テスト1

站点:NovelAI.one内容:前8章在线试读ID:24f077fc更新:2026-07-18 04:45
月月は十八歳の誕生日を迎えた。父親から与えられたのは、家族経営のエンターテイメント企業の社長印と、一冊の分厚い資料だった。自室でそれを読み解くうち、彼女の指が震えた。傘下にはAV撮影会社と、女奴隷調教を専門とする子会社が存在していた。幼い頃、父の書斎でこっそり見つけた調教マニュアル――あの本のページに刻まれた責めと服従
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秘密の芽生え

月月は十八歳の誕生日を迎えた。父親から与えられたのは、家族経営のエンターテイメント企業の社長印と、一冊の分厚い資料だった。自室でそれを読み解くうち、彼女の指が震えた。傘下にはAV撮影会社と、女奴隷調教を専門とする子会社が存在していた。幼い頃、父の書斎でこっそり見つけた調教マニュアル――あの本のページに刻まれた責めと服従の記述が、脳裡に鮮やかに蘇る。彼女は自身の内側で渦巻く欲望を抑えきれず、視察を決意した。

翌朝、月月は「小月」と名乗り、AV会社のスタジオへ足を踏み入れた。薄暗い廊下を抜けると、撮影現場の熱気が肌を刺す。阿杰という若い監督が彼女を迎え、カメラの横に立つよう促した。目の前では、女優が男優に組み敷かれ、激しく貫かれていた。彼女の喘ぎ声と肌のぶつかる音が、空間に淫猥に響く。月月は息を呑み、足がその場に縫い止められたように動かない。

阿杰が近づき、囁いた。「脚本のヒロイン、君にぴったりだよ。匿名で一本、軽めのを撮ってみないか?」月月は首を振ろうとしたが、彼の目に宿る狡猾な光が、自分を引きずり込む罠のように映った。それでも、心の奥では承認を求める渇きが勝る。「わかりました…半日だけですよ。」彼女は小声で承諾した。

撮影当日、セットは簡素な和室だった。月月は白いワンピースを脱ぎ、指定された下着一枚になる。男優は筋肉質の中年で、彼女の緊張を無視して指示を待つ。阿杰がカメラを回す合図を出し、男優が彼女を押し倒した。月月は抵抗する間もなく、脚を開かされる。局部をぬらすローションを塗られ、硬くなったペニスが彼女の処女膜に押し当てられた。

「痛い…やめて…」彼女の声は喘ぎに変わる。男優は一気に腰を進め、鋭い痛みが彼女の下腹部を貫いた。月月は背を反らし、爪を畳に立てる。男優の動きは容赦なく、彼女の膣を押し広げながら奥へと突き進む。粘膜が擦れ合う感触が、痛みと共に快楽の種を植え付ける。「あっ…ああっ…」彼女は声を漏らし、男優のリズムに身を任せ始める。数分後、男優は彼女の中で震え、熱い精液を子宮に注いだ。月月の体は痙攣し、恥ずかしさと初めての満足感が混ざり合う。

カメラが止まり、阿杰が拍手した。「小月、いい顔だったよ。」月月は頬を赤らめ、自分がもう戻れない場所に足を踏み入れたことを悟った。心は恥辱と興奮で満たされ、彼女はその感覚を反芻しながらスタジオを後にした。

深淵へ

第二話 深淵へ

撮影所の薄暗いスタジオに、月月は一人立っていた。壁に掛けられた革製の鞭や金属製の拘束具が、不気味な存在感を放っている。先週の撮影から一週間が経ち、彼女はもう二度と来ないと決意していたはずだった。しかし、陈叔の電話一本で、彼女は再びこの場所に足を踏み入れていた。

「月月さん、今日のテーマは『束縛』です。簡単な拘束から始めましょう。」

阿杰が穏やかな口調で言いながら、革の手枷を取り出す。手枷は新品ではなく、何度も使用された跡がある。月月はそれを見て、一瞬躊躇したが、胸の奥で何かがざわつくのを感じた。

「……わかりました。」

彼女の声は自分でも驚くほど落ち着いていた。手枷が手首に巻かれ、革が肌に触れる感触に、背筋が震える。阿杰は手際よく縄を扱い、月月の腕を背中で固定した。

「痛くないですか?」

「……大丈夫です。」

嘘だった。縄が食い込む場所は少し痛むが、それ以上に心臓が早鐘を打っていた。恐怖と、その裏側にある何か——未知の感覚が彼女を支配していた。

カメラが回り始める。阿杰の指示に従い、月月は壁に固定されたリングに手枷をつなげられた。両腕を頭上に上げたまま、体を伸ばす。スカートの裾が上がり、太ももが露わになる。

「もっと顔を上げて。苦しそうな表情じゃなくて、むしろ恍惚とした感じで。」

阿杰の声は録音機を通して歪んで聞こえる。月月は深呼吸をして、自分を落ち着かせた。カメラのレンズが彼女の視線を捉える。その瞬間、彼女は自分が完全にカメラの前で晒されていることを自覚した。

「鞭を使います。怖がらないで、目を閉じて感覚に集中して。」

革の鞭が空気を裂く音が聞こえ、一瞬後に背中に鋭い痛みが走った。月月の口から小さな悲鳴が漏れる。しかし、痛みが過ぎ去ると同時に、奇妙な解放感が体中を駆け巡った。

また一振り。今度は太ももに当たる。痛みの後に広がる熱が、彼女の意識をぼんやりとさせる。

「いいね、その表情。もっと快楽に溺れた顔をして。」

阿杰の声は遠くから聞こえるようだった。月月は無意識のうちに、自分の体が求めているものを感じていた。それは単なる痛みではなかった。誰かに完全に支配されること——その感覚が彼女の深い部分で快感に変わっていた。

撮影が終わると、月月の体は赤い跡で覆われていた。痛みはまだ残っているが、それ以上に麻薬のような恍惚感が彼女を包んでいた。控え室に戻り、鏡の前で自分の体を見る。鞭の跡が美しい模様のように広がっている。彼女はそっと跡を撫でながら、自分に言い聞かせた。

「これが私の居場所なんだ……」

二日後、阿杰から電話があった。今度はもっと激しい作品を撮りたいと言う。月月は迷わず承諾した。

スタジオに着くと、小蝶が待っていた。彼女は月月を見て、冷ややかな笑みを浮かべる。

「また来たのね。もう病みつきになった?」

「……あなたには関係ない。」

「関係あるわよ。だって今日は二人で一つのシーンを演じるんだから。」

小蝶の言葉に月月は息を呑んだ。彼女は阿杰を見る。阿杰はにこやかに頷いた。

「今日のテーマは『主従』。月月さんは小蝶さんの奴隷役です。服従の美学を見せてください。」

月月は全身が凍りつくような感覚を覚えた。しかし同時に、その言葉に心臓が高鳴るのを感じた。小蝶が彼女の前に立ち、革の首輪を手にしている。

「跪いて。」

小蝶の命令に、月月は体が反応するのを感じた。膝が自然に折れ、床に触れる。小蝶は冷たい手つきで首輪を月月の首に巻き、留め金をカチリと閉めた。

「これで私のものね。これからあなたは私の言うことを何でも聞かなければならない。」

小蝶の声には甘い毒が含まれていた。月月は自分の意志が徐々に溶けていくのを感じた。カメラが回る。小蝶は月月の髪を掴み、後ろに強く引く。月月の喉が露わになり、苦しさに声が漏れる。

「もっと苦しそうな顔をして。それがあなたの役目よ。」

小蝶は手を離し、今度は鞭を手に取った。月月は震えながらも、その鞭を待っていた。一撃、二撃——痛みが全身を駆け巡る。しかしその痛みは、なぜか彼女を満たしていた。

撮影が終わり、控え室で一人になった月月は、首輪を外さずに鏡を見つめていた。首の周りには赤い跡が残り、それが誇らしげな証のように見えた。

そこへ阿杰が入ってきた。

「今日の出来は良かった。特に最後のシーンは完璧だった。君の表情には、本当の快楽がにじみ出ていたよ。」

阿杰はカメラのモニターを見せながら言った。月月は自分の姿を見て、恥ずかしさと同時に誇らしさを感じた。

「もっと……もっと激しいシーンをやりたいんです。」

月月の言葉に、阿杰は目を細めた。

「本当に? 覚悟はできているのか?」

「ええ。私はもう、普通の自分には戻れません。この世界で……自分の居場所を見つけたんです。」

阿杰は口元に笑みを浮かべた。

「わかった。次は『調教』シリーズだ。李总に連絡を取って、彼のクラブで撮影しよう。あそこなら本格的な設備と調教師が揃っている。」

月月の心臓が激しく鼓動を打った。彼女は自分の決断が、もう戻れない道へと踏み出すことを理解していた。しかし、それでも構わなかった。

その夜、月月は自分の部屋で、捕まった鞭の跡を撫でながら、明日のことを考えていた。陳叔からは何も連絡がない。父親も久しく連絡を取っていない。この世界に足を踏み入れてから、現実の自分はもう遠いものになっていた。

「これでいいんだ……」

彼女はそう自分に言い聞かせ、深い眠りに落ちた。夢の中で、彼女は再び縄に縛られ、鞭で打たれていた。しかしその夢は、彼女にとって最も甘美なものだった。

肉便器の役

# 第三章:肉便器の役

スタジオの空気は重く、消毒液と汗の匂いが混ざり合っていた。

月月は薄っぺらいガウン一枚で、控え室のパイプ椅子に座っていた。壁にかかった鏡に映る自分の姿を見つめながら、指先がわずかに震えているのを感じた。

「準備できたか?」

阿杰がドアを開け、カメラテスト用のモニターを手に立っている。その目は獲物を値踏みするような鋭さを帯びていた。

「…はい」

月月は立ち上がり、ガウンのベルトを解いた。絹の布が床に滑り落ちる。裸になった自分が鏡の中にいる。かつてはあれほど大切に守ってきたプライドが、今はただの衣装のように脱ぎ捨てられていた。

スタジオにはすでに七人の男たちが待っていた。全員が黒いマスクを着用し、目だけを覗かせている。中央には低い台が設置され、その上に革製の拘束具が並べられていた。

「今日のテーマは『肉便器』だ。わかってるな?」

阿杰がカメラの位置を調整しながら言った。その声には妙な熱がこもっていた。

「指示通りにすればいいんでしょう?」

月月は冷静を装って答えたが、膝がわずかに震えていた。

「そうだ。ただし、俺のサインが出たら、必ずカメラを見ろ。お前の表情を逃したくない」

月月が台の上に上がると、男たちがゆっくりと近づいてきた。最初の男が彼女の髪を掴み、無理やり頭を下げさせる。冷たい金属の感触が手首と足首に巻きつく。拘束具が固定される音が乾いた響きを立てた。

「始めろ」

阿杰の声がスタジオに響く。

男たちの手が月月の体に触れる。最初は遠慮がちだった指が、徐々に強引になっていく。一人が彼女の胸を揉みしだき、別の男が背後から腰に手を回した。

「あっ…」

思わず漏れた声に、月月自身が驚く。それは抵抗の声ではなく、予想外の快感を認める声だった。

目の前の男が彼女の顔を掴み、無理やり口を開けさせる。生暖かい質量が唇に押し当てられた。男の欲望の匂いが鼻腔を満たす。

「吸え」

命令に従いながら、月月の頭の中は相反する感情で渦巻いていた。かつては考えもしなかった屈辱の光景。しかし同時に、体の奥底で何かが解き放たれていくような感覚があった。

背後から腰を掴まれ、脚を大きく開かされる。準備もなしに、太い熱が彼女の中に突き刺さった。月月は悲鳴をあげようとしたが、口の中が塞がれているためくぐもった声しか出ない。

男たちは次々と彼女の体を弄った。一人が去れば、すぐに次の男が埋める。月月の体は波打つように揺れ、拘束具が金属音を立てた。

「もっと深く…」

口をついて出た言葉に、月月自身がはっとする。それを聞いた男たちの動きがさらに激しくなった。

「いいぞ、その調子だ」

阿杰がカメラを回しながら言った。その目は興奮に輝いていた。

数時間後、撮影の山場として排泄シーンが始まった。月月はうつ伏せにされ、臀部を高く上げさせられる。男の一人がバケツを持って近づき、その中には昨日の食事の残りが混ざったような液体が入っていた。

「全部飲め」

強制的に口を開けられ、生暖かく酸っぱい液体が喉に流し込まれる。吐きそうになるのを必死にこらえながら、月月は目を閉じた。涙が頬を伝う。

だが、その苦しみの中でさえ、彼女は奇妙な安堵感を覚えていた。すべてを捨て去った自由。何もかもを預けた解放感。

「まだ足りない…もっと…」

月月は自分でも驚くほどの声で懇願した。

撮影が終了したのは深夜だった。月月の体はあざと傷痕で覆われ、意識も朦朧としていた。しかし心のどこかで、これで終わりにしたくないという思いが渦巻いていた。

数日後、阿杰と陳叔は編集室で出来上がった映像を見ていた。

「売上は?」

陳叔が無表情で尋ねた。

「惨敗だ。予想の十分の一にも届いていない」

阿杰が忌々しそうに煙草を消した。

「なぜだ?月月のポテンシャルは確かだったはずだ」

「ポテンシャルと結果は別物だ。彼女の演技にはまだ余裕がある。本当の絶望を見せていない。観客が求めているのは、完全に壊れた表情だ」

陳叔はモニターに映る月月の顔を見つめた。画面上で彼女は涙を流しながらも、どこかで自分を保っていた。

「次の撮影では、彼女の父親を参加させる」

陳叔の提案に、阿杰が眉を上げた。

「父親?彼女の抑圧の根源ってやつか?」

「ああ。娘が父親の前でどう振る舞うか…それこそが本当の崩壊を引き起こす」

阿杰はしばらく考え込んだ後、ゆっくりと頷いた。

「面白い。それでいこう。だが、まずは彼女をもっと深いところまで落とす必要がある」

陳叔は冷たい笑みを浮かべた。

「心配するな。月月はもう、戻れないところまで来ている。あとは彼女自身がその事実を受け入れるだけだ」

編集室の窓から、夜の街の明かりが淡く差し込んでいた。その光は月月がかつて生きていた世界の残像のように、遠く、そして儚かった。

誘惑の契約

陳叔は事務所のソファに深く腰掛け、月月に柔らかな笑みを向けた。その笑顔にはいつもの温かみがあったが、目の奥には計算された冷たさが潜んでいる。机の上には数枚の書類が整然と並べられていた。

「月月、これを読んでみなさい。ただのAVの出演契約だ。君の将来にとって、何のリスクもない。」

月月は書類を手に取り、ゆっくりと目を通した。細かい文字が並ぶ条項の中に、「自発的売身契約」という見出しが一瞬だけ目に入ったが、陳叔はそれを軽く笑い飛ばした。「ああ、それは法律上の定型文句だよ。実際のところ、ただの出演許可証みたいなものだ。心配するな。」

彼女はためらった。心の奥底で何かが警鐘を鳴らしていたが、幼い頃から陳叔を信頼してきた習慣がそれを打ち消した。父はいつも忙しく、陳叔こそが彼女の面倒を見てくれる唯一の大人だった。彼の言うことなら間違いない。

「本当にただの撮影だけなんですよね?」月月は確認するように尋ねた。声はわずかに震えていた。

「もちろんだとも。」陳叔は優しく頷き、万年筆を差し出した。「サインしてくれ。そうすれば、すぐに撮影が始められる。君の演技力なら、すぐに業界で認められるだろう。」

月月は深く息を吸い込み、ペンを受け取った。署名欄に自分の名前を書き込む時、手が微かに震えた。それはまるで自分自身に別れを告げるような感覚だった。

「よくやった。」陳叔が書類を引き取り、満足げに横に置いた。

その瞬間、背後で何かが動く気配がした。振り返ると、見知らぬ男がビデオカメラを回していた。阿杰だ。彼は冷笑を浮かべ、レンズ越しに月月を捉えていた。

「何してるんですか?!」月月が驚いて声を上げた。

「証拠映像だよ。」陳叔の声から全ての温かみが消えていた。「君が自ら売身契約にサインした証拠だ。これで後戻りはできない。」

月月の顔が青ざめた。机の上の書類が、今や全く別のものに見えた。あの契約は――罠だったのだ。

「騙したんですね…」

「騙したんじゃない。君に選択肢を与えたんだ。」陳叔は立ち上がり、スーツの襟を整えた。「だがもう決まったことだ。これからは君も業界の一部だ。覚悟を決めろ。」

阿杰がカメラを下ろし、ニヤリと笑った。「大丈夫だよ。君の可能性には興味がある。うまくやれば、結構稼げるかもしれない。」

月月はその場に立ちすくんだ。自分の意思とは裏腹に、体が震えていた。しかし、その震えは恐怖だけではなかった。心の奥底で、予想外の興奮が湧き上がっていた。ついに誰かに支配される時が来たのだ。幼い頃からずっと求めていた、あの感覚が。

数日後、契約が発効した。陳叔の指示で、月月は都心の外れにある高級クラブに連れて行かれた。そこは表向きは会員制の社交場だが、内部は全く別の世界だった。薄暗い廊下を進むと、壁から微かに鞭の音やかすかなすすり泣きが聞こえてくる。

「ここが君の新しい職場だ。」陳叔が振り返らずに言った。

案内された部屋には中年の男が待っていた。李总だ。彼は月月を値踏みするように見つめ、満足げに顎を撫でた。

「おお、これが新しい娘か。なかなかの素材だな。」李总は月月の顎に手を伸ばし、無理やり上を向かせた。「お前、素直そうな目をしている。いいぞ。俺の手にかかれば、すぐに一人前になる。」

その隣には、一人の女が立っていた。小蝶だ。彼女は月月を見て、複雑な表情を浮かべた。同情と羨望が混ざったような目だった。

「あなたも元はお嬢様だったんでしょうね。」小蝶が低い声で囁いた。「ここに来たら、同じよ。私たちはみんな、皆さんの娯楽のために存在する道具になるの。」

月月は何も言えなかった。ただ、心のどこかでこの展開を待っていた自分がいることを否定できなかった。服従と屈辱への渇望が、少しずつ表面化し始めていた。

李总は月月の耳元に顔を寄せ、囁くように言った。「今日からお前は俺のものだ。どんな命令にも従え。抵抗するな。そうすれば、お前の望むものを与えてやる。」

その言葉は、月月の体の奥深くに響いた。彼女はゆっくりと目を閉じ、自分がもう戻れない場所に立っていることを理解した。今ここで全てを受け入れるか、それとも――いや、もう選択肢はなかった。

「わかりました。」月月の声は、自分でも驚くほど落ち着いていた。

陳叔は満足げに笑い、部屋を後にした。阿杰もカメラを抱えて去っていく。残されたのは李总、小蝶、そして新たな奴隷としての人生を始める月月だけだった。

李总は机の引き出しから一組の革製の首輪を取り出し、月月の前に置いた。「これを着けろ。最初の一歩だ。」

月月は震える手で首輪を手に取り、ゆっくりと自分の首に巻いた。金具がカチリとはまる音が、自分の鼓動のように聞こえた。もう二度と外せない、この鎖を。

クラブの初夜

クラブの重厚な鉄扉が静かに閉じられ、月月の耳に最後の街の騒音が遮断された。薄暗い廊下には、アンティークの燭台が等間隔に取り付けられ、揺れる炎が壁に落ちる影を不気味に歪めている。

「ようこそ、お嬢様。」

中年の男が笑みを浮かべて現れた。李総と呼ばれたその男は、仕立ての良いスーツに白い手袋をはめ、月月の全身を品定めするように見渡す。その目は冷たく澄んでいて、まるで彼女の心の奥底まで見透かすようだった。

「ここからのルールは三つだけです。絶対服従、沈黙、そして忍耐。」

李総の声は低く、響き渡る。彼は優雅に手を上げて奥へと導くと、月月は無意識のうちにその指示に従って歩き始めていた。廊下の両側には等間隔で個室の扉が並び、時折、鞭の鋭い音やくぐもった嗚咽が漏れてくる。聞こえるたびに月月の足取りがわずかに止まったが、李総が振り返って一瞥をくれるだけで、再び足を前に運ばざるを得なかった。

広間に到着すると、そこは闘技場のように中央が凹んだ円形の空間だった。周囲には革張りのソファが並び、すでに数人の男女が座っている。彼らの視線が一斉に月月に向けられると、阿杰もその中に混ざって、スマートフォンで何かを撮影していた。

「初めての方は、まず口からお教えします。」

李総が乾いた口調で告げると、周囲から囁きと期待を込めた浅い笑いが起こった。月月の心臓が慌ただしく打ち始める。屈辱の予感が、内腿の間を震わせて駆け抜けた。

一人の屈強な男が前に進み出て、月月の前に立った。彼の腹部には白く張った筋肉が浮き出ていた。李総が彼のズボンのファスナーに手を伸ばし、ゆっくりと下ろす。月月は思わず視線を逸らそうとしたが、李総の手が彼女の顎をつかんで正面へ戻した。

「目をそらしてはいけません。あなたは今から見せ物なのです。」

周囲の歓声が耳に痛い。月月は唇を噛みしめながら、ゆっくりとひざまずいた。膝が硬い床板に当たり、痛みが走る。彼女の細い指が強く握り締められ、関節が白くなった。

男の体が彼女の顔のすぐ前に迫る。月月は息を詰めて、目を伏せた。体内の抵抗と欲望が激しくせめぎ合い、その葛藤が全身の筋肉を震わせていた。

「素直に。」

李総の囁きが彼女の耳元でささやかれる。その声には、優しさと脅しが混ざっていた。月月の視界がにじんだ。涙が一筋こぼれ落ちる。しかし、彼女の手は震えながらも男の腰に触れていた。

口の中に異物が入り込む。まずかった。鉄の味。そして、月月の体内から抗えない情熱が湧き上がってくる。彼女はそれを恥じらいながらも、頭をゆっくりと動かし始めた。周囲の歓声はさらに大きくなる。

「素質がありますね。」

李総が満足そうにうなずいた。阿杰がカメラの焦点を合わせ、月月の歪んだ表情を克明に記録している。月月は頭の中で「これは演技だ」と繰り返し唱えながらも、全身の芯から熱くなっていくのを感じていた。

訓練が終わり、月月はよろよろと立ち上がった。唇の端から唾液が垂れる。顔中が火照っていて、自分がどんなふうに見られているのか、想像するだけで吐き気がした。しかし同時に、身体の奥に潜むある感情が、もっと続けてほしいと叫んでいる。その矛盾に気づいた月月は、ひときわ強く唇を噛みしめた。

「今夜、しっかり休んでください。明日からが本番です。」

李総はそう言うと、彼女の肩に軽く手を置いた。その触れ方が、まるで所有物を撫でるようだった。月月は深く息を吸い込み、吐き出すことで、自分の心が少しずつ闇に沈んでいくのを感じていた。

人間犬の調教

# 第6章 人間犬の調教

地下クラブの調教室は、白い蛍光灯に照らされ、無機質なほど清潔だった。壁には一面に鏡が張り巡らされ、中央には低い台座が設置されている。月月は両膝を床につけ、全身を震わせていた。

「さあ、首輪をつけてやろう」

李総の太い指が、黒い革の首輪を月月の細い首に巻きつける。革が肌に触れた瞬間、冷たい感触が全身を駆け巡った。カチリと金具が留まる乾いた音が、調教室に響く。

「立派な人間犬になりそうだな」

李総は満足げに微笑み、月月の顎に手をかけて上を向かせた。月月は潤んだ瞳で彼を見上げる。心の奥で、抑えきれない期待と羞恥が渦巻いていた。

「服を脱げ。全てだ」

月月は震える手で制服のボタンを外し始めた。一枚、また一枚と衣服が床に落ちる。最後の下着一枚になると、李総が苛立たしげに舌打ちした。

「遅い」

彼の手が一気に下着を引き裂いた。月月の裸体が鏡に映る。自分の姿を見た瞬間、恥ずかしさで頭の先まで赤くなった。

「四つん這いになれ。犬のように」

月月は両手を床につき、四つん這いの姿勢をとった。膝と手のひらに冷たい床の感触が伝わる。李総が首輪にリードを繋ぐと、その先を引っ張りながら調教室の中を歩き始めた。

「ついて来い」

月月は這いながら彼の後を追う。膝が擦れて痛いが、それ以上に胸が床に擦れる感触が生々しかった。鏡の中の自分は、まさに人間離れした生き物のように見える。

「止まれ。ここで待て」

李総が立ち止まり、月月の背中に手を置いた。彼の掌の温もりが、裸の背中に広がる。

「今日はお前にお友達を紹介しよう」

彼が手を叩くと、調教室の反対側のドアが開いた。そこから現れたのは、同じく裸で首輪をつけた女だった。年は月月より少し上だろうか。長い黒髪を背中に流し、目は虚ろでどこか遠くを見つめている。

「小蝶だ。お前より一ヶ月早くここに来た先輩だ」

小蝶は這ったまま近づいてきて、李総の足元に擦り寄った。喉からは「クゥン」というか細い鳴き声が漏れる。

「李総さま、ご機嫌いかがですか?」

「うむ。小蝶、今日からお前に妹分ができたぞ。ちゃんと教えてやれ」

李総の目に、残酷な愉悦の光が宿る。

「人間犬の第一歩は、主人を喜ばせることだ。いいか、見せてやれ」

小蝶がゆっくりと立ち上がったわけではない。四つん這いのまま、腰をくねらせながら李総の脚に擦り寄る。彼女の舌が彼の足の指を舐め始めた。一本一本、丁寧に、ねっとりと。

「お前もやれ」

月月は躊躇した。全身が強張り、動けなかった。しかし、李総が手にした鞭が空気を切る鋭い音が響いた。

「やらないのか?」

「や、やります……」

月月は這いながら彼に近づいた。吐息が荒くなる。初めての経験に、心臓が早鐘を打っている。彼女はそっと舌を出し、彼の足の甲に触れた。塩気のある味が口の中に広がる。

「もっとだ。もっと深く」

李総の声が上から降ってくる。月月は唇を開き、彼の足の指をくわえた。舌で転がすように舐めながら、彼の反応を伺う。彼が微かに息を呑んだ。

「よし。次はもっと深い奉仕だ」

彼は月月の髪を掴み、自分の股間へと顔を引き寄せた。ズボンのチャックが開かれる音が、やけに大きく聞こえる。

「口を開けろ」

月月は従った。彼の男根が口の中に押し込まれ、その大きさに息が詰まる。喉の奥まで達する感覚に、反射的に吐きそうになった。

「噛むなよ」

李総の手が月月の後頭部を掴み、リズムをつけて動き始めた。月月は涙を浮かべながら、必死に口を動かす。唾液が口の端から垂れ、床に滴る。

「小蝶、見ていろ。お前の妹分はなかなか飲み込みが早いぞ」

小蝶が横で見つめている。その目には同情と、かすかな嫉妬が混じっていた。

一時間ほどの調教の後、二人は並んで四つん這いにさせられた。李総はその前に立ち、両者を見比べながら鞭を手に弄んでいる。

「さて、どちらがより良い人間犬か、競わせよう」

彼は台座に置かれた二つの餌皿を指さした。中には犬の餌のようなものが盛られている。

「これから、お前たちに食事を与える。ただし、手は使うな。口だけで食え」

月月の胃が空腹で鳴る。今朝から何も食べていなかった。小蝶はすでに皿の前に這い寄り、犬のように顔を突っ込んで食べ始めている。

月月も恐る恐る近づき、口を皿に近づけた。鼻を突く独特の匂い。ドッグフードのようだ。彼女は目を瞑り、唇で餌をすくい取った。ざらざらとした食感が口の中で広がる。

「もっとだ。もっと見せろ」

李総の鞭が背中に当たる。痛みと快感が混ざり合い、月月の体が痙攣した。彼女は必死に食べ続けた。餌を噛み砕き、喉を鳴らして飲み込む。

「面白いな。お前は案外、向いているかもしれない」

李総が月月の頭を撫でた。優しいようでいて、掌には見下すような支配が感じられる。

「もっと鳴いてみろ。嬉しい時は、犬はこう鳴くんだ」

「ワン……」

月月の喉から自然と鳴き声が漏れた。最初は小さかったが、次第に大きく、はっきりとしたものになる。

「ワン!ワン!」

「そうだ。その調子だ」

李総は満足そうにうなずいた。月月の心の中に、奇妙な安堵感が広がる。すべてを委ねた時の、この解放感。自分がもはや人間ではなく、ただの犬のように扱われていることが、逆に心地よかった。

調教は一時間ごとに休憩を挟みながら続けられた。午後には、月月は完全に四つん這いでの移動に慣れていた。膝と手のひらは擦れて赤くなり、痛みはあるが、それもまた自分を犬たらしめる証のように思えた。

「次は、芸を教える」

李総が差し出したのは、小さなボールだった。

「これを持ってこい。投げるから」

彼がボールを投げると、月月は這いながら追いかけた。ボールを口で咥え、彼の元に戻る。彼が頭を撫でると、嬉しさで尻尾を振る犬のように、腰をくねらせた。

「いい子だ」

その一言が、月月の心に深く染み渡る。幼い頃から、父に褒められたことなどほとんどなかった。今、この男に認められていることが、何よりの喜びだった。

夕方、調教が終わりに近づいた頃、小蝶が月月に近づいてささやいた。

「あなたも、やっと仲間入りね」

その声には、どこか諦めにも似た温かさがあった。

「私も最初は怖かった。でも今は、ここが居場所だと思ってる」

小蝶が月月の手を握る。その手のひらは、同じ擦り傷で覆われていた。

「ありがとう……」

月月の目から涙がこぼれ落ちた。それは悲しみの涙ではなく、自分を見つけた安堵の涙だった。

李総が最後の指示を出す。

「今日の調教はここまでだ。お前たち、よく頑張った。明日からも続けるぞ」

月月は四つん這いのまま、頭を下げた。首輪の革が首に食い込み、その重みが心地よい。

「ありがとうございます、李総さま」

部屋を出る時、彼女の体は疲労で震えていたが、その目には不思議な輝きがあった。自ら選んだ道ではない。しかし、この道が自分の運命なのだと、月月は確信し始めていた。

アナルセックス初体験

李社長の私室に通される時、月月の足はもうがくがくと震えていた。椅子に縛り付けられ、目の前にはいくつものガラス製の器具が並べられている。彼女はそれを一目見ただけで、これから何が行われるのかを悟った。

「初めてだそうだな。」李社長は冷たい声で言い、手にした細長い器具を弄びながら月月の顔を覗き込んだ。「令嬢様には少し刺激が強すぎるかもしれんが、慣れるがいい。」

月月は唇を噛みしめ、俯いた。心の奥底では、もうすべてを投げ出してしまいたいという衝動と、この辱めに耐え抜いてやるという意地がせめぎ合っていた。何も言わずにただ無言で頷くしかできなかった。

李社長は手際よく月月の衣服を剥ぎ取り、うつ伏せにさせた。冷たい空気が肌を撫で、彼女の全身が粟立つ。その後ろで、李社長が器具にたっぷりと潤滑剤を塗る音が聞こえてきた。

「力を抜け。抵抗すると余計に痛むぞ。」

そう言うが早いか、冷たく硬い感触が月月の最も秘められた場所に押し当てられた。彼女は思わず体を強張らせたが、李社長の手が腰を押さえ、無理やりに侵入を許させる。最初の一本は細かったが、それでも異物感と圧迫感が月月の呼吸を乱した。

「あっ…」

「まだ始まったばかりだ。」李社長は笑いながら、器具を少しずつ引き抜いては押し込む動作を繰り返す。やがて月月の身体が痙攣し始めると、彼はそれを取り出し、次のより太いものへと持ち替えた。

何度も何度も、拡張が繰り返される。月月はもう自分がどこにいるのかもわからなくなっていた。苦痛が徐々に熱を帯び、その熱が腰の奥から全身へと広がっていく。彼女は知らず知らずのうちに腰をくねらせ、自らその侵入を促すようになっていた。

「ほら、もう入るぞ。」李社長が背後で誰かに合図を送る。数人の男たちが近づいてくる気配がした。

一番目の男が後ろから彼女を貫いた。月月はその衝撃に声も出せず、ただシーツを握りしめる。想像を絶する圧迫感と痛みが彼女の知性をかき消し、原始的な感覚だけが残された。しかし、二番目、三番目と順番に変わっていくうちに、不思議と痛みに混じって甘い痺れが生まれ始めた。月月はもう抵抗する力も失い、ただされるがままに全てを受け入れた。

「ふふっ、まだまだぎこちないわね。」

部屋の隅から聞こえてきたのは小蝶の声だった。彼女は壁に寄りかかり、優雅に煙草を燻らせながら月月を見下ろしていた。

「お嬢様育ちだとどうしてもこうなるのね。力みすぎよ、もっと流れに身を任せなさいよ。」

月月は辱しさと悔しさで涙が滲んだ。だが、その言葉が逆に彼女の闘志を燃え上がらせた。見ていろ、いつか必ずお前を超えてみせる。心の中で固く誓いながら、月月は次の男を受け入れるために腰を高く上げた。

多人乱交の夜

# 第8章 多人乱交の夜

会所の地下大広間は、今夜特別な様相を呈していた。天井から吊るされた無数の赤いランプが、部屋全体を血の海のように照らし出す。壁際には十人以上の男たちが立ち並び、中央に置かれた円形の絨毯の上には、真っ白な衣を纏った月月が跪いていた。

「今夜は特別な夜だ」

李総がマイクを持って高らかに宣言する。

「我々の新人奴隷、月月がついにデビューする。彼女を心ゆくまで味わってくれ」

男たちの視線が一斉に月月に集中する。彼女の体が微かに震えた。

「顔を上げろ」

陳叔の冷たい声が響く。

月月はゆっくりと顔を上げた。その瞳には、恐怖と期待が入り混じっていた。

「始めよう」

阿杰がカメラを構えながら言った。

最初に近づいてきたのは、筋骨隆々とした中年男だった。彼は月月の白い衣の肩紐を指でつまみ、ゆっくりと引き裂いた。

「あっ…」

月月の口から小さな悲鳴が漏れる。

白い布が床に落ちると、彼女の細い肩と鎖骨が露わになった。男はその肩に手を置き、強く押し倒した。

「抵抗するな」

李総の声が後ろから聞こえる。

月月はされるがままに仰向けに倒れた。天井の赤いランプが、彼女の裸体を照らし出す。

男が彼女の胸に手を伸ばす。その指は優しさとは無縁で、強く揉みしだくように触れた。

「痛い…」

月月が顔を歪める。

「痛いのか?それがいいんだ」

男は笑いながら言い、指で胸の先端を摘んだ。

「ああっ!」

月月の体が弓なりに跳ねる。

彼女の両脚が無意識に閉じようとしたが、別の男がそれを押さえつけた。

「逃げるなよ」

その男が太ももに手を這わせる。

月月の全身に鳥肌が立った。複数の手が彼女の体のあちこちを触り始める。胸、腹、太もも、腕——どこもかしこも他人の指に弄ばれている。

「あ…やめて…」

彼女の声はか細かった。

だが、誰も止めない。むしろ、男たちの動きはより激しくなった。

最初の男が彼女の脚を大きく開かせる。月月は目を閉じた。

「開けろ。ちゃんと見るんだ」

陳叔の声が迫る。

彼女は恐る恐る目を開けた。自分の秘部が他人の前に露わにされている光景が、逆さまの視界に映る。

「いい眺めだ」

男が感嘆の声を上げ、指を挿入した。

「ひっ!」

月月の腰が浮く。

男の指は容赦なく動いた。彼女の内壁を探るように、かき回すように。

「まだ硬いな。もっと柔らかくならなきゃ」

男は笑いながら言い、別の指を追加した。

「ああっ…ああっ…」

月月の呼吸が荒くなる。

痛みと、それに混じる奇妙な感覚が彼女を襲う。彼女は無意識に男の腕を掴んだが、すぐに振り払われた。

「触るんじゃない」

男が冷たく言い放つ。

その時、別の男が彼女の顔の横に立った。彼の股間はすでに盛り上がっている。

「口を開けろ」

命令が下される。

月月は一瞬迷ったが、従うしかなかった。ゆっくりと唇を開く。

彼の男根が彼女の口の中に押し込まれた。

「んっ!んんっ!」

月月の喉が詰まる。

彼女の口は異物で満たされ、呼吸さえままならない。同時に下腹部への指の動きも止まらない。

「もっと深くだ」

男が彼女の頭を押さえつける。

月月の目に涙が浮かんだ。彼女の体は三点同時に責め立てられている。口、秘部、そして胸——すべてが他人の所有物になっている。

時間の感覚がなくなる。何人目かわからない男が彼女の上に覆いかぶさった。

「今度は本番だ」

その声を聞いて、月月の体が強張る。

男の硬いものが彼女の入り口に当てられる。一瞬の間を置いて、一気に穿たれた。

「ああああっ!」

月月の悲鳴が部屋に響く。

男は躊躇なく腰を動かし始めた。激しい突き上げが彼女の体を揺さぶる。

「あっ…あっ…あっ…」

月月はただされるがままに揺れ続ける。

彼女の体はもう自分のものではなかった。ただの肉塊として、男たちの欲望を受け入れているだけだ。

男が果てると、すぐに次の男が待っている。彼女の体は休む間もなく犯され続けた。

何人目か——もう数えることさえできなかった。月月の意識は朦朧としている。痛みは感覚の一部になり、感情は麻痺していった。

「すごいな、こんなに濡れてる」

誰かの声が遠くに聞こえる。

「やっぱり生まれつきの奴隷体質だ」

別の声が応じる。

月月は無意識に笑っていた。自分が笑っていることに気づかないまま、彼女の口元は歪んでいた。

「見ろ、笑ってるぞ」

「完全に堕ちたな」

部屋中に笑い声が広がる。

月月の意識は遠のいていく。赤いランプの光が、まるで血の雨のように彼女の上に降り注いでいた。

---

月月が目を覚ました時、部屋の明かりは白く変わっていた。

彼女は見覚えのないソファの上に横たわっていた。体のあちこちが激しく痛む。特に下腹部と太ももの内側は、擦りむいたような痛みがあった。

「起きたか」

横から小蝶の声がした。

月月がゆっくりと体を起こすと、全身に無数の跡がついているのが見えた。赤い指の跡、噛み跡、そしてあざ——彼女の肌は一晩で見る影もなく変わっていた。

「水を飲め」

小蝶がグラスを差し出す。

月月は無言でそれを受け取り、一気に飲み干した。喉の渇きは想像以上に激しかった。

「昨夜はすごかったな」

小蝶がどこか羨ましそうな、そして嫉妬を含んだ声で言った。

「みんな、お前の虜になってたよ」

月月は何も答えなかった。彼女の心は空っぽだった。何も感じなかった。ただ、体の痛みだけが現実を伝えていた。

「鏡を見てみろ」

小蝶が壁の鏡を指さす。

月月はよろめきながら立ち上がり、鏡の前に立った。

そこに映る自分は、昨日までの自分とはまったくの別人だった。乱れた髪、虚ろな瞳、全身に刻まれた犯しの痕——まるで廃人のようだった。

「どうだ?」

小蝶が問いかける。

「…別に」

月月は平坦な声で答えた。

何も感じなかった。これが自分だという実感さえなかった。

その時、部屋のドアが開き、李総が入ってきた。

「おや、起きたか」

彼は満足げな笑みを浮かべている。

「どうだ?初めての乱交の感想は?」

月月は黙ったまま李総を見つめた。

「お前は大成功だ。昨夜参加した全員がお前の虜になった。私はこんなことは初めてだ」

李総が大きく手を広げて言った。

「今日からお前は、このクラブで最も人気のある新人奴隷だ。お前を求める客は山のようにいる」

月月の心に何の波も立たなかった。ただ、遠くから聞こえる他人の話のように、その言葉は耳を通り過ぎていった。

「今夜も予約が入っている。十分に休め」

李総はそれだけ言うと、部屋を出て行った。

残された月月は、もう一度鏡を見た。虚ろな瞳の女が、彼女を見つめ返している。

「おかえり、新しい自分へ」

小蝶が皮肉っぽく呟いた。

月月は何も感じなかった。ただ、自分の体がもう自分だけのものではないという事実だけが、重くのしかかっていた。

彼女の唇が微かに動いた。何かを言おうとして、やめた。もう、言葉すら無意味に思えた。

部屋の窓から差し込む朝日が、彼女の傷だらけの体を照らしていた。その光は温かいのに、月月の心はどこまでも冷え切っていた。