# 第一章:海列車:出発と公開羞辱
ウォーターセブンの駅舎を出た海列車「ロケットマン」は、朝日を受けた海面を走り出した。車輪がレールを叩く規則的な音が、車内に満ちる異様な空気をさらに際立たせていた。
一等客車の一角、特別に仕切られた区画。そこにはニコ・ロビンが立っていた。いや、立たされていた。
「ううっ…」
彼女の口から漏れる声は、羞恥と苦痛の入り混じったものだった。全裸の体には首輪と細い鎖だけが巻かれ、鎖の先はスパンダムの手に握られている。彼女の脚の間からは、透明なゼリー状の潤滑剤が時折滴り落ちていた。先ほどまで店主の老人が店で挿入していた、巨大な大人のおもちゃ「アダムの巨根」が、まだ彼女の中に収まったままだ。列車の振動に合わせて、その異物が内部を刺激し続けている。
さらに、彼女の乳首と陰核には振動貝が挟まれていた。電撃貝を改造したその小さな機械は、一定間隔で低周波の振動を発し、敏感な突起を執拗に刺激する。波のリズムに合わせて強弱をつける設定は、店主の老人が改良を重ねた最新型だ。
「ほう…思ったより早く馴染んでいるようだな」
スパンダムが冷笑しながら鎖を引っ張った。ロビンは一歩前に進むが、上半身を支える鎖に引っ張られて、かろうじてバランスを保った。
彼女が薄茶色の瞳を伏せると、そこには冷たい金属の床が広がっていた。数日前までは、ウォーターセブンの石畳を仲間たちと歩いていた。サウザンドサニー号の設計図を抱え、みんなと笑い合っていた。
「おいおい、泣きそうな顔をするなよ」
スパンダムが彼女の顔を掴んで無理やり上げさせた。彼の目は興奮でギラギラと光っている。
「今日からお前は世界政府の囚奴、CP9の所有物だ。そしてこの列車の乗客たちへの…そうだな、見せ物ってところだ」
そう言いながら、彼は両手を広げて周囲を示した。ロビンは目を向けることができなかった。だが、周囲から注がれる視線の熱さを感じていた。
一等客車には十数名の海軍兵士たちが乗っていた。制服を着た男たちは、突然現れた全裸の女囚に驚き、そして次第にその表情を変えていった。
「な、なんだありゃ…」
「まさか…ニコ・ロビンか?」
「あの悪魔の子が…」
囁き声が車内に広がる。兵士たちの視線はロビンの体を這いまわっていた。豊かな胸、くびれた腰、そして茂みの間から覗く異物の端。振動貝が彼女の敏感な部分を刺激するたびに、ロビンの体が微かに震える。
「くっ…」
彼女は唇を噛みしめた。肌が粟立つのを感じる。恥辱で顔が熱くなる。だが、それ以上に、異物と振動によって身体が予期せぬ反応を始めているのが、何よりも耐え難かった。
若い二等兵が固唾を飲み込んだ。彼のズボンの前が、明らかに膨らみ始めている。隣の年配の軍曹は眉をひそめたが、それでも視線はロビンの体から離せずにいる。
「スパンダム長官…これは一体…」
一人の将校が声をかけた。スパンダムは振り返り、得意げに笑った。
「見ての通りだ。これはウォーターセブンの商店街で、一般人を脅して窃盗を働いた件に対する罰の一部だ。この女は自分から囚われに来た…実に愚かな話だ」
その言葉に、ロビンの心臓が痛く締め付けられた。一昨日のことだ。自分はウォーターセブンで囚われることを選んだ。あの時、ルフィたちを守るためだと思っていた。だが今、こんな辱めを受けているのは、確かに自分自身の選択の結果だった。
「さて、続きだ」
スパンダムがポケットから小さな電話虫を取り出した。黒い個体が「ブルルル…」と震えている。受話器を上げると、カリファの冷たい声が聞こえた。
「準備はできております」
「よし、始めろ」
スパンダムの合図に、ロビンは自分の鎖が壁のフックに固定されるのを見た。身動きが取れない状態で、彼女は無力のまま立たされている。
突然、振動貝の音が変わった。より強い振動が乳首と陰核を襲う。
「あっ…!」
思わず声が出た。同時に、体中に甘い痺れが走った。ロビンは自分の両脚が震えているのを感じた。今日、すでに何度も絶頂させられ、メンタルが極度に不安定になっている。わずかな刺激でも、身体が過敏に反応してしまう。
「どうした?もう限界か?」
スパンダムの声が嘲るように響く。
「まだまだこれからだ。お前はこれから、乗客たちの前で…自分で慰めろ」
ロビンの顔色が一瞬で血の気を失った。
「なにを…」
「聞こえなかったのか?お前の両手で、自分のあの濡れた場所を慰めるんだ。たっぷりと見せつけろ」
「い、いや…そんな…」
ロビンは首を振った。だがスパンダムは一笑に付し、電話虫に向かって何かを指示した。直後、振動貝の出力がさらに上がった。
「あっああっ!」
ロビンの背が仰け反った。両手は無意識に自分の身体を支えようと動く。が、それが自然と、自らの胸と腰に触れる形になる。
「ほら、もう両手はそこにある。始めろ」
兵士たちの視線がさらに熱くなる。何人かは体勢を変え、ズボンの前を押さえる仕草を見せた。
ロビンは震える手で、自分の乳房に触れた。人前で自慰を強要される屈辱が、頭の中を満たす。だが、身体は既に抗えなかった。店主から施された調教の後遺症か、それとも振動貝に仕込まれた媚薬の効果か。いずれにせよ、彼女の理性は少しずつ溶け始めていた。
「あ…ああ…」
彼女の指が乳首に触れる。振動貝がすでにそこを刺激しているのに、さらに指で撫でることで、感覚は倍加した。
「ほう…なかなか様になってきたじゃないか」
スパンダムの声が遠くに聞こえる。ロビンはもう目の前の兵士たちを見ることができなかった。ただ恥辱と快楽の波に飲まれていく。
彼女のもう一方の手が、自らの恥部に触れた。異物で満たされたそこは、すでにぬめり始めていた。潤滑剤なのか、自分の愛液なのか、もう分からない。
「うあっ」
指が触れると同時に、体が跳ねた。アダムの巨根が内部でズレる感覚。それが彼女をさらに激しく刺激した。
「もっと見せろ、全部見せろ」
スパンダムが鎖を強く引っ張った。ロビンは首を上に向けられ、より一層露出した体勢に置かれた。
彼女の指は理性に反して動き続けた。乳首をつまみ、陰核を撫で、異物に巻きつくように蠢いた。
「はあっ…はあっ…」
息が荒くなる。腰が自然に揺れ始める。羞恥心はまだどこかに残っていたが、身体はそれ以上の快楽を求め始めていた。
「おい、あれ…」
兵士の一人が息を呑んだ。ロビンの太腿を伝って、透明な液体が一筋、床に滴った。
「本当に濡れてやがる…」
「あの悪魔の子が…」
囁き声のトーンが変わった。兵士たちの視線には、好奇心や驚きだけでなく、欲望の色が濃くなり始めている。
若い兵士が立ち上がった。彼のズボンの前は明らかに膨らみ、彼自身もそれを隠そうともしなかった。
「ちょっと…触ってもいいですか?」
その声に、ロビンの心臓が凍りついた。兵士の目は、獲物を見つけた獣のそれだった。
「待て」
静かな声が遮った。ロビンはかすむ視界で見た。壁にもたれかかる、長身の男のシルエット。ロブ・ルッチだった。
「これは調教の一部だ。手を出すな」
「しかし、あの女、もう…」
「手を出すなと言った」
ルッチの声には言い争いを許さない重みがあった。兵士は一歩下がったが、それでもロビンから目を離せずにいた。
ロビンは無意識のうちに感謝していた。が、次の瞬間、ルッチが近づき、彼女の耳元で囁いた。
「まだ足りない。お前が堕ちるところを見せてやれ」
その言葉と同時に、彼の手がロビンの手首を掴み、無理やり指を動かさせた。
「ああっ!」
ロビンの指は自らの最奥を撫でた。異物の縁をなぞり、その刺激に身体が跳ねた。
「もっと深く、自分の中を掻き回せ」
ルッチの無機質な声が命令する。
「いや…あっ…そんな…」
しかし彼女の指は命令に従った。振動貝の刺激と相まって、脳が溶けていくような快楽が全身を駆け巡る。
「あっ…ああっ…もう…」
ロビンの腰が激しく揺れ始めた。もう自分を制御できなかった。その場に座り込みそうになるが、鎖に引っ張られて倒れられない。
床には透明な液体が溜まり始めていた。兵士たちは息を呑んでその光景を見つめている。何人かは自らのズボンに手を伸ばし始めていた。
「あああっ!」
ロビンの悲鳴にも似た叫びが車内に響いた。絶頂が目前に迫っていた。意識が飛びそうになる。
「ストップ」
その一言で、すべてが止まった。
振動貝の音が消えた。ルッチが手を離した。ロビンは瞬間的に訪れた空白に呆然としながら、必死に息を吸った。
「な…なぜ…」
「終わらせるつもりはない」
ルッチが冷たく言い放った。
「これはお前への罰だ。ウォーターセブンで勝手な真似をした代償として、お前は自分の欲求さえも満たせない。思い知ったか?」
ロビンは絶望した。体は快楽を求めてもがき、涙が頬を伝う。それでも、絶頂を迎えることは許されなかった。
「これから司法島まで、この旅は続く。覚悟しておけ」
スパンダムが得意げに鎖を巻き取りながら、兵士たちに向かって声を張り上げた。
「諸君!この女の刑罰は、まだ始まったばかりだ。ご覧の通り、このニコ・ロビンは自ら世界政府に囚われ、奴隷となる道を選んだ。今後、我々の任務の遂行を妨げる者は、同じ目に遭うと知れ!」
車内に緊張が走る。兵士たちはロビンを凝視したまま、誰一人として声を発さなかった。
ロビンは頭を垂れ、涙を床に落とした。サウザンドサニー号のメリーゴーラウンド、仲間たちの笑顔、自分を救おうと手を伸ばしてくれたルフィの姿が、頭の中を駆け巡る。
「ごめんなさい…」
彼女の口から漏れる言葉は、誰にも届かなかった。車輪の音が、その謝罪を飲み込んだ。
海列車は司法島に向けて、一路南へと進み続ける。陽光が差し込む車内で、ロビンの裸体はこれから始まる長い旅の前触れのように、静かに震えていた。