暗夜の紅い唇

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# 暗夜の紅い唇 ## 第一章 宴会での初めての出会い その夜、町で一番の高級レストラン「芙蓉閣」の個室は、華やかな照明に照らされていた。 李雪敏は鏡の前で時間をかけて化粧を施し、真っ赤な口紅を丁寧に塗った。彼女が選んだのは深い藍色のタイトなワンピースで、体の線をくっきりと浮かび上がらせていた。胸元は大胆に開き、豊かな
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宴会での初めての出会い

# 暗夜の紅い唇

## 第一章 宴会での初めての出会い

その夜、町で一番の高級レストラン「芙蓉閣」の個室は、華やかな照明に照らされていた。

李雪敏は鏡の前で時間をかけて化粧を施し、真っ赤な口紅を丁寧に塗った。彼女が選んだのは深い藍色のタイトなワンピースで、体の線をくっきりと浮かび上がらせていた。胸元は大胆に開き、豊かな谷間がのぞいている。彼女は満足げに自分の姿を眺め、口元に微かな笑みを浮かべた。

「雪敏、準備はできたか?」

夫の巩明が控えめな声で尋ねた。彼は安物のスーツを着て、どこか落ち着かない様子で立っている。

「ええ、もうすぐよ」

李雪敏は振り返り、夫を一瞥した。その目には明らかな軽蔑の色が浮かんでいたが、巩明はそれに気づかないふりをした。

「今夜は大事な客たちだ。しっかりもてなさなければ」

巩明は緊張した面持ちで言った。

「わかってるわよ。あなたこそ、ちゃんと酒を勧めるのよ」

李雪敏はそう言うと、ハイヒールを履き、優雅に部屋を出た。

芙蓉閣の個室「牡丹の間」には、すでに四人の男たちが集まっていた。沈义、郑波、邢立国、そして彭浩だ。彼らは皆、この町で名の知れた男たちだった。

李雪敏が部屋に入ると、男たちの視線が一斉に彼女に注がれた。その視線を感じながら、彼女の心臓は高鳴った。彼女はゆっくりと部屋の中央に歩み寄り、嫣然と微笑んだ。

「皆様、お待たせしましたわ」

その声は甘く、少し掠れていた。

沈义は立ち上がり、李雪敏に椅子を引いた。彼の体はがっしりとしており、元刑事隊長の貫禄があった。

「李さんのような美しい方をお待ちするのは、決して苦にはなりませんよ」

李雪敏は彼の手が自分の腕に触れる瞬間、さりげなくその手に自分の手を重ねた。沈义の体が一瞬、硬直した。

「沈さんはお上手ですね」

彼女はそう言って、彼の隣に座った。

向かい側には郑波が座っていた。彼は町の書記で、紳士的な雰囲気を漂わせている。李雪敏は彼の目が自分の胸元を一瞬、掠めたのを見逃さなかった。

「郑书记、お久しぶりですわね。お元気そうで何よりです」

「李さんも相変わらずお美しい。そのドレス、とてもお似合いですよ」

郑波は優雅にグラスを掲げた。

邢立国は煙草をくわえ、不敵な笑みを浮かべている。彼の目は明らかに李雪敏の体を舐め回すように見ていた。

「李姐さん、今夜は俺たちをがっかりさせないでくれよ」

彼の声は低く、少し野卑だった。

李雪敏は彼にウインクを送った。

「邢さんがいらっしゃるんですもの、退屈な夜になるわけがないじゃないですか」

彭浩だけは、やや居心地悪そうに座っていた。彼は刑事隊長で、真面目な性格だった。李雪敏の誘惑的な振る舞いに、彼は明らかに戸惑っているようだった。

「彭队长、どうぞお楽に。今日は仕事の話ではなく、ただの楽しい宴会ですから」

李雪敏は彼に優しく声をかけた。

巩明は給仕に酒を運ばせ、自ら全員のグラスに注いだ。

「皆様、本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。妻ともども、精一杯おもてなしさせていただきます」

彼の声は少し震えていた。

李雪敏は最初の乾杯の杯を手に取ると、立ち上がった。

「皆様、まずはこの一杯を。今日はどうぞごゆっくりなさってくださいませ」

彼女はそう言いながら、沈义のグラスに自分のグラスを触れさせた。その瞬間、彼女の指が彼の手の甲をそっと撫でた。沈义の目がわずかに見開かれた。

次に郑波に向かってグラスを掲げる時も、彼女はわざと彼の手に触れた。郑波は微かに微笑み、その手を握り返した。

李雪敏の心臓は激しく打っていた。この四人の男たちは皆、それぞれに魅力があった。沈义の落ち着いた色気、郑波の文雅な風貌、邢立国の野性的な迫力、そして彭浩の誠実そうな眼差し。彼女は想像した—それぞれの男と一夜を共にする自分を。

「李姐さん、何を考えてるんだ?」

邢立国がからかうように言った。

「え?」

李雪敏ははっとして、笑顔を作った。

「ただ、皆様とこうして過ごせる幸せを噛み締めていたんですよ」

彼女はそう言って、グラスを一気に空けた。

宴が進むにつれ、酒の勢いも加わって、場の雰囲気は次第に熱を帯びていった。李雪敏は巧みに話を回し、時にはさりげなく男たちの肩に手を置き、時には耳元で囁くような声で話しかけた。

巩明はそれを見て、複雑な表情を浮かべた。彼は妻の行動の意味をよく知っていた。心の奥底で苦しみながらも、どこかで興奮が湧き上がるのを感じていた。彼は自分に言い聞かせた—これが妻のやり方なのだ。彼女は自分の夫であることを忘れてはいない。ただ、こうすることで商売がうまくいくのだ。

「巩さん、奥様は本当に素晴らしい方だね」

沈义が巩明に話しかけた。

「は、はい。妻は…その、人付き合いが得意で」

巩明は言葉を濁し、李雪敏にもう一本酒を注文するよう促した。

李雪敏は再びグラスを手に取り、沈义に近づいた。

「沈さん、もう一杯いかがですか?」

彼女は彼の耳元に顔を寄せ、囁くような声で言った。その吐息が彼の耳にかかった。

沈义は彼女の手からグラスを受け取り、その手を握った。

「李さん、あなたは危険な女性だ」

「危険?まあ、それはどういう意味でしょう?」

李雪敏は首をかしげ、無邪気なふりをした。

「私を試しているのか?」

沈义の目が光った。

「試すだなんて…私はただ、沈さんともっと親しくなりたいだけですよ」

彼女はそう言って、椅子に戻った。

その様子を郑波が微笑みながら眺めていた。彼はグラスを弄びながら、李雪敏の一挙一動を観察している。彼女はそれに気づき、鄭波に向かってウインクを送った。

邢立国は大きな声で笑いながら、李雪敏の肩を抱こうとした。

「李姐さん、俺とも一杯やろうぜ」

「もちろんですよ、邢さん」

李雪敏は彼の腕を受け入れず、巧みにかわしながらグラスを合わせた。

白熱した宴が三時間ほど続いた後、ようやくお開きとなった。誰もがほろ酔いで、顔を赤くしている。

「本日は本当にありがとうございました」

李雪敏は玄関先で一人一人と握手を交わした。邢立国と郑波が先に車に乗り込んだ。彭浩は何か言いたげな様子だったが、結局何も言わずに去っていった。

最後に残ったのは沈义だった。

「沈さん、お車でお越しでしたよね? 私、見送りいたします」

李雪敏はそう言って、彼の腕を取った。巩明はその様子を見て、小さくため息をついたが、何も言わずに先に車に乗り込んだ。

二人は静かな廊下を歩いた。照明が薄暗く、人の気配はなかった。李雪敏はわざと沈义の体にすり寄るように歩いた。彼女の柔らかな感触が沈义の腕に伝わる。

「沈さん」

彼女は低い声で囁いた。

「また…遊びに来てくださいね。いつでも歓迎しますから」

その言葉には二重の意味が込められていた。沈义は足を止め、李雪敏の顔を見つめた。薄暗い中でも、彼女の目は潤んでいて、真っ赤な唇が艶めかしく光っていた。

「必ず…また来ます」

沈义の声は少し掠れていた。

李雪敏は微笑み、彼の手をそっと握った。

「約束ですよ」

彼女の指が彼の手のひらに何かを書き込むように動いた。それは電話番号だった。

沈义は深く息を吸い込んだ。彼の理性が警鐘を鳴らしていたが、体の奥底で燃え上がる欲望がそれをかき消そうとしていた。

「では…また」

沈义はそう言うと、振り返らずに車に向かって歩き出した。

李雪敏はその後ろ姿を、目を細めて見送った。彼女の口元には、獲物を仕留めた肉食獣のような笑みが浮かんでいた。

彼女はゆっくりと車に戻った。運転席の巩明は、何も聞かなかったふりをしてエンジンをかけた。

「楽しかった?」

巩明が静かに尋ねた。

「ええ、とても」

李雪敏は短く答え、窓の外を見つめた。街明かりが流れていく中、彼女の心はすでに次の計画でいっぱいだった。

バーへの初探索

数日後、李雪敏はスマートフォンを手に取り、郑波の番号を押した。通話がつながると、彼女は甘ったるい声で言った。「郑さん、最近町に新しいバーができたって聞いたんだけど、一度見に行ってみない?」

郑波はすぐに応じた。「李姐の誘いなら、もちろん喜んで。今週の金曜日、どうだ?」

「決まりね」李雪敏は口元に笑みを浮かべ、受話器を置いた。

金曜の夜、李雪敏は丹念に身支度を整えた。濃い目の化粧を施し、深紅の口紅が唇に鮮やかに映える。服装は胸元が大きく開いた黒のドレスで、豊かな谷間が露わになっている。彼女は足元に細いハイヒールを履き、化粧台の鏡の前でくるりと回り、満足げに微笑んだ。

バーに着くと、薄暗い照明が店内を包んでいた。紫と青のネオンが交錯し、空気には煙草と酒の香りが混ざっている。郑波はすでにバーカウンターに腰かけていて、彼女を見ると手を振った。

「李姐、今日は一段と綺麗だね」

「郑さんこそ、相変わらず男前ね」李雪敏は彼の隣に座り、体を少し寄せた。

彼らはグラスを傾け、会話を交わした。数杯の酒が進むうちに、李雪敏の頬がほんのり赤らむ。彼女は立ち上がり、郑波の手を取った。「郑さん、踊らない?」

薄暗いダンスフロアでは、数組のカップルが体を揺らしていた。李雪敏は郑波の胸にぴったりと寄り添い、腰を動かしながら彼の体に自分の体を擦りつけた。郑波の手は彼女の背中を撫で、次第に腰のあたりへと滑り落ちた。

「郑さん、上手ね」李雪敏が彼の耳元に息を吹きかける。

「李姐こそ、もっと魅力的だよ」郑波は応え、腕の力を強めて彼女をさらに引き寄せた。

二人はますます密着し、李雪敏の胸が郑波の胸に押し付けられる。彼の手は彼女の背中から腰、そして腿へと落ち着かなく動き回り、いつしかドレスの裾をまくり上げようとしていた。

バーの隅のソファに移ると、周囲の視線は薄暗さに遮られていた。李雪敏は自ら身を乗り出し、郑波の唇に自分の唇を重ねた。舌が絡み合い、二人は熱烈に口付けを交わす。郑波の手が彼女のスカートの下に忍び込む。李雪敏の体がわずかに震え、口元からは甘い喘ぎ声が漏れた。

「郑さん…もっと…」

郑波は彼女の太腿を撫でながら、指をさらに奥へと進めようとした。李雪敏は彼の首に腕を回し、密着したまま、その刺激に身を任せた。

深夜、李雪敏は家に帰った。巩明はリビングのソファで待っていた。彼は彼女の姿を見ると、すぐに立ち上がった。

「どうだった?」彼の声は緊張と興奮が混ざっている。

李雪敏はゆっくりとドレスを脱ぎ、下着だけの姿になった。彼女はソファに座り、巩明にバーでの一部始終を詳細に語った。郑波の手の感触、唇の熱さ、そしてスカートの中で何が起こったかを、彼女は誇らしげに話した。

巩明の目は異常な光を帯びていた。彼は跪き、李雪敏のパンティの染みを指でなぞると、そのまま口に含んだ。

「舐めなさい」李雪敏が命じると、巩明は従順に舌を伸ばした。彼はその淫らな液体を味わいながら、彼女を見上げた。

「続けてくれ…もっと詳しく話してくれ…」彼の声は震えていた。

李雪敏は微笑み、さらに淫らな細部を語り続けた。巩明はますます興奮し、彼女の下着を舐めながら、その想像に身を委ねた。

KTVの夜の調べ

# 第三章 KTVの夜の調べ

夜の帳が下りた町に、ネオンが妖しく輝き始める。沈义の黒い高級車は、街外れのKTV前に滑り込んだ。李雪敏はサイドミラーで自分の紅い唇を確認し、満足げに微笑んだ。

「雪敏さん、今夜はゆっくりしましょう」

沈义が運転席から彼女を見る。その目には明らかな欲望が宿っていた。

KTVの個室は薄暗く、紫と赤の照明が交錯する。ソファは深く、二人が腰掛けると自然と体が寄り添う。沈义が機械を操作し、ラブソングを予約する。

「何の曲がお好きですか?」

「沈さんが選んでください」

李雪敏は上目遣いに彼を見つめ、そっと彼の肩に頭を寄せた。彼女の髪から漂う甘い香水の香りが、部屋中に広がる。

曲が流れ始める。沈义がマイクを手に取り、少し照れくさそうに歌い始める。李雪敏は微笑みながら彼を見つめ、指先で太腿をそっと撫でる。その動きに気づいた沈义の歌声が、一瞬詰まった。

「雪敏さん、あなたは本当に…」

沈义がマイクを置き、彼女の手を握る。李雪敏はその手を離さず、むしろ強く握り返した。

「沈さん、もっと近くに来てください」

彼女は立ち上がり、優雅な動作で沈义の膝の上に座った。スカートが持ち上がり、白い太腿が露わになる。彼女の手が彼の胸に触れ、シャツのボタンを一つずつ外していく。

「あなたの心臓の音、聞こえる」

李雪敏が囁く。沈义の呼吸が荒くなる。彼の手が彼女の腰に回り、引き寄せる。

彼女は顔を沈め、彼の胸に口づけを落とした。その唇は熱く、舌先が肌を這う。沈义の体が震えた。

「雪敏さん…ここで?」

「ここだからいいんじゃないですか」

李雪敏の声は甘く、誘惑的だった。彼女は彼のズボンのファスナーに手を伸ばす。

沈义は彼女の手首を掴み、代わりに彼女をソファに押し倒した。彼の手が彼女のスカートをまくり上げ、黒いレースの下着を露わにする。彼はそのレースを強引に押しのけ、豊かな胸を揉みしだいた。

「あっ…沈さん…もっと強く…」

李雪敏の嬌声が部屋に響く。沈义は彼女の陰部に手を伸ばし、すでに濡れているのを確認する。彼は自分の欲望を解放し、一気に彼女の中に突き入れた。

「ああっ!」

李雪敏の背が反る。彼女は両脚で彼の腰を挟み、激しく動きを求める。

「義姉さん、気持ちいいですか?」

「気持ちいい!すごく気持ちいい!」

李雪敏は大声で喘ぐ。彼女の体は汗に濡れ、化粧が少し崩れていたが、それがかえって淫らな魅力を増していた。

彼女は体勢を変え、自ら上にまたがった。彼女の動きは激しく、沈义の上で腰を振り続ける。

「ああ…沈さん…あなたの…大きい…」

彼女の声はもう抑えきれず、個室の外にまで漏れそうだった。沈义は彼女の腰を掴み、さらに深く突き上げる。

何度かの絶頂の後、二人は荒い呼吸の中で抱き合った。李雪敏の太腿には白濁した液体が伝っていた。

「素敵だったわ、沈さん」

李雪敏は服を整えながら、彼に微笑みかける。化粧直しもせず、乱れた髪をそのままに、彼女は帰り支度を始めた。

「今夜は帰らなきゃ。また会いましょう」

彼女は軽く手を振り、個室を後にした。

家に着いた時、巩明はまだリビングのソファで起きていた。彼の目は妻の乱れた姿に釘付けになる。

「雪敏…その匂い…」

李雪敏は無言でスカートを脱ぎ捨て、下着もそのまま脱いで床に投げた。パンティには淫液と精液がべっとりと染み込んでいた。

巩明は震える手でその下着を拾い上げ、顔を近づける。強烈な性の匂いが鼻を衝く。彼はそれを嗅ぎ、そして舌を伸ばして舐めた。

「おいしい…」

巩明の声は震えていたが、その目は異様な輝きを放っていた。李雪敏はそれを一瞥し、冷たく笑って寝室へと消えていった。

暗闇のダンスホール

# 第4章 暗闇のダンスホール

夜の帳が下りた町はずれ、錆びた看板もろくに灯らない古びたビルの地下へ、邢立国は李雪敏の手を引いて階段を降りていった。鉄の扉を押し開けると、むせ返るような熱気と煙草の煙、そして耳をつんざくような重低音が一気に押し寄せてくる。

「ここが、噂の…」

李雪敏の言葉は音楽に飲み込まれた。目を凝らしても、数メートル先すら見えないほどの暗闇が広がっている。ところどころで微かに光る携帯電話の画面が、まるで闇夜の蛍のように揺れていた。

「そうだ。この町で一番ヤバい店だ。俺の庭みたいなもんさ」

邢立国は得意げに笑い、李雪敏の腰を乱暴に引き寄せた。彼の大きな手が、彼女の豊かな臀部を力強く揉みしだく。

「んっ…邢哥、乱暴ね」

「乱暴がお好きなんだろ?この淫乱女」

耳元で囁く声は低く掠れていた。李雪敏は背筋が震えるような快感を覚えながら、彼の胸に両手をついて体をくねらせた。

「あんたはいつもそう…」

彼女の唇が邢立国の首筋に這う。彼は大柄な体で彼女を押し込むようにして、薄暗い壁際のソファへと導いた。誰かの飲みかけの酒がテーブルに置かれているのも構わず、彼は李雪敏を押し倒した。

「おい、今夜はちゃんと声を殺せよ。ここには俺の手下も何人か来てるからな」

「ふふ…人前のほうが興奮するのよ」

李雪敏は挑発的に笑い、自らスカートをまくり上げた。濃いピンクのストリングパンティが暗闇に浮かび上がる。

「このクソ淫乱が」

邢立国は荒々しく彼女のパンティを横にずらすと、ジッパーを下ろして硬く膨れ上がったものを取り出した。前触れもなく、一気に深く突き入れた。

「ああっ!」

李雪敏の口から悲鳴が漏れかけた。彼女は必死に邢立国の肩に噛みついて声を殺す。彼の肩に食い込む歯の感触に、邢立国はますます興奮した。

「どうした?噛みつきたいだけ噛めよ。その代わり、俺は思い切り犯してやるからな」

彼の腰の動きが速くなる。音楽のビートに合わせて、彼女の体は激しく揺さぶられた。暗闇の中、周りからは何人もの視線を感じる。それすらも李雪敏の興奮を高めた。

「邢哥…もっと…強く…」

「淫らな女め。お前の黒いマンコがたまらねえんだよ」

彼は腰の動きをさらに激しくしながら、耳元で卑猥な言葉を囁き続けた。李雪敏は足を彼の腰に絡め、自らも腰を動かして応える。

「お願い…兄貴…私を…イかせて…」

その声は切なく、しかし確かな愉悦を含んでいた。邢立国は彼女の命令に従うように、最奥を何度も強く突き上げた。李雪敏の体が痙攣する。彼女の爪が彼の背中に食い込み、息が荒くなった。

「一緒に…いけ…」

邢立国もまた、彼女の体内で熱いものを全て放出した。二人は暗闇の中でしばらく重なり合い、荒い息を整えていた。

店内の音楽が激しいダンスナンバーに変わった。邢立国はゆっくりと体を起こし、ジッパーを上げた。

「今夜は満足したか?李姐」

「こんなの、まだ序の口よ」

李雪敏はスカートを直しながら、色っぽい笑みを浮かべた。彼女のパンティはすでにぐっしょりと濡れていた。

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午前二時を過ぎて、李雪敏は自宅のドアを開けた。玄関の灯りがついている。巩明がソファで待っていたのだ。

「おかえり…」

巩明の声はどこか興奮しているようだった。彼の視線は李雪敏の脚に注がれている。

「ただいま。あなた、まだ起きてたの?」

李雪敏はわざとらしく大きな欠伸をしながら、パンティを伝う熱い感触を確かめた。彼女は気だるそうにソファに腰掛けると、スカートの裾を整えもせずに脚を組んだ。

「今日は遅かったね…どこに?」

「友達と食事してただけよ」

彼女はそっけなく答えながら、バッグからハンカチを取り出すふりをして、わざと膝の上に置いたパンティを巩明の視界に入れた。黒いストリングパンティは、明らかにびしょ濡れになっていた。

巩明の喉がゴクリと鳴った。彼は躊躇いながらも、妻の濡れたパンティに手を伸ばした。

「雪敏…これ…」

「汚れたから新しいのを出そうと思ってたの。でももういいわ、どうせ洗うんだし」

李雪敏は優雅に立ち上がると、脱衣所へ向かった。パンティを洗面台に置き、シャワーを浴び始める。

後ろから、巩明がこっそりと近づいてくる気配がした。李雪敏は口元に笑みを浮かべながら、シャワーの湯を体に浴びせ続けた。

しばらくして浴室から出ると、洗面台に置いてあったパンティがなくなっている。李雪敏は何も言わず、バスローブを羽織って寝室へ向かった。

そこには、枕元に跪いて彼女のパンティを舐めている巩明の姿があった。彼は夢中になって、妻の残した体液を全て味わおうとしている。

「巩明、あなた…何してるの?」

李雪敏はわざと驚いたふりをした。巩明は顔を上げると、涙ぐんだような目で彼女を見上げた。

「雪敏…お前の匂いが…最高だ…」

「気持ち悪い人ね」

そう言いながらも、彼女の声には非難の色はまったくなかった。むしろ、賞賛さえ混じっている。

巩明はパンティを大事そうに握りしめながら、震える声で言った。

「雪敏…次は…もっと遅く帰ってきていいからな…」

李雪敏は、思わず笑みがこぼれるのを抑えきれなかった。彼女は優雅にベッドに腰掛け、夫を見下ろした。

「そう?なら…今夜みたいに、また遅くなるかもしれないわね」

「ああ、それでいい。それで…お前が楽しめるなら…」

巩明の目は虚空を見つめていた。彼の頬には、一種恍惚とした表情が浮かんでいる。

李雪敏はバスローブを脱ぎ捨て、真っ裸になるとベッドの上で優雅に寝返りを打った。今夜もまた、彼女は自分を欲望のままに生かすことを楽しんだ。

暗闇の中で暴かれた肉体も、夫の歪んだ愛情も、すべては彼女の掌の上で踊らされているのだ。

李雪敏は天井を見上げ、深い満足感に包まれながら目を閉じた。彼女の唇の端には、冷ややかな勝利の笑みが浮かんでいた。

外では町の明かりが次第に消え、やがて深い夜の闇だけが残された。だが李雪敏の中では、淫らな炎が決して消えることなく燃え続けている。彼女の唇は紅く、夜の闇の中でなお一層鮮やかに輝いていた。

そう、彼女は決して貞淑な女将ではない。暗い闇の中で体を開き、男たちに欲情され、踏みにじられることを切望しているのだ。その倒錯した欲望こそが、彼女の生きる力の源だった。

刑事の葛藤

# 第五章: 刑事の葛藤

夕暮れが街を包み込み、彭浩は制服の襟元を直しながら宝くじ店の前に立っていた。彼の任務は単純だった——この地区のパトロールルートを確認するため、立ち寄っただけだ。

しかし、彼の足取りは重かった。

「彭隊長、いらっしゃい」

李雪敏の声が甘く響く。彼女はカウンターの向こうから立ち上がり、体をひねるようにして彼に近づいた。今日彼女が着ているのは、薄いグレーのシフォンワンピース。胸元が深く開き、歩くたびに布地が揺れて、その下の曲線が浮かび上がる。

「こんにちは、李さん。宝くじを何枚か買いに来ました」

彭浩は努めて事務的な口調で答えたが、彼の視線は自然と彼女の顔の周りをさまよっていた。

「そんな固いこと言わないで。水でもどうぞ」

李雪敏は冷蔵庫からペットボトルを取り出し、彼に差し出した。その瞬間、彼女の指が故意に彼の手に触れた。彭浩は一瞬、指先に走る感触に心臓が止まりそうになった。

「ありがとうございます」

彼は水を受け取ると、急いでカウンターから離れた。

「また来てくださいね、彭隊長。いつでも歓迎しますから」

李雪敏の声が背後から追いかけてくる。彭浩は返事もせずに店を出たが、店のドアが閉まる音とともに、彼の耳に彼女の軽やかな笑い声が聞こえたような気がした。

それから一週間、彭浩はわざと宝くじ店から遠回りして通勤していた。しかし、ある夕方、任務でどうしてもその通りを通らなければならなくなった。彼が店の前を早足で通り過ぎようとしたとき、李雪敏が店の外で待っていたように現れた。

「彭隊長!」

彼女の声に、彭浩は足を止めずにはいられなかった。

「今、お時間ありますか?ちょっとお話ししたいことがあるんです」

李雪敏は優しく微笑みながら近づいてきた。彼女の目はわずかに濡れ、頬は夕焼けに染まっていた。

「何の用ですか?」

彭浩は警戒しながら尋ねた。

「川辺を散歩しながら話しませんか?ここよりは誰にも聞かれませんから」

李雪敏は彼の腕に手を絡めようとした。彭浩は慌てて半歩後退したが、彼女の指はすでに彼の袖口を掴んでいた。

「わかりました。少しだけなら」

彭浩は仕方なく頷いた。

二人は川辺の小道を歩き始めた。夕日が水面を金色に染め、柔らかな風が川面を揺らしていた。李雪敏のシフォンワンピースが風に舞い、何度も彼の脚に触れた。

彭浩は必死に前だけを見ようとした。しかし、横目で見える彼女の姿——薄い布地が夕日を透かして、彼女の体の線を浮き彫りにしている——から目をそらすことができなかった。

「彭隊長は、私のことをどう思いますか?」

李雪敏が突然尋ねた。

「刑事として、ただの住民としてしかお答えできません」

彭浩は声を震わせながら答えた。

「刑事として?では、今は刑事をやめて、一人の男として答えてください」

李雪敏は立ち止まった。そして彼の正面に回り、両手を背中で組んで彼を見上げた。

「あなたは本当に面白い人ですね。いつもそんなに真面目で」

彼女の声が低くなる。

「まるで、何かを怖がっているみたい」

彭浩は応答に窮した。その瞬間、李雪敏が突然彼の手を掴んだ。

「彭隊長、私の鼓動を感じて」

彼女の声は囁くように甘く、息が彼の頬に触れた。

彼女が彼の手を自分の胸の上に導く。彭浩の指の下で、布地の向こうから鼓動が伝わってくる。速く、強く、規則正しく。

「李さん、そんなことをしてはいけません」

彭浩の声はかすれていた。彼の手は震え、彼女の体を押しのけることも、引くこともできなかった。

「なぜ?あなたが好きだからです。私の体も、心も、あなたに触れてほしい」

李雪敏は彼の手を離さず、むしろさらに強く押し付けた。

「あなたの手がこんなに震えている。怖いんですか?それとも…興奮しているんですか?」

彭浩の血が沸騰するように熱くなった。彼の理性が警鐘を鳴らす——彼は刑事だ。任務がある。妻も子供もいる。この女性に惑わされてはいけない。

しかし、彼の体はすでに彼の意志に逆らっていた。

「雪敏…」

彼は初めて彼女の名前を呼んだ。その声は低く、苦しみに満ちていた。

その瞬間、李雪敏は彼の首に腕を絡め、自分の唇を彼の唇に重ねた。

彭浩の頭の中で何かが切れた。

彼は彼女を力強く抱きしめ、そのまま川辺の大きな木の幹に押し付けた。彼の唇は彼女の唇を噛むように絡め、舌を彼女の口の中に侵入させた。

「雪敏、君はこんなことをすべきじゃない」

彼は彼女の耳元で囁いた。しかしその言葉とは裏腹に、彼の指は彼女の背中のファスナーを下ろしていた。

「彭さん、好きよ」

李雪敏がそれに応える。

彼女の声は甘く、濡れていた。

彭浩は彼女のシフォンワンピースの肩紐を下ろした。薄い布地が彼女の肩から滑り落ち、夕日に照らされた彼女の肌が金色に輝いた。彼の指が震えながら彼女の下着のホックを外す。

「ここで…」

李雪敏がかすかに呻く。

「誰も来ない」

彭浩はそう答え、彼女を草の上に押し倒した。

川のせせらぎが遠くで聞こえる。風が草を揺らしていた。しかし二人の耳には、互いの息遣いしか聞こえなかった。

彭浩は彼女のワンピースを完全に脱がせると、自分のシャツのボタンを一つ一つ外した。彼の筋肉質な上半身が夕日の中で浮かび上がる。

「見せて…全部見せて」

李雪敏の声が震えるように甘い。

彼は彼女の上に覆いかぶさると、彼女の体の隅々まで指でなぞった。彼女の首筋、胸のふくらみ、腰のくびれ、太腿の内側——彼の指が触れるたびに、彼女の体がかすかに震えた。

「ここが君の弱点か」

彼が彼女の耳の後ろを舐めると、李雪敏は声を上げて喘いだ。

「やめて…そこは感じすぎて…」

しかし彼女の言葉とは裏腹に、彼女は彼の腰に脚を絡め、彼の体をさらに引き寄せた。

彭浩は彼女の脚を開き、ゆっくりと彼女の中に入った。

「ああっ!」

李雪敏の声が川辺に響き渡る。

彼の動きは最初はゆっくりだったが、徐々に激しくなる。彼女の喘ぎ声も大きくなり、草の上で彼女の体が激しく揺れた。

「もっと…もっと…」

彼女の爪が彼の背中を引っ掻く。

彼は彼女の腰を抱え上げ、自分の動きに合わせて彼女の体を突き上げた。そのたびに彼女の胸が激しく揺れ、彼の視線はその動きに釘付けになった。

「彭さん…あなたの…好き…」

李雪敏の言葉は断片的になる。

彼は彼女の唇を塞ぎ、彼女の舌と絡めながら、さらに激しく腰を動かした。

川辺に響く水音に混じって、彼女の喘ぎ声が風に乗って広がっていく。

夕日が完全に沈み、空が紫色に変わるまで、二人は草の上で狂ったように絡み合っていた。

やがて全てが終わり、彭浩は隣に横たわる李雪敏を見つめた。彼女の裸体は星明かりに照らされ、柔らかく輝いていた。彼女の目は閉じられ、唇はわずかに開き、胸が静かに上下している。

「私は…最低だ」

彭浩は天を仰いで呟いた。

李雪敏が目を開け、彼の方を向く。

「違うわ。あなたはただ、自分の欲望に正直になっただけよ」

彼女の指が彼の胸の上をなぞる。

「それのどこが悪いの?」

彭浩は答えなかった。彼の心は、刑事としての正義感と、男としての欲望の間で激しく葛藤していた。

彼はゆっくりと立ち上がり、服を着始めた。

「もう来ないほうがいい」

「そんなこと、言わないで」

李雪敏も立ち上がり、ワンピースを羽織った。彼女は彼の背後に回り、彼の背中に自分の体を寄せた。

「また会える日を楽しみにしてる」

彼女の声は確信に満ちていた。

彭浩は振り返らずに川辺を去った。彼の背中は、月明かりの中で孤独に映っていた。

李雪敏は彼の後ろ姿を見送り、唇の端に笑みを浮かべた。

「また来るに決まってる」

彼女は自分の胸元を整えながら、そう呟いた。

月が昇り、川面に銀色の光を散らしていた。夜風が草の匂いを運び、川辺の芝生には、二人の情事の痕跡だけが静かに残っていた。

四角関係の駆け引き

# 第六章:四角関係の駆け引き

李雪敏の日々はますます忙しくなっていた。午後三時を過ぎれば、彼女のスマートフォンは絶え間なく鳴り続ける。

「もしもし、沈さん?ええ、今夜のKTV、楽しみにしてるわ」

「郑书记、ごめんなさいね、明日の夜なら大丈夫よ」

「邢さん、明後日のダンスホール、約束忘れないでね」

彼女は化粧台の前に座り、鏡の中の自分に微笑みかけた。口紅を丁寧に塗り直し、アイラインを引き直す。その一挙手一投足には、熟練した誘惑者の余裕が漂っていた。

巩明はいつものようにリビングのソファに座ってテレビをつけていたが、目は画面ではなく、寝室のドアに向いていた。妻が出かける準備をする物音を聞きながら、彼の心臓は奇妙な高鳴りを覚える。

「今夜も遅くなるの?」

彼はわざと平静を装って尋ねた。李雪敏が寝室から現れると、彼女は鮮やかな赤いドレスを身にまとい、胸元が深く開いていた。

「ええ、沈さんが新しいKTVに連れて行ってくれるのよ。あなたも一緒に来る?」

李雪敏は夫の顔を覗き込みながら、わざとらしく首をかしげた。彼女の目には、からかうような光が宿っている。

「いや、俺は…店があるし」

巩明はうつむいた。彼の頬がほんのり赤くなるのを、李雪敏は見逃さなかった。

「そう?じゃあ、行ってくるわね」

彼女はバッグを手に取り、ハイヒールの音を響かせて玄関に向かった。ドアが閉まる音と同時に、巩明は深く息を吐いた。彼は立ち上がり、窓辺に歩いていった。妻がタクシーに乗り込む姿を見送りながら、彼の口元には複雑な笑みが浮かんでいた。

---

その夜、KTVの個室は紫の照明に包まれていた。沈义はソファに深く腰かけ、ウイスキーのグラスを傾けながら李雪敏の隣に座っている。

「雪敏さん、このお店、初めて来たんだ。雰囲気はどう?」

沈义は彼女の肩に手を回しながら尋ねた。彼の指が彼女の腕を優しくなでる。

「素敵ね。でも、あなたと一緒ならどこだって楽しいわ」

李雪敏は甘ったるい声で答え、彼の膝に手を置いた。その手が少しずつ太ももの内側へと滑り込んでいく。沈义は息を呑み、グラスをテーブルに置いた。

「あんたは…ほんとに手ごわいな」

「ふふ、そういうの、好きなくせに」

二人の唇が重なろうとしたその時、スマートフォンが震えた。李雪敏は画面を一瞥し、口元に笑みを浮かべた。

「郑さんからだわ」

「今、それどころじゃないだろ」

「ちょっと待ってて」

彼女は通話ボタンを押した。郑波の低く甘い声が耳に響く。

「雪敏、明日の夜、新しいバーがオープンするんだ。一緒に行かないか?」

「もちろんよ。楽しみにしてるわ」

「よし、七時に迎えに行く」

通話を切ると、李雪敏は沈义に向き直った。彼は少し不機嫌そうな顔をしていたが、彼女は気にせずに彼の首に腕を絡めた。

「ヤキモチ?」

「まさか。ただ…俺だけのものじゃないって思い知らされるのは、ちょっと複雑だ」

「それがあなたをより燃え上がらせるんじゃない?」

李雪敏は彼の耳元でささやき、彼の耳たぶを軽く噛んだ。沈义の身体がピクリと動いた。

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翌日の夜、郑波は李雪敏を新しくオープンしたバーに連れて行った。薄暗い店内はジャズが流れ、大人の雰囲気に包まれている。

「ここ、いい感じね」

李雪敏はカウンターに座り、郑波の隣で微笑んだ。彼は黒いシャツにジャケットを羽織り、いつものようにハンサムだった。

「君にぴったりの場所だと思ってね」

郑波は彼女にマティーニを注文し、自分のグラスと軽くぶつけた。グラスの縁越しに、彼女の目は男を誘惑する光を放っている。

「郑书记は、いつも私を素敵な場所に連れて行ってくれるわね」

「書記って呼ばれるのは仕事中だけでいいよ。今はただの…男だ」

彼は彼女の手を取り、指を絡めた。李雪敏はうつむきながらも、その手を離さなかった。

「あなたって、不思議な人ね。仕事は堅物なのに、プライベートはこんなにロマンチックなんだから」

「それは、君が特別だからだよ」

郑波の言葉に、李雪敏の心臓は少し跳ねた。彼女は自分の感情を冷静に分析する。この男は危険だ。他の男たちとは違う、何かを持っている。しかし、その危険さが逆に彼女を興奮させた。

その時、バーの入り口に影が差した。李雪敏は何気なく視線を向けて、固まった。

そこには、邢立国が立っていた。彼もまた、このバーに来ていたのだ。彼の目はすでに李雪敏と郑波の姿を捉えていた。

「おやおや、これは偶然だな」

邢立国は大股で歩いてきて、李雪敏の隣の席に座った。彼の身体からは強い酒の匂いと、男の野性味が漂っている。

「邢さん、奇遇ね」

李雪敏はすぐに平静を取り戻し、優雅に微笑んだ。郑波はわずかに眉をひそめたが、何も言わなかった。

「奇遇ってレベルじゃねえよ。俺の女が他の男と飲んでるんだ、気分がいいわけねえだろ」

邢立国の言葉はストレートだった。彼は李雪敏の腰に手を回し、ぐいと自分の方に引き寄せた。

「ちょっと、邢さん」

「何だよ、郑书记。この女、お前の女か?違うだろ。彼女は誰のものでもない。そうだな、雪敏?」

李雪敏は二人の男の間で、密かにスリルを味わっていた。彼女はゆっくりと邢立国の腕をほどき、立ち上がった。

「二人とも大人なんだから、喧嘩はやめて。今日は私がいるんだから、楽しくやりましょ」

彼女はバーテンダーに新しいボトルを注文し、グラスを三つ並べた。そして、両方の男にウイスキーを注ぎ、自分も手に取った。

「乾杯」

彼女の口元には、獲物を玩弄する女の笑みが浮かんでいた。

---

数日後、ある食事会の席。李雪敏はあえて、四人の男を同時に招待した。沈义、郑波、邢立国、そして彭浩。円卓の席順は彼女が決めた。右隣に沈义、左隣に郑波、向かいに邢立国、その隣に彭浩。

「今日はどういう風の吹き回しだ?」

邢立国が疑わしげに尋ねた。彼の目はテーブルの上の料理よりも、李雪敏のVネックのブラウスの隙間に向いていた。

「たまにはみんなで集まるのもいいかと思って。あなたたち、それぞれお世話になってるし」

李雪敏は箸を手に取り、菜を口に運んだ。その動作は優雅で、どこか色っぽい。

沈义は黙って酒を飲んでいた。郑波は李雪敏の一挙一動を観察するように見つめている。邢立国はイライラしながら煙草に火をつけた。彭浩だけが、どこか居心地悪そうに、酒のグラスを回していた。

「彭队长、あまり緊張しないで。ただの食事会よ」

李雪敏は彭浩に向かって微笑んだ。彼は無理に笑顔を作ったが、その目は複雑だった。

食事が半ばに差し掛かった時、李雪敏の足が静かに動き始めた。テーブルの布の下で、彼女はハイヒールを脱ぎ、素足で沈义の脚を撫でた。沈义の身体が微かに震え、彼は彼女の方を向いた。

李雪敏は何事もなかったかのように鄭波と話を続けている。しかし、彼女の目線は確かに鄭波の目を捉え、その瞳の奥に熱を宿らせていた。

「郑书记、この前のバー、本当に素敵な場所でしたね。また行きたいわ」

「いつでも歓迎するよ。今週末はどうだ?」

「ええ、ぜひ」

その間も、彼女の足は沈义の脚の間を這い回っている。沈义は呼吸が浅くなり、彼はもう食べるどころではなかった。

邢立国はその異変に気づいた。彼は李雪敏の顔をじっと見つめ、その目線と足の動きから、何が起きているかを察した。

「おい、雪敏。何か隠してるんじゃねえか?」

「何も隠してないわよ。ただ、みんなと楽しく過ごしたいだけ」

李雪敏は悪びれずに答えた。彼女の足はさらに大胆になり、沈义の腿の付け根を踏みつけるように撫でた。沈义は思わず息を呑み、手に持ったグラスを落としそうになった。

巩明はその様子を、少し離れた席から見ていた。彼は妻が四人の男と食事をすることを快く承諾し、むしろ積極的に促したのだった。今回もそうだ。

「雪敏、俺、店の用事を思い出した。先に失礼するよ」

巩明は立ち上がり、コートを手に取った。李雪敏はちらりと夫を見て、軽くうなずいた。

「そう?気をつけて帰ってね」

巩明は早足で席を離れた。ドアを出る直前、彼は振り返って妻の姿を一目見た。李雪敏はすでに他の男たちに囲まれ、楽しそうに笑っていた。その光景に、巩明の胸は締め付けられると同時に、奇妙な興奮を覚えた。

巩明が去ると、李雪敏の態度は一変した。彼女はグラスを手に取り、席を立った。

「さあ、みんな、こっちの個室に移動しましょ。もっとゆっくり飲みたいわ」

彼女は先に立って、隣の個室へと歩いていった。四人の男たちは互いに顔を見合わせたが、それぞれ異なる思惑を胸に、彼女の後に続いた。

個室は赤いソファと薄暗い照明が、さらに官能的な雰囲気を醸し出している。李雪敏は中央のソファに腰かけ、両手を広げた。

「さあ、こっちにおいで」

まず動いたのは邢立国だった。彼は大股で歩み寄り、李雪敏の隣にどかっと座った。そして、彼女の腰を抱き、無理やり自分の膝の上に引き上げた。

「ちょっと、邢さん!」

「黙ってろ。俺がやりたいようにやる」

邢立国は彼女のドレスの裾をまくり上げ、その太腿に手を這わせた。李雪敏は抗議の声を上げたが、その目はむしろ楽しそうだった。

沈义と郑波は、その光景をソファから見つめていた。沈义はウイスキーのグラスを傾け、口元に苦笑を浮かべている。郑波は腕を組み、観察するようにその様子を見守っている。

「おい、お前らも来いよ。一人だけずるいだろ」

邢立国が二人を手招きした。沈义は笑いながら立ち上がり、李雪敏の隣に座った。郑波もまた、ゆっくりと近づいてきた。

「三人に囲まれるなんて、私、幸せ者ね」

李雪敏は邢立国の首に腕を絡め、そのまま彼の上で腰を動かし始めた。邢立国の呼吸が荒くなる。沈义は彼女の背中に手を回し、キスをしようとした。郑波は少し離れた位置から、その様子をじっと見つめている。

部屋の中は、酒と香水と汗の匂いが混ざり合い、濃密な空気に包まれていた。

その時、部屋の隅で一人黙っていた彭浩が、立ち上がった。

「俺は…これで失礼する」

彭浩は背筋を伸ばし、出口に向かおうとした。李雪敏はすぐに気づき、邢立国の腕を振りほどいて立ち上がった。

「彭さん、待って」

彼女は彭浩の腕を掴み、個室の隅へと連れて行った。他の男たちは、その様子を面白そうに見ている。

「彭さん、怒ったの?」

李雪敏は上目遣いに彼を見上げた。その目にはいつもの勝ち気な光はなく、むしろか細い少女のような無邪気さが宿っていた。

「怒ってなんかない。ただ…俺のいる場所じゃないと思っただけだ」

「そんなことないわ。あなたは特別なんだから」

彼女は彼の胸に手を当て、その上で指を滑らせた。彭浩の心臓が速く打っているのが、彼女の手に伝わってくる。

「俺は刑事だ。お前のしてることが、どういうことかわかってるのか?」

「わかってるわ。でも、私はあなたに会いたいの。他の人とは違う、あなただけが特別なのよ」

李雪敏の声は甘く、そして切実だった。彼女はつま先立ちになり、彭浩の耳元でささやいた。

「彭さん、あなたが一番好きよ」

その言葉は、彼女の口から何度も出てきた言葉だった。しかし、彭浩の耳には、それが真実のように響いた。彼の理性を縛る鎖が、少しずつ緩んでいくのを感じた。

「…そんな言葉、信じられるか」

「信じてくれなくていいわ。ただ、これだけは覚えておいて」

李雪敏は彼のネクタイを掴み、自分の方に引き寄せた。そして、彼の唇に自分の唇を重ねた。

彭浩の身体が固まった。彼は一瞬、彼女を突き放そうとしたが、その腕は途中で動きを止めた。代わりに、彼の手は彼女の腰に回り、優しく抱きしめていた。

キスは長く続いた。周りの男たちが囃し立てる声も、遠くに聞こえるだけだった。

唇を離した時、彭浩の目には葛藤と欲望が入り混じっていた。彼は何かを言おうとして、結局何も言わなかった。

「また会おうね、彭さん」

李雪敏は彼の胸をそっと押し、個室の外へと促した。彭浩は一歩、また一歩と後退しながら、彼女の顔を見つめていた。そして、ついに背を向けて、ドアの向こうへ消えていった。

個室の中に、再び三人の男と一人の女が残された。李雪敏は振り返り、赤いドレスの裾をひるがえして、ソファに戻った。

「さあ、続きをやりましょ」

彼女の笑顔は、夜の闇よりも深く、そして紅い唇は、血よりも鮮やかに輝いていた。

邢立国は彼女を再び膝の上に抱き上げ、沈义は彼女の脚に手を伸ばし、郑波はゆっくりと煙草の煙を吐き出しながら、そのすべてを眺めていた。

夜は、まだ始まったばかりだった。

深夜の帰宅遅れ

# 第七章 深夜の帰宅遅れ

午前二時を過ぎた街は静まり返っていた。宝くじ店の二階にある部屋の窓から、かすかな明かりが漏れている。

巩明は居間のソファに座っていた。テレビは消えたまま。手にはスマートフォン。彼の目は画面に釘付けになっていた。

彼の指は震えていた。三十分前、李雪敏から送られてきた動画。彼は何度もそれを見返していた。

「旦那さん、私がどれだけ淫らか見て」

画面の中の李雪敏は、KTVの個室にいた。薄暗い照明。カラオケのバックミュージックがかすかに流れている。

彼女の後ろには郑波が立っていた。彼の手は彼女の胸のふくらみを包み込んでいる。もう一人——沈义が前方から彼女のスカートの中に手を差し入れていた。

「巩明、見てる?」李雪敏の唇が歪む。「お前の妻が、今こんな風に——」

郑波が彼女の首筋に顔を埋め、舌を這わせる。沈义は彼女の腰を引き寄せていた。

巩明の呼吸が荒くなる。彼はスマホを両手で握りしめ、画面に顔を近づけた。

「ああ——雪敏——」

彼はズボンのファスナーを下ろした。手が動く。目は画面から離せない。

動画の中で李雪敏が声を上げる。「あっ——もっと——もっと強く——」

巩明の腰が揺れる。舌を出し、スマートフォンの画面を舐めた。

「雪敏——お前——お前のそういうところが——」

彼の手の動きが速くなる。

画面では李雪敏がよがりながら、カメラに向かって中指を立てた。「お前なんかに——私の全部は見せられない——」

巩明の体が震えた。彼はスマホを落としそうになりながら、必死にそれを受け止めた。

「はあ——はあ——」

部屋には彼の荒い息遣いだけが響く。

---

朝。眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込む。

巩明はソファでうつ伏せになっていた。テーブルの上には、空の酒瓶。彼はほとんど眠れていなかった。

鍵の開く音。

「ただいま」

李雪敏が玄関に立っていた。彼女の髪は乱れ、化粧も崩れかけている。イブニングドレスの裾はよれていた。首筋には何か跡——紅い吸い跡がいくつも並んでいる。

巩明は慌てて立ち上がった。彼の目はすぐに彼女の脚の間に吸い寄せられる。

「お、おかえり——」

「ふん」李雪敏は彼を一瞥し、ヒールを脱ぎ捨てた。「何見てるんだ?」

「い、いや——ただ——」

「何がただだ。来い」

李雪敏は寝室に向かって歩き出す。巩明は後ろに続いた。

寝室の中。李雪敏は振り返り、両腕を広げた。

「脱がせろ。お前の役目だろ?」

巩明の喉が鳴る。彼は震える手で彼女のドレスのファスナーを下ろした。

ドレスが床に落ちる。彼女の乳房——下着もつけずに露わになっている。彼の目はさらに下へ。黒いレースのパンティ。

彼の息が止まった。

パンティの表面——精液が染み込み、垂れ落ちそうになっていた。

「どうした?見たいんだろ?」

李雪敏は腰をひねる。彼女はパンティを脱ぎ、巩明の顔に投げつけた。

「ほらよ」

巩明は震える手でそれを受け取った。精液の生暖かい匂い。彼はそれを鼻に近づけ、深く吸い込んだ。

「ああ——」

「舐めろ」

巩明は舌を出した。精液の味——苦いようで、それでいて甘いような。彼は必死に舐めた。

李雪敏は彼を見下ろし、嘲笑を浮かべた。

「この緑のカメ野郎、満足した?」

巩明はうつむいたまま、うなずく。

「雪敏——お前は——もっと——」

「何?」

「もっと——遊んでこい——俺のためにもっと——」

李雪敏の笑い声が響く。

「あんた、本物の変態だな」

彼女は彼の顔を蹴った。巩明は後ろに倒れる。

李雪敏はベッドに横たわり、天井を見上げた。

「昨夜な——あの二人——すごかったぞ」

巩明は床にひざまずき、彼女の話を待つ。

「郑波がまず入れてきた。後ろから。沈义は前で——」

彼女の言葉は続く。彼女はその光景を思い出していた。

---

KTVの個室。薄暗い照明の中。李雪敏はテーブルに両手をついていた。

「ああ——もっと——」

郑波が後ろから彼女の腰を掴む。彼の腰が動くたびに、彼女の体が揺れる。

「雪敏——お前——最高だ」

前では沈义が彼女の髪を掴んでいた。彼のものが彼女の唇の前に迫る。

「開けろ」

李雪敏は素直に口を開けた。

三つの影が一つに重なる。部屋に響くのは、股間のぶつかる音。水のぬめる音。彼女の喘ぎ声。

その瞬間だけ——彼女は何もかも忘れていた。ド派手な義理の仮面。気品ある女将の顔。夫の前での優しい妻。

すべてかなぐり捨てて、彼女はただの女になっていた。

「もっと——もっとくれ——」

---

「——それで、今朝までやってた」

李雪敏は話を終えた。彼女はベッドに仰向けに寝そべっている。目は虚ろ。

巩明は床に座り込んでいた。彼の手にはまだ彼女のパンティが握られている。

「雪敏——」

「もういい。もう寝る。お前はあっち行け」

「でも——」

「うるさい」

李雪敏は体を丸める。彼女はもうすぐ眠りに落ちようとしていた。

巩明は立ち上がり、部屋から出ていく。彼の手の中のパンティ——彼はそれを見つめ、そっと自分の頬に当てた。

「ありがとう——雪敏——」

廊下に、彼のつぶやきが消えていった。

バーでの集団プレイ

# 第8章 バーでの集団プレイ

夜の帳が下りた町の片隅にある高級バー「夜来香」は、青みがかった照明が店内を包み込み、重厚なソファと落ち着いた木目調のインテリアが大人の雰囲気を醸し出していた。個室「牡丹の間」は、防音ガラスで外界から遮断され、内部の灯りは橙色にぼんやりと揺れている。

李雪敏は黒いシルクのキャミソールドレスを身にまとい、細い肩紐が鎖骨を優しく撫でていた。胸元のV字カットは深く、豊かな谷間が惜しげもなく露わになっている。ドレスは腰でぴったりと締まり、その曲線は男たちの視線を釘付けにした。彼女はゆっくりと四人の男の真ん中に腰を下ろした。

「さあ、今夜はゆっくり楽しみましょうよ」

李雪敏の声は甘く、かすれていた。彼女はまず右側の沈义に向き直った。沈义は45歳だが、刑事隊長出身の頃の鍛え上げた体躯は衰えず、スーツの下に力強い筋肉が張りつめている。彼の眼差しは落ち着いてはいたが、李雪敏の体を舐めるように見つめていた。

「沈さん、元刑事のあなたにこういう場所は退屈かしら?」

李雪敏が囁くように言うと、沈义は低い声で笑った。

「退屈なはずがないだろう。君がいるなら、どこだって面白い」

その言葉に、李雪敏は満足げに唇を歪め、彼の頬に手を伸ばした。彼女の指は彼の顎をそっと撫で、そのまま顔を近づけて深いキスをした。舌が絡み合い、沈义の手が自然に彼女の腰に回る。その間も、李雪敏の左手は彼の股間に滑り込み、固くなった部分を優しく撫で始めた。

「おっと、もうそんなに立ってるわね」

彼女はくすくす笑いながら、左足を郑波の腿の上に乗せた。郑波は鎮政府の書記で、40歳前後、長身痩躯の優男だ。銀縁の眼鏡の奥の目は、表面上は端正だが、今は欲望の色が滲んでいる。李雪敏の足が彼の腿を這い上がると、彼の呼吸が微かに乱れた。

「雪敏さん、今日は一段と積極的だね」

郑波が苦笑しながら言うと、李雪敏は首を振って彼の耳元に唇を寄せた。

「だって、今日は特別なんだもの。あなたたちみんなと一緒にいられるなんて、夢みたいでしょ?」

その言葉に、邢立国が突然手を伸ばした。彼は社会のボスらしく、派手な金のネックレスに短髪、眼つきは野性的で粗暴だ。彼の大きな手が容赦なく李雪敏の胸の谷間を鷲掴みにした。

「おい、俺のことは無視か?」

邢立国の声は低く、威圧的だった。李雪敏は一瞬驚いたが、すぐに笑みを深くした。

「邢さんは相変わらず強引ね。でも、私はそういうの、嫌いじゃないのよ」

彼女は自ら胸を押し出すようにして、邢立国の手に体重を預けた。彼の指が敏感な頂点を摘まむと、彼女の体が微かに震えた。その様子を、ソファの隅で酒を飲んでいた彭浩が複雑な目で見ていた。彼は38歳、現役の刑事隊長で、背が高く筋肉質だが、今は酒の勢いで頬が赤く染まっていた。

「彭队长、どうしたの? そんな遠くから見てないで、こっちに来なさいよ」

李雪敏が手を振ると、彭浩はためらいながらも立ち上がった。彼の義理堅い性格と、この場の淫靡な空気がせめぎ合い、目は迷っていた。李雪敏は彼の手を掴んで自分に引き寄せ、ソファに座らせた。そして、すばやく彼の膝の上に跨がった。

「雪敏、こんなことは……」

彭浩が言いかけると、李雪敏は指で彼の唇を塞いだ。

「静かにして。今は考えないで、感じて」

彼女はドレスの裾を上げ、下着越しに彼の股間を押し付けた。彭浩の体は硬直していたが、彼女の腰がゆっくりと動き始めると、抵抗する力は次第に弱まった。李雪敏は彼の首に手を回し、耳元で囁いた。

「ねえ、私のこと、どう思う?」

彭浩の呼吸は荒くなり、彼の手は自然に彼女の腰に回っていた。彼の中で何かが切れたように、低い声が漏れた。

「雪敏……お前は本当に淫らだ……」

その言葉に、李雪敏は嬉しそうに笑った。彼女は腰の動きを速め、ドレスの中の乳房が揺れた。その間も、沈义の手は彼女の尻を撫で回し、郑波は彼女の足を舐めるように撫でていた。邢立国は自分のズボンのジッパーを下ろし、彼女の背中に擦り寄った。

「みんな一緒に来て!」

李雪敏の声が、甘く鋭く個室に響き渡った。その瞬間、空気が変わった。沈义が彼女のドレスの肩紐を指で弾き、邢立国は彼女のパンティの端を掴んで一気に引き裂いた。クリーム色の布が床に落ち、彼女の秘部が露わになる。

「あっ……早いわね」

李雪敏は上半身をソファに預けた。彭浩は彼女の上に覆いかぶさり、その剛直を彼女の中に挿入した。同時に、沈义が後ろから彼女の腰を持ち上げ、彼女の口に自分のものを含ませた。邢立国は彼女の顔の横に立ち、彼女の手を掴んで自分の股間へと導いた。郑波は彼女の脚の間に割って入り、まだ使われていない彼女の別の場所に触れた。

「四方向から……はぁ……すごい……」

李雪敏の声は途切れ途切れだった。彼女の体は絶え間ない快楽に震え、汗が肌に光っていた。彭浩の突きは激しく、彼の怒りとも欲望ともつかない力が彼女の奥を叩いた。沈义は後ろから彼女の胸を揉みながら、腰を前後に動かした。邢立国は彼女の手を自分の上で動かさせながら、彼女の髪を掴んだ。郑波は彼女の足を持ち上げ、彼女自身が動くのに任せていた。

「ああっ……イく……イっちゃう…」

李雪敏の体が弓なりに反り返り、彼女の絶頂が波のように押し寄せた。彼女の内部が痙攣し、それが男たちをさらに刺激した。彭浩が最初に果て、次に沈义、そして邢立国と郑波が続いた。白濁した液体が彼女の体中と床に滴り落ち、部屋は生臭い匂いで満たされた。

李雪敏はぐったりとソファに横たわり、荒い息を整えていた。四人の男たちも無言で周りに座り、それぞれが疲れと満足感に浸っていた。しばらくして、李雪敏はゆっくりと体を起こし、床に落ちたバッグからスマートフォンを取り出した。彼女の指は濡れたまま、画面をスワイプした。

音声メッセージを録音するアイコンをタップし、彼女は甘く、しかし意地悪な声で話し始めた。

「旦那さん、今夜は帰らないわ。あなたの女房はね、今、たくさんの男たちに愛されてて、とても幸せなの。だから、あなたは一人でおとなしく寝てなさい」

メッセージが送信されたことを確認すると、彼女はスマートフォンをバッグに放り込んだ。その顔には、静かな勝利の微笑みが浮かんでいた。部屋の照明が橙色から青みに変わり、彼女の濡れた唇と、破れたパンティの残骸だけが、先ほどの狂宴を物語っていた。