朝の清々しい光が管理局の窓から差し込む中、蘇婉児は制服の襟を正し、深呼吸をした。今日が実習監督官としての初めての任務、奴隷登録の抜き打ち検査だ。先輩が待つ車に向かう足取りは、緊張と興奮で少し震えていた。
「婉児、今日はお前の初陣だ。しっかり見て学べよ。」先輩は運転席で煙草をふかしながら、軽く笑った。その笑顔には、既に何度もこの仕事をこなしてきた余裕が滲んでいた。
蘇婉児は頷き、検査機材のバッグを膝の上に抱えた。車はやがて都心から少し離れた高級住宅街に入る。白亜の門構えが連なるエリアで、一台の高級外車が止まっている豪邸の前で停まった。
「ここだ。登録情報によると、三人の女性奴隷がいるはずだ。」先輩は書類を一瞥し、インターホンを押した。しばらくして、スーツ姿の中年男性が顔を出し、にこやかに招き入れた。
中は広々としたリビングで、高級家具と洒落た絵画が並ぶ。しかし、部屋の空気は異様な匂いが混じっていた。蘇婉児がそれに気づく間もなく、奥の部屋からかすかな物音が聞こえた。
「主人様、検査の者です。奴隷たちの様子を見せていただけますか?」先輩が事務的に尋ねると、主人は得意げに笑いながら奥の部屋へ案内した。
そこは専用の調教室だった。壁には鞭や拘束具が整然と並び、薄暗い照明の下で、一人の女性が四つん這いになり、床に敷かれたマットの上で静止していた。彼女は口に革製のボールギャグを咥え、首輪から伸びるリードが主人の手に繋がれている。
「こいつは最近購入したばかりでな。まだ躾が足りないんだ。」主人はそう言いながら、女奴隣の頭を軽く押さえ、彼女の顔を自分の股間へと導いた。女奴隷は嫌がる素振りも見せず、おとなしくズボンのファスナーに口を近づける。主人がペニスを露出させると、彼女は舌を伸ばし、先端から根元まで丁寧に舐め始めた。
蘇婉児はその光景に一瞬息を呑んだ。見てはいけないものを見ているような背徳感と、同時に身体の奥底で何かが疼くような感覚が走る。先輩は平然と、スケッチブックに何かを書き込みながら、「次は検査を始める。膣と肛門の状態を確認しなければならない。」と言った。
主人は軽く手を叩き、女奴隷に仰向けに寝るよう命じた。彼女は両膝を開き、膣口と肛門を露わにする。その周囲は丁寧に毛が剃られ、少し赤みを帯びていた。
「じゃあ、先輩の手本を見せてやる。」先輩はゴム手袋を嵌め、まず人差し指を女奴隷の膣内に静かに挿入した。女奴隷はぎこちなく身じろぎしたが、声を発しない。先輩は感触を確かめるように指を動かし、次に中指と二本で広げながら奥の壁を撫でた。彼はそのまま指を抜き、今度は肛門に同じように挿入する。女奴隷の括約筋がきつく締まり、先輩は軽く「強いな」と呟いた。
「さあ、婉児。お前もやってみろ。初めてだから、一つずつ確実に。」先輩は新しい手袋を差し出した。蘇婉児は手が少し震えるのを押さえ、手袋を嵌めた。女奴隷の膣口に指を近づけると、温かい湿気が感じられた。彼女はできるだけ優しく、しかし確実に人差し指を滑り込ませた。内壁は濡れており、しかもどこか熱を帯びていた。蘇婉児は指を動かすたびに、女奴隷の内部のひだが絡みつくような感触が、予想外の悦びとして自身の掌から背筋へと走るのを感じた。
「もっと深くだ。指二本で広げて、膣壁の状態と径を確認しろ。」先輩の指示が耳に届く。蘇婉児は指示に従い、指を増やすと、女奴隷は少し息を荒げた。その瞬間、彼女の中に一種の高揚感と支配欲が芽生えるのを自覚した。自分がこの生き物の肉体を支配し、検査という名の下に弄んでいるという事実が、異常な興奮を呼び起こす。
検査が終わり、蘇婉児は検査結果を書類に記入した。主人は満足げに礼を言い、彼らを門まで送った。帰りの車中、蘇婉児は一言も発さず、手袋を脱いだ手を膝の上で組んでいた。先輩は運転しながら、「どうだった?初めては誰でも衝撃を受けるものだ。でもすぐに慣れるさ。」と言ったが、蘇婉児はそれに曖昧に頷くことしかできなかった。
管理局の事務所に戻ると、蘇婉児は自分の机に向かい、書類を整理しながらも、頭からあの光景が離れない。女奴隷が主人の股間で舌を絡ませる様子、先輩が平然と指を挿入する手つき、そして自身が指を入れた時のあの熱く絡みつく感触。それらが繰り返し脳裏をよぎるたび、彼女の太腿の付け根が切なく疼くのを感じた。彼女は唇を噛みしめ、パソコンの画面を見つめながら、内心で「私がなぜあんな光景に…」と自問するが、答えは出ない。むしろ、もう一度あの場に立ち会いたい、今度はもっと深くまで覗き込みたいという欲望が、静かに、しかし確実に芽生えているのを否めなかった。