立てて叩いた。痛みが走る。

「俺に犯されるか?」

彼の問いに、私は一瞬躊躇した。しかし、彼の目を見た時、その中にある支配の光に、私の抵抗心は溶けていくようだった。恥ずかしさで顔が熱くなる。

「犯してください…」

自分の声が耳に届いた。私は本当に堕ちてしまったのかもしれない。彼の玩物として、ただ支配されることを望んでいる。

彼は私をベッドの上に押し倒した。仰向けになった私の足を大きく開かせ、彼の大きなペニスが後孔に触れる。その熱さに、私は体を強張らせた。

「力を抜け」

彼の声が耳元で響く。ペニスの先端が後孔に押し当てられ、ゆっくりと挿入され始める。裂けるような痛みが走った。

「ああっ!」

私は悲鳴を上げた。この瞬間、何かが心の中で割れたような気がした。

「やめて…やめてください!」

私は必死に体を捩った。自分の置かれている状況が、急に現実味を帯びて襲ってくる。なぜ私はこんな格好をしているんだ。なぜ大の男が、同性に犯されなければならないんだ。

「離して…もう犯さないでください!」

私は彼の胸を押しのけようとした。しかし、彼の体は重く、びくともしない。

「今更何言ってるんだ」

彼は嘲笑うように言った。

「自分で縛った縄を、どうやって解くんだ?」

その言葉に、私ははっとした。そうだ。私は自ら進んでここに来た。自分から彼に支配を許した。もう逃げ出せない。

「いいから慣れろ」

彼はゆっくりとペニスを押し込んでいく。痛みが再び走った。涙があふれ出て止まらない。私は唇を噛みしめ、声を必死に抑えた。

彼のペニスが少しずつ、しかし確実に私の中に入っていく。自分の後孔が彼を受け入れ、広げられていく感覚。それは苦痛でありながら、同時に、満たされていくような感覚もあった。

「はあ…はあ…」

荒い息遣いが部屋に響く。彼の汗が私の肌に滴る。その熱さが、ますます私を彼に縛り付けていく。

ペニスが完全に挿入された時、彼は動きを止めた。

「お前のケツ穴、結構上手に食べるじゃないか」

彼の嘲笑うような声が耳に刺さる。顔から火が出るほど恥ずかしかった。自分の身体が、彼を受け入れている。その事実が、私の心を引き裂いた。

後悔の念が押し寄せる。あの時、彼に支配される刺激に溺れなければよかった。もしあのリモコンを落とさなければ。もし彼に見つからなければ。しかし、もう後戻りはできない。

私は彼の玩物だ。彼は私を逃がさない。

彼の腰が動き始める。ペニスが私の中で出入りする。その動きに合わせて、私はただ耐えるしかなかった。

「お前のここ…すごく締まってるぞ」

彼の言葉に、私はますます恥ずかしくなる。自分の中が彼に犯されている。その事実が、頭の中をぐるぐる回る。

それなのに、身体はもうこの支配される感覚に慣れてしまっている。彼の動きに合わせて、無意識に腰が動く。快感が少しずつ痛みを上回り始めていた。

私は本当に変わってしまったのだろうか。最初は嫌だったのに、今ではこの感覚を待ち望んでしまう自分がいる。この辱めの中で、自分が完全に彼のものであることを感じる。その感覚が心地よかった。

涙が止まらない。恥辱と快感が絡み合い、私の心をかき乱す。もう自分が何を感じているのか、分からなくなっていた。

「もっと動くぞ」

彼は腰の動きを速めた。部屋の中に、濡れた音が響く。私はその音に耳を塞ぎたくなった。こんな淫らな音を立てている自分が、情けなくてたまらない。

「あっ…あん…」

声が漏れる。彼の動きが激しくなるにつれ、私は自分の声を抑えきれなくなった。

「いい声だな」

彼は楽しそうに言う。その言葉がますます私を辱めた。こんな声を出している自分が、ますます恥ずかしくなる。

彼の手が私の腰を掴み、更に深く突き上げる。私はシーツを掴み、必死に耐えた。頭が真っ白になりそうだった。

「もうすぐだ」

彼の声が響く。彼の体が一層熱くなり、動きが速くなる。私はそのリズムに飲み込まれそうになった。

「俺の精液、お前の中に出すぞ」

その言葉に、私は拒否しようとした。しかし、言葉が出てこない。ただ、彼の動きに身を任せるしかなかった。

彼が私の中で爆ぜた。熱い液体が私の中に流れ込む。その感覚に、私の体も震えた。

彼がゆっくりとペニスを引き抜く。精液が私の後孔から垂れ、シーツに染みを作った。

私はベッドの上に横たわり、天井を見つめた。涙の跡が乾き始めている。身体の奥に残る彼の熱さが、まだ消えない。

彼は服を整え、ベッドの横に立った。

「また明日な」

その言葉に、私は何も言えなかった。もう自分から逃げ出せないことを、思い知らされたからだ。

彼が部屋を出ていく足音が聞こえる。私は一人、部屋の中に残された。

身体が熱い。心が冷たい。この矛盾した感情が、私を抱き締めていた。

やがて、窓の外は完全に暗くなった。私はゆっくりと体を起こし、乱れた服を整え始めた。もう一度、自分は彼の玩物であることを確認するように。

今日もまた、私は一歩深い闇に落ちた。しかし、その闇の中で、私はなぜか落ち着きを感じている。こんな自分が、もはや嫌いになれなかった。

カーテンの隙間から、月明かりが差し込む。その光は冷たく、しかし美しかった。私はその光を見つめながら、明日の自分を思った。また彼に呼ばれる。また彼に支配される。その事実に、心臓が高鳴った。

もういい。私はこのままでいい。彼の玩物として生きていくことを、私は受け入れ始めていた。その覚悟が、心のどこかで静かに芽生えていた。

第11章

# 第11章

彼の指が私の腰を掴む力を強めた。私はうつ伏せのまま、顔を枕に埋めて、必死に漏れそうになる声を抑えている。体内に深く挾まったままの彼の肉棒は、私の中でゆっくりと脈打っていた。

「どうした、もう限界か?」

陳剛の低い声が耳元で響く。彼はわざと耳朶に息を吹きかけながら、ゆっくりと腰を引いた。

「あっ…!」

思わず声が出た。彼が引き抜くにつれて、腸壁が吸い付くような感覚が走る。そして再び、ずぶりと奥まで挿入される。

「んんっ…」

私は唇を噛みしめた。大の男である自分が、今、後ろの穴で他人のペニスを受け入れている。気持ち悪いはずなのに、体中が熱くなり、内壁が彼の熱を絡め取ろうと収縮しているのが自分でもわかる。

「ほら、もうこんなに濡れてるぞ」

彼の手が私の尻の割れ目を撫でると、ヌルリとした感触があった。腸液が溢れ出ているのだ。恥ずかしさで頭の芯が真っ白になりそうだ。

「お前のこの穴、俺のを覚えたみたいだな。自分から締め付けてくる」

そう言いながら、彼はゆっくりと抽挿を始める。最初は浅く、徐々に深く。私は自然と腰を低くし、彼の動きに合わせて身体を揺らしていた。

気づけば、私は腰をくねらせていた。自分から彼の肉棒を求めるように、尻を振っている。

「この欲求不満な淫乱娘め、気持ちよくなったのか?」

彼の嘲笑うような声に、顔中が茹でたように熱くなる。恥ずかしくてたまらないのに、身体は正直だ。彼の言葉に、内壁がきゅうっと締まった。

「…うん」

蚊の鳴くような声で答える。自分でも信じられない。こんな恥ずかしいことが、どうして認められるのだろう。でも、この感覚を否定することはできなかった。

「素直でいい子だ」

彼が優しく頭を撫でると、なぜか涙が出そうになる。支配されることへの恐怖と、受け入れられることへの安堵が入り混じる。

「じゃあ、もっと気持ちよくしてやる」

そう言うと、彼は本格的に抽挿を始めた。激しく、深く、規則正しく。部屋の中に、水っぽい音が響く。

「あっ、ああっ、んんっ!」

声を抑えようとしても無理だった。彼の大きな手が私の腰を固定し、逃げ場を奪う。腰を打ちつけるたびに、彼の腹が私の尻にぶつかる。

突然、彼の先端が体内のある一点をかすめた。

「ひゃあっ!」

思わず甘い声が漏れる。前立腺だ。彼の先端がそこを擦るたびに、腰の奥から甘い痺れが全身に広がる。

「ここか?お前の気持ちいい場所は」

彼は狙い澄ましたように、その一点を攻め始めた。グリグリと押し込まれるたびに、痛みと快感が混ざり合った感覚が背筋を駆け上がる。

「やっ、あっ、そこ、ダメ、ですっ…」

「ダメじゃないだろ。本当はもっと突いてほしいんだろ?」

彼の言葉に抗えず、私はただ首を振る。

「ちゃんと言え。どうしてほしい?」

「も、もっと…奥…突いて…ください…」

恥ずかしさで泣きそうになりながらも、そう懇願していた。自分でも信じられない。いつの間にか、私はこんなことを口にするようになっていた。

彼が満足そうに笑う気配がした。

「よく言えました」

そして、彼はさらに激しく私を犯し始めた。腰を打ちつける勢いが強くなり、ベッドが軋む音が部屋に響く。

「ああっ!あっ!そこ、だめっ!おかしく、なるっ!」

前立腺を刺激されるたびに、電流のような快感が全身を駆け巡る。私は枕にしがみつきながら、彼の抽挿に身を任せた。腰が自然と揺れ、彼の動きに合わせて尻を振っている。

「すごいじゃないか。自分から腰を振ってる」

「ち、違います…勝手に…動いちゃって…」

「嘘つけ。お前のこの穴、しっかり俺のを締め付けてるぞ」

そう言われて、恥ずかしさで頭が真っ白になる。でも、彼の言う通りだった。私の内壁は彼の肉棒に絡みつき、離そうとしない。

「よし、体位を変えるぞ」

彼が私の腰を抱え上げると、四つん這いの姿勢にさせられる。さらに深く挿入され、彼の先端が胃のあたりに届きそうな感覚に襲われる。

「ああっ!深いっ!」

「これが好きだろ?」

彼は後ろから抱え込むようにして、私の小さな胸に手を伸ばした。男の胸などないに等しいのに、彼の大きな手が乳首を弄ると、敏感に反応してしまう。

「やっ…そこ…」

「お前の乳首、もう硬くなってるぞ。男のくせに感じるんだな」

「ち、違います…それは…」

言い訳しようとしたが、彼が乳首を指先で捏ねると言葉にならない声が漏れる。

同時に彼は腰を動かし続け、前立腺を擦り上げる。三方向からの刺激に、私はもう自分を保てなかった。

「ああっ!あっ!あっ!い、く…イッてしまいそう…」

「いいぞ、イけ」

彼の言葉を合図に、私は絶頂に達した。ペニスは貞操帯で固定され、勃起すらできないのに、後ろだけでイかされたのだ。前立腺が痙攣し、腸壁が彼の肉棒を締め付ける。

「おっ…すごい締め付けだ…」

彼も腰の動きを速め、最奥に精液を放った。熱い奔流が腸内に広がる感覚に、また小さく絶頂してしまう。

意識が朦朧とする中、彼は私の身体を仰向けに返した。まだ私の中にいるまま、彼は私の胸に顔を埋めた。

「まだ終わらないぞ」

そう言って、彼はまた動き始める。敏感になった内壁を擦られるたびに、身体が跳ねる。

「も、もう無理です…」

「そんなこと言うなよ。まだ始まったばかりだ」

彼は私の足を肩に担ぎ上げ、さらに深い角度で突き上げる。さっきとは違う場所に当たり、また新たな快感が生まれる。

「あっ!そこ、あっ!」

「ここか?ここが新しいお前の弱点だな」

彼はそこを執拗に責め続ける。私は頭を振りながら、彼の肩にしがみついた。汗で湿った肌が重なり合う。

「顔、見せてみろ」

彼が私の顎を掴み、無理やり視線を合わせる。羞恥で真っ赤になった顔を、彼はじっくりと眺めた。

「本当に綺麗な顔してるな。女よりずっと色っぽい」

そう言って、彼は私の唇に噛みつくようなキスをした。舌が侵入し、口内を探られる。恥ずかしいのに、それすらも気持ちいい。

キスをしながら、彼は腰の動きを速める。舌を絡め合いながら、彼のリズムに合わせて喘ぐ。

「んんっ…ふっ…」

息継ぎの合間に漏れる声も、彼の口に吸い取られる。

またイきそうになる。もう何度イったかわからない。

「も、もうだめ…おかしく、なりそう…」

「だったら、おかしくなれ。俺の前で、もっと乱れてみせろ」

その言葉に背中を押され、私はすべてを解き放った。体中が痙攣し、目の前がチカチカする。何も考えられなくなる。ただ、彼に抱かれていることだけが唯一の現実だった。

気がつくと、私はベッドに横たわっていた。全身がぐったりと力が抜けている。彼は私のそばで、何か作業をしていた。

「さあ、後始末をしろ」

そう言って、彼はまだ半ば硬いペニスを私の目の前に差し出した。精液と私の腸液で濡れている。

「…わ、わかりました」

私は起き上がり、それを口に含んだ。自分の味と彼の味が混ざった苦い味が広がる。

「上手だな。最初は嫌がってたのに、今ではすっかり上手くなった」

彼の言葉に、また顔が熱くなる。確かに最初は嫌だった。でも、今は彼のを舐めることすら、なぜか心地いい。

「もういい」

そう言って、彼は私の口からペニスを抜いた。そして、私の腰に付けられた貞操帯の鍵を取り出し、カチリと外す。

「今日のご褒美だ」

彼はそう言って、優しく私の頭を撫でた。

「お前は生まれつきの極上淫乱娘だ。お前を抱くのは本当に気持ちいい」

その言葉に、私は何も言えなかった。褒められているのに、なぜか複雑な気持ちが渦巻く。でも、身体はさっきの絶頂を覚えていて、まだ余韻に浸っていた。

「もう休め。明日もまた来るから」

彼は服を着ると、部屋を出て行った。ドアが閉まる音の後、部屋には静寂が戻る。

私は天井を見上げながら、自分の身体に残る感覚を確かめた。後ろの穴はまだひくひくと蠢いていて、彼の熱を恋しがっている。

自分はどこまで堕ちてしまったのだろう。そう思いながらも、彼を支配者として受け入れている自分がいる。

翌日、彼が来た時、私はまた彼を受け入れるのだろう。いや、もう待ち遠しくてたまらない自分がいるのだ。

窓の外から差し込む夕日が、部屋をオレンジ色に染めていた。今日も終わる。そして、また夜が来る。

第12章

第12章

それからの日々は、まるで現実と幻覚の境界が溶けていくようなものだった。毎日、決まった時間になるとあの人からメッセージが届く。いつも短文で、命令口調だ。「来い」「待て」「吸え」。その三つの言葉だけで、私は全身が震え、期待と恐怖が入り混じった奇妙な感覚に襲われる。

今日もまた、図書館の閉館時刻が近づくと、スマホが震えた。画面には「三階、男子トイレ、奥」の文字。私は息を呑み、周りを見渡す。誰も気づいていない。平常心を装ってノートパソコンを閉じ、バッグを手に取る。心臓が激しく打ち、鼓動が耳の奥で響く。階段を上る足取りは重く、しかし迷いもない。もう抗うことなど考えられなくなっていた。

三階の男子トイレに入ると、照明の一部が切れていて薄暗い。奥の個室のドアが微かに開いている。中に入ると、すぐに後ろから抱きしめられ、分厚い手のひらが私の口を塞いだ。吐息が耳元に触れる。彼の体温、汗と煙草の混ざった匂いが、私の嗅覚を支配する。

「黙って、俺の言う通りにしろ」

その低い声が耳朶を打つだけで、私はもう逆らえなくなる。彼はバッグから取り出した黒いアイマスクを私の目に巻きつけた。視界が奪われ、残りの感覚が鋭敏になる。彼の指が私の服のボタンを一つひとつ外し、シャツの下から覗く黒いレースのブラジャーに触れる。指先が敏感な場所を掠め、思わず息が漏れる。

「もうつけてきたのか。いい子だ」

褒められると、胸の奥が切なくなる。彼は私のズボンを下ろし、後ろからゆっくりと、しかし確実に、私の中に指を差し入れた。すでにアナルプラグが挿入されている。彼はそれを確認し、満足げに鼻を鳴らした。

「準備万端だな。じゃあ、口を開けろ」

私は従順に唇を開く。彼のペニスが、私の口の中に滑り込む。太く、熱い。それが私の喉の奥まで押し込まれると、反射的にえずきそうになるが、彼は容赦ない。手で私の後頭部を押さえ、リズムを刻む。

「舌を使え。歯を立てるな。そう、その調子だ」

私は必死に彼の指示に従う。唾液が溢れ、顎を伝う。恥辱感が全身を満たしながらも、なぜか身体は熱く疼く。彼のペニスを咥えているという事実だけで、私は興奮し、下半身が濡れていくのを感じる。私は本当に、雌犬になってしまったのだ。

そういう日々が続くうちに、私はアナルプラグとバイブを常時装着することに慣れていった。最初の頃は、講義やカウンセリング中にバイブが突然振動すると、声を漏らしそうになり、必死に耐えなければならなかった。しかし今では、その振動さえも心地よく感じるようになっている。身体が完全に調教されてしまったのだ。

ある日の午後、私はカウンセリング室で学生の相談を受けていた。向かいには悩みを抱えた女子学生が座っている。彼女は恋愛のことで悩んでいるようだった。私はプロフェッショナルな笑顔を保ち、優しく話を聞く。しかし、その間も私の体内ではアナルプラグが存在を主張し、時折バイブが低い振動を始める。

「先生、どうしたらいいと思いますか?」

彼女が問いかける。私は冷静に答えたが、バイブの振動が少しずつ強くなる。太腿が微かに震え、声が少し上ずる。必死に平常心を装う。この快感と苦痛の板挟みが、私をさらに興奮させる。

カウンセリングが終わり、部屋に一人になると、私は深く息を吐いた。興奮で下着はぐっしょりと濡れている。その時、スマホが震えた。あの人からだ。

「よくやった。今から三十分後、駅前のホテル。部屋番号は703」

添付されたルームカードの画像を見て、私は唇を噛んだ。もうすぐ、彼に犯される。その事実だけで、私の身体は期待に震えている。

ホテルの部屋に入ると、既に彼はベッドに座っていた。窓は開け放たれ、カーテンが風に揺れている。都会の灯りが遠くに広がる夜景が、部屋の中をぼんやりと照らしている。

「来たな。こっちに来い」

彼の声に誘われるように歩み寄る。彼は無造作に私の服を脱がせ、組み敷いた。彼の太い指が私の全身を弄り、敏感な場所を探っていく。私はされるがまま、彼の手のひらに身を委ねる。

「お前のケツ穴は、どんなに犯しても締まるな。生まれつき犯されるのが好きなんだな」

彼の言葉が耳に刺さる。恥辱で顔が熱くなるのに、身体はさらに反応する。彼は私の脚を開かせ、ゆっくりと、しかし確実に、彼の大きなペニスを私の中に挿入した。

「あっ……!」

私は声を上げた。彼のペニスは私の最奥を穿ち、敏感な場所を正確に刺激する。前立腺を擦るたび、快感が全身を駆け巡る。彼は私の腰を掴み、激しく貫く。ベッドのスプリングが軋む音、肌と肌がぶつかる濡れた音、そして私の喘ぎ声が、部屋中に響く。

「もっと声を出せ。誰かに聞かせてやれ」

彼に促されるまま、私は恥ずかしさを忘れて声を上げる。もう完全に雌犬だ。彼のペニスだけでイかされ、最後には口から涎を垂らしながら絶頂する。射精も我慢できず、前から精液が飛び散る。

「まだ終わらないぞ」

彼は私の身体を反転させ、再び後ろから貫く。私はシーツを掴み、必死に耐える。彼の動きは激しさを増し、私の理性を完全に打ち砕く。

「主…主人…」

気がつくと、私は彼をそう呼んでいた。彼は一瞬動きを止め、そしてさらに激しく私を責め立てる。

「そうだ、お前は俺の雌犬だ。俺のものだ」

その言葉を聞いた瞬間、私は深い充足感に包まれた。支配されること、所有されること、それが私の在り方なのだ。もはや疑問はない。

夜が更けるまで、彼は私を何度も絶頂させた。私は完全に飼いならされ、彼の玩物として悦び、征服される刺激に溺れた。翌朝、ベッドの上にはルームカードだけが残され、彼の姿はなかった。私は身体中に残る彼の痕跡を愛おしく感じながら、今日もまたアナルプラグとバイブを装着する。それが私の日常であり、私のすべてなのだ。

第13章

第13章

ホテルの一室は、薄暗い照明の中で静寂を保っていた。カーテンの隙間から差し込む街灯の光が、ベッドの上で震える私の体をぼんやりと照らし出す。私は裸で、四つん這いになっていた。腕は肘までベッドに突き刺さり、尻を高く突き上げ、顔はシーツに押し付けられている。背中には冷たい汗が伝い、部屋のエアコンの風が肌を撫でるが、その温度すらも快感に変換される。

「まだ足りないのか?」

背後から、低くて掠れた声が聞こえる。陳剛だ。彼はベッドの端に座り、ゆっくりと私の背中を指でなぞる。その指が腰骨を越え、尾てい骨の窪みを辿り、そして肛門に差し込まれたアナルプラグの根元に触れた。私は無意識に体を震わせ、シーツを強く掴んだ。

「もう…もう無理です…」

「嘘をつけ。お前のケツは、まだ俺の指を求めているぞ」

彼はそう言いながら、プラグをわずかに回す。内壁が収縮し、かすかな電流のような刺激が走る。私は喘ぎ声を漏らし、腰が勝手に揺れた。

「ほら、自分から動いているじゃないか」

陳剛が笑う。その笑い声は低く、軽蔑と優越感が混ざっていた。私は恥ずかしさと快感で頭がぼんやりしながらも、彼の言葉に背中が熱くなるのを感じる。

彼は立ち上がり、ズボンのベルトを外す音が聞こえる。金属のチャックが擦れる音、布が擦れる音。その一つ一つが、私の期待を煽る。私は自分から腰をさらに高く上げ、尻穴を彼の前に晒した。

「本当に淫乱な体になったな。最初はこんなこと、嫌がっていたのに」

「はい…あなたの調教のおかげで…」

私は掠れた声で答える。その声は自分でも驚くほど甘ったるく、女のように響いた。最初は嫌悪感があったが、今はそうなることに何の抵抗もない。むしろ、それを彼に認められることで、心の奥の何かが満たされる。

陳剛が私の腰を掴み、太く熱いペニスを入口に当てる。その先端が、アナルプラグで拡張された孔を押し広げる感覚――私は息を呑み、全身の筋肉が硬直した。

「イクぞ」

その一言と同時に、彼は一気に奥まで突き入れた。私は声にならない叫びを上げ、シーツを引き裂く勢いで掴む。体内を焼けるような熱が貫き、内壁が彼を締め付ける。痛みと快感が混ざり合い、思考が飛ぶ。

「そうだ…いい締め付けだ。お前のケツは、本当に極上の聖体だな」

彼は動きながら、そう嘲笑う。その言葉の一つ一つが、私の自尊心を打ち砕き、同時に性的興奮を高める。私は自分から腰を彼の動きに合わせ、彼をより深く迎え入れた。

「あっ!ああっ!」

喘ぎ声が部屋に響く。私は前の方から精液を滴らせ、後ろからは彼のペニスに貫かれている。二重の快感に頭がおかしくなりそうだった。目は潤み、視界がぼやけ、唾液がシーツに垂れる。

「はあ…はあ…主人…もっと…もっとください…」

私は無意識にそう懇願していた。もっと支配してほしい。もっと壊してほしい。そう思う自分に、もう恥辱はない。むしろ、それが当たり前になっていた。

陳剛は私の髪を掴み、顔を無理やりシーツから引き剥がす。顎が反らされ、天井の照明が目に痛い。彼は耳元に顔を寄せ、熱い息を吹きかける。

「お前は、俺のものだ。そうだろ?」

「はい…私はあなたの性奴隷です…」

私の口から、自然とその言葉がこぼれた。彼は満足そうに鼻を鳴らし、さらに激しく腰を打ち付ける。部屋に、湿った水音と肉がぶつかる音が響き渡る。私はもう何も考えられず、ただただ快感の波に身を任せた。

気づけば、私はベッドの上に倒れていた。体は汗でべっとりと濡れ、シーツは乱れ、あちこちに精液の跡がついている。陳剛はベッドの端に座り、裸のままタバコに火をつけた。紫煙が薄暗い部屋に立ち上る。

「最近、胸が大きくなってきたな」

彼が何気なく言う。私は自分の胸を見下ろした。確かに、以前は平坦だった胸が、かすかに膨らんでいる。Bカップというほどではないが、手で包めばしっかりと膨らみを感じる。乳首も色素が濃くなり、敏感になっていた。

「あなたが毎日、あれを塗ってくれるから…」

私は掠れた声で答える。陳剛は週に数回、私の胸に何かのクリームを塗る。最初は単なる保湿剤だと思っていたが、日を追うごとに乳房が発達し、体つきが女性的に変わっていった。肩幅は狭く、ウエストはくびれ、尻は丸みを帯びて大きくなった。体重は変わらないのに、バランスが完全に変わっていた。

「俺だけの淫乱聖体だ。こんな体、他では味わえない」

彼は煙を吐き出しながら、私の尻を軽く叩く。その衝撃に、まだ敏感な内壁が反応し、私は思わず声を漏らす。

「自分でも、もう男の体じゃないって分かってるだろ?」

「はい…私はあなたの…女です…」

そう言うとき、私はなぜか誇らしさすら覚えていた。屈辱のはずなのに、それが自分のアイデンティティになっている。もう二度と元の自分には戻れないという諦めと、それを受け入れた開放感が混ざり合っていた。

翌日、大学のキャンパス。

私はいつものように、相談員の制服を着てオフィスに座っていた。スーツの下には、クロッチレスのストッキングと、アナルプラグ、そして膣に見立てたバイブレーターを装着している。いつも通りだ。この違和感が、かえって私を落ち着かせる。

午後の相談で、学生が次々と訪れる。うつ病の相談、進路の悩み、恋愛の話。私はいつも通り、優しい表情と落ち着いた口調で対応する。しかし、体内のバイブレーターは、陳剛がいつでもリモコンを操作できる状態で待機している。彼は時々、相談中に突然振動を強くする。そのたびに私は必死で表情を保ち、声を震わせないようにする。

今日は特に、それが激しかった。

午後三時、私の部屋に最後の学生が訪れた。女子大生だった。彼女は就活の悩みを打ち明け、目に涙を浮かべていた。私は真剣に耳を傾け、適切なアドバイスをしようと努力する。が、その時だった。

突然、体内のバイブレーターが最大出力で振動し始めた。同時に、アナルプラグも脈動を始める。私は全身が硬直し、声が出なくなる。机の下で足が震え、太ももに汗が滲む。椅子の座面に体重をかけると、プラグがさらに深く入り込み、内壁を刺激する。

「先生?大丈夫ですか?」

女子大生が心配そうに私の顔を覗き込む。私は必死に笑顔を作り、手で口元を隠しながら言った。

「すみません…ちょっと体調が…」

声が震えていなかったか、心配だった。彼女は首をかしげ、まだ不安そうな表情を浮かべている。私は早くこの場を終わらせたくて、アドバイスを手短にまとめ、彼女を促した。

「今日はここまでにしましょう。また来週、続きを話しましょう」

彼女が立ち上がり、礼を言ってドアを出ていく。ドアが閉まった瞬間、私は椅子から崩れ落ちた。しかし、それでも振動は止まらない。むしろ、強さを増していた。私は床に四つん這いになり、必死に呼吸を整える。下半身はぐっしょりと濡れ、制服のスカートに染みができ始めている。

「はあ…はあ…やめ…やめてください…」

私は声に出して懇願した。もちろん、誰もいない部屋で、それは虚しく響くだけだ。だが、その言葉を口にすることで、少しだけ心が落ち着く。私は自分を玩物だと認め、支配者に服従しているのだという実感が、かえって安心感を与える。

振動は一分ほど続き、ようやく収まった。私は汗だくの体を起こし、鏡を見る。そこには、頬を紅潮させ、濡れた目をした女のような男が映っている。化粧はしていないのに、その顔立ちと表情は完全に女性だった。私は自分の指で頬に触れ、その滑らかさに驚く。スキンケアを欠かさず、毎日体内に潤滑剤を塗布しているからだろう。

「もう…戻れないな…」

私はそう呟き、自嘲の笑みを浮かべた。でも、その笑顔はどこか幸福そうだった。

その夜、私は再びあのホテルに呼ばれた。陳剛はベッドに座り、スマホをいじっている。私が部屋に入ると、顔を上げてにやりと笑った。

「今日は、あの学生の前で良い表情をしていたな」

「見てたんですか?」

「ああ。モニター越しに、お前が震える姿がよく見えたぞ」

彼はそう言いながら、スマホの画面を見せる。そこには、私のオフィスの様子が映し出されていた。私は息を呑んだ。まさか、彼がカメラを仕掛けていたとは。

「お前が誰の前で偉そうに振る舞っていると思う?俺の玩物が、めしを食うかのように振る舞っているんだぞ」

彼が軽蔑の笑みを浮かべる。その言葉に、私は腹の中が熱くなる。悔しさと興奮が混ざり合い、体が勝手に震える。

「私…あなたの玩物です…」

「分かってるなら、もっと態度で示せ」

彼が顎で床を示す。私はそれに従い、ベッドの前にひざまずいた。床は冷たく、膝が痛い。が、その痛みすらも快感に変換される。

「今日は、お前に新しい玩具を試させてやる」

陳剛はそう言いながら、引き出しから細長い何かを取り出した。それは電動のディルドで、先端が曲がっている。彼はそれを私の前に差し出す。

「これを、ケツに突っ込んで、自分で動け。イくまで許さない」

命令は絶対だ。私は震える手でそれを受け取り、潤滑剤をたっぷり塗る。そして、後ろを向き、四つん這いになりながら、ゆっくりとそれを肛門に差し込んだ。冷たい感触が内壁を押し広げ、私は声を漏らす。

「もっと深くだ」

彼の声に促され、私はさらに押し込む。先端が前立腺に当たり、全身に電流が走る。私は情けない声を上げ、勝手に腰が揺れた。

「自分で動け」

その命令に、私はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。ディルドが内壁を擦り、快感が脳髄を直接刺激する。私は必死で声を押し殺しながら、動きを速めた。前からは精液が垂れ、床に水たまりができ始める。

「イきたくない…イきたくない…」

私は無意識にそう呟いていた。彼に許されるまで、イくことはできない。そのルールが、逆に快感を引き立てる。必死で耐えながら、私は腰を動かし続けた。

部屋には、私の喘ぎ声とディルドが水をかき混ぜるような音だけが響いている。陳剛はただ、それを眺めているだけだった。その視線が、私の心をさらに支配する。

「もういい。イけ」

彼の一言で、私は一気に絶頂に達した。全身が痙攣し、視界が白く染まる。私は声も出せず、そのまま床に崩れ落ちた。精液がだらしなく床を汚す。体は震えが収まらず、息も絶え絶えだった。

「はあ…はあ…ありがとう…ございます…」

私はかすれた声で礼を言った。彼に支配されること、それに従うこと――それが私の生きる意味になっている。もう、そこから逃げ出したいとは思わない。むしろ、もっと深く堕ちていきたい。

陳剛は立ち上がり、私の髪を優しく撫でた。その仕草に、私は安心感とともに、次の調教への期待を感じる。

「明日も、キャンパスで頑張れよ。お前の淫乱な姿を見るのが、楽しみだ」

「はい…主人…」

私はそう答え、彼の脚に頬を寄せた。その温かさが、なぜか幸福だった。

夜が更けるにつれ、私の体はゆっくりと落ち着きを取り戻す。しかし、心の奥では、常に彼の次の命令を待っている自分がいる。この異常な関係を、もう手放せない。私はそれを知りながら、自然に笑みを浮かべていた。

支配されることの快感。それは、私の存在のすべてになりつつあった。

第14章

第14章

ホテルの部屋は薄暗く、カーテンの隙間から差し込む外の光がかすかに床を照らしている。私はバスルームの鏡の前に立ち、入念に身だしなみを整えていた。黒いレースの下着は肌にぴったりと吸い付き、繊細な花模様が胸のふくらみを優しく包み込む。ストッキングの滑らかな感触が太ももを這い、足先までぴんと張った糸のような緊張が走る。アナルプラグはすでに体内に収められていて、動くたびに内壁を刺激し、ひりつくような感覚を絶えず送り続ける。私は深く息を吸い込み、手を伸ばしてテーブルの上に置かれた黒い目隠しを手に取った。

心臓が速く打つ。彼が来る。あの人が、また私を弄ぶために来る。今日は違う。今日こそ、彼の正体を見極める。私は目隠しを装着し、視界を完全に奪われた。暗闇が広がり、残るのは触覚と聴覚だけ。布団の感触が背中に伝わり、私はベッドの端に座り、彼を待つ。時間がゆっくりと流れる。秒針の音すら耳に痛い。

やがて、ドアが開く音がした。鍵がかかり、足音が近づいてくる。私は息を殺す。彼の足音は重く、規則的で、一歩ごとに私の鼓膜を震わせる。彼は何も言わず、私の前に立った。彼の体温が近くに感じられる。彼の手が伸びて、私のあごに触れる。指が皮膚の上を滑り、ゆっくりと上に向かって撫でる。私はその刺激にわずかに震え、唇がわずかに開く。

「準備はできたか?」

彼の声は低く、かすれていた。私はうなずく。彼の手は私の頬をなで、耳の裏をなぞり、首筋に触れた。指の温度が肌に焼き付く。彼はゆっくりと私の胸元に手を移動させた。レースの縁をなぞり、指が布の下に潜り込む。乳首をそっとつまむと、電流のような刺激が全身に走った。

「うっ……やっ……」

小さな声が漏れる。彼は笑う。低く、冷たい笑い声が暗闇の中で響く。彼の指はさらに強く乳首をこね始め、時折引っ張ったり、転がしたりする。私は背中を反らせ、その刺激に身を任せた。視界は奪われているからこそ、感触が一層鋭くなる。彼の指の動き、体温、息遣い、全てが鮮明に私の感覚を刺激する。

「今日は何か企んでいるようだな」

彼の声が耳元でささやく。私は息をのみ、何も言えなかった。彼の左手が私の太ももを撫で始める。ストッキングの上を指がすべり、徐々に内ももへと進む。敏感な皮膚が彼の指の感触を逃がさない。私は膝をわずかに閉じようとしたが、彼の手が強引に開かせる。

「隠すな。お前はもう、何も隠せないんだ」

彼の指がアナルプラグの基部に触れた。それを軽く押し込むと、私の体内で異物感が一気に強まる。私は唇を噛みしめ、声を抑えようとしたが、甘い吐息が漏れてしまう。

「今日はどうしてほしい?」

彼が問う。私は迷った。フェラチオを命じるだろう。いつもそうだ。彼は私に跪かせ、自分の欲望を吐き出させる。それによって、私はさらに従順になり、彼の支配を深く受け入れる。私は何も答えず、ただ彼の手の動きに身を任せた。

彼は私の肩を押し、ベッドにうつ伏せにさせた。背中に彼の体重がかかり、指が背骨をなぞる。ストッキングの上から尻を揉まれ、指が割れ目に沿って滑る。アナルプラグをゆっくりと引き抜かれると、私は思わず腰を浮かせた。彼はそれを数回繰り返し、私を焦らす。私は歯を食いしばり、声を殺すことに必死だった。

「じゃあ、始めるか」

彼が私の髪を掴み、上体を起こさせる。私は自然と膝をつき、彼の前に跪いた。彼のベルトが外れる音が聞こえ、ズボンが落ちる。彼の隆起が私の唇に触れる。私はその硬さを感じ取り、ゆっくりと口を開けた。

先端を舌でなめると、彼の体がわずかに震えた。私はその反応を楽しみ、さらに深く咥え込む。口の中で彼の一部が膨らみ、脈打つ。彼の手が私の後頭部を押さえ、ペースを速めた。私はそれに合わせて頭を動かし、時折口を離して先端を舐めたり、睾丸を揉んだりした。彼の腰が動き、私の口の中でさらに深く入り込む。喉の奥にぶつかる感覚が苦しいが、同時に異様な興奮を呼び覚ます。

「そうだ……そのまま……」

彼の声が低く響く。私は彼の命令に従い、舌を動かし、口を狭めて刺激を強めた。彼の指が私の後孔に触れ、アナルプラグの抜けた穴をなぞる。そこはすでに濡れていて、彼の指は簡単に滑り込んだ。私は口の中で彼を咥え込みながら、同時に後ろからも刺激されて、全身が火照り始める。

「もういい」

彼が私の髪を離し、口から抜いた。私はよだれで濡れた唇を舐め、息を整える。心臓が激しく打っている。今だ。今こそ、彼の正体を見る時だ。私はゆっくりと手を伸ばし、目隠しの端を指で掴んだ。

一瞬の迷い。もし彼が怒ったら? もし罰が待っていたら? それでも、私は知りたい。ずっと私を調教し、犯し、支配しているのが誰なのか。私は勇気を振り絞り、一気に目隠しを引きはがした。

視界に飛び込んできたのは、見慣れた顔だった。

「……え?」

私は言葉を失った。そこに立っていたのは、陳剛。私が相談員として担当している学生の一人だ。彼は普通の太った男子学生で、いつも目立たない存在だった。だが今、彼はズボンを腰のあたりまで下ろし、勃起したペニスを露わにして、冷ややかな笑みを浮かべている。

「先生、驚いた?」

彼の声は軽く、冗談めかしているが、その目は獲物を見るような鋭さを帯びていた。

「お前……お前が……?」

私の喉から搾り出された声は震えていた。頭の中が真っ白になる。あの声、あの感触、あの支配。ずっと私を弄び、調教し、犯し続けた人間が、まさか自分の学生だったなんて。信じられなかった。何度も目をこすりたい衝動に駆られたが、彼の存在が現実だと確信させる。

「どうした? 俺が支配者で悪かったか?」

陳剛が一歩前に出る。私は跪いたまま後ずさりしようとしたが、彼が私の髪を掴んで止めた。

「先生は弄ばれるのが好きなんだろ? 俺はお前を弄ぶのが好きだ。お前は誰の性奴隷だ?」

彼の指が私の頬を撫で、あごに力を込めて無理やり顔を上げさせる。私は彼の目を見つめることしかできなかった。その瞳は冷たく、しかしどこか楽しんでいるようにも見える。

「お前が俺の性奴隷でなければ、誰の性奴隷になるんだ?」

彼の言葉が私の心臓を刺す。認めたくなかった。認めたくなかったのに、彼の言葉は正しかった。私は自分が誰かに支配され、所有されることにどれだけ酔っているかを知っている。その相手が学生だろうと先生だろうと、欲しがっているのは自分自身だという事実に、恥ずかしさと屈辱で顔が真っ赤になった。

「黙ってないで答えろ」

彼が私の胸を揉みしだく。レースの下着越しに乳首を刺激され、私は思わず声を漏らした。

「あっ……やっ……」

「答えろ。誰の雌犬だ?」

彼の指がさらに強く乳首を捻る。私は痛みと快感の波に飲まれ、涙がにじみ出た。同時に、彼のもう一方の手が後孔に触れ、濡れた穴に指を差し入れる。内壁をなぞられると、私は腰を震わせて彼の手にすがりついた。

「言え」

彼の声が冷たく命じる。私は呼吸を荒げ、唇を震わせながら、やっとの思いで言葉を絞り出した。

「あ……あなたの……雌犬です……」

「そうか。よく言えたな」

彼の口調には満足げな響きが混じっていた。彼は指を引き抜き、代わりにペニスを私の顔の前に持ってくる。

「お前はこれに弄ばれるのが好きなんだろう? 俺の学生のペニスに」

私は何も言えず、ただ彼の怒張を見つめる。確かに、その形、その硬さ、その熱。それは何度も私の口や後孔を犯したものだ。それを知っているからこそ、彼の言葉に否定できない自分がいる。

「先生は、生まれつき雌犬になる素質があるんだよ。弄ばれて、犯されて、飼いならされる。お前はそれを楽しんでいるじゃないか」

彼が私の頬を撫でながら言う。その言葉は皮肉ではなく、むしろ称賛のように感じられた。私は恥ずかしさでうつむき、何も言えなかった。

「先生、もう一度聞くけど、このまま俺の雌犬を続けるか?」

彼が優しく、しかし確実に問いかける。その目には好奇心と支配欲が混じっていた。私はどう答えるべきか迷った。心の中ではもう答えは決まっている。私は彼の雌犬でいたい。支配され、所有され、調教されることに酔いしれたい。しかし、それを口に出すのはあまりにも恥ずかしい。

沈黙が続く。彼は私の答えを待っている。私は拳を握りしめ、震える唇を開いた。

「……これからも……あなたの雌犬になります」

その言葉が部屋に響く。自分で言っておきながら、その恥ずかしさに全身が熱くなる。学生の前で、自分の学生の前で、自分がその雌犬として仕えると誓った。男としての矜持も、相談員としての立場も、すべて投げ捨てて。

陳剛は満足そうに笑みを浮かべた。

「先生は本当にいい子だ。お前が本当の自分を認めたのを、俺は褒めてやる」

彼が私の頭を撫でる。その手の温かさが、皮肉にも心地よかった。私は恥ずかしさに耐えながら、その手の感触を受け入れた。

「じゃあ、今日もちゃんと俺の雌犬としての役目を果たせよ」

彼がベッドに座り、脚を開く。私は自然と彼の前に這い寄り、膝をついて彼のペニスに顔を近づけた。もう迷いはなかった。私は唇でその先端を包み込み、優しく舐め始めた。

彼の手が再び私の後孔に触れる。指が濡れた肉壁をかき回し、私はその刺激に耐えながら口を動かし続けた。彼の腰がゆっくりと動き、私はそれに合わせて頭を前後させる。口の中が彼の味で満たされ、自分がどんどん彼の所有物になっていくのを感じる。

「そうだ……先生……気持ちいいか?」

彼の声が問う。私は口を離して、少し息を継いだ。

「……はい……気持ちいいです……」

自分で言っておきながら、その事実に愕然とする。俺は、自分の学生に犯され、調教され、雌犬として扱われている。しかも、それを気持ちいいと感じている。その矛盾が頭の中で渦巻き、恥辱と快感が絡み合って、私をさらに深い快楽へと導く。

「よし、じゃあ後ろを向け」

彼が命じる。私は素直に四つん這いになり、尻を彼に向けた。彼の手が私の尻を広げ、濡れた穴を露わにする。彼の指がその入口をなぞり、ゆっくりと挿入されていく。私はその刺激に腰を震わせ、吐息を漏らした。

「先生のお尻はいつもこんなに濡れてるんだな。本当に雌犬だ」

彼の言葉に私は何も言い返せない。事実だからだ。私は彼の指を感じながら、さらに後孔をきつく締め付ける。彼の指が動くたびに、甘い電流が全身を走る。

「じゃあ、今から俺のペニスをお前の雌穴にぶち込んでやる」

彼が腰を進める。熱く硬い先端が私の後孔に触れ、ゆっくりと入り込む。その圧迫感に私は息を詰め、全身を強張らせた。彼は一気に奥まで突き入れると、私の体内で彼の一部が膨らむのを感じる。

「あっ……ああっ……」

声が漏れる。彼はそのまま動き始めた。リズミカルに腰を打ちつけながら、私の後孔を犯す。私は四つん這いのまま、彼の動きに身を任せた。布団を握りしめ、時折彼の動きに合わせて腰を動かす。

「先生のこの穴は、本当に俺のペニスを締め付けるのが上手いな。まるで最初から雌犬になるために生まれてきたみたいだ」

彼が私の耳元でささやく。その言葉がさらに私を興奮させる。そうだ。私は雌犬になるために生まれてきたのかもしれない。そう思うことで、心のどこかが安らぎを覚える。

彼の動きが速くなる。私は彼の手に支えられながら、その快感に溺れていった。頭の中が白く染まり、彼の名前を叫びたい衝動に駆られる。しかし、恥ずかしさがそれを抑え、代わりに甘い喘ぎ声が漏れた。

「もう……イク……イクっ……」

「イけ。俺の雌犬として、ちゃんとイけ」

彼の命じるままに、私は絶頂を迎えた。全身が痙攣し、意識が飛びそうになる。その瞬間、彼も私の中に熱い液体を放った。その感触が体内に広がり、私はさらに深い快楽へと落ちていった。

彼が私の体を離すと、私はそのまま布団に倒れ込んだ。身体中が汗で濡れ、息は荒いままだ。彼はゆっくりと服を整え、ベッドの端に座った。

「先生、今日もいい雌犬だったよ」

彼が私の髪を撫でる。私はその手の感触を受け入れながら、自分がどんどん彼の所有物として完成されていくのを感じた。自分の学生という現実は気まずい。しかし、それ以上に、彼に支配される悦びが勝っていた。

私は顔を上げ、彼を見る。彼の目には満足げな光が宿っていた。その目を見て、私はもう逃げられないことを悟る。いや、逃げるつもりはなかった。私はこの道を選んだのだ。どんな結果になろうと、もう戻れない。

「ありがとうございました……ご主人様……」

私の口から出たその言葉は、私自身の意志であり、誓いだった。彼は笑みを浮かべ、それに応えた。

「これからもよろしく頼むよ、先生」

その言葉に私は深くうなずいた。恥辱と快楽の中で、私はついに自分の居場所を見つけた気がした。

第15章

# 第15章

真実が明らかになった瞬間、私の心臓は止まるかと思った。しかし、不思議と恐怖よりも、ある種の解放感が体中を支配していた。

「もう、隠す必要はないんだね」

私は震える声で呟いた。陳剛の前で、私は全てを曝け出していた。彼は私のスマホを見つけ、そこに保存された無数の写真や動画――女装した私、後孔にディルドを咥え込む私、貞操帯にペニスを閉じ込められた私――すべてを見てしまった。

「林先生、いや、林非。お前、ずっとこれがやりたかったんだろ?」

陳剛の声は低く、嘲笑を含んでいた。彼は太った体を揺らしながらゆっくりと私に近づいてきた。私はソファの上で縮こまり、唇を噛みしめた。

「違う…私は…」

「違う?じゃあ、これは何だ?」

彼がスマホを掲げると、画面には昨夜の私の姿が映っていた。黒いレースのランジェリーに包まれた私の体は、唇を舐めながら大きなディルドを後孔にゆっくりと飲み込んでいく。その時の私は、恍惚とした表情を浮かべ、自分の指で性感帯を弄りながら、誰かに支配されることを願っていた。

「あっ…見ないで…お願い…」

私は顔を覆った。頬が燃えるように熱い。しかし、その映像を見られているという屈辱の中でも、私の下半身は反応していた。貞操帯に閉じ込められたペニスが熱く膨張し、後孔が切なく疼き始める。

陳剛が私の手首を掴み、無理やり顔を上げさせた。

「先生、お前のこの目は、拒絶してるんじゃなくて、むしろ期待してるんだよな」

彼の指が、私の男性用スラックスの上から、貞操帯の膨らみをなぞった。

「あっ、やっ…!」

「隠すなよ。お前はこうされるのが好きなんだろ?誰かに支配されて、犯されて、雌犬として扱われるのが」

彼の言葉が、まるで私の心の奥底に響いた。否定しようとしても、体が正直に反応する。貞操帯の中でペニスが硬くなり、後孔が濡れたように疼き始める。

「違う、違うんだ…私は普通の…」

「普通の相談員?男?でも現実はこうだ。お前は女装が好きで、自分の後孔を弄るのが好きで、誰かに支配されることに興奮する変態なんだよ」

陳剛の手が私のシャツのボタンを一つずつ外していく。抵抗しようとする手が、彼の指に触れた時、私は指を絡めてしまった。自分でも驚くほど自然な動きだった。

「降参するか?先生、いや、林非」

彼の目が獲物を見るように細められた。その眼光に、私は全ての抵抗を諦めた。

「…はい」

消え入りそうな声で答えた。それと同時に、なぜか胸のつかえが取れたような気がした。もう隠さなくていい。もう偽らなくていい。私は、私のままでいい。

「よく言った」

陳剛が満足そうに笑い、私のシャツを脱がせた。その下には、薄いピンクのブラジャーと、薄っすらと浮かび上がる乳首のライン。私は普段から女物の下着を身につけていた。誰にも見られないと思いながら、でもどこかで見られることを期待していたのかもしれない。

「はは、やっぱりな。お前、普段からこんなの着けてるのか」

「…はい」

「セクシーだぜ。先生。でも、まだ隠し事があるんじゃないか?」

彼は私のスカート(いや、今日は男性用のスラックスだ)のファスナーを下ろし、中から貞操帯に閉じ込められたペニスを露出させた。透明なプラスチックのケースの中に、私のペニスが押し込まれている。

「やっぱりな。お前、まさか一日中これ着けてるのか?」

「…そういう契約なんで…」

「契約?誰と?」

「…あ、あなたを待つために…自分で…」

陳剛はしばらく驚いた顔をしたが、すぐに破顔した。

「なるほどな。お前は自分から進んでこうなりたかったんだ。誰かに飼われる雌犬に」

「…はい」

私はうつむいたまま答えた。恥ずかしさで死にそうだったが、同時に胸の奥が熱くなっていた。

「じゃあ、その雌犬が、今からどうなりたいか、言ってみろ」

陳剛の手が私の頬を撫でた。その手のひらは大きくて温かく、なぜか安心した。

「…わたし…あなたの…雌犬になりたいです」

「名前は?」

「…林非です」

「違う。雌犬の名前だ」

彼の指が私の唇をなぞった。その刺激に、私の口が勝手に開く。

「…メス犬…です」

「そうだ。お前はこれから、俺のメス犬だ。いいか?」

「はい…ご主人様」

言った瞬間、体中がゾクゾクと震えた。ご主人様。この言葉を待っていた。ずっと、ずっと、こんな風に呼べる人を探していた。

「よく言えた。ご褒美をやる」

陳剛が私の貞操帯の鍵を取り出し、カチリとロックを外した。長い間閉じ込められていたペニスが一気に解放され、空気に触れた先端がひくつく。

「あっ…ありがとうございます…ご主人様…」

「だが、そんなに簡単にイかせるわけにはいかない。お前はもっと罰を受けるべきだ」

彼はリモコンを取り出し、私の後孔に埋め込まれたアナルプラグのスイッチを入れた。ブーンという低い音と共に、プラグが振動を始める。

「ああっ!だめっ!それ、強すぎ…!」

「黙れ。雌犬は黙って快感に耐えるものだ」

私はソファに手をつき、腰を震わせた。アナルプラグが腸内を刺激し、前立腺を圧迫する。ペニスが硬くなり、先端から透明な液が垂れ始める。

「見ろよ、もう濡れてる。お前のケツ穴はこんなに俺を欲しがってるんだな」

陳剛が振動プラグを抜き差しし始めた。その動きに合わせて、私の腰が勝手に動く。もっと深く、もっと強く、と体が欲している。

「ご主人様…お願い…もう…」

「もう何だ?」

「…あなたの…おちんちんが欲しいです…」

「はっ、よく言えた」

陳剛はそう言うと、自分のズボンのファスナーを下ろした。現れた彼のペニスは、思いのほか大きく太く、血管が浮き出ていた。私は思わず息を吞んだ。

「どうした?こんなにデカイとは思わなかったか?」

「…はい…ご主人様の…すごく大きいです…」

「そうか。じゃあ、お前のメス穴にこのデカチンをぶち込んでやる。覚悟しろよ」

彼が私をソファに押し倒し、脚を大きく広げさせた。後孔に埋め込まれたアナルプラグを抜き取られ、ひくつく穴が露わになる。

「あっ…やっぱり綺麗なケツ穴だ。もうすでに開き始めてるな」

彼の指が後孔の周りを撫でる。その刺激に私の腰が震えた。

「ご主人様…もう…入れて…」

「焦るなよ。まずはちゃんと準備しないと」

彼は自分のペニスに唾液を塗り、先端を私の後孔に当てた。

「いくぞ」

「あっ…!」

ゆっくりと侵入してくる異物感。最初の圧迫感に体が強張るが、慣れた穴はすぐに彼を受け入れた。ズブズブと音を立てて、彼のペニスが私の中に入ってくる。

「すごい…中が熱い…きつい…」

「ご主人様…もっと…奥まで…」

私は腰を浮かせ、彼の侵入を促した。彼のペニスが私の最奥に到達した時、二人は同時に息を吐いた。

「全部入った…すごいな、お前の中、めちゃくちゃ気持ちいい」

「私も…ご主人様の…大きいのが…気持ちいいです…」

彼が動き始める。最初はゆっくりと、次第に激しくなっていく。部屋には肌と肌がぶつかる音と、私の喘ぎ声が響く。

「あっ!あっ!ああっ!ご主人様!もっと!もっと激しく!」

「うるさい!メス犬がそんなに騒ぐな!」

彼が私の口を手で塞ぎ、さらに激しく突き上げる。しかし、その言葉に私は逆に興奮した。辱められているのに、なぜかとても幸せだった。

「んーっ!んーっ!」

「もうイきそうか?この淫乱メス犬め」

私は頷いた。ペニスが限界まで膨張し、射精の瞬間を待っている。

「いいだろう。だが、俺のチンポから精液を一滴たりとも無駄にするなよ。ちゃんと中で受け止めろ」

「はいっ!ご主人様!」

彼のペニスが最後の一突きを打ち込み、ドクドクと精液が私の奥に放たれる。その熱い感触に、私も限界に達し、彼に抱きついたまま激しくイった。

私たちはしばらくそのままの姿勢で静止していた。彼のペニスがまだ私の中で脈打っている。その温もりが、私を満たしていた。

「…これで完全にお前は俺の雌犬だな」

陳剛が優しく、しかし確定的に言った。

「はい…ご主人様…私は…あなたのメス犬です」

私はそう答えながら、自分の選択に不思議な満足感を覚えていた。もう戻れない。戻る気もない。

それからの日々は、まさに私が望んだ通りのものだった。毎朝、自分で後孔にバイブとアナルプラグを装着し、ペニスは貞操帯でロックする。その上から男性用のスーツを着て、大学へ行く。

「林先生、今日もお忙しそうですね」

学生たちが声をかけてくる。私は穏やかに微笑み返す。

「ええ、少し忙しいですが、あなたたちの相談にはいつでも乗りますよ」

人前では立派な相談員。しかし、スーツの下にはセクシーな下着と貞操帯、後孔には振動プラグ。誰も知らない秘密を抱えていることに、私は密かに興奮していた。

昼休み、陳剛からメッセージが来る。

「トイレ、空いてるぞ。来い」

それだけの短い命令。私は心臓を高鳴らせながら、個室トイレに向かう。ドアを開けると、すでに中で待っていた陳剛が私を引き寄せた。

「ご主人様…」

「黙って、壁に向かっておけ」

私は言われた通りにする。彼が私のスカートをたくし上げ、貞操帯のロックを外す。そしてそのまま、後孔に埋め込まれたバイブを抜き取り、代わりに自分のペニスを突き入れた。

「あっ!」

「声を出すな。誰かに聞かれるぞ」

彼が私の口を手で塞ぎ、激しく突き始める。冷たい壁に手をつき、私は声を殺して快感に耐える。トイレに響く水音が、学校という日常空間の中で非日常を作り出していた。

「ご主人様…気持ちいい…」

「淫乱なメス犬だな。学校でこんなことされて、しかも気持ちいいなんて」

「はい…私は…ご主人様のメス犬ですから…」

彼の動きが速くなり、数分後には二人同時に果てた。彼がペニスを抜き、貞操帯を再びロックする。その一連の動作が、日常の一部になっていた。

学校が終わると、彼と一緒に買い物に行くこともある。週末には特に、私は丹念に女装を施す。長いストレートのウィッグ、派手な化粧、ヒール、そしてセクシーなドレス。

「林非、今日も綺麗だぞ」

陳剛が私の姿を見て、満足そうに笑う。私は照れながらも、自分を女性に見せる技術に誇りを持っていた。骨格が細いことも、肌が白いことも、全てが女装に役立っている。

「ありがとうございます、ご主人様」

「街に出るぞ。誰もお前が男だって気づかないだろうな」

彼の腕に絡まりながら、私はショッピングモールを歩く。すれ違う人々の視線。男たちは私の胸や脚に視線を送る。女たちは私の服装や化粧を品定めする。

「あのカップル、素敵ね」

若い女の子たちが囁き合っている。私は内心で笑った。あなたたちが羨む女は、実は男ですよ。この秘密が、私に倒錯的な愉悦を与えていた。

「今日はどこに行くんですか?」

「まずは服を見て、それからホテルだ。お前のメス穴をしっかり調教してやる」

彼が耳元で囁く。その言葉だけで、後孔が疼き始める。

私たちはブランドショップで服を見て回る。陳剛が「これ、似合うんじゃないか?」と透け感のある黒のブラウスを選ぶ。私は試着室でそれを着て、彼にポーズを取って見せる。

「いいな。買ってやる」

「ありがとうございます、ご主人様」

「その代わり、後で俺の言うことをちゃんと聞けよ」

「もちろんです」

試着室のカーテンの隙間から、他の客が私たちを見ているのがわかる。私は少し恥ずかしかったが、その視線さえも快感に変えていた。

その後、ホテルにチェックインする。部屋に入るなり、陳剛が私をベッドに押し倒した。

「さて、買ってやった服を着て、ちゃんと俺を楽しませろよ」

彼の命令に従い、新しいブラウスとスカート、ストッキングを身につける。フルメイクも施し、完璧な女装を完成させる。

「綺麗だ。でも、まだ足りない」

彼が私の脚を開かせ、ストッキングの上から指で秘部をなぞる。

「ご主人様…恥ずかしいです…」

「恥ずかしい?そんなこと言うなよ。お前は俺のメス犬だ。恥ずかしがる権利なんてない」

彼はストッキングを破り、直接後孔に指を差し込んだ。そのまま前立腺を優しく撫でる。

「あっ!やっ!そこ…弱いんです…」

「知ってる。ここを責めると、お前はメス犬みたいに鳴くんだよな」

彼の指の動きが速くなる。私はもう我慢できずに、ベッドの上で腰をくねらせた。

「イかせてください…ご主人様…」

「いいだろう。ただし、声を出せ。ちゃんと雌犬の声で啼け」

彼がペニスを取り出し、私の後孔に一気に挿入する。その熱い太さに、私は思わず大声で喘いだ。

「ああっ!ご主人様!気持ちいい!もっと!もっとください!」

「うるさい!だが、その声、いいな」

彼が激しく腰を打ち付ける。私はその動きに合わせて腰を振り返し、彼のペニスをより深く飲み込もうとする。

「ご主人様の…おちんちん…大好き…メス犬のケツ穴…もっと犯してください…」

「ここまで淫乱になるとはな。最初はあんなに恥ずかしがってたのに」

「最初は…恥ずかしかったけど…でも…ご主人様に調教されて…どんどん…淫乱になっちゃいました…メス犬の…ケツ穴…ご主人様のペニスで…イきたいです…」

「よく言えた。褒めてやる」

彼の動きがさらに激しくなり、部屋に響く音が淫猥に増していく。

「イく!イく!ご主人様!一緒にイってください!」

「よし、メス犬、俺の精液をしっかり受け止めろ!」

ドクドクと熱い液体が私の奥に放たれる。その瞬間、私も限界に達し、激しく絶頂した。

私たちはそのまましばらく動けずにいた。彼のペニスが私の中でゆっくりと萎えていく感触が心地よい。

「林非」

「はい?」

「お前、こんな生活、嫌じゃないか?」

突然の質問に驚いた。嫌?嫌なはずがない。私はこの生活にすっかり魅了されていた。

「嫌じゃないです。むしろ…これが私の望んだ生き方です」

「そうか」

彼が私の髪を撫でる。その手の優しさに、胸が熱くなった。

しかし、一度だけ、逃げ出そうとした夜があった。あまりにも深みに嵌りすぎている自分が怖くなって、深夜に家を飛び出したのだ。

「もうダメだ…こんなの…おかしい…」

街灯もまばらな道を走る。しかし、数メートルも走らないうちに、後孔が疼き始めた。貞操帯に閉じ込められたペニスは熱く膨張し、何かを求めて痙攣している。

「あっ…やだ…体が…」

足が止まる。後孔が切なく疼き、もっと大きな物を求めて蠢いている。ペニスは貞操帯の中で暴れ、解放を求めている。

「ご主人様…ご主人様の…おちんちんが欲しい…」

私は気づいた。私の体は、もう彼なしでは生きられないほどに調教されていたのだ。逃げようとしても、体がそれを拒否する。私は自ら進んで戻り、彼の前に跪いた。

「…戻ってきたのか」

彼の声は冷たかった。私は震えながら謝罪した。

「すみません…ご主人様…私…馬鹿でした…」

「ふん、身の程知らずのメス犬だな」

彼が私の髪を掴み、無理やり顔を上げさせる。

「どうしてお前が戻ってきたのか、言ってみろ」

「…私の体が…ご主人様なしでは生きられないからです…」

「違う。もっと正確に言え」

「…私は…生まれつき…奴隷になるべき人間で…メス犬になるべき人間です…女装と同じで…ゼロか無限回しかないんです…一度飼われた雌犬は…飼い主なしでは生きていけません…」

彼の表情が少し緩んだ。

「よくわかってるじゃないか」

「はい…だから…お願いします…もう一度…飼ってください…ご主人様…」

「いいだろう。だが、逃げ出した罰はもらうぞ」

彼が私を床に押し倒し、後孔に何の準備もなくペニスを突き入れた。激しい痛みが走るが、同時に悦びも湧き上がる。

「ああっ!ご主人様!ありがとうございます!」

「感謝しろ!このメス犬め!」

彼の激しいピストンに、私は声を枯らして喘ぎ続けた。痛みと快感が混ざり合い、頭の中が真っ白になる。

あの夜以来、私は完全に彼のものになった。心も体も、全てを差し出した。もう逃げようとは思わない。むしろ、この生活が永遠に続けばいいと願っている。

今日も私は後孔にバイブとアナルプラグを装着し、ペニスは貞操帯にロックされている。その上から男性用のスーツを着て、大学へ向かう。

「林先生、おはようございます」

「おはよう。今日も元気だね」

にこやかに挨拶を交わす。誰も私のスーツの下の秘密に気づかない。

スマホが震える。陳剛からのメッセージだ。

「昼休み、屋上に来い。新しいじょうじゅうを持ってきた」

私は頬を赤らめながら、コートを脱いだ。スカートの下の貞操帯が、期待に熱く脈打っている。

第16章

夜の闇が街を包み込む頃、私は鏡の前に立っていた。部屋の灯りは薄暗く、カーテンはしっかりと閉められている。誰にも見られてはいけない、この姿を。

化粧を施す指が震える。アイシャドウを瞼にのせ、口紅を唇に引く。私は女になる。いや、私は元々女だったのかもしれない。この細い骨格、白い肌、柔らかな曲線を描く体——全てが、誰かに所有されるために作られたかのようだ。

黒のレースのランジェリーを身につける。胸を包むカップはふっくらと盛り上がり、私の形を整える。ガーターストッキングを履き、足が細く長く見えるように。腰を締めるコルセットは、私のくびれを強調する。最後に、首輪を首に巻く。革製で、銀のリングがついている。犬のリードを繋ぐためのものだ。

「あなたは雌犬です」

陳剛の声が頭の中に響く。私はそれに従う。自分から進んで、この辱めを求める。もう否定はしない。これが私の本質なのだから。

コートを羽織る。黒のトレンチコートで、下の姿を全て隠す。外に出る準備はできた。リードをポケットにしまい、鍵を持って部屋を出る。

エレベーターの中、誰かとすれ違う。男が一瞥をくれる。私は俯き、顔を隠す。もしバレたら——いや、バレない。私はただの普通の人間だ。ただ夜遅くに出かける、一人の男に過ぎない。

公園に着く。深夜の公園は静まり返っている。街灯の灯りが木々の間を照らし、影を作る。誰もいない。私はベンチの陰でコートを脱ぐ。

冷たい空気が肌を撫でる。ランジェリーだけの姿で、私は震える。首輪が冷たく、首に食い込む。リードを取り出し、自分の首輪に繋ぐ。反対の端を——誰かに渡すべきだが、今はいない。私は自分でリードを握り、四つん這いになる。

地面の感触が膝を冷やす。私は這い始める。腰をくねらせ、尻を振りながら。舗装された道の上を、犬のように進む。自分が何をしているのか、よく分かっている。それでも、止められない。

「もうすぐ来る」

心の中で呟く。陳剛が来る。私の主人が。彼がこのリードを引く。私を支配する。

数分後、足音が聞こえる。私は顔を上げる。闇の中から、彼が現れる。太った体、無精ひげの顔。普通の男だ。しかし、彼の目には奇妙な光がある。

「よく来たな、雌犬」

彼の声は低い。私は俯く。

「はい、主人」

「もっと近くに来い」

私は這って彼の足元に行く。彼は私の手からリードを取り、強く引く。首が締まる。苦しいが、心地よい。

「今日はいい子にしているか?」

「はい…いい子にしています」

「なら、散歩してやろう」

彼はリードを引いて歩き始める。私は必死に這いながら付いていく。膝が擦れて痛い。だが、その痛みが快感に変わる。彼に支配されている証拠だ。

「もっと腰を振れ。雌犬らしく」

私は腰を激しくくねらせる。尻を高く上げ、振りながら這う。彼が時々リードを強く引く。私は倒れそうになりながらも、続ける。

「ここでいい」

彼は立ち止まる。周りは木々に囲まれ、街灯の光が届かない。暗闇の中に、私たちだけがいる。

「お前の口は雌犬の口だ。俺のものをしゃぶれ」

彼はズボンのファスナーを下ろす。半勃ちのペニスが現れる。私はそれに顔を近づける。匂いが鼻を突く。汗と、男の匂い。私は舌を出し、亀頭を舐める。

「もっと深く」

彼は私の頭を押さえつける。口いっぱいにペニスを入れられる。吐き気がする。だが、それがいい。この辱めが、私を満たす。

「うっ…ううっ…」

喉の奥まで突かれる。涙が滲む。彼は動きを止めない。私は必死に酸素を求めるが、与えられない。

「お前は本当にいい雌犬だ。この穴も、口も、全てが雌犬にできている」

彼は私の口からペニスを抜く。私は息を切らしながら、唾液が垂れる。彼は私の体をひっくり返し、背中に乗る。

「次はこっちだ」

彼の指がアナルに触れる。私は既に濡れている。今日の調教のために、予めプラグを抜いて準備していた。

「自分で広げて見せろ」

私は震える手で自分の尻を開く。彼のペニスがそこに当てられる。

「お願いします…主人…入れてください…」

「何だ?よく聞こえない」

「お願いします!私の雌犬の穴に、主人のものを入れてください!」

彼は一気に突き入れる。私は悲鳴を上げそうになるが、必死に噛み殺す。声を出してはいけない。誰かに聞かれる。だが、その恐怖がさらに興奮を煽る。

「あっ…あっ…」

彼は激しく腰を動かす。私は四つん這いのまま、地面に爪を立てる。草の感触が掌を刺激する。

「どうだ雌犬?気持ちいいか?」

「はい…気持ちいいです…主人に犯されて…私は…」

「お前は何だ?」

「私は…雌犬です…主人の雌犬です…」

彼は乱暴に腰を打ちつける。私は快感と痛みの波に飲まれる。もう何も考えられない。ただ、この瞬間に全てを捧げる。

「いい声で啼け」

「ああっ…ああっ…だめっ…声が…」

「誰もいない。啼け。雌犬の声を聞かせろ」

私は抑えきれず、か細い声を漏らす。喘ぎ声が夜の闇に溶ける。彼はその声を聞きながら、さらに激しく攻める。

「ああっ…あっ…気持ちいい…」

「雌犬が感じてるぞ」

「はい…感じてます…主人のもので…満たされて…」

彼の動きが速くなる。私はもう耐えられない。

「イくっ…イっちゃいますっ…」

「いいぞ、イけ」

私は体を激しく震わせながら、絶頂に達する。視界が白くなる。意識が遠のく。

気づくと、私は地面に伏していた。彼はまだ私の上にいる。ペニスを抜かずに、休んでいる。

「お前は本当に、いい雌犬になったな」

彼の声が優しい。私は涙が溢れる。

「ありがとうございます…主人…」

「今日はもう終わりだ。帰るぞ」

彼はゆっくりとペニスを抜く。体の中が空っぽになる感覚。寂しさが襲う。

「また調教してやる」

「はい…いつでも…」

私はコートを着る。下のランジェリーはそのままで。首輪も外さない。彼の所有物の証だ。

彼は私を家まで送る。ドアの前で、彼は私の頬に触れる。

「よく頑張った。いい雌犬だ」

その一言に、私は誇りを感じる。恥辱の中で、彼に認められる喜び。私はこの関係に、完全に溺れている。

部屋に戻り、鏡の前に立つ。化粧が乱れ、ストッキングが破れている。首輪の跡が首に赤く残る。私はそれを撫でる。

「私は雌犬だ…永遠に…」

私は陳剛のものだ。彼の所有物。彼の性奴隷。その身分を、もう否定しない。それこそが私の本当の姿。生まれつき、誰かの下に跪き、支配されるために生まれてきた。私はそれを、完全に受け入れた。

恥辱と快感が絡み合う。この病的な満足感。私はそれに浸る。

——いつまでも、このままでいよう。主人が望む限り、私は彼の雌犬であり続ける。

第1章

# 第1章

午後の三時、キャンパスは春の陽光に包まれていた。窓の外からは若葉の香りを帯びた風が吹き込み、講義室の空気をほのかに揺らしている。

私は教壇に立ち、心理学概論の資料を手にしていた。白いワイシャツに黒のスリムパンツ、一見するとごく普通の服装だ。しかし、その下には誰にも知られてはならない秘密が隠されている。黒いレースのブラジャー、同じく黒のストッキング、そして――奥深くに埋め込まれたシリコンの感触。

アナルプラグの存在を意識するたび、全身に微かな電流が走る。それはまるで、私自身の二重生活の象徴だ。表向きは優秀な学生相談員、裏では支配を渇望する倒錯者。

「では、次の章に入ります」

声が少し震えていたか? 自分でもわからない。学生たちは皆、真剣にノートを取っている。陳剛もその一人だ。彼はいつものように後ろの方の席に座り、一見すると普通の体育会系の学生に見える。しかし、その目つきにはどこか観察者の鋭さがあった。

講義を続けながら、ストッキングの締め付けが太腿に食い込むのを感じる。特に腰の部分が食い込んでいて、かがむたびに布地がずれるのがわかる。危険だ。でも、この危険が私を興奮させる。

「林先生」

突然の呼びかけに、私は資料から顔を上げた。質問をしようとした学生が手を挙げている。

「はい、どうぞ」

質問に答えながら、身体の奥でアナルプラグが動くのを感じる。歩くたびに、座るたびに、その存在を思い知らされる。肛門を広げられ、異物で満たされている感覚。それが私の正気をかろうじて保たせている。

講義が終わりに近づいた時、資料を拾おうとしてかがんだ瞬間、ワイシャツの裾が少しだけまくれた。一瞬のことだった。すぐに直したが、その時、陳剛の視線が私の腰に固定されるのを感じた。

嫌な予感がした。

しかし、彼はすぐに視線を逸らし、ノートを閉じた。何事もなかったかのように。

私は深く息を吸い込み、自分に言い聞かせた。大丈夫、誰にも見えていない。

* * *

あの日から、陳剛の視線が変わったように感じる。以前はただの無頓着な学生だったのに、今ではどこか探るような、計算するような目つきで私を見ている。

あの時、ストッキングの黒いレースの端が一瞬見えただけだ。それだけで彼が何かを疑うはずがない。しかし、私の中の恐怖は止まらない。暴露される恐怖、そして同時に――支配されることを期待する自分がいる。

そんな中、ある事件が起きた。

火曜日の午後、二限目の講義が終わり、私は急いで次の授業に向かおうとしていた。トイレに行く時間すら惜しいほど、予定が詰まっていた。私は一番奥の個室に入り、用を足した後、うっかりアナルプラグのリモコンを便器の上に置き忘れてしまった。

気づいたのは、教室に着いてからだった。

ポケットを探る指が震える。ない。リモコンがない。

冷汗が背中を伝う。あのトイレだ。間違いない。最後に使ったのはあそこだけだ。

授業を始めなければならない。五十人以上の学生が私を待っている。しかし、頭の中は真っ白だった。もし誰かが拾ったら? もしあれが何かわかったら?

「先生、始めますか?」

一番前の席の学生が不思議そうに私を見る。

「あ、はい。始めましょう」

私は必死に平静を装い、教壇に立った。

講義を始めて十分ほど経った頃、身体の奥で異変が起きた。

微かな振動。

最初は気のせいかと思った。しかし、振動は確かに私の体内から発生している。アナルプラグが起動したのだ。

「っ……」

声にならない喘ぎが漏れる。全身が硬直し、足が震える。バランスを保つのがやっとだった。

誰かがリモコンを操作している。リモコンを落としたあのトイレで、誰かが拾って、今、私の身体を弄んでいる。

教室の後ろの方を見ると、陳剛が座っていた。彼はスマートフォンをいじっているように見えるが、その口元には微かな笑みが浮かんでいる。

違う。ただの偶然だ。彼はただスマホを見ているだけだ。私の被害妄想だ。

そう自分に言い聞かせていると、再び振動が始まった。今度は強い。波状の振動が私の敏感な場所を刺激する。

「う……っ」

ワイシャツの下で乳首が硬くなる。太腿が内側に引き攣る。肛門が締まり、プラグを締め付ける。

「ええと……す、すみません。少し体調が……」

私は黒板に手をつき、なんとか姿勢を保った。学生たちが心配そうに私を見つめている。特に陳剛は、わざとらしく眉をひそめている。

「大丈夫ですか? 先生」

「だ、大丈夫です。ちょっと……貧血気味で……」

再び振動。今度は連続的な刺激だ。私は立っていることすら困難になり、講台の端に手を置いた。

「少し休憩を取ります。皆さん、五分ほど……自由にしていてください」

声が上ずっている。誰の目にもわかるほど顔が赤くなっているはずだ。

私は教室を出ると、廊下の端にあるベンチに腰かけた。心臓がドキドキと鳴っている。恐怖と興奮が入り混じっている。

もしあれが陳剛だったら? 彼は私の秘密を知ったのだ。支配しているのだ。

その考えが、なぜか私の心臓をさらに速く鼓動させる。

* * *

授業が終わり、私はアナルプラグを抜かないまま教室を後にした。本来ならすぐに抜くべきだとわかっている。しかし、あの振動の記憶が身体に残っていて、もっと味わいたいという欲求が勝った。

誰かに支配されている感覚。あの振動は、私の身体を他人の思い通りに動かせるという証拠だ。

廊下を歩きながら、ストッキングの擦れる感触にまた興奮する。肛門の奥でプラグが存在を主張している。歩くたびに、その存在を思い知らされる。

階段を下りようとした時、突然、再び振動が始まった。

「あっ……!」

思わず声が漏れる。私は慌てて手すりにつかまり、周囲を見回した。廊下には誰もいない。しかし、振動は確かに起きている。

まさか、近くにリモコンを持っている誰かがいる?

私はゆっくりと階段を下り始めた。振動は断続的に続き、時々強くなったり弱くなったりする。まるで誰かが私の反応を見ながら操作しているようだ。

二階の踊り場で、振動が止んだ。私はほっとして深く息を吐いた。しかし、直後に再び激しい振動が始まった。

「ひっ……!」

私は声を押し殺し、壁に手をついた。足が震え、膝から力が抜ける。もう立てない。

「林先生?」

背後から声がした。振り返ると、陳剛が立っている。彼は何気ない顔で私を見つめている。

「だ、大丈夫です。ちょっと疲れただけで……」

「そうですか。気をつけてくださいね」

彼はにっこり笑い、そのまま階段を下りていった。

その瞬間、振動がさらに強くなった。私はもう立っていられず、その場にしゃがみ込んだ。肛門が締まり、甘い痺れが全身を駆け巡る。

彼だ。彼がリモコンを持っている。

そう確信した時、恐怖と同時に、何かが私の中で解き放たれるのを感じた。これでいいんだ。支配されることが、私の望むことなんだ。

私はゆっくりと立ち上がり、震える足で歩き始めた。振動は断続的に続き、私の一歩一歩を支配する。この感覚が、怖いほどに心地よかった。