ホテルの最上階に位置するスイートルームの重厚なドアの前で、蘇晴は一度深く息を吸い込んだ。指先がわずかに震えていたが、それは緊張からではない――むしろ、その震えは期待に満ちていた。白磁のように滑らかな肌に、精巧な黒のタトゥーが浮かび上がる。蝶結びの黒い髪飾りが、銀白と虹色のグラデーションの超長いツインテールを優しく揺らしていた。
彼女は黒い金刺繍のプリーツスカートの裾を軽く整え、アシンメトリーなハイヒールが大理石の床に鋭い音を立てた。短い白い宝石レースのキャミソールから覗く蟻腰は、露出した肌に黒い装飾を纏い、まるで美術品のような美しさだった。
「ノックは3回、間を置いて、もう1回……」
蘇晴は心の中で手順を確認した。これは彼女にとって初めての依頼であり、初めての「福利姫」としての仕事だった。依頼主からは「唐少」という人物の名前だけが伝えられていた。何の前情報もなく、ただホテルの部屋番号と時間だけが指定されたのだ。
トントン。
部屋の中から男の声が聞こえてくる。
「どうぞ」
蘇晴はドアノブを回し、ゆっくりと室内に足を踏み入れた。スイートルームは広々としており、間接照明が柔らかな明かりを落としている。窓の外には街の灯りが広がり、夜景が部屋の中に溶け込んでいた。
ソファに座っていた男が立ち上がる。彼は中国人の少年だった――見た目は18歳前後だが、その体格は尋常ではなかった。身長は180センチを優に超え、肩幅は広く、筋肉質な体つきは一見してかなりの鍛錬を積んでいることが分かる。しかしその顔立ちはまだ少年らしさを残し、清潔感があり、整った輪郭に健康そうな日焼け肌が映えていた。
「蘇晴、だな」
唐志盛はそう言って、彼女の全身を一瞥した。その目に一瞬、驚きの色が浮かんだ。彼女の容姿は確かに特別だった。精巧なロリ顔に、白く滑らかな肌、そして全身に描かれた緻密な黒のタトゥー。それでいながら体格は驚くほど小柄で、九頭身の極細スリムな体型が更にそのギャップを際立たせていた。
「初めてお会いします、唐少」
蘇晴は礼儀正しくお辞儀をした。その動きに合わせて、ツインテールがふわりと揺れる。
「上着を脱げ」
唐志盛の言葉は単刀直入だった。彼は再びソファに座り、脚を組みながら彼女を見上げた。
蘇晴は一瞬ためらったが、すぐに背中に手を回し、黒いジャケットのジッパーを下ろした。布地がすべり落ちると、そこには白い宝石レースのキャミソールだけを纏った上半身が露わになった。彼女の細い腕や肩、そして背中には精巧な黒のタトゥーが複雑に絡み合い、まるで生きた模様のように蠢いている。
チョーカーにアームバンド、レッグリング――全身に施された装飾が、部屋の灯りを反射して小さな光を散らした。彼女は腰に手を当て、あえてゆっくりとその場で一回転した。スカートのプリーツがひらりと舞い上がり、その下からアシンメトリーなニーソックスとハイヒールが覗く。
「どうですか?」
蘇晴はやや上目遣いに問いかけた。その声は澄んでいて、しかしどこか艶を帯びていた。
唐志盛は黙って彼女を見つめていたが、やがて口元にわずかな笑みを浮かべた。そして立ち上がると、ゆっくりと彼女に近づいた。その迫力に、蘇晴の心臓が一際大きく鳴った。
「俺と比べると、お前は本当に小さいな」
唐志盛はそう言って、彼女の顎に手をかけ、上向かせた。そのまま彼の視線が彼女の全身を這うように動く。特に、キャミソールの下の胸元に一瞬視線が留まった。
「服を全部脱げ」
その言葉に、蘇晴は唇を噛んだ。彼女の瞳の奥に、期待と興奮がちらつく。彼女はゆっくりとキャミソールの裾に手をかけると、それは布地を滑らせるように脱ぎ捨てた。スカートも留め具を外し、床に落ちるに任せた。
彼女は今、下着一枚の姿になっていた。しかしそれすらも、レースと透け感のある素材でできており、彼女の官能的な肢体を隠すというよりは強調していた。全身のタトゥーが、照明に照らされて一層鮮明に浮かび上がる。
唐志盛はその場に立ち、自分のベルトを外し始めた。蘇晴は息を呑んだ。彼の手の動きを追うように、彼女の視線は自然と彼の股間に向かう。
ズボンが下ろされると、その下から現れたものは――蘇晴の想像をはるかに超えていた。
「う……そ……」
彼女の口から言葉が漏れた。それは思わず出たものだった。彼がボクサーパンツの上からでも明らかに分かるそのサイズは、尋常ではなかった。彼女がこれまで見たこともない、いや、想像したこともないほど巨大だった。
「怖気づいたか?」
唐志盛は軽く笑った。彼の声には優しさが混じっていたが、その目は獲物を狙う獣のそれにも似ていた。
蘇晴は首を振った。そして彼の方に歩み寄ると、ゆっくりと跪いた。彼女の手が彼の腰に触れ、ボクサーパンツの端を掴む。一瞬の間を置いて、それを引き下ろした。
その瞬間、蘇晴の息が止まった。真正面に現れたそれは、彼女の顔のすぐ眼前で存在感を示していた。それは太く、長く、血管が浮き出て脈打っているのが分かる。先端はすでに濡れ光っていた。
「舐めてみるか?」
唐志盛の言葉に、蘇晴は無言で頷いた。そして彼女は恐る恐る顔を近づけ、まずは舌先でその先端をそっとなめた。塩味と、独特の男性の匂いが広がる。彼女は目を閉じ、その感覚に集中した。
彼女の口が徐々に開かれ、先端を飲み込む。しかしそれだけで、彼女の口はもういっぱいになっていた。彼女はゆっくりと頭を動かし、舌で絡め取りながら少しずつ深く入れようとする。しかしそれは容易ではなかった。彼のサイズはあまりにも大きく、彼女の喉の奥を圧迫する。
「んっ……ぅ……っ」
蘇晴は嗚咽を漏らしながらも、必死に頭を動かし続けた。彼女の手が彼の太腿を支え、もう一方の手で自分の口の周りをぬらしながら、徐々にリズムを作っていく。唾液が口の端から伝い落ち、床に滴り落ちた。
唐志盛はその様子を上から見下ろしていた。彼女の頭の上下動に合わせて、彼の呼吸が次第に荒くなる。蘇晴は時折顔を上げ、彼の反応を伺いながら、更に深く咥えようと試みる。
「もっと……深く……」
唐志盛が低い声で囁いた。蘇晴は頷くと、両手で彼の腰を支え、一気に深く咥え込んだ。先端が喉の奥を通過し、彼女の食道の壁を押し広げる。彼女の喉が嫌が応にも収縮し、それが結果的に彼を強く刺激した。
蘇晴の目に涙が浮かんだ。しかし彼女はやめなかった。むしろその苦しさと充実感に、彼女の内側から快感が湧き上がってくるのを感じていた。彼女は更に深く、更に速く動き、自分の喉の奥で彼の肉壁を引きずり出すようにして舐めまわした。
「んぐっ…ぅんんっ…!」
彼女の口から漏れる声は、苦しみと悦びが入り混じっていた。唾液が泡立ち、彼女の口の周りを濡らす。彼女はその苦しさを楽しむように、時折深く喉を鳴らしながら、執拗に彼の先端を刺激し続けた。
やがて唐志盛は彼女の肩を掴み、優しく引き離した。
「もういい。次はお前を楽しませてやる」
彼は蘇晴を抱え上げると、そのままベッドの方に運んだ。彼女の細い体は、彼の腕の中でまるで人形のように軽かった。蘇晴はされるがまま、ベッドの上に投げ出された。
唐志盛は彼女の上に覆いかぶさりながら、その頬を撫でた。彼の指は彼女の首筋から胸元へと滑り落ち、蝶の形をしたタトゥーをなぞる。蘇晴はその触れ方に身体を震わせた。
「準備はできてるのか?」
彼の問いに、蘇晴は頷いた。そして自ら両脚を開き、彼を迎え入れる姿勢をとった。その秘部はすでに濡れそぼり、彼を待ち望んでいた。
唐志盛は自分の先端を彼女の入り口に当てると、ゆっくりと腰を進めた。しかしそのサイズはあまりにも大きく、一気に収まるものではなかった。
「あっ、あぁっ……!」
蘇晴の口から悲鳴に似た声が漏れる。内部を押し広げられる感触が、彼女の身体を貫いていく。唐志盛は半分だけ入れたところで一旦止まり、彼女の反応を見た。
「大丈夫か?」
その問いに、蘇晴は涙で濡れた顔を上げ、微笑みながら頷いた。
「もっと……ください……」
彼女の言葉に、唐志盛は口元を歪ませると、その後は一気に奥まで貫いた。蘇晴の身体が弓なりにしなり、彼女の指がシーツを掴む。圧迫感と充実感が同時に彼女を襲い、思考を奪っていく。
そして始まったのは、蘇晴が主導権を握る騎乗位だった。彼女は唐志盛の上に乗り、ゆっくりと腰を動かし始める。最初は慎重に、次第に激しく、彼女の動きに合わせて彼の巨大なものが彼女の内部を擦り抜けるたびに、悦びの声が漏れた。
「はぁっ、あんっ、あぁっ……!」
彼女の長いツインテールが激しく揺れ、虹色のグラデーションが部屋の灯りに輝く。彼女はその快感を全身で味わいながら、更に速く、更に深く動いた。彼の手が彼女の腰を支え、その動きを助ける。
「すごい……気持ちいい……っ!」
蘇晴の声は次第に掠れ、呼吸も絶え絶えになっていた。彼女はこの瞬間、全てを忘れ、ただ快楽の波に身を任せていた。彼の巨大な存在が彼女の内部を満たし、彼女自身を支配している。その感覚が、彼女の最も深い部分を刺激していた。
部屋には喘ぎ声と、肌がぶつかり合う水音だけが響いていた。二人は互いに求め合い、夜は更けていく――誰にも邪魔されることなく。