# 第一章:初めての検査
朝の冷たい空気がオフィスに流れ込む。蘇婉児は制服の襟を正し、胸元のバッジを撫でた。「奴隷管理局 実習監督官」という文字が鈍く光っている。
「準備はいいか?」
先輩の声が後ろから聞こえた。振り返ると、彼はいつものように皮肉な笑みを浮かべていた。結婚指輪が机の上で放置されているのが目に入る。
「はい、初めての現場検査ですから、緊張しています」
「緊張するな。ただのルーチンワークだ」
先輩は書類を手に取り、軽く叩いた。「今日の訪問先は三件だ。いずれも登録された奴隷を所有する上流家庭だ」
蘇婉児は頷いた。三ヶ月前、この部署に配属されてから、ずっと机の上で書類の整理ばかりだった。初めての現場検査。彼女の心臓は高鳴っていた。
公用車が都心の高級住宅街に入る。周囲の豪邸はどれも高い塀と厳重なセキュリティゲートで守られていた。
「最初の家だ」
門衛が書類を確認し、ゆっくりと鉄門が開く。広大な庭を通り過ぎ、車は車庫に停まった。
玄関には中年の男性が立っていた。スーツ姿で品の良い雰囲気だが、その目にはどこか獣のような鋭さがある。
「ようこそ、監督官殿。待っておりました」
先輩が一歩前に出て、名刺を差し出す。「奴隷管理局の李です。こちらは同僚の蘇です。本日は登録奴隷の状態確認に参りました」
「もちろん、どうぞお入りください」
案内されたリビングは広く、高級家具が置かれている。しかし蘇婉児の目はすぐに、部屋の隅に釘付けになった。
一人の女性が床にひざまずいていた。完全に裸体で、首には金属製のチョーカーがはめられている。彼女は四つん這いになり、まるで犬のように頭を下げていた。
「これが我が家の奴隷です。名前はリナ、登録番号はAK-4783です」
主人がそう言うと、女奴隷はゆっくりと顔を上げた。その目は虚ろで、何かを諦めたような光を宿している。
「検査を始めましょう」
先輩は書類を取り出し、女奴隷の周りを歩き始めた。「まず、基本的な身体状態の確認からだ」
彼は屈み込み、女奴隷の顎をつかんで顔を上向かせた。その強引な手つきに、女奴隷はわずかに震えた。
「歯の状態は良好。栄養状態も問題ない」
先輩がマニュアル通りの口調で言うと、主人がにっこりと笑った。
「リナは毎日、私の精液を飲んでいるので栄養は十分ですよ」
その言葉に蘇婉児は息を呑んだ。しかし先輩は何の反応も示さず、むしろ淡々と記録を続けている。
「次に、陰部の状態を確認します」
先輩がそう言うと、主人が命じた。
「リナ、身体を開け」
女奴隷は従順に仰向けに寝転がり、両膝を大きく開いた。その間から、すでに濡れている陰部と肛門が露わになる。
「李さん、検査の前に一つ、見ていただきたいものがあります」
主人はそう言って、女奴隷の頭を掴み、自分の股間へと押し付けた。彼女は何の抵抗もなく、慣れた手つきで主人のズボンのファスナーを下ろす。
蘇婉児は思わず後ずさりした。しかし先輩は平然とその光景を見つめている。
「これは…通常の検査範囲を超えているのでは…」
「いや、これは奴隷の訓練状態を確認する重要な項目だ」
先輩は冷たく言い放った。「君はまだ実習生だから、こういう場面に慣れていないのは当然だが、これが我々の仕事の一部なんだ」
その時、女奴隷が口を大きく開け、主人の陰茎を咥え込んだ。彼女の頭がゆっくりと上下に動き始める。唾液が淫らな音を立て、彼女の口元から垂れ落ちた。
蘇婉児は目をそらそうとしたが、なぜか視線が離せなかった。女奴隷の喉が陰茎を迎え入れるたび、彼女の頬が膨らみ、そしてしぼむ。その一連の動きは機械的でありながら、どこか官能的だった。
「いいぞ、リナ。よく訓練されている」
主人は満足げに呟き、女奴隷の髪を掴んでさらに深く押し込んだ。女奴隷はむせ返りながらも、必死に主人の欲望を飲み込み続ける。
「よし、止めろ」
主人が命令すると、女奴隷は名残惜しそうに口を離した。陰茎と口の間に銀色の糸が伸び、それが切れると彼女の顔は精液と唾液で濡れていた。
「さあ、検査を続けましょう」
先輩は無表情で女奴隷の前にしゃがみ込んだ。彼は自分のズボンを下ろし、すでに硬くなった陰茎を露出させた。
「蘇、記録を取れ」
「え…?」
「奴隷の膣内と肛門の感度を確認する。これは正式な検査項目だ」
先輩はそう言いながら、陰茎を女奴隷の膣にゆっくりと挿入した。女奴隷が小さく息を漏らす。先輩は規則正しいリズムで腰を動かし始めた。
「深さ…約二十センチ。膣壁の収縮…良好」
先輩は淡々と口述し、蘇婉児は震える手でそれを記録した。彼女の耳は、陰茎が濡れた肉をかき分ける淫らな水音を捉えていた。
「次に肛門だ」
先輩は陰茎を膣から抜き、そのまま後孔へと移動させた。女奴隷が一瞬息を詰める音が聞こえる。先輩は無理やり押し込むように、陰茎を肛門に埋めていった。
「肛門括約筋の締め付け…強い。定期的な訓練が行われていることがわかる」
蘇婉児はペンを持つ手が震えていた。彼女の視線は、先輩の陰茎が女奴隷の肛門に出し入れされる様子に釘付けになっている。その光景は悍ましいはずなのに、彼女の下腹部は異常な熱を帯び始めていた。
「終わったぞ」
先輩が陰茎を引き抜き、ズボンを履き直した。女奴隷の肛門からは白濁した液体が垂れ、彼女は震える腿を閉じようともしない。
「蘇、次の記録は?」
「はい…ここに…」
蘇婉児は声が上擦るのを必死に抑えた。彼女の顔は火照り、頬は赤く染まっていた。
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事務所に戻ると、先輩は書類を机に投げ出し、椅子に深く腰掛けた。
「今日の検査はどうだった?」
「…勉強になりました」
蘇婉児はうつむきながら答えた。彼女の頭の中は、あの光景でいっぱいだった。女奴隷が四つん這いになり、主人の陰茎をしゃぶる姿。先輩が無表情で彼女の穴を貫く様子。
「お前、顔が赤いぞ」
先輩がからかうように言った。「まさか、興奮したのか?」
「そんな…ことは…」
「実習生のうちはみんなそうだ。慣れるさ」
先輩は煙草を取り出し、火をつけた。「女奴隷というのは、ただの所有物だ。感情を込めるべきじゃない」
蘇婉児は黙って頷いた。しかし彼女の心の中で、あの女奴隷の虚ろな目が焼き付いて離れない。同時に、あの場面を見た時の自分の身体の反応を思い出していた。
あの時、彼女の下着は確かに濡れていた。
自宅のアパートに戻った蘇婉児は、ベッドに倒れ込んだ。目を閉じると、先輩の腰の動きが脳裏に浮かぶ。陰茎が女奴隷の肉に飲み込まれていく映像が、繰り返し再生される。
「そんな…私は…」
彼女は自分の指が、知らず知らずのうちに股間へと伸びていることに気づいた。スカートの上からそっと押すと、そこはすでに湿っていた。
「いけない…これじゃ…まるであの女奴隷みたいに…」
そう思いながらも、蘇婉児は指を止められなかった。彼女の指は布越しに陰核を探り当て、ゆっくりと円を描き始める。あの検査の光景を思い出しながら、彼女は自分の吐息が徐々に荒くなっていくのを感じていた。
「あっ…あっ…」
彼女の身体が震え、小さな波が全身を駆け抜ける。その瞬間、彼女の頭の中にあの女奴隷の顔が浮かんだ。そして、自分もいつかああなるかもしれないという、背徳的な想像が膨らんでいく。
「いや…私は監督官だ…」
蘇婉児は手を止め、荒い呼吸を整えた。しかし彼女の心の奥底では、何かが確実に変わり始めているのを感じていた。
明日もまた、あの光景を見ることになる。そして彼女は、自分がそれに耐えられるかどうか、確信が持てなかった。
窓の外では、夜の闇が静かに広がっていた。