玹国が滅びたのは、わずか三日の出来事であった。
父王が結んだ盟約を反故にした代償は、国土の消失と、王族の玉座からの転落だった。大乾の鉄騎が京城を包囲した夜、宣辰は佩剣を握りしめて宮殿の門前に立った。二十八歳の王はまだ若かったが、その眼差しには王としての覚悟が宿っていた。しかし、戦力の差は覆しようもない。城壁を蹴破った敵軍の殺到は凄まじく、親衛隊は瞬く間に蹴散らされた。
「捕らえよ」
大乾の将がそう叫んだ瞬間、宣辰の両腕は縄で縛られ、膝を地面に打ちつけられた。彼の眼前に広がったのは、妃たちが引きずり出される悲鳴、臣下が斬り伏せられる血煙、そして炎上する玉座の間だった。
同じ頃、城外の野営地では、弟の宣凌が兵士たちに囲まれていた。宣凌はまだ二十三歳で、その端正な顔立ちと細身の体躯は王族の中でも際立って美しかった。捕虜となった彼に与えられた運命は、軍の慰み者となることだった。
「こいつはなかなか上玉だ」
「王の弟か。俺たちが王の味を覚えさせてやろう」
兵士たちの嘲笑が響く中、宣凌の衣服は引き裂かれ、白い肌が露わになった。彼は歯を食いしばり、目を閉じた。最初の衝撃が彼の身体を貫いたとき、唇から漏れたのは嗚咽ではなく、かすかな息だけだった。屈辱の涙が頬を伝うが、彼は声を上げなかった。一人、また一人と重なる男たちの熱から逃れる術はなく、彼の菊穴は無理やり開かれて、何度も何度も異物を受け入れた。すでに軟らかくなったそこは、やがて兵士たちの欲望を吸い込むばかりになっていった。
宣辰が大乾の京城に護送されたのは、それから五日後のことだ。都に入る前に、彼の目には道端に曝された弟たちの惨状が映った。宣凌は鞭痕まみれで、足を引きずりながら歩かされていた。宣池は大臣の屋敷に送られ、すでに奴隷としての扱いを受けていると聞いた。そして、最も胸を引き裂かれたのは、十歳になる息子の宣钰が別の檻車に閉じ込められている姿だった。
「父上!」
宣钰が手を伸ばす。その声はまだ幼く、恐怖に震えていた。宣辰は歯を食いしばり、拳を握りしめた。何もできなかった。ただ、この屈辱をいつか晴らす時が来ることを、心の裡で誓うしかなかった。
大乾の京城は荘厳な都だった。玉石を敷き詰めた道、朱色の楼閣が連なる街並み、そして中央に聳える宮殿は、まるで天の城のように巨大であった。宣辰はその宮殿に連行され、広大な庭園の祭壇へと引き立てられた。祭壇の上には、大乾の皇帝、君龍が玉座に座していた。
君龍は身長百九十二センチの巨躯を持ち、狩衣の下からもその威圧感が漂っていた。眼光は鋭く、口元には常に軽蔑の笑みが浮かんでいる。彼は下座に跪かされた宣辰を見下ろし、ゆっくりと立ち上がった。
「玹国の亡国の君よ。お前の父は盟約を破った。その代償は、お前の一族の血で償われる」
君龍の声は低く響き、その場の空気を凍りつかせた。彼は手を振ると、兵士たちが一人の少年を連れてきた。宣钰だった。少年は恐怖で顔を青ざめさせているが、必死に泣くのをこらえている。
「もしお前が従えば、この子の命だけは助けてやる。ただし、その場で俺を満足させよ」
君龍はそう言うと、自らの衣の帯を解き、下身の巨大な一物を露わにした。それは宣辰の想像を絶する大きさだった。長さは二十三センチ、太さは四センチもあろうかという龍根が、すでに硬く屹立している。その先端は怒張し、根元は太く、まさに龍のそれと呼ぶにふさわしい威容を誇っていた。
宣辰は一瞬、息を呑んだ。しかし、後ろで縛られた息子の存在が、彼の選択肢を奪っていた。彼はゆっくりと膝をつき、首を前に伸ばした。玉座の前で、彼の細い指が君龍の巨根に触れる。その熱さに一瞬身がすくんだが、彼は唇を開き、先端を口に含んだ。
「ほぅ…なかなか上手くやるではないか」
君龍の声が頭上から降り注ぐ。宣辰は必死に舌を動かし、巨大な陰茎を口で扱いた。唾液が溢れ、顎を伝う。最初は先端だけだったが、やがて喉奥まで押し込まれ、彼の顔は苦しげに歪んだ。君龍はその光景を楽しみ、周囲の臣下や兵士たちの前で、わざとゆっくりと腰を動かした。
「玹国の王が、俺の龍根をしゃぶるとはな。面白いではないか」
嘲りの声が官殿に響く。宣辰の目には涙がにじんだが、それは涙ではなかった。彼の心には、冷徹な憎しみが静かに燃えていた。
君龍は満足すると、宣辰を押し倒した。地面に敷かれた革の上に伏せられた彼の身体は、白く細い。君龍はその尻を掴み、後孔を指で探った。まだ何も受け入れていないそこは、窄まって小さく閉じている。
「こら、狭いな。…だが、それがよい」
君龍はそう言い、自らの龍根の先端をそこに押し当てた。そして、無理やりに腰を突き出した。
「あぁっ!」
宣辰の口から悲鳴が漏れた。割れんばかりの痛みが後孔を貫いた。君龍の龍根はあまりに大きく、最初は先端が半分ほど入ったところで止まった。窄まりが異物を拒み、粘膜が擦れる痛みが全身を走る。
「まだ入るぞ。…お前のこの穴、俺のために開かれるのだ」
君龍は笑い、さらに腰を進めた。ぎちぎちと音がしそうな圧迫感の中、徐々に陰茎が埋まっていく。宣辰の背中が弓なりに反り、指が革の上に爪を立てた。彼は声を殺そうとしたが、あまりの苦痛に喉の奥から断続的な呻きが漏れた。
「ふん…百と数えよ」
君龍はそう命じ、律動を始めた。一回、二回と腰を打ちつけるたびに、龍根の全体が少しずつ奥へと食い込んでいく。三十を過ぎた頃、ようやく根元まで達した。宣辰の腹の奥で、君龍の先端が何かにぶつかる。彼はその感覚を味わいながら、さらに腰を回した。
「ここか…お前の弱点は」
君龍は敏感な一点を穿つように、何度も突き上げた。宣辰の身体が痙攣し、意図せず甘い声が漏れた。彼は唇を噛みしめて声を封じようとしたが、快楽の波が屈辱と共に押し寄せてくる。周囲の兵士たちが見守る中、亡国の王は敵の皇帝に身体の奥まで貫かれていた。
やがて君龍が大きく息を吐き、体内に滾る白濁を吐き出した。その量は異常なほど多く、宣辰の腹が内側から熱く満たされるのを感じた。君龍は陰茎を抜くと、尻の間から白濁が流れ落ちるのを見て、満足そうに笑った。
「なかなかいい心地だったぞ。お前の菊穴は、これから俺のものだ」
君龍はそう言い放つと、兵士たちに宣钰を後宮に連れて行くよう命じた。少年は泣きながら「父上!」と呼ぶが、宣辰はただ地面に伏したまま、動くことができなかった。彼の身体は痛みと屈辱にまみれ、心には、この日の全てを決して忘れないという炎が静かに灯っていた。
その夜、宣辰は与えられた舎房で、身を清めることもできずに横たわっていた。窓の外には大乾の宮殿の光が煌々と輝いている。彼は自分の身体に残る傷跡と、体内の異物感に耐えながら、固く決意した。
「必ず…必ず、あの男に代償を払わせる。我が子たちの辱め、この屈辱、全て返してやる」
彼の細い指は、自らの腹を撫でた。そこには、君龍の精がまだ熱を持って澱んでいる。彼はその感覚すらも、復讐の材料とするつもりだった。
一方、宮殿の奥では、宣凌が新たな調教を受けていた。彼は兄の舎房とは別の場所に囚われ、大乾の軍人たちの慰み者として日々を過ごしている。すでに彼の菊穴は軟らかく拡がり、どんな挿入でも拒まない身体へと変わりつつあったが、その瞳の奥には、決して消えない憎悪の光が宿っている。
亡国の君主とその一族は、今まさに、深い闇の淵へと落ちていこうとしていた。しかし、その闇の中で、復讐の刃は静かに、確かに研ぎ澄まされていった。