人助けの喜び 第一部

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夏の日差しが容赦なく照りつける午後、エアコンの効いたアパートの一室は、外界とは別天地だった。張杰はソファにだらりと身を預け、目の前で繰り広げられる光景に視線を奪われていた。夢夢がフローリングの床にヨガマットを敷き、柔術の柔軟体操をしているのだ。彼女は薄いタンクトップに短いスパッツという涼しげな格好で、雪のように白い肌が
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夏の日の出会い

夏の日差しが容赦なく照りつける午後、エアコンの効いたアパートの一室は、外界とは別天地だった。張杰はソファにだらりと身を預け、目の前で繰り広げられる光景に視線を奪われていた。夢夢がフローリングの床にヨガマットを敷き、柔術の柔軟体操をしているのだ。彼女は薄いタンクトップに短いスパッツという涼しげな格好で、雪のように白い肌が露わになっている。汗ばんだ額から一筋の汗がこめかみを伝い、首筋へと落ちていった。

「ほら、見ててね、これは難しいんだから」

夢夢はそう言って、右脚を高く上げ、そのまま頭上を通り越して後ろへと倒した。体がしなやかに弓なりになり、タンクトップの胸元が引っ張られて、形の良いDカップの膨らみがくっきりと浮かび上がる。張杰は息を呑んだ。彼女の体はまるで意志を持った生き物のように自在に曲がり、そのたびに筋肉の繊細な動きが伝わってくる。

「すごいだろ?私、柔軟性だけは自信あるんだ」

無邪気に笑う夢夢に、張杰は「ああ、すごいよ」と生返事をしながら、心の中では彼女の肢体が別の場面でどう動くかを想像してしまい、慌てて目を逸らした。彼は夢夢を深く愛している。それに疑いはない。しかし同時に、心の奥底には誰にも言えない暗い欲望が渦巻いていた。彼女が他の男に触れられるところを想像すると、言い知れぬ昂奮が込み上げてくるのだ。

ちょうどその時、玄関のチャイムが鳴った。

「あ、大牛かな?約束してたんだ」

張杰が立ち上がり、ドアを開けると、案の定、ルームメイトの張大牛が立っていた。丸顔に人懐っこい笑みを浮かべ、手にはコンビニの袋を提げている。

「やあ、お邪魔します。アイス買ってきたんだけど、食べない?」

見た目はまったくもって無害で、むしろ愛嬌のあるぽっちゃり体型。だが張杰は知っている。こいつの腹の内を。知っていて、なお彼を招き入れてしまう自分が、何よりも忌まわしい。

夢夢は体操をやめ、タオルで汗を拭きながら「あら、大牛さん、こんにちは」と愛想よく声をかけた。大牛は靴を脱ぎながら、わざとらしく目をぱちくりさせた。

「うわ、夢夢さん、すごい格好!何してたの?」

「柔術の練習。見たい?」

「見たい見たい!」

大牛はまるで子どものように無邪気に拍手し、彼女の前にあぐらをかいて座った。夢夢は得意げに再び足を高く上げ、柔軟な肢体を披露する。大牛は大げさに驚いて見せ、時折「へえ、ここまで曲がるんだ」「すごいなあ」と感嘆の声をあげる。その視線が一瞬、彼女の胸元や太腿に注がれたのを、張杰は見逃さなかった。しかし夢夢はまったく気にする様子もなく、むしろ熱心に解説を始めた。

「そうそう、ここを伸ばすとね、股関節が柔らかくなるんだよ。大牛さんもやってみる?」

「いやあ、僕は体が硬くて…」

大牛が照れたように頭をかくと、夢夢はクスッと笑った。それから彼女は、ふと思い出したように「そういえば、今日はどうしたの?何か用事?」と尋ねた。大牛は途端に表情を曇らせ、もじもじとスパッツの膝を弄りはじめた。

「実は…相談があって来たんだ。恋愛のことで…」

「恋愛?」

夢夢の目が輝いた。彼女はもともと世話好きで、人に何かを教えるのが大好きな性格だ。

「うん。実は、後輩の女の子に片思いしてて…でもどうやって口説いたらいいか全然わからなくて。それで、夢夢さんに女の子の気持ちを教えてもらおうと思って」

大牛は顔を赤らめ、まるで純情な少年のようにうつむいている。張杰は心の中で冷笑した。こいつに片思いの相手などいるものか。これは全部、夢夢に近づくための作り話だ。しかし彼は口を挟まず、ソファに座って静かに見守ることにした。

「まあ!それなら任せてよ!」

夢夢は立ち上がり、両手を腰に当てて胸を張った。

「私がとことんコーチしてあげる!ねえ、張杰もいいでしょ?」

彼女が振り返ってにっこり笑うので、張杰は反射的にうなずいた。

「ああ、もちろん。大牛、頑張れよ」

そう言いながら、胃のあたりがむず痒くなるような感覚を覚える。期待と嫌悪が混ざり合った、あの独特の昂奮だ。

「じゃあ、まずは基本的な会話から教えるね。女の子と話すとき、一番大事なのは相手の話をちゃんと聞くこと。それと、適度な距離感!」

夢夢は教師さながらに人差し指を立てて説明を始めた。大牛は素直にうなずきながら、「でも、その距離感が難しいんだよなあ」と困った顔をする。

「例えば、どういう風に近づけばいいか、実際に教えてほしいな」

「そうね…じゃあ、今から私が後輩の女の子の役をするから、大牛さんは話しかける練習をしてみて」

夢夢はにこやかに提案し、大牛に向かい合って立った。大牛は緊張した面持ちで、おずおずと一歩前に出る。

「えっと…こ、こんにちは。今日はいい天気ですね…」

声が上ずっていて、わざとらしいくらいの不器用さだ。夢夢は思わず吹き出した。

「ぷっ、大牛さんってば可愛い!でも、そういう時はね、もっと相手の目を見て話すの」

彼女はそう言いながら、大牛の手を取って自分の肩に置いた。

「ほら、こうやって軽く肩に触れるくらいの距離感がちょうどいいの。近すぎず遠すぎず、親しみを感じさせるのがポイント」

大牛の手が夢夢の白い肩に触れる。汗ばんだ肌の感触が指先に伝わったのか、彼は一瞬、欲望を隠しきれずに唇を舐めた。しかしすぐに初めて女性に触れたかのような慌てふためきを演じ、手を引っ込める。

「ご、ごめん!変な気持ちじゃないんだ!」

「大丈夫だってば!もう、大牛さんは純情すぎるよ。そんなんじゃいつまで経っても彼女できないわよ」

夢夢はけらけらと笑い、安心させるように彼の腕をポンと叩いた。張杰はそれを見つめながら、下半身に熱が集まるのを感じていた。夢夢はまったく警戒していない。友人の恋愛相談に乗っているだけ。そう信じ切っている彼女の無防備な姿が、張杰の倒錯した欲望をさらに煽る。

大牛はその後も、夢夢の指導に従いながら何度も「練習」を重ねた。話題の振り方、相槌の打ち方、さりげないボディタッチのタイミング。その度に彼の手は夢夢の二の腕や背中、時には腰のあたりにまで伸ばされたが、夢夢は嫌がるどころか「そうそう、上手くなってる!」と褒めちぎった。

「夢夢さんは本当に教え方がうまいね。おかげで自信が出てきたよ」

大牛は感動したように言い、深々と頭を下げた。

「えへへ、でしょ?私、こう見えても教えるの得意なんだから」

夢夢はすっかり得意げになり、胸をそらす。その拍子に、タンクトップの生地が乳首の形をくっきりと浮かび上がらせた。薄紅色の突起が、汗で透けた布地を通してはっきりと見える。大牛の視線が一瞬そこに吸い寄せられるが、夢夢はまったく気づかない。

「明日もまた教えてほしいな。今日教わったことを実践してみるから、その前に最終チェックをしてもらえると嬉しいんだけど…」

大牛が遠慮がちに切り出すと、夢夢は二つ返事で承諾した。

「もちろん!明日もたっぷりコーチしてあげる。これであの子を絶対に落とせるようにね!」

夕方、大牛が帰った後の部屋には、ほのかな汗の匂いと、張杰の中に渦巻く言い表せない感情だけが残された。

その夜、ベッドの中で、張杰は夢夢をいつもより激しく求めた。

「きゃあ、今日の張杰、なんだかすごく積極的…んっ…」

夢夢は戸惑いながらも、愛する彼氏の熱意に応えようと必死にしがみつく。張杰は彼女の敏感な体を弄りながら、頭の中では昼間の光景を再生していた。大牛の手が肩に触れ、腰に回り、そして無防備な胸元に向けられた視線。それらが脳裏にフラッシュバックするたびに、彼自身のペニスはこれまでにないほど硬くそそり立った。

「あっ…ああっ…張杰…もう…」

夢夢が絶頂に達し、潮を吹きながら痙攣する。その瞬間、彼女の子宮口がきゅうっと窄まり、ほんの僅かに開いたような気がした。張杰はその感触を味わいながら、心の中で得体の知れない満足感に浸っていた。

(夢夢…お前は何も知らなくていい。ただ、俺は…この先に何が起きても、絶対に止めないだろう…)

彼は荒い息を吐きながら、秘かな愉悦に身を震わせた。明日もまた、大牛が来る。夢夢は純粋に指導を続けるつもりだろう。張杰はその様子を想像し、暗闇の中で静かに口元を歪めた。

手つなぎの指導

翌朝、張大牛は約束通り、一冊のノートを抱えて張杰と夢夢の部屋にやってきた。ドアが開いた瞬間、彼はわざと胸の前でノートをぎゅっと握りしめ、初めてデートに誘う純情な少年のような表情を作った。

「おはよう、張杰。夢夢さんも。今日は本当にありがとう、わざわざ時間を割いてもらって」

「いいのよ、友達だもの」

夢夢はにっこりと笑い、手招きして彼を部屋に招き入れた。彼女は今日、淡いピンクのワンピースを着ていて、肩までの髪をゆるく束ね、清純で可憐な雰囲気を漂わせている。張大牛の視線は一瞬、彼女の白くて細い腕をかすめたが、すぐに無邪気な笑顔の下に隠した。

「さあ、座って。まず何から始める?メモ見せてみて」

夢夢はソファに座り、真剣な家庭教師のような態度で言った。張大牛はおずおずと彼女の隣に腰を下ろし、距離は半臂ほどを保っている——近づきすぎず、わざとらしくもない距離感を見事に計算して。

「これ、昨日書いた疑問点です」

張大牛はノートを開き、そこには「第一歩:手のつなぎ方」と整った字で書かれていた。その下には赤いペンでいくつもの疑問符が描かれている。

「手をつなぐのは自然なことだと思ってたんだけど、よく考えたらどうやってつなぐのか全然わからなくて。力加減とか、つなぐタイミングとか、手の位置とか…考えれば考えるほど怖くなってきた」

張大牛はため息をつき、本当に悩んでいるように眉をひそめた。

「手をつなぐのにそんなに悩むことないのに」

夢夢はくすっと笑ったが、すぐに真面目な顔に戻った。

「でも最初は誰でもそうよね。私も張杰と初めて手をつないだ時、心臓が飛び出しそうだったもん。じゃあ、まずは基礎から教えてあげる。手を出して」

張大牛は心の中で大喜びしていたが、顔には緊張した表情を浮かべ、手のひらを汗ばませるという細かい演技まで忘れない。

「こうやって自然に手を差し出すの。相手をじっと見つめなくていい、それがプレッシャーになるから。軽く前を見るか、微笑むくらいでちょうどいい」

夢夢は立ち上がり、身振りを交えて説明した。彼女は自分の右手を差し出し、手首のカーブが柔らかな弧を描く。

「さあ、あなたもやってみて」

張大牛は深く息を吸い込み、まるで大きな決意をしたかのように、震える右手をゆっくりと夢夢に向けて差し出した。彼の指はわざと細かく震えており、緊張している様子を完璧に演出している。

「そ、こう?」

「そうそう、でも震えすぎ。リラックスして、私があなたの彼女だと思って」

夢夢は彼の手首をそっと押さえ、震えを落ち着かせようとした。

「手をつなぐ時はね、まず相手の人差し指と中指の間に自分の指をそっと差し込むの。自然に手のひらを重ねて、指と指をからませる感じ。やってみる?」

夢夢は自分の手を開き、張大牛の前に差し出した。

張大牛はゴクリと唾を飲み込み——これは演技ではなく、本当の渇望の表れだった——そして初めて異性と手をつなぐ純真な少年のように、慎重に自分の手を夢夢の手のひらに重ねた。

その瞬間、彼の全身に電流が走った。

夢夢の手は想像以上に柔らかく、まるで羽毛のようで、ほんの少しの力で跡がついてしまいそうだった。彼女の指は細長く、関節は小さく繊細で、つるつるとした絹のような肌の感触。張大牛の指が彼女の指の間に滑り込むと、温かくてひんやりした独特の感触が伝わってくる。

彼はほとんど息を止めそうになった。

「手のひらをしっかり合わせて、でも強く握りすぎないで」

夢夢はまるで自分の指を調整するように、彼の指を一本一本正しい位置に導いた。張大牛はその接触をじっくりと味わい、彼女の肌のきめ細かさ、温もり、さらには微かに香る彼女特有の体臭までも感じ取ろうとしていた。

「そうそう、今の感じ。手のひらがくっついてるでしょ?これが一番心地いいやり方なの」

夢夢は満足そうにうなずいた。

部屋の隅では、張杰がスマホを手に、ソファの肘掛けにもたれて何やら動画を見ているふりをしていた。彼の視線は画面に固定されているように見えたが、実際は二人の指が絡み合う様子をじっと盗み見ていた。張大牛の太い指が夢夢の細く白い指の間にゆっくりと差し込まれていくのを見て、彼の喉仏が上下に動いた。

彼は姿勢を変え、足を組み替えるふりをして、下半身の反応を隠した。画面の中の動画はとっくに終わっていたが、彼は気づかないほどだった。

「次は歩きながら手をつなぐ練習をしようか」

夢夢は立ち上がり、手をつないだまま張大牛を促した。

「よく道でカップルが手をつないでるのを見ると、手の振り方や歩くリズムが合ってない人もいるの。これは実践あるのみよ」

張大牛は立ち上がり、名残惜しそうに彼女の指を少しだけ強く握りしめた。夢夢は気づかないか、気づいても気にしなかったのだろう、抵抗はしなかった。

「歩くときは、二人の腕が自然に揺れるから、相手の歩幅に合わせるのを忘れずに。あなたの歩幅は広いから、少し小さめにね」

彼らは部屋の中をゆっくりと歩き始めた。二人の影が床に伸び、絡み合うように揺れている。張杰の位置からは、二人の背中がちょうど見え、夢夢の小さな手と張大牛の大きな手がはっきりと対照を成していた。

「会話の練習もしてみようか?手をつなぎながら自然に話せるようになることも大事よ」

夢夢は顔を上げ、真面目な先生のような目で張大牛を見つめた。

「じゃあ、例えば…あ、そうだ。将来の彼女ができたら、まずどんな話をする?」

「うーん…多分、相手の手がとても暖かいって言うかな」

張大牛は、事前に考え抜いたようにも、とっさに思いついたようにも聞こえる口調で言った。

「それで、手の感触を具体的に褒めるの。柔らかいとか、握り心地がいいとか」

「それ、いいアイデアね!女の子は褒められると嬉しくなるから」

夢夢は目を輝かせて、彼の返答に称賛の意を示した。

「じゃあ練習してみよう。今、私があなたの彼女だと仮定して、褒めてみて」

張大牛は軽く息を吸い込み、夢夢の手を少し強く握りしめながら言った。

「夢夢さん…あ、違う、〇〇ちゃんの手は本当に柔らかいね。絹でできてるみたいで、離したくないくらいだ」

彼の口調には少しだけ恥じらいが込められており、その演出はあまりにも完璧だった。夢夢はあまりのリアルさに思わず顔を赤らめ、手を引っ込めようとしたが、張大牛が握りしめていたためできなかった。

「上手すぎ!女の子はそんな風に言われたら恥ずかしくなっちゃうけど、嬉しくなるわね」

夢夢は照れくさそうに笑い、別の手で顔を扇いだ。

「でも、もうひとつ重要なポイントがあるの。こんな風に褒める時は、相手の目を見すぎないこと。恥ずかしくて逃げ出したくなっちゃうから。軽く目をそらすか、微笑むか、自然に」

「こう?」

張大牛は彼女の言う通りに視線をそらし、部屋の隅にいる張杰の方を見た。その瞬間、彼の口元にほとんど気づかれないほどの意地の悪い笑みが浮かんだ。張杰と目が合うと、すぐに無邪気な表情に戻った。

張杰は素早く視線を画面に戻し、何も見ていないふりをしたが、胸の内はすでに荒れ狂う海のようだった。彼は夢夢の指が他の男の手のひらの中で優しく揉まれているのを見た。彼女のうなじがほんのりと赤らんでいるのを見た。彼女の胸が呼吸とともにわずかに上下するのを見た。この感覚は恥辱でありながら、抗いがたい奇妙な興奮をもたらし、彼はほとんどそれに溺れてしまいそうだった。

「他にも、手をつなぎながらの小さな動きも練習しなきゃね」

夢夢は深刻になりすぎた雰囲気を打ち破ろうと、わざと軽やかな口調で言った。

「例えば、時々指で相手の手の甲をトントンと軽く叩くの。これは親密さやいたずら心を伝える方法なんだって。恋愛の達人が書いてたのを読んだことがあるの」

張大牛はすぐに学んだ。彼の人差し指が夢夢の白くて繊細な手の甲に軽く落ち、優しく二回叩いた。夢夢はくすぐったそうに少し身をよじったが、笑みを浮かべていた。

「そうそう、これでいいわ。こうすると堅苦しさがなくなって、関係がもっと自然になるの」

時間が一分一秒と過ぎていった。次第に張大牛は夢夢の手を握る時間を延ばしていき、質問をしてはわざとらしく理解を深めようとした。夢夢は全く気づかず、根気よく説明を続け、張大牛の手を引いて様々な手のつなぎ方を練習した。

「これで今日の練習は終わり。あなたは覚えが早いから、きっと実際に使ってもうまくいくよ」

やがて夢夢がようやく止めると宣言した時、張大牛はようやく名残惜しそうに手を離した。彼の手のひらにはすでに夢夢の体温とほのかな香りが染みついていた。

「今日は本当にありがとう、夢夢さん。とても勉強になりました」

彼は深々とお辞儀をし、その声はまるで恩師に感謝する学生のようだった。

「感謝してるよ、張杰」

張大牛は振り返り、心からの笑顔で張杰に言った。その笑顔は確かに偽りだったが、あまりに真実味を帯びていた。

「いつでもどうぞ。君は僕の一番の親友だからね」

張杰は立ち上がり、ポケットに手を突っ込んで飄々とした様子で言ったが、もう片方の手は無意識に拳を握りしめていた。

張大牛が去った後、部屋には温かい静けさが戻った。夢夢はソファにぐったりと座り込み、顔には達成感があふれていた。

「はあ、教えるのって楽しい!大牛がすごく真剣だから、私まで緊張しちゃった」

彼女は手足を伸ばし、白い細い腕が頭の上で弧を描く。ワンピースの裾が少しだけ上がり、膝小僧のあたりがちらりと見えた。

「お疲れ様、先生」

張杰はそばに歩み寄り、身をかがめて彼女の額にそっとキスをした。

「ご褒美だよ」

夢夢の顔はすぐに熟したリンゴのように真っ赤になり、両手で頬を覆ってソファのクッションに顔を埋めた。

「急に何するの…大牛が来てた時はずっと無視してたのに」

「彼がいる時は真面目な顔をしてないとね。今はもういないから」

張杰は彼女の隣に座り、彼女の手を握ったが、これは張大牛がさっき練習で握っていた手だった。彼はその手のひらを何度も優しく撫で、まるで何かの痕跡を拭い去ろうとしているかのようでありながら、別の痕跡を探しているかのようでもあった。

「明日は何の練習をする予定なの?」

彼はさりげなく尋ねた。

「続きのレッスンよ。大牛はキスのテクニックについて質問があるみたい。どうやって自然にキスをするか、とか、どうやって相手がOKかどうかを見分けるか、とかね」

夢夢は顔を輝かせて言った。彼女は完全にこの「人助け」の達成感に浸りきっており、少しも異常を感じていなかった。

「でもキスは手をつなぐよりずっと複雑だから、ちゃんと準備しないと。ジェスチャーを使うか、それとも…直接教えるか…」

彼女はあごに手を当てて考え込んだ。

「直接なんて、さすがにやりすぎじゃない?」

張杰の声はかすかに震えていたが、夢夢はそれに気づかなかった。

「もちろんだめだよ!ジェスチャーで教えるし、いろんな資料も探してみる。ちゃんと教えられるようにね。大牛があんなに私を信頼してるんだから、がっかりさせられないもん」

夢夢は真剣に言い、拳を握りしめて気合を入れた。

張杰はそれ以上何も言わず、ただ彼女の肩を強く抱きしめた。彼の視線は窓を通り過ぎ、遠くを見つめていた。心の奥底では、ある禁断の期待がこっそりと芽吹き、ゆっくりと成長し始めていた。

キスの予行演習

夢夢は真剣な表情でソファに座り、向かいに腰かけた張大牛を見つめていた。彼女の膝の上には、先ほどまで開いていた「恋愛バイブル」が閉じたまま置かれている。張大牛はぽっちゃりした顔に切実な表情を浮かべ、身を乗り出して彼女の言葉を待っている。その隣で張杰は、なにやら落ち着かない様子で脚を組みかえ、ちらりと二人を見比べた。

「いい? キスってね、女の子を落とすときには絶対に外せないステップなんだから」

夢夢はまるで恋愛指南の先生にでもなったかのように、人差し指を立てて言った。その白い指先が空気を軽く叩くたびに、張大牛は何度も頷いてみせる。

「うんうん、だからこそ、ちゃんと練習しておかないと本番で失敗しそうでさ……夢夢さん、本当に教えてくれるのか?」

張大牛は上目遣いにそういいながら、どこかあどけなささえ感じさせる笑みを浮かべる。夢夢はわずかに胸を張り、「もちろん、私に任せて」と言いかけて、ふと言葉を切った。頭の中で「教える」という行為の具体的な内容を思い浮かべたのだろう、その頬がほんのりと色づく。

「えっと……じゃあ、まずは形からね。唇の動かし方を見てて」

気を取り直したように、彼女は軽く背筋を伸ばすと、小ぶりでふっくらとした唇をほんの少しだけ突き出し、ゆっくりと開閉してみせた。まるで何かをついばむような、あるいは甘いものを味わうような、繊細な動きだった。張大牛は食い入るようにそれを見つめ、喉をこくんと鳴らす。

「だけどよ、見てるだけじゃやっぱり分かんねえな……実際にやってみないと、感触とか、力加減とか、さ」

張大牛は困ったように頭をかき、ちらりと張杰のほうへ視線を送る。張杰は一瞬息を詰まらせたが、すぐに優しい口調で夢夢に語りかけた。

「そうだよ、夢夢。せっかくここまで教えるって決めたんだから、最後まで付き合ってやってくれよ。俺もちゃんとそばで見てるし、変なことにはならないから」

張杰の声は平静を装っていたが、その奥に隠された熱っぽい震えを、夢夢は聞き逃さなかった。彼女は少しだけ唇を噛みしめ、張杰の目をじいっと見つめる。そこには確かに、「お前を信じている」という光と、それからほんのわずかな迷いがあった。しかし、結局彼女はこくりと首を縦に振る。

「わかった……でも、絶対にそばにいてね。張杰がいなきゃ、やだ」

「もちろん」

張杰は短く答え、背もたれに体重を預けながら足を組み替えた。心臓がどくどくと嫌なほど早鐘を打っている。彼は自分でもわかっていた──この高鳴りが、決して不安だけによるものではないことを。

夢夢はソファの上で軽く位置を正し、張大牛に向き直る。張大牛は遠慮がちに身を乗り出し、まるで初めてのデートに臨む純情な青年のように、おどおどとした動きを見せた。そのぎこちなさは、彼の腹の底に渦巻く邪念を完璧に覆い隠している。

「じゃあ、いくよ……」

張大牛がゆっくりと顔を近づける。夢夢は反射的に少しだけ顎を引き、唇をわずかに結んだ。彼の荒い呼気が顔にかかる。距離が十五センチ、十センチ、そしてついに、張大牛のやや厚ぼったい唇が、夢夢の柔らかな唇にためらいがちに触れた。

瞬間、夢夢の眉がぴくりと寄せられ、かすかな不快感が走る。生暖かく湿った感触と、ほのかに匂い立つ男の吐息が、張杰のそれとは全く違っていたからだ。彼女は思わず身体を引きかけたが、横から張杰の声が飛ぶ。

「大丈夫だよ、夢夢。まずは軽く触れるだけ……それから、少しずつ深くしていくんだ」

張杰の言葉は落ち着いている。だがその声には、いつもと違うかすかな掠れが混じっていた。彼の指は膝の上で白くなるほど強く握りしめられている。

張大牛は張杰の「指導」を待っていたとばかりに、再び顔を寄せた。今度はさっきよりもはっきりと、夢夢の上唇と下唇を包み込むように重ねてくる。夢夢の華奢な肩がびくんと跳ね、首の後ろの産毛が逆立つような感覚が走った。しかし彼女は必死に自分に言い聞かせる──これはあくまで指導であって、張杰だって許してくれているのだ、と。

その信頼が、彼女の防御を溶かしていった。

張大牛は慎重に、それでいて徐々に圧力を強めながら、夢夢の唇を食むように動かし始める。彼の舌先がほんの少しだけ彼女の歯列をなぞったとき、夢夢は無意識のうちに小さく息を漏らした。心臓がトクントクンと鼓動を早め、身体の芯がじんわりと熱を持つ。張大牛の吐息が鼻から抜けるたび、甘えるような微振動が彼女の肌をくすぐる。

数十秒が、永遠のように長く感じられた。やがて夢夢は両手で張大牛の胸をそっと押し返し、唇を離す。ぷは、と小さな吐息が部屋に響き、彼女は一瞬息を整えた。その白い頬はうっすらと桜色に染まり、目のふちがわずかに湿っている。しかし彼女はすぐに澄ました顔を作り、こほんと咳払いをしてから、先生のような口調で評価を下した。

「……まあまあね。初めてにしては、悪くないんじゃない?」

夢夢は精一杯の虚勢を張り、口元をきゅっと引き締めてそう言った。だが声の最後がほんの少し上ずっていたことは、張杰も見逃さない。

張大牛は「えへへ」と照れたような笑みを浮かべ、頭をかきながら「夢夢先生のおかげだよ」と称えた。だが彼の視線が一瞬だけ横に動き、張杰の姿をとらえたとき、その瞳の奥底で、獲物をいたぶる獣のような輝きがちらりと踊る。張杰が息を呑む荒いさま、膝の上でぎゅっと握られた拳、そして表情を保とうと必死に引き結ばれた口元。それらすべてが、張大牛の胸の内でおぞましいほどの満足感を膨らませていく。

(まだまだ、こんなものじゃないんだぜ、張杰……お前の女は、もっと熱くしてやるからな)

張大牛の腹の底で、黒い笑いが静かに渦巻いた。

ディープキスの試み

寮の一室、カーテンの隙間から午後の陽射しが斜めに差し込む中、夢夢はソファの端に腰掛け、真剣な表情で教科書を開くように両手を膝の上に重ねていた。張大牛はその隣、やや距離を置いて座り、もじもじと指を組み合わせながら俯いている。部屋の隅のベッドでは張杰がノートパソコンを広げ、画面越しに二人の様子を盗み見ていた。心臓が早鐘を打つ。これから始まる光景を想像するだけで、指先が震える。

「今日はね、もっと実践的なキスの練習をしようと思うの」

夢夢が切り出した声は、まるで家庭教師が生徒に新しい単元を説明するかのように落ち着いていた。その純粋な瞳には、ただ「友人を助けたい」という善意だけが輝いている。

「実践的って…?」

張大牛が顔を上げる。その表情は困惑と緊張で歪んでいるが、目の奥で狡猾な光がちらついていることを知っているのは張杰だけだ。

「前回は軽いキスだけだったでしょ?でもね、本当に女の子を喜ばせるには、ディープキスができないとダメなのよ。舌を絡めるような、深いキス」

夢夢はそう言うと、自分の唇を人差し指でそっと撫でた。薄紅色の唇が湿り気を帯びて光る。

「ええっ…そんなの、恥ずかしすぎるよ。僕なんかが夢夢ちゃんと…」

張大牛は大げさに手を振り、顔を真っ赤に染めた。その芝居がかった反応に、張杰は内心で苦笑する。なんて上手いんだ、こいつは。

「大丈夫、怖がらなくていいのよ。私がちゃんと教えてあげるから。これは全部、大牛くんが彼女と上手くいくための練習なんだからね」

夢夢が優しく微笑みながら張大牛の手を取る。その無防備な接触に、張杰の下腹部がずきりと疼いた。

「じゃあ…お願いします」

張大牛が観念したように深呼吸する。その唇の端が、ほんの一瞬だけ吊り上がったのを、張杰は見逃さなかった。

「まずね、ディープキスの基本は舌の動きなの。相手の唇をそっと割って、舌先で優しくノックするように…」

夢夢は教師のように説明を始めると、ゆっくりと張大牛に顔を近づけた。二人の影が壁に重なる。

「こうやって…んっ…」

夢夢は自ら張大牛の唇に自分のそれを重ねた。ちゅ、と小さな水音が部屋に響く。張杰は息を呑み、キーボードを打つ指を止めた。スクリーンの反射で、自分の目が異様に輝いているのが見える。

夢夢の舌が、恐る恐る張大牛の唇の隙間を探る。固く閉じられた門を、柔らかな肉が優しくこじ開けようとする動きが、張杰の位置からもはっきりと見えた。

「んふ…大牛くん、力を抜いて…口を開けて…」

夢夢が一旦顔を離し、甘い息を吐きながら囁く。その声はすでに少し潤んでいた。

「こう…ですか?」

張大牛がおずおずと口を開ける。その中に、夢夢は再び自分の小さな舌を差し入れた。

「そう…今から私の舌の動きをよく感じてね…ん…こうやって…先っぽで…円を描くように…」

夢夢の舌が張大牛の口腔内で優雅に舞い始める。まずは上顎を、次に歯茎の裏側を、そして張大牛の舌そのものに触れた瞬間、夢夢の肩がぴくりと震えた。

「んっ…!大牛くんの舌…熱い…」

夢夢が思わず漏らした言葉に、張杰のペニスがズボンの中で硬さを増す。彼女の舌が、今、他の男の舌に触れている。その事実が脳内麻薬のように全身を駆け巡った。

「じゃあ…今度は大牛くんが私にやってみて。さっきの動きを真似するのよ」

夢夢が顔を離し、うっとりとした目で張大牛を見つめる。彼女の唇は唾液で濡れ、銀色の糸が一瞬、二人を繋いだ。

「こんな感じ…ですか?」

張大牛が今度は自分から夢夢の唇を奪った。その動きは先ほどとは別人のように積極的で、狙いを定めた獣のような正確さがあった。

「んむっ…!?」

夢夢の目が見開かれる。張大牛の舌が彼女の小さな口内に侵入してきたのだ。それは太く、肉厚で、まるで別の生き物のようにたくましい。夢夢の舌を押しのけ、歯列をなぞり、上顎の奥の敏感な部分を容赦なく擦り上げる。

「んんっ…んふぅ…っ!」

夢夢の鼻から漏れる声が急に高くなる。張大牛の舌技はあまりにも巧みだった。絡め取り、吸い上げ、時には舌全体で夢夢の口腔を満たすように動く。その動きはまるで熟練の愛撫のようで、教えたばかりの初心者のそれではない。

「んちゅ…んぷ…はぁ…っ」

夢夢の呼吸が乱れ始める。彼女の小さな手が、いつの間にか張大牛の肩にしがみついていた。唇の端から混ざり合った唾液が一筋、顎を伝って落ちる。

張大牛の舌が夢夢の舌を吸い上げた。柔らかな肉同士が擦れ合い、卑猥な水音が静かな部屋に響き渡る。夢夢の白い喉がこくんと動き、張大牛の唾液を飲み込んだのが見えた。

「ん…んんっ…!」

夢夢の足がソファの上でじたばたと動く。その太腿が無意識に擦り合わされ、スカートの裾が少しだけめくれ上がった。白い太腿の内側が露わになり、筋肉がぴくぴくと痙攣している。

張杰はキーボードを握りしめた。指が震えて打鍵の音すらまともに出せない。目の前で繰り広げられる光景に、頭がくらくらする。彼女が、俺の夢夢が、他の男に口内を蹂躙されている。なのに、なぜこんなに興奮するんだ。

「んんんっ…むぐ…っ!」

夢夢の声が苦しげに変わる。あまりにも深く、長くキスされ続け、呼吸する隙間すら与えられていないのだ。彼女の顔が真っ赤に紅潮し、目の焦点が合わなくなってきている。

「ゴホンッ!」

張杰は思わず咳払いをした。その音に、夢夢がハッと我に返る。

「んぁっ…!はぁ…はぁ…」

夢夢が慌てて張大牛から離れた。二人の唇の間には幾本もの唾液の橋がかかり、やがて重力に負けて切れていく。夢夢の口元は唾液でぐっしょりと濡れ、唇は普段より一回り大きく腫れぼったくなっていた。

「も、もう…大牛くん、激しすぎるよ…」

夢夢が息を整えながら、潤んだ瞳で張大牛を軽く睨む。その声は叱っているようで、どこか甘えた響きが混じっていた。

「ご、ごめんなさい!つい夢中になっちゃって…」

張大牛が申し訳なさそうに頭を下げる。だが張杰には分かっていた。これはすべて計算づくの行動だ。わざと激しくして、夢夢の身体に快楽を刻み込み、もっと深いところまで侵略するための布石なのだ。

「いい?ディープキスはね、激しければいいってものじゃないの。優しさの中にも情熱を込める…それが一番女の子をドキドキさせるんだから」

夢夢はまだ少し息を弾ませながら、懸命に講義を続けようとする。その無垢な姿勢が、逆にこの状況の倒錯的なエロスを際立たせた。

「優しさと…情熱…」

張大牛が神妙な顔で頷く。

「そう。さっきの大牛くんのは情熱はあったけど、優しさが足りなかったの。もっと相手のことを思いやって…こう、舌の先でそっと撫でるように…」

夢夢が再び身を乗り出す。今度は彼女が主導権を握り、非常に優雅で繊細なキスを張大牛に施した。

「ん…そう…すごくいいわ…大牛くん、飲み込みが早いわね…」

夢夢の褒め言葉に、張大牛が嬉しそうに笑う。その笑顔があまりにも人懐っこくて愛らしいから、夢夢は完全に警戒心を解いてしまっていた。

「夢夢ちゃんのおかげだよ。こんなに丁寧に教えてもらえて、本当に感謝してる」

「ううん、私も教えてて楽しいし…それに、大牛くんがこんなに真剣に聞いてくれるから、教え甲斐があるの」

二人の間に流れる和やかな空気。そのすぐ隣で、張杰はノートパソコンに向かいながら、自分の内面で渦巻く暗い欲望に押しつぶされそうになっていた。

それから数日の間に、「復習」と称したキスの練習は日常化していった。張大牛は暇さえあれば夢夢にキスをせがみ、夢夢もその度に真面目に応じて指導を続けた。場所は寮の部屋だけでなく、大学の図書館の片隅や、人気のない階段の踊り場など、徐々に半公共的な空間へと広がっていった。

図書館では、背の高い書架の影で。夢夢が背伸びをして張大牛の首に腕を回し、二人はまるで本物の恋人のように唇を重ねた。夢夢は「今日は優しく10秒ね」と制限時間を設け、キスが終わると「80点」などと採点してみせる。その無邪気な遊びに、張大牛は従順に従いながら、着実に夢夢の身体を自分の舌の味に慣らしていった。

階段の踊り場では、非常口の青い灯りの下で。誰かが来ないかと怯えながらのキスは、夢夢に秘密のスリルを与えた。彼女の心臓はいつもより早く打ち、その鼓動は唇を通して張大牛にも伝わった。

「夢夢ちゃん、今日はどんなキスを教えてくれるの?」

張大牛が無邪気な口調で尋ねるたび、夢夢は張り切って自分の知識を披露した。

「今日はね、キスしながらの呼吸法よ。鼻で息をするのがコツなの。じゃないと、この前みたいに息ができなくなっちゃうから」

そう言って夢夢が実演を始める。しかし結局は、張大牛の巧みな舌技に夢夢の方が先に息を乱してしまうのだった。酸欠による軽いめまいが、キスの快楽をさらに増幅させる。夢夢の頭の中がふわふわと溶けていき、張大牛の舌が自分の口の中を好き放題に這い回るのを、ただ受け入れるしかなくなる瞬間が増えていった。

そんな練習の後はいつも、夢夢の下着はしっとりと湿っていた。まだ自覚はないものの、彼女の身体は明らかに張大牛との接触に反応し始めていたのだ。愛液が染み出し、パンティのクロッチ部分が透明な粘液でぐっしょりと濡れていることに、夢夢自身は「運動したから汗をかいたのかな」と無理やり思い込んでいた。

しかし張杰は気づいていた。ある晩、夢夢が風呂に入っている隙に、彼女が脱いだ下着を手に取ったことがある。ピンクのレースのパンティーをそっと鼻に近づけると、夢夢の甘い体香に混じって、間違いなく愛液の匂いがした。酸っぱくて、少し生臭くて、それでいて抗いがたい魅惑的な芳香。その香りを嗅いだだけで、張杰のペニスは痛いほど硬く勃起した。

「杰…お風呂出たよ…」

バスルームから出てきた夢夢は、バスタオル一枚の姿だった。湯気でほんのりとピンクに染まった肌からは、シャンプーと彼女自身の匂いが立ち上っている。滴る髪の水分をタオルで拭きながら、彼女は無邪気に微笑んだ。

その夜の性交は、いつにも増して激しいものになった。張杰は獣のような衝動で夢夢をベッドに押し倒し、いつもの三倍以上の時間をかけて彼女の全身を愛撫した。

「きょうの杰…なんかすごい…」

夢夢が息を弾ませながら言う。張杰は答えず、彼女の敏感な部分を集中的に攻め立てた。

まずは耳だ。夢夢の耳は性感帯の一つで、特に耳たぶを甘噛みされると全身が震える。張杰は舌で彼女の耳の裏側をゆっくりと舐め上げ、耳たぶを軽く歯で挟んで引っ張った。

「ひゃん…っ!」

夢夢の身体がビクンと跳ねる。張杰はその反応を楽しみながら、今度は耳の穴に舌を差し入れた。ぬるりとした感触が夢夢の耳の奥を這い回る。

「あっ…ああ…そこ…だめぇ…」

夢夢が首を振って逃げようとするが、張杰は両手で彼女の頭を固定し、執拗に耳を犯し続けた。くちゅくちゅという水音が直接、夢夢の脳内に響く。

十分に耳を愛撫した後は、首筋へ移る。夢夢の白い喉元に張杰の唇が触れた瞬間、彼女は息を呑んだ。頸動脈の上を舌が這い、鎖骨のくぼみに唾液が溜まる。張杰はその部分を強く吸い上げ、所有の印を刻み込んだ。

「痛い…けど…気持ちいい…」

夢夢の声が甘く溶けていく。彼女の手が張杰の髪を掴み、もっと強くしてほしいと無言で強請る。

鎖骨から胸元へ。張杰は彼女のバスタオルを取り去り、露わになった双丘に見とれた。雪のように白い肌の上で、薄紅色の乳首が硬く尖っている。Dカップの乳房は形が良く、張杰の手のひらにちょうど収まる大きさだ。

「夢夢の胸…本当に美しい…」

張杰は両手でそっと乳房を持ち上げるように包み込んだ。柔らかな脂肪の感触が手のひらに広がり、指の間からこぼれそうになる。親指の腹で乳輪をなぞると、そこはしわしわと縮んでさらに硬さを増した。

「んっ…」

夢夢が唇を噛みしめて声を堪える。張杰はゆっくりと顔を近づけ、右の乳首を口に含んだ。舌先で転がし、軽く吸い上げ、時には歯を立てて甘噛みする。

「あんっ…!それ…気持ちいい…」

夢夢の背中が弓なりに反る。張杰は片方の乳首を弄りながら、もう片方の乳首を指で摘まみ上げた。親指と人差し指でコリコリと転がし、時にはぎゅっと強く摘み上げる。

「ひゃあっ…!や…強すぎ…」

「強すぎ?これくらいがいい?」

張杰はわざと意地悪く尋ねながら、さらに強く乳首を摘み上げた。

「ああっ…!それ…すごく…いいの…」

夢夢の瞳が潤み、唇からは唾液の糸が垂れている。彼女の両脚がもじもじと擦り合わされ、シーツがぐっしゃりと濡れる音がした。

張杰はしばらく胸を弄んだ後、徐々に下腹部へと唇を移動させていく。臍の窪みに舌を差し込み、その周囲を円を描くように舐め回す。夢夢の腹筋がひくひくと痙攣し、くすぐったさと快感の間で身を捩る。

「あは…くすぐった…でも…変な感じ…」

夢夢の声が上ずっている。張杰の舌がさらに下へ、下へと降りていき、ついに陰毛のない滑らかな恥丘に到達した。

夢夢の性器は、いわゆる饅頭型だった。陰毛が一切なく、大陰唇がふっくらと膨らんで、まるで蒸したての白い饅頭のように滑らかで美しい。その形状は無垢な少女を思わせ、それでいて熟した女の芳醇さも併せ持っていた。

「もう…こんなに濡れて…」

張杰が大陰唇に指を這わせると、そこはすでに愛液でぐっしょりと濡れていた。透明で粘性のある液体が、陰唇の間からとろりと溢れ出し、会陰部を伝ってアナルまで濡らしている。

「だって…杰が…いっぱい触るから…」

夢夢が恥ずかしそうに顔を手で覆う。張杰はその手を優しく外させると、自分の指を夢夢の眼前に差し出した。指には夢夢の愛液が絡みつき、ライトの光を受けて銀色に輝いている。

「見て、夢夢。こんなにとろとろだ。触られて感じてたんだな」

「や…そんなの…見せないで…」

夢夢がますます赤くなる。張杰はその反応を楽しみながら、自分のその指を口に含み、夢夢の愛液の味を確かめた。

「ん…夢夢の味…少ししょっぱくて、でも甘い…」

「もう…杰のえっち…」

二人の間に流れる親密な空気。しかし張杰の脳裏には、今日も行われた「キスの練習」の光景が焼き付いて離れなかった。張大牛の舌が夢夢の口内を蹂躙し、彼女の唾液を飲み込み、彼女の小さな舌を吸い上げる様子。それを思うだけで、張杰のペニスはさらに硬く、太く膨張した。

「今度はこっちの番だ」

張杰は夢夢の両脚を大きく広げさせ、無毛の美しい性器を完全に露出させた。大陰唇を左右に割ると、中から真っ赤な小陰唇と、クリトリスが包皮から頭を覗かせているのが見える。膣口はひくひくと収縮し、そこから透明な愛液が次々と湧き出ていた。

「夢夢のここ…本当に綺麗だ…」

張杰はうっとりと囁きながら、まずは太腿の内側に唇を落とした。雪のように白い肌を舌でなぞり、時には強く吸い上げて鬱血の痕をつける。それを両脚にいくつも刻み込みながら、徐々に中心部へと迫っていく。

「あっ…ああ…杰…」

夢夢の声が甘く蕩けていく。彼女の両手がシーツを掴み、次の刺激に備えて身体を強張らせた。

ついに張杰の舌が、夢夢の性器に到達した。まずは大陰唇全体を、まるでアイスクリームを舐めるように大きく一舐めする。舌の表面で、陰唇のひだの一本一本を感じ取りながら、丁寧に時間をかけて愛撫していく。

「んんっ…ああ…」

夢夢が小さく喘ぐ。張杰の舌はさらに奥へと進み、小陰唇を左右に押し分けて、その内側の粘膜を直接舐め上げた。ここは特に敏感で、舌が触れるたびに夢夢の身体がビクンと跳ねる。

「ひっ…!そこ…!」

クリトリスに舌先が触れた瞬間、夢夢が鋭く叫んだ。張杰はその小さな快楽の芽を、唇でそっと包み込むように吸い上げる。舌先で転がし、軽く歯を立て、時には舌全体で押し潰すように圧迫する。

「あああっ…!杰…それ…だめ…イッちゃう…!」

夢夢の腰が浮き上がり、太腿が張杰の頭を強く挟み込んだ。彼女の性器からは、先ほどよりもさらに大量の愛液が溢れ出し、張杰の口元を濡らしていく。

「イってもいいぞ。遠慮しなくていい」

張杰は顔を上げてそう言うと、今度は膣口に舌を差し入れた。温かく湿った肉壁が、侵入者を締め付けるように収縮する。張杰は舌をできるだけ奥まで伸ばし、膣壁の襞を一枚一枚なぞり上げるように動かした。

「ああっ…奥…奥まで…きてる…!」

夢夢が嬌声を上げる。張杰の舌は、彼女の中で最も敏感な部分、いわゆるGスポットと呼ばれる場所を重点的に攻め立てた。ざらざらとした舌の表面でその部分を擦り上げ、時には舌先でノックするように刺激する。

「んああっ…!やばい…ほんとに…くる…!」

夢夢の全身が硬直し、足の指がぎゅっと丸まった。彼女の膣内が舌を締め付ける力が急激に強くなり、規則的な痙攣が始まる。

「イく…イっちゃうううっ…!」

夢夢の絶頂は劇的だった。彼女の腰が大きく跳ね上がり、膣からは透明な液体が迸る。それは潮吹きだった。大量の潮が張杰の顔にかかり、シーツに大きな染みを作っていく。

「あ…ああ…」

絶頂後、夢夢は全身の力を抜いてベッドに沈み込んだ。その身体はまだ小さく痙攣していて、膣口もひくひくと収縮を続けている。真っ赤に充血したクリトリスは、包皮から完全に露出したままだ。

「まだまだ、これからだぞ」

張杰は自分のペニスを握りしめた。それは凶暴なまでに硬く勃起し、先端からは透明な我慢汁が滲み出ている。全長15センチほどのそれは、太さも十分で、根元の血管が浮き出るほどに充血していた。

「杰の…おちんちん…欲しい…」

夢夢が潤んだ目で張杰のペニスを見つめながら懇願する。その視線だけで、張杰は射精しそうになるのを必死に堪えた。

「入れるぞ…いいか?」

「うん…きて…夢夢の中に…」

張杰はペニスの先端を夢夢の膣口に当てがった。亀頭が愛液と潮で濡れそぼった入り口に触れると、そこは熱く、まるで口のようにひくついている。

ゆっくりと腰を進めていく。亀頭が膣口を押し広げ、肉壁の中へと飲み込まれていく感覚。温かくて、柔らかくて、それでいて強力な吸引力でペニス全体を包み込もうとする。

「あああ…杰のが…入ってくる…」

夢夢の声が震える。彼女の膣内はすでに準備万端で、大量の愛液が潤滑油の役割を果たし、張杰のペニスを難なく奥まで導いた。

「全部入ったぞ…夢夢…」

張杰が囁くと、夢夢は涙のにじんだ目で微笑んだ。二人の結合部からは、押し出された愛液が白く泡立っている。

最初はゆっくりとピストンを開始する。張杰は夢夢の反応を確かめながら、腰を前後に動かした。膣壁がペニスに吸い付き、抜こうとすると強く締め付け、入れようとすると柔らかく受け入れる。そのリズムがたまらなく快感で、張杰はすぐにでも果ててしまいそうになる。

「あっ…あっ…あっ…」

夢夢の口から規則的な喘ぎ声が漏れる。張杰のペニスが彼女の最も敏感な部分を擦るたびに、声のトーンが高くなった。

「夢夢の中…最高だ…」

「杰も…きもちいい…もっとして…」

張杰は次第に腰の動きを速めていった。部屋には二人の結合部から発せられる卑猥な水音と、ベッドのスプリングの軋む音が響く。

「あんっ…あんっ…あんっ…!」

夢夢の喘ぎ声が徐々に大きくなる。彼女の両脚が張杰の腰に絡みつき、もっと深く結合しようと積極的に腰を動かし始めた。

「夢夢…そんなに動いたら…」

張杰が言い終わらないうちに、夢夢が自分から腰を突き上げてきた。その動きでペニスが子宮口に激しくぶつかり、夢夢は甲高い声を上げる。

「ひゃんっ…!あたった…おくに…あたったよ…」

「ここがいいのか?」

張杰は狙って子宮口を亀頭で突き上げた。コツン、コツンと硬いもの同士がぶつかる感触がペニスに伝わる。

「ああっ…!だめ…そこ…されると…また…イく…!」

夢夢の膣内がさらに強く収縮し始める。張杰は彼女が二度目の絶頂に達するのを感じながら、ピストンをさらに加速させた。彼自身も限界が近い。

「夢夢…俺も…もう…」

「一緒に…イこう…杰…中に…出して…!」

夢夢の言葉に背中を押され、張杰は最後の力を振り絞って腰を打ち付けた。ペニスが膣の最深部に到達し、子宮口を亀頭で塞ぐように押し付ける。

「イくっ…!」

張杰が叫ぶと同時に、ペニスから大量の精液が迸った。ドクン、ドクンと脈打つように、熱い精液が夢夢の膣内を満たしていく。

「ああああっ…きてる…杰の…せいし…子宮に…はいってる…!」

夢夢も同時に絶頂を迎えた。彼女の膣が激しく痙攣し、張杰のペニスを搾り取るように締め付ける。その刺激でさらに射精が促され、張杰は精液の一滴残らずを夢夢の中に注ぎ込んだ。

射精が終わっても、張杰はしばらくペニスを夢夢の中に入れたままだった。二人の息が整うまで、結合したまま抱き合う。

「杰…今日はほんとにすごかった…」

夢夢が満足げに囁く。その顔にはまだ絶頂の余韻が残り、瞳は潤んでとろんとしている。

「夢夢が可愛すぎるのが悪いんだ」

張杰はそう言って彼女の額にキスをした。しかし心の中では、別の想いが渦巻いている。今日のセックスがこれほど激しくなったのは、張大牛とのキスを見たからだ。夢夢が他の男と唇を重ねる姿が、これほどまでに自分の性欲をかき立てるとは。

翌日も、その翌日も、「キスの復習」は続いた。張大牛は日に何度も夢夢にキスをせがみ、その度に夢夢は真面目に指導役を引き受けた。しかし回数を重ねるごとに、夢夢の様子に変化が現れ始める。

まず、キスの最中に夢夢の手が無意識に張大牛の身体に触れるようになった。最初は肩だけだったのが、次第に胸板を触り、腕を撫で、ついには背中に手を回して抱きしめるようになっていった。

「夢夢ちゃん…今日はこんなキスはどうかな?」

張大牛が新たなバリエーションを提案する。今度は夢夢の下唇をそっと吸い上げ、自分の唇で挟んで軽く引っ張るようなキスだ。

「ん…それ…いいわね…彼女、喜ぶと思う…」

夢夢が指導者として評価を下しながらも、その声は明らかに熱を帯びていた。彼女のまぶたが半分閉じ、瞳が潤んでいる。

キスが終わった後も、夢夢はしばらく呆然としていることが増えた。唇の感触がまだ残っているのか、自分の指で唇をなぞっては、何かを思い出すように目を閉じる。その仕草があまりにも艶かしくて、張杰はそのたびに激しい嫉妬と興奮の狭間で苦しんだ。

ある日の午後、練習が終わって部屋に戻ってきた夢夢の様子が、明らかに普段と違っていた。彼女の頬は赤く火照り、歩き方もどこかぎこちない。両脚をもじもじと擦り合わせながら、まるで何かを我慢しているような素振りだ。

「夢夢、大丈夫か?具合でも悪いのか?」

張杰が尋ねると、夢夢は慌てて手を振った。

「う、ううん!全然平気!ちょっと暑いだけ!」

そう言って彼女は窓を開け、新鮮な空気を吸い込もうとする。その動作でスカートがふわりと舞い上がり、太腿の内側が一瞬だけ見えた。そこには、愛液が伝った跡が白く乾いた線となって残っている。

「そうか…無理するなよ」

張杰はあえて気づかないふりをした。しかし心の中では、張大牛への嫉妬と、それ以上に燃え上がる異常な興奮が渦巻いている。

トイレに立った夢夢が、そっと自分の下着を確認する。白いレースのパンティーのクロッチ部分は、透明な粘液でぐっしょりと濡れ、指で触れると糸を引くほどになっていた。

「どうして…キスの練習だけで…こんなに…」

夢夢は戸惑いながら、その濡れた下着を新しいものに履き替える。しかし彼女の身体は正直だった。キスの時に張大牛から漂う男性フェロモンが、彼女の本能を刺激していたのだ。舌を絡め合うたび、唾液を交換するたび、彼女の子宮はきゅんと疼き、もっと強い刺激を求めて愛液を分泌するのだった。

「夢夢ちゃん、また明日も練習、いいかな?」

帰り際の張大牛の言葉に、夢夢は笑顔で頷いた。

「もちろん!もっと上手くなれるように頑張ろうね!」

その笑顔の裏で、夢夢の無意識は確実に張大牛を異性として認識し始めている。彼女はそれに気づかないまま、明日もまた彼の腕の中で、長く深いキスを交わすことになるのだろう。

その夜、ベッドに入った夢夢は、いつもより強く張杰に抱きついた。

「杰…大好き…」

彼女はそう囁きながら、張杰の胸に顔を埋める。しかし夢の中で彼女が見ていたのは、張杰ではなく、張大牛とキスをする自分の姿だった。夢の中のキスは現実よりもはるかに激しく、張大牛の手が彼女の身体を這い回り、敏感な部分を次々と愛撫していく。

「ん…や…だめ…」

寝言をもらす夢夢。その声を聞きながら、張杰は静かに目を開けていた。彼の脳裏からは、昼間見た光景が離れない。張大牛の舌が夢夢の口内を蹂躙する様、夢夢がそれに応えて自分の舌を絡める様、そして何より、キスが終わった後の夢夢の潤んだ瞳と、無意識に擦り合わされる太腿。

張杰はそっとベッドを抜け出し、夢夢の脱ぎ捨てた下着を手に取った。今日履いていた白いパンティーは、まだ生暖かく湿っている。彼はそれを顔に押し当て、夢夢の愛液の香りを深く吸い込んだ。

「夢夢…お前は俺のものだ…でも…それ以上に…あいつのものになっていくお前が見たい…」

張杰の呟きは、誰にも聞かれることなく闇に消えた。彼の中の歪んだ欲望は日増しに大きくなり、やがて取り返しのつかない事態を引き起こすことになる。しかし今はまだ、彼はその欲望に浸り、苦痛と快楽が入り混じった倒錯の喜びを味わっていた。

身体の触れ合い

張大牛はソファにだらしなく腰を下ろし、手に持った缶ビールをゆらゆらと揺らしながら、深いため息をついた。その表情は真剣そのもので、まるで人生最大の難題に直面しているかのようだった。

「なあ、本当に困ってるんだよ。後輩の女の子と何度かデートしたんだけどさ、手もつなげないんだ。この前、勇気を振り絞って腰に手を回そうとしたら、思い切り睨まれちゃってさ」

張大牛は大げさに肩をすくめ、助けを求めるような目で張杰と夢夢を交互に見た。

「女の子ってどうやったらボディタッチを受け入れてくれるんだ?俺、なんか悪いことしたわけじゃないんだけどな」

夢夢はソファの端にちょこんと座り、両手でジュースのカップを包み込みながら、真剣な表情で話を聞いていた。彼女の大きな瞳には、友人を助けたいという純粋な光が宿っている。今日も白いワンピース姿で、清潔感のある服装が彼女の無邪気な性格をよく表していた。細くて白い脚がソファからわずかにはみ出し、小さな足首が魅惑的な曲線を描いている。

「大牛くん、それって多分いきなり過ぎたんだよ」

夢夢は得意げな口調で話し始めた。彼女は人に何かを教えることが大好きで、特にこういう恋愛相談になると、自分の経験を惜しみなく共有したくなるのだった。

「まずはもっと自然な接触から始めるべきだよ。いきなり腰に手を回すんじゃなくて、例えばハグから始めるとか。ハグなら友達同士でもするし、抵抗感が少ないんだよ」

張杰は隣で黙って聞いていた。彼は背もたれにもたれかかり、一見するとリラックスした様子だったが、その心の奥底では、ある暗く歪んだ興奮が静かに頭をもたげ始めていた。

彼はすべてを知っていた。張大牛がでっち上げた架空の後輩の話も、恋愛相談を口実に夢夢に近づこうとしている魂胆も、全部だ。最初から気づいていた。しかし、それを指摘するどころか、張杰は密かに面白がっていた。むしろ、この状況をもっと深く、もっと危険な方向に導きたいとさえ思っている自分がいる。

彼の心の奥底にある寝取られ願望が、まるで暗闇の中で芽吹く毒花のように、ゆっくりと花弁を広げていく。彼女が他の男に触れられるのを想像するだけで、背筋にゾクゾクとした快感が走り、指先がわずかに震える。彼はこの感覚が病的だと知りながらも、抗えない中毒性に溺れていた。

「なるほどね、ハグか」

張大牛は感心したようにうなずき、缶ビールをテーブルに置いた。その目は一瞬、狡猾な光をちらつかせたが、すぐに純粋な困惑の表情に戻った。

「でも、ハグってどうやればいいんだ?力加減とか、手の位置とか、そういう細かいところがわからなくてさ。適当にやると、また嫌われるかもしれないし」

夢夢は少し考え込んでから、明るい笑顔を見せた。

「じゃあ、私で練習してみる?実際にやってみせた方がわかりやすいと思うんだ」

彼女は張杰の方を振り返り、確認の視線を送った。張杰は優しく微笑み、軽くうなずいた。その微笑みの裏には、言葉にできない期待と興奮が潜んでいた。彼の喉仏がゴクリと上下し、心臓の鼓動が少しずつ早まっていくのを感じた。

「いいよ、練習相手になってあげて。大牛もこれで勉強になるだろ」

張杰の声は驚くほど落ち着いていて、まるで本当に友人の恋愛を応援しているかのようだった。しかし彼の内側では、もっと深く、もっと暗い欲望が渦巻いていた。

夢夢はソファから立ち上がり、部屋の中央に移動した。ワンピースの裾がふわりと揺れ、ほのかに花のような香りが空気中に広がった。彼女は両手を体の横に軽く開き、まるで大丈夫だよと示すかのように微笑んだ。

「後ろから抱きしめる感じでやってみて。優しくね。最初は緊張するかもしれないけど、リラックスして」

張大牛はゆっくりと立ち上がり、夢夢の背後に回った。彼の目は獲物を狙う獣のように細められたが、部屋の角度の関係で夢夢からは見えなかった。しかし張杰にははっきりと見えていた。彼のルームメイトの表情が一瞬で変わったのを。その変化が、張杰の心臓をさらに強く鼓動させた。

張大牛は両腕をゆっくりと前に伸ばし、慎重に夢夢の腰のあたりに手を回した。最初はためらいがちに、指先がワンピースの布地に軽く触れる程度だった。それから徐々に、恐る恐るといった様子で手のひら全体を彼女の平らなお腹に当てた。

夢夢の体はほんのわずかにビクッと反応したが、すぐにリラックスした。彼女は温かい感触に包まれ、不快感はまったくなかった。むしろ、知り合いとの親密な接触に安心感さえ覚えていた。

「そうそう、そのくらいの力加減でいいよ。強すぎても弱すぎてもダメなんだよね」

夢夢は教師のような口調でアドバイスを続けた。彼女の声は明るく、まったく警戒心のかけらもなかった。

「手のひらは平らに当てて、指は軽く曲げる感じ。そうすれば相手に圧迫感を与えないから」

張大牛は言われた通りに手の位置を微調整した。彼の手のひらは夢夢のお腹の温かさを肌を通して感じ取っていた。ワンピースの薄い布地越しに、彼女の柔らかな肌の感触がはっきりと伝わってくる。彼はゆっくりと呼吸を整えながら、手のひらをわずかに上下に動かし、感触を確かめるように撫でた。

「こうか?」

「うん、そんな感じ。あとは呼吸を合わせることも大事だよ。相手の呼吸のリズムを感じて、それに合わせて抱きしめるの」

夢夢は真面目に説明しながら、自分の呼吸をゆっくりと深くした。彼女の胸が規則正しく上下し、背中が張大牛の胸に軽く触れたり離れたりする。

張大牛はその隙に、鼻先を夢夢の髪に近づけた。彼女の髪からはシャンプーの香りと、彼女特有の甘い体香が混ざり合った魅惑的な匂いが漂っていた。彼は目を閉じ、深く息を吸い込んだ。その香りはまるで毒のように彼の脳髄に染み込み、下半身に熱を集めていく。

「いい匂いだな」

張大牛は思わずつぶやいたが、すぐにしまったという顔をした。しかし夢夢はそれを褒め言葉として受け取ったようで、くすっと笑った。

「髪の匂いを嗅ぐのも、実は親密感を高めるテクニックなんだよ。でも、やりすぎると変態っぽく思われるから気をつけてね」

彼女は無邪気にそう言い、体をわずかに動かして位置を調整した。その動きで、彼女の腰が張大牛の下半身にほんの少し触れた。張大牛は息を呑み、顔をわずかにそらせた。彼のペニスはすでに硬く勃起し、ジーンズの中で窮屈に押し込められていた。もし彼女が気づいたら、この状況は一気に崩壊するだろう。しかし幸運にも、夢夢はまったく気づいていなかった。

張杰はその光景をじっと見つめていた。彼の視線は、張大牛の手が夢夢のお腹に当てられている部分に釘付けになっていた。手のひらが彼女の体にめり込む様子、指がわずかに動くたびにワンピースの布地がしわになる様子、そして何よりも、夢夢がまったく拒否せず、むしろ協力的な態度を見せていること。すべてが張杰の歪んだ興奮をかき立てた。

彼は自分の股間が熱くなるのを感じ、無意識のうちに脚を組み替えた。頭の中では、もっと過激なシチュエーションが次々と浮かんでは消えていった。手の位置がもっと上だったら、もっと下だったら。服がなければ。彼女が抵抗したら、あるいはしなかったら。

「ねえ、今度はもっと長く抱きしめてみたら?短いと落ち着かない感じがするから、最低でも数分はキープしたほうがいいよ」

夢夢はアドバイスを続けた。彼女は完全に教師役になりきっていて、自分が友人に性的な目で見られている可能性など微塵も考えていなかった。

張大牛は内心でほくそ笑みながら、腕に少しだけ力を込めた。彼の手のひらは夢夢のお腹をしっかりと包み込み、指先が彼女の肋骨の下端に触れるか触れないかの位置にある。彼は彼女の呼吸に合わせて、手のひらを微妙に動かし、まるでマッサージするかのように優しく圧力をかけたり緩めたりした。

「こうか?」

「うん、上手だよ。大牛くん、センスあるんじゃない?」

夢夢は無邪気に褒めた。彼女の体は次第に張大牛の胸に寄りかかるようになり、完全にリラックスしていた。彼女は後ろから包み込まれる安心感に浸り、目を閉じかけた。

五分間がゆっくりと過ぎていった。その間、張大牛は夢夢の体のあらゆる感触を記憶に刻み込もうとするかのように、慎重に、しかし執拗に手を動かし続けた。彼の手のひらは彼女のお腹の曲線をなぞり、指先は肋骨の凹凸を確かめるように触れた。時には手のひら全体で彼女のお腹をそっと押し、その柔らかさを堪能した。

夢夢は時折体をよじって姿勢を整えたが、そのたびに彼女の腰が張大牛の硬くなったペニスに擦れることになった。張大牛は必死にこらえ、呼吸が乱れそうになるのを抑えた。彼は歯を食いしばり、何とか悟られまいと耐えた。

張杰はもう我慢の限界だった。彼のペニスもまた完全に勃起しており、ズボンの中で痛いほどに張り詰めていた。しかし彼は動かなかった。この光景を一秒でも長く見ていたかったからだ。彼は目の前の光景を脳裏に焼き付けようとするかのように、まばたきもせずに見つめ続けた。彼女の彼女が、他の男に抱かれている。彼女の体が、他の男の手によって触れられている。その事実が、彼の理性を溶かしていく。

「はい、おしまい」

ついに夢夢がそう宣言し、張大牛の腕からするりと抜け出した。彼女は何事もなかったかのように笑顔を浮かべ、張大牛の顔を見上げた。

「どう?つかめた?」

「ああ、すごく勉強になったよ」

張大牛はわざとらしく感謝の言葉を述べ、素早く体の向きを変えて下半身の状態を隠した。彼は心の中で、次のステップへの算段をすでに練り始めていた。今日はハグまで成功した。次はもっと親密な接触を提案してみようか。彼は夢夢の純粋さにつけ込むのがいかに簡単かを確信し、ほくそ笑んだ。

その夜、張大牛がバイトに出かけて部屋を空けると、張杰は夢夢を自分たちの寝室に連れ込んだ。部屋のドアが閉まるや否や、彼は夢夢の体を強く抱きしめ、壁に押し付けた。

「ちょっと、杰、どうしたの?」

夢夢は驚いたように目を見開いたが、抵抗はしなかった。彼女は張杰の突然の情熱的な行動に戸惑いながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべていた。

張杰は答えず、ただ荒々しく彼女の唇を奪った。舌を無理やりにねじ込み、彼女の口内を貪るように舐め回した。彼の手は夢夢のワンピースの上から胸をまさぐり、乱暴に揉みしだいた。

「あっ…んんっ…」

夢夢は突然の激しい愛撫に息を詰まらせたが、すぐにそれに応えるように自分の舌を差し出した。彼女の体はすでに彼を深く愛していて、どんなに荒々しく扱われても受け入れる準備ができていた。

張杰は片手で器用にワンピースの背中のジッパーを下ろし、布地を肩から引き剥がした。白いブラジャーが露わになり、豊かな胸の谷間が目に飛び込んでくる。彼はブラジャーのホックも素早く外し、彼女の胸を解放した。

雪のように白い乳房がぷるんと揺れ、頂点にある薄紅色の乳首はすでに硬く尖っていた。張杰はその乳首にむしゃぶりつくように口を付け、舌で転がし、歯で軽く噛んだ。

「あんっ!や、優しく…」

夢夢は甘い声を上げ、両手で張杰の頭を抱え込んだ。彼女の体は極度に敏感で、乳首への刺激だけで脚が震え始めていた。

張杰は構わずに吸い続け、もう一方の胸は手のひらで強く揉んだ。指の間にこぼれそうになるほどの柔らかな肉を、彼は乱暴に握りしめては離し、形を変えていく。彼の親指が乳首を押しつぶし、爪の先で軽く引っ掻くたびに、夢夢の口からは甲高い嬌声が漏れた。

「ああっ…そこ、気持ちいい…」

彼はワンピースを完全に床に落とし、彼女の下半身を露わにした。白いショーツだけが残され、その布地はすでに愛液で湿って半透明になりかけていた。饅頭型の性器の形がくっきりと浮かび上がり、陰毛のない滑らかな膨らみが扇情的だった。

張杰は彼女のショーツの上から手のひら全体で陰部を覆い、強く押し付けた。手のひらに熱い湿り気が伝わり、彼の興奮はさらに高まった。

「濡れてるな。さっきのことで興奮したのか?」

彼は意地悪く笑いながら耳元でささやいた。夢夢は顔を真っ赤にして首を振ろうとしたが、彼の指がショーツの上からクリトリスを的確に捉え、強く押しつぶした瞬間、彼女の体は大きく跳ね上がった。

「ひゃうっ!ち、違う…これは…杰のせいだよ…」

「俺のせいか?それとも、大牛に抱かれて感じたんじゃないのか?」

張杰はわざと残酷な言葉を投げかけながら、指の動きを激しくした。ショーツ越しに割れ目をなぞり、時には布地ごと膣口に押し込むように指を沈める。彼の言葉と行動の矛盾が、夢夢を混乱させると同時に、彼自身の歪んだ興奮をさらに燃え上がらせた。

「ち、違う!そんなことない!」

夢夢は必死に否定しながらも、体は正直に反応し、愛液がショーツを浸透して滴り落ちそうになっていた。彼女は自分でもなぜこんなに濡れているのかわからず、羞恥と快感の間で揺れ動いていた。

張杰はようやくショーツを脱がせ、彼女の完全に裸の体をベッドに押し倒した。彼は自分の服も素早く脱ぎ捨て、硬くそそり立ったペニスを露わにした。それは怒張し、先端からはすでに透明な液が滲み出ていた。

彼は夢夢の脚を大きく広げさせ、無毛の白い陰部をあらわにした。薄紅色の小陰唇がほんのわずかに開き、愛液で濡れ光る膣口がひくひくと震えている。クリトリスは小さな真珠のように頭をのぞかせ、触れられるのを待ちわびているかのようだった。

「綺麗だな」

張杰はほれぼれとしたように呟き、指でそっと割れ目を開いた。中は鮮やかなピンク色で、処女のような瑞々しさを保っている。彼は顔を近づけ、その匂いを深く吸い込んだ。甘酸っぱく、むせ返るような雌の匂いが鼻腔を満たす。

彼は舌を伸ばし、クリトリスをそっと舐め上げた。夢夢は腰を浮かせ、悲鳴のような嬌声を上げた。

「ひゃああっ!だめ、汚いよ…」

「汚くなんかない。すごく美味しい」

張杰はそう言って、さらに激しく舌を動かした。クリトリスを舐め、吸い、時には歯で軽く挟んで転がす。彼の舌は小陰唇の間を縫うように動き、膣口に差し込まれて中をかき回す。愛液が彼の口の中にどんどん流れ込み、彼はそれを美味そうに飲み込んだ。

夢夢はシーツを握りしめ、背中を弓なりに反らせて快感に耐えた。彼女の体はあまりに敏感で、舌で愛撫されるだけで頭が真っ白になりそうだった。脚はガクガクと震え、太腿の内側が汗で濡れ光っている。

「い、イく…イっちゃう…!」

彼女の声が裏返り、体が硬直した瞬間、彼女の膣からは透明な液体が噴き出した。それは勢いよく弧を描き、張杰の顔や胸を濡らした。潮吹きだ。彼女の体は痙攣し、膣内の筋肉が激しく収縮を繰り返す。子宮口がわずかに開き、さらに深い快感の波が彼女を襲った。

「あああっ…!や、やめ…とまらない…!」

夢夢は涙を流しながら絶頂に震えた。彼女の意識は遠のきそうになり、呼吸もままならない。潮は何度も断続的に噴き出し、シーツに大きな染みを作っていった。

張杰はその様子を満足げに見つめ、自分のペニスをしごきながら彼女の膣口に先端を当てた。彼女が絶頂の余韻に浸る中、彼は一気に腰を突き入れた。

「ああっ!まだ…敏感なのに…!」

夢夢の膣内は絶頂直後で熱くうごめき、侵入者を締め上げるように収縮した。張杰はその締め付けに思わず息を呑み、快感に顔を歪めた。

「すごい締め付けだ…気持ちいい…」

彼は腰を前後に動かし始めた。最初はゆっくりと、彼女の中の感触を確かめるように。それから徐々に速度を上げ、ピストン運動を激しくしていった。彼のペニスが彼女の膣内を擦るたびに、グチョグチョという水音が部屋中に響き渡る。

夢夢は両脚を彼の腰に絡みつかせ、必死にしがみついた。彼女の膣はペニスを根元まで咥え込み、彼が引き抜こうとするたびに吸い付いて離さない。子宮口に亀頭が当たるたびに、彼女の体はビクビクと跳ね、嬌声がより一層大きくなった。

「奥…奥まで来てる…!子宮に当たってるよ…!」

「ここか?ここが気持ちいいのか?」

張杰は意地悪く問いかけながら、腰をグラインドさせるように回し、亀頭で子宮口をノックした。夢夢はそれだけでまた軽く潮を吹き、目を白黒させた。

「そこ!そこやめて…!おかしくなっちゃう…!」

彼女は頭を激しく左右に振り、快感から逃れようともがいた。しかし彼女の腰は無意識に張杰の動きに合わせて動き、もっと深くもっと強くを求めている。

張杰はさらに激しく腰を打ち付け、ベッドがギシギシと軋む音が部屋に響いた。彼は夢夢の両脚を肩に担ぎ上げ、より深く挿入できる体位に変えた。彼のペニスは子宮口をこじ開けるように押し込み、夢夢の意識を断続的に飛ばせた。

「イく!またイっちゃう!」

夢夢が叫ぶと同時に、張杰も限界を迎えた。彼は最後の力を振り絞って奥深くにペニスを押し込み、子宮口に亀頭を密着させたまま精液を放出した。熱い液体が子宮内に直接注ぎ込まれ、その刺激で夢夢はさらに大きな絶頂を迎えた。

「ああああっ…!」

彼女の全身が大きく痙攣し、膣がペニスを締め上げて精液を一滴残らず搾り取る。二人はしばらくの間、荒い呼吸を繰り返しながら身動き一つできずにいた。

ようやく息が整った後も、張杰はペニスを抜かずに彼女の体を抱きしめていた。彼の頭の中では、先ほどの光景が繰り返し再生されていた。夢夢が張大牛に抱かれていた姿、無防備に体を預けていた姿、そしてその後の激しいセックス。

彼はゆっくりと口を開き、悪魔のささやきのような言葉を彼女の耳元で紡いだ。

「なあ、夢夢。次はもっといろんなことを大牛に教えてやってくれないか?」

太ももへのタッチ

張大牛はソファにだらりと寄りかかり、手に持ったスマホを何気なくいじっていたが、その視線の先には、対面に座る夢夢の姿があった。彼は無邪気を装い、まるで世間話でもするかのような口調でこう言った。「そういえばさ、女の子って太ももを触られるの、すごく嫌がるんだってね。前に一回試したら、思いっきり足で蹴られちゃったよ。」

夢夢はそれを聞いて、ちょっと考え込むように首をかしげ、そして自信満々にこう言った。「それは大牛くんのやり方が間違ってるんだよ。女の子は正しい撫で方をされれば、むしろ気持ちいいものなんだから。」

張大牛は心の中でほくそ笑んだ。この純粋な小娘は本当に自分から罠に飛び込んでくる。彼はわざと半信半疑の表情を浮かべ、無邪気な口調で言った。「え?そうなの?じゃあ、正しい撫で方って教えてくれる?口だけで説明されても、全然わかんないんだよ。」

夢夢は一瞬ためらい、思わず張杰の方をちらりと見た。心の中ではこう思っていた。これはただ友達が彼女を作るのを手伝っているだけで、何もやましいことはない、ジェイもきっとわかってくれるはず。彼女は立ち上がり、短いホットパンツをはいた足を張大牛の目の前に堂々と見せつけるように伸ばした。「見てて、こんな風にするんだよ。まずは手のひら全体を太ももにそっと当てて、絶対に最初から強く押しちゃダメ。女の子はびっくりしちゃうから。」

張大牛は喉をゴクリと鳴らし、目に一瞬、獣のような貪欲な光がちらついたが、すぐにそれを必死に隠した。彼はわざと動作をぎこちなく見せながら、右手を慎重に伸ばし、太い手のひら全体で夢夢の右太ももをしっかりと包み込んだ。手のひらに伝わるその肌触りは、まるで最高級のシルクのように滑らかで繊細、しかもほんのりと温かかった。白くきめ細やかな肌の上には、うっすらと青い血管が透けて見え、まるでこの上なく精巧な陶磁器のような質感だった。彼の手のひらは、夢夢の太ももに触れた瞬間、まるで獲物を捕らえた獣のように、ぴくりと小さく震えた。その手のひらの熱さが肌を通して伝わると、夢夢の心臓もわずかに早鐘を打ち始めた。しかし彼女は気にしない素振りを装って平静を保っていた。

張杰は二人のすぐ近くに座り、表面上は無関心を装ってスマホをいじっていたが、実際には全神経を集中させて張大牛の一挙手一投足を観察していた。彼は、張大牛の指の節々がかすかに白くなっているのをはっきりと見て取った。それは明らかに内心の興奮を必死に抑えつけている証拠だった。ズボンの股間のあたりが、目に見えるほどにぎゅうぎゅうと張り詰めてきて、心臓の鼓動まで全身に響き渡るかのようにドクドクと脈打っていた。この歪んだ関係が生み出す倒錯的な快感が、まるで何千匹もの蟻が骨の髄を這い回るかのように、彼の全身をむず痒くさせていた。股間のペニスは、まるで熱に浮かされた獣のように急速に充血し、猛烈に勃起して、そのあまりの苦しさに腰をかがめざるを得なかった。彼は声を震わせながら「ちょっとトイレ行ってくる」と言うのが精一杯で、慌てて立ち上がり、よろめきながらトイレへと駆け込んだ。

バスルームのドアが重く閉まる音が響き、張杰は便器に背を預けて荒い息を吐き出した。無意識に片手で熱く滾ったペニスを握りしめ、ものすごい速さで扱き始めた。彼は頭の中に、先ほど目の前で起こったばかりの光景を思い浮かべた。張大牛の指が夢夢の太ももの内側をゆっくりと這い上がっていく様子、雪のように白い肌の上に残るかすかな指の痕、そして夢夢の脚の付け根が一瞬、小さく痙攣したあの微細な反応。耳の奥には、自分の荒い息遣いと、犯してしまった罪への倒錯的な快感だけが木霊していた。

その頃、リビングでは、張大牛の指がまるで精密な手術をするかのように、ゆっくりと、しかし確実に這い上がっていた。指の腹は膝の少し上のあたりからスタートし、まるで地図をなぞるかのように、ゆっくりと太ももの内側へと滑り込んでいく。夢夢の脚の付け根は、彼の動きに合わせてぴくりぴくりと神経質に震えていた。彼女は歯を食いしばり、その吐き出しそうになるかすかな吐息を必死にこらえていた。自分は正しい指導をしているだけだと、これ以上恥ずかしい反応を見せるわけにはいかないと、心の中で自分に言い聞かせていた。けれども、身体は正直なもので、彼の熱い指が敏感な内ももをかすめるたびに、細かな産毛が逆立つのを感じた。

「そ、そう、今度は指の腹で、リズムよく軽くマッサージするように撫でるの。」夢夢の声は、無理に平静を装っていながらも、かすかに震えていた。彼女は片手で太ももをポンと叩きながら、まるで授業でもしているかのような口調で言った。「強すぎず、弱すぎず、力を入れすぎてもダメ。一箇所だけに集中しないで、少しずつ上に動かすのよ。」

張大牛は心の中で冷笑を浮かべていた。これが全部、自分が欲情している証拠じゃないか。気づいてないと思っているのか?彼は指示に従うふりをして、実際にはどんどん攻撃的なタッチに変わっていった。指はついに、あと数センチで純白のショートパンツの裾に触れそうな、極めてデリケートな場所まで到達した。彼はわざと間違えて「ここ?」と聞くふりをして、親指をわずかに浮かせ、太ももの付け根の柔らかい部分を円を描くように、まるで何かを探るかのように揉みし始めた。その手つきは、もはや教えられた通りに覚束なく動かしているのではなく、熟練したテクニックで明確に挑発し、愛撫するものだった。

夢夢の身体が、まるで電流を流されたかのように一度、大きく跳ねた。彼女はもう吐息をこらえきれず、「んっ…」というかすかな、甘い声が思わず唇の隙間から漏れ出てしまった。彼女の両足は無意識にぎゅっと閉じられ、それによって張大牛の手のひら全体が彼女の内ももにぴったりと挟み込まれる形になった。彼女はすぐに自分の反応が激しすぎたことに気づき、耳の根元までカッと熱くなるのを感じながら、慌てて話題をそらそうとした。「え、えっと、力加減は、こんな感じでいいわ。でもスピードは、最初は速すぎちゃダメ…」

彼女の言葉は続かなかった。なぜなら、張大牛は彼女の言葉をまったく聞いておらず、むしろ彼女の足が閉じられたことでその秘密の領域に近づきやすくなったのをいいことに、大胆さを増していたからだ。彼の親指は、ショートパンツの縁に沿って円を描くように撫で回し、他の四本の指は太ももの内側を優しく揉みしだく。その熱い手のひらは、まるで燃え盛る炎の塊のようで、幾重にも重なった熱の波を彼女の全身に伝播させていた。夢夢の息はどんどん荒くなり、胸の鼓動は太鼓のようにドクドクと全身に響き渡り、太ももの一番奥深く、誰にも知られてはいけない場所からは、説明のつかない、じんわりと湿っていく感覚が湧き上がってきていた。彼女は秘部がわずかに潤み、その愛液がパンティに染みて、これまでにない異様な湿り気をもたらしているのを感じた。この身体の変調に彼女は慌てふためいたが、助ける者の使命感がそれを認めさせなかった。

まるで一世紀にも思えるような長い時間が過ぎ去り、この奇妙な指導はようやく終わった。夢夢はまるで大赦されたかのように、逃げるようにソファから飛び起きた。その顔は真っ赤に染まり、胸の谷間にはうっすらと汗がにじんでいた。彼女は張大牛の目をまっすぐに見る勇気がなく、声を震わせながら言った。「わ、わかったでしょ、大体こんな感じ。私、ちょっとシャワー浴びてくる…」

そう言うが早いか、彼女はバスルームへと急ぎ足で駆け込んでいった。バスルームにはすぐに水音が響き渡り、彼女の動揺と身体の火照りを必死に冷まそうとする慌てた気持ちを隠していた。

張杰もまた、微妙なタイミングでトイレから出てきた。彼の表情は平静を取り戻していたが、髪の生え際にはわずかに冷や汗が浮かんでいた。張大牛はまだソファに深々と腰掛けたまま、その目にはまだ消えやらぬ炎がちらついており、先ほどの感触をじっくりと味わっているかのようだった。彼は張杰を見ると、何かを得たり顔で、唇の端をわずかにつり上げ、そこに卑猥で、そして極度に満足げな笑みを浮かべた。

張杰は無表情で、冷たい視線を彼に向けた。空気は一瞬にして凍りつき、言葉は何もなかったが、二人は心の奥底の闇を全てお互いに見透かしたかのようだった。張杰は張大牛の目の奥に、隠しきれない貪欲な光と、獲物がもうすぐ手に入ると確信した残忍な笑みをはっきりと見て取った。そして張大牛もまた、冷静な張杰の瞳のさらに奥深くに、自分と同じくらい暗く、ただ全く異なる種類の欲望が渦巻いているのを感じ取った。それは、まるで他人に自分の所有物を傷つけられ、略奪されるのを一心に待ち望んでいるかのような、病的で倒錯した渇望だった。二人はリビングの明るい光の下で、ただ静かに見つめ合い、最初で最後の、最も深い共犯関係を結んだ。

服越しの胸触り

大学の近くにある小さな映画館。薄暗い館内で、スクリーンに映し出されるロマンス映画の淡い光が、まばらな観客の顔をぼんやりと照らしている。張大牛は隣に座るサークルの後輩、林莉の横顔をちらりと盗み見た。彼女は真剣な表情でスクリーンを見つめ、時折かすかに笑みを浮かべている。

「このシーン、やっぱり泣けるよね…」

林莉が小さくつぶやいた瞬間、スクリーンでは主人公たちが雨の中で抱き合っていた。張大牛はチャンスだと思い、さりげなく腕を伸ばして彼女の肩に手を回そうとした。しかし、暗さもあってか、彼の手は狙いを外れ、林莉の胸の膨らみに直接触れてしまった。

弾力のある柔らかな感触が手のひらに伝わる。一瞬、張大牛の脳裏に夢夢の姿がよぎった。違う、これはあの完璧な身体とは比べ物にならない。それでも、彼はわざと手を引かず、ゆっくりと指を動かした。

「きゃっ!何してるんですか!」

林莉が鋭い声を上げ、張大牛の手を乱暴に払いのけた。周りの観客数人がこちらを振り返り、張大牛は慌てて手を引っ込めた。

「ご、ごめん!暗くて見えなかったんだ…」

「信じられない!私、先輩のこと信頼してたのに!」

林莉は怒りに震えながら立ち上がり、バッグを抱えて足早に出口へ向かっていく。張大牛は追いかけようとしたが、すでに彼女の背中はカーテンの向こうに消えていた。

「ちっ…」

舌打ちして、張大牛は髪をかきむしった。せっかくの機会が台無しだ。しかも、こんな単純なミスで逃すとは。

翌日、張大牛は大学のカフェテリアで張杰と夢夢に向かって愚痴をこぼしていた。

「本当についてないよ。せっかくいい雰囲気だったのに、暗くて手が滑っただけなんだ。なのにあいつ、俺のことを変態扱いして…」

夢夢はスプーンでパフェをつつきながら、首をかしげた。

「でも大牛くん、いきなり胸に触ったらダメだよ。女の子はびっくりしちゃうもん」

「だから偶然だったんだって!」

張杰はコーヒーをすすりながら、内心でほくそ笑んでいた。張大牛の嘘は見えすいている。偶然などではない。確実に意図的に触ったのだ。だが、それを指摘する気は毛頭ない。むしろ、この展開を面白く感じている自分がいる。

「じゃあ、どうすれば自然に触れるんだよ」

張大牛が大げさにため息をつく。夢夢は少し考え込んだ後、得意げな表情を浮かべた。

「私、教えてあげよっか?」

「え、夢夢が?」

「そう!私、張杰といっぱい練習してきたから、結構詳しいんだよ。優しく触れば、女の子は嫌がらないし、むしろ嬉しくなることもあるんだから」

張大牛の目が期待に輝く。張杰はコーヒーカップを置き、さりげなく口を挟んだ。

「そうだな、夢夢が指導してやってくれよ。俺も手伝うから」

夢夢は張杰の顔を見て微笑む。彼氏が協力的で嬉しいのだろう。張大牛はあまり露骨にならないようにしながらも、心臓が高鳴っているのがわかった。

「じゃあ、うちの部屋でやらない?誰も邪魔しないし」

張杰の提案に、夢夢は少し赤くなりながらも頷いた。張大牛は「助かるよ」と言いながら、すでに頭の中では夢夢の身体を想像していた。

三人は張杰と張大牛の共有するアパートへと移動した。六畳ほどの部屋にはベッドが二つと簡素な机、そして小さなテレビがある。カーテンが閉められ、部屋の中は少し薄暗かった。

「それじゃあ、まずは基本からね」

夢夢は真面目な顔で言った。彼女は白いTシャツ一枚で、下着のラインが見えない。どうやらブラジャーを着けていないようだ。張大牛はそれに気づき、一気に興奮が高まった。

「まず、自然に触るには、相手がリラックスしている時が大事なんだよ。例えば、映画を見ている時とか、話をしている時。いきなりじゃなくて、まずは肩とか腕に触れて、相手が嫌がらないか確認するの」

夢夢は張杰の方を向いて、実演してみせる。

「こうやってね」

彼女は張杰の肩に手を置き、微笑んだ。張杰はうなずき、夢夢の手を握り返す。

「それで、徐々に距離を縮めていくの。そうすると、女の子も警戒心が解けるから」

張大牛は熱心に聞いているふりをしながら、夢夢の胸元をじっと見つめていた。薄いTシャツの下で、形の良い乳房がわずかに揺れている。

「でも、実際に胸に触るときはどうすればいいんだ?林莉みたいに怒られないように…」

張大牛がわざと困ったように言うと、夢夢は少し考えてから、決心したように言った。

「じゃあ…私で試してみる?」

「え?いいの?」

「うん、張杰もいるし、指導のためだもんね」

夢夢は張杰に視線を向け、許可を求めるようにうなずいた。張杰は心の中で興奮が渦巻くのを感じながら、冷静を装って答えた。

「ああ、俺は大牛の復習用に動画を撮っておくよ。あとで見返せるようにさ」

「なるほど、それは助かる」

張大牛は笑顔で言ったが、その裏に潜む欲望を張杰は見逃さなかった。夢夢は少し恥ずかしそうにしながらも、張杰のために役に立っていると思うと、誇らしい気持ちもあった。

「じゃあ、まずは私が立ってるから、後ろから近づいてきて」

夢夢は部屋の真ん中に立ち、張大牛に背を向けた。張杰はスマートフォンを構え、録画を開始する。画面には、緊張した面持ちの張大牛と、純粋な表情の夢夢が映っている。

張大牛はゆっくりと夢夢の背後に立った。彼女の髪からは甘いシャンプーの香りが漂い、思わず鼻を近づけたくなるのを堪える。

「それで、どうすればいいんだ?」

「まずは、肩に手を置いて…」

夢夢が指示を出す。張大牛は震える手で彼女の肩に触れた。小柄な身体は温かく、想像以上に柔らかい。

「そう、それから、少しだけ体を近づけて、耳元で話しかけるの。そうすると、自然な流れで胸に手が伸ばせるから」

張大牛は夢夢の耳に唇を寄せ、低い声で囁いた。

「こうか?」

吐息がかかり、夢夢は一瞬びくっとしたが、すぐに平静を装って続ける。

「う、うん。そのまま、手を前に滑らせて…」

張大牛の手が肩から鎖骨の周りをなぞるように移動する。夢夢は少し身をよじったが、逃げようとはしない。張杰は息を殺してその様子を見つめていた。

「そっと、指先だけで、胸のふちをなぞるの…」

夢夢の声がわずかに震え始める。張大牛の指がTシャツの上から乳房の下方のカーブに触れた。柔らかな感触が指に伝わり、思わず手のひら全体で包みたくなる衝動に駆られる。

「こうやって、そっとな…」

張大牛は言われた通り、人差し指と中指で乳房の下部をなぞった。布越しでもはっきりとわかる弾力と温もり。夢夢は軽く目を閉じ、唇を噛みしめている。

「あ、あんまり下から触ると怖がられるから、横から触るのがいいよ…」

夢夢がアドバイスを続ける。張大牛は指を横に滑らせ、乳房の側面をなぞり始めた。彼女の胸は思ったよりも大きく、指が沈み込むような柔らかさがある。

「すごい…すごく気持ちいい感触だ」

張大牛が本音を漏らす。夢夢はそれを聞いて顔を赤くしたが、指導者としての立場を保とうと必死だった。

「あ、ありがとう…でも、まだ手のひら全体で触っちゃダメだからね。あくまで指先だけで…」

「でも、これじゃあよくわからないな。もう少ししっかり触ってみないと、本当に勉強にならないよ」

張大牛はわざと不満そうに言い、張杰の方をちらりと見た。張杰はカメラを構えたまま、うなずいた。

「そうだな、夢夢。せっかく教えるなら、ちゃんと実践させてやらないと意味がないだろ?」

張杰の言葉に、夢夢は少し迷ったが、すぐに笑顔を作った。

「わかった。じゃあ…手のひらで触ってみて。でも、力を入れすぎないでね」

張大牛は喜びを隠しきれず、手のひらを大きく広げて、ゆっくりと夢夢の右乳房に覆い被せた。柔らかな肉が手のひらいっぱいに広がり、指の間からこぼれそうになる。その瞬間、Tシャツの下で夢夢の乳首が硬く立ち上がり、布地を押し上げた。

「あっ…」

夢夢は小さく声を漏らし、身体をこわばらせた。張大牛の手が熱く、彼女の胸全体を包み込んでいる。彼は指をわずかに動かし、乳房の形を確かめるようにそっと撫で回した。

「すごい…こんなに柔らかいんだな。それに、ここが硬くなってる…」

張大牛は親指で乳首の位置を探り、布越しにそっとなぞった。夢夢はくすぐったさと羞恥で身をよじったが、張杰のために指導を続けなければという思いが彼女を踏みとどまらせた。

「ち、力を入れないで…そんなに強く触っちゃダメ…」

夢夢の声は震え、呼吸が荒くなっている。張杰はカメラを回しながら、自分の股間が熱く膨らんでいくのを感じていた。彼女が他の男に触られている姿が、これほどまでに興奮を誘うとは。

張大牛は夢夢の指示に従い、力を抜いて乳房を優しく揉みしだく。指全体で円を描くように動かすと、夢夢の身体がかすかに揺れた。

「そ、そう…それでいい…」

夢夢は歯を食いしばり、頭の中が真っ白になりそうになるのを必死に耐えていた。感じてはいけない。これは指導なのだ。彼氏の親友を助けるための行為なのだ。

「もう少し、こうやって揉んでみてもいいか?」

張大牛が両手を使い、両方の乳房を同時に揉み始める。柔らかな肉が手の中で形を変え、指の動きに合わせて揺れる。夢夢の乳首はますます硬くなり、Tシャツの上からでもはっきりと突起がわかるほどだった。

「あ…うん…でも、乱暴にしないで…」

夢夢は自分の声が甘く溶けていくのを感じ、恥ずかしさで耳まで真っ赤になった。張大牛は次第に大胆になり、乳房全体を包み込むように揉み、時折指先で乳首をつまむように触れた。

「あっ!」

そのたびに夢夢の身体が跳ね、小さな悲鳴が漏れる。張杰は録画を続けながら、心の中で激しく嫉妬と興奮が入り混じった感情に支配されていた。彼女のあんな表情は、普段自分だけに向けられるものなのに。

「もう、十分でしょ…?」

夢夢が弱々しく言うと、張大牛は名残惜しそうに手を離した。彼の手のひらには、まだ夢夢の体温と柔らかな感触が残っている。

「ありがとう、夢夢。すごく勉強になったよ。これで林莉にもうまくできると思う」

張大牛は爽やかな笑顔で礼を言った。夢夢はほっとして、すぐに張杰の元へ駆け寄った。

「張杰…」

彼女は彼の胸に顔を埋め、小さく震えている。張杰は録画を停止し、片手で彼女の背中を優しく撫でた。

「よく頑張ったな、夢夢。偉かったよ」

「恥ずかしかった…でも、張杰のためなら…」

夢夢は顔を上げ、潤んだ目で彼を見つめた。張杰はその額にキスをし、囁いた。

「今夜、ちゃんと埋め合わせをするからな」

その言葉に夢夢は少しだけ笑顔を見せ、こくんと頷いた。

張大牛は自分のベッドに腰掛け、スマートフォンをいじっているふりをしながら、先ほどの感触を反芻していた。夢夢の乳房の柔らかさ、乳首の硬さ、そして甘い声。次はもっと進んだことを試してみたい。そう考え、彼はほくそ笑んだ。

夜。張杰と夢夢は、彼の部屋ではなく、近くのラブホテルに向かった。張杰の部屋には張大牛がいるため、落ち着いて二人きりになれないからだ。薄紫色の照明が照らす部屋には、大きなベッドが一つ。夢夢はシャワーを浴び終え、バスローブ姿でベッドに腰掛けていた。

張杰は彼女の隣に座り、そっと手を握った。

「今日は本当に頑張ったな。大牛も喜んでたよ」

「うん…でも、やっぱり恥ずかしかった。張杰以外の人にあんな風に触られるの、初めてで…」

夢夢は俯き、顔を赤らめる。張杰は彼女の顎に手を当て、顔を上げさせた。

「でも、俺は嬉しかったよ。お前が俺の友達のためにそこまでしてくれて。それに…」

張杰は言葉を切り、彼女の耳元で続けた。

「ああやって他の男に触られてるお前を見て、すごく興奮した」

「え…?」

夢夢は驚いたように目を見開く。張杰はいたずらっぽく笑い、彼女のバスローブの紐を解いた。

「今夜は、大牛に触られたところを全部、俺が上書きしてやる。だから、教えてくれ。どんな風に触られたか、何を感じたか、全部話してほしい」

夢夢は一瞬戸惑ったが、彼の真剣な眼差しに、素直に頷いた。

「わ、わかった…」

バスローブが床に落ち、夢夢の裸体が露わになる。雪のように白い肌、形の良いDカップの乳房、薄紅色の乳首、そして陰毛のない饅頭型の秘部。張杰は彼女をベッドに押し倒し、上から覆い被さった。

「まず、ここからだ」

張杰は右手を夢夢の左乳房に当て、張大牛がしていたように指先でそっとふちをなぞった。夢夢は小さく身震いし、口を開く。

「大牛くんは…最初、後ろから私の肩に触って…それから耳元で話しかけながら、指で胸の下の方をなぞったの…」

「こうか?」

張杰は夢夢の乳房の下縁を指でなぞりながら、耳たぶを軽く噛んだ。彼女は甘い声を漏らし、こくんと頷く。

「そ、そう…でも、大牛くんの指はもっと太くて…少しゴツゴツしてた…」

「ほう?それで、どんな感じがした?」

「恥ずかしかったけど…でも、変な気持ちじゃなかった…指導しなきゃって思ってたから…」

張杰は指を乳房の側面に滑らせ、ゆっくりと円を描く。夢夢の呼吸が少しずつ乱れ始める。

「それから…手のひらで一気に覆い被せられて…あっ…」

張杰が手のひらで彼女の乳房全体を包み込むと、夢夢の身体がはねた。彼は力を加減しながら、優しく揉みしだく。

「大牛はこんな風に揉んだのか?」

「う、うん…でも、大牛くんの手はもっと大きくて…私の胸がすっぽり入っちゃって…それに、すごく熱かった…」

夢夢は羞恥に震えながらも、正直に感覚を伝えた。張杰はそれを聞き、さらに興奮を高めていく。彼は空いている方の手でもう片方の乳房を揉みながら、乳首を親指と人差し指でつまみ上げた。

「ひゃっ…!」

「ここは?大牛にも触られたか?」

「あ、ああ…乳首も触られた…服の上から、そっとなぞられて…そしたら、すぐに硬くなっちゃって…自分でも止められなかった…」

夢夢の乳首は張杰の指の中で硬く尖り、桜色からさらに濃い紅色に変わっている。彼はそれを口に含み、舌で転がす。

「あんっ…張杰…そこ、感じちゃう…」

「大牛にされた時も感じたのか?」

張杰が顔を上げて尋ねると、夢夢は涙目で首を振った。

「わ、わかんない…感じちゃいけないって思ってたから…でも、身体は正直で…すごく恥ずかしかった…」

「お前は何も悪くない。自然な反応だ」

張杰はそう言って、今度は手を下腹部へと滑らせた。彼女の秘部はすでに愛液で濡れそぼっている。指で陰唇をそっと開くと、透明な蜜が糸を引いた。

「ここも、感じてた証拠だな」

夢夢は恥ずかしさで両手で顔を覆った。張杰はその手を優しくどかし、目を見つめる。

「隠さなくていい。全部見せてほしい。お前の感じてる顔も、声も、俺だけのものだ」

「張杰…好き…大好き…」

夢夢は感激して彼の首に腕を回し、自ら唇を重ねた。二人の舌が絡み合い、唾液が混ざり合う。張杰は夢夢の太腿を割り開き、自身の硬くそそり立ったペニスを秘部にあてがった。

「入れるぞ。今夜は、大牛に触られた記憶を全部消してやる」

「うん…来て…私の中に、張杰をいっぱい感じさせて…」

張杰は腰をゆっくりと進めた。亀頭が膣口を押し広げ、熱く湿った肉壁が彼を包み込む。夢夢は背筋を反らせ、甘い悲鳴を上げた。

「ああっ…張杰の、入ってくる…」

「全部話してくれ。お前が今、何を感じているか」

張杰は動きを止め、夢夢の言葉を待つ。彼女ははぁはぁと荒い息をしながら、途切れ途切れに話し始めた。

「張杰のが…私の奥まで届いてる…すごく熱くて、硬くて…いっぱいに広げられてる感じ…」

「大牛のはどうだった?想像したか?」

張杰が意地悪く尋ねる。夢夢は一瞬ためらったが、正直に告白する。

「う、うん…触られてる時、少しだけ想像しちゃった…もし大牛くんのが私の中に入ったら、どんな感じなんだろうって…でも、すぐに消した!張杰だけが私の…」

「正直でいいんだ」

張杰は満足そうに笑い、腰を動かし始めた。ゆっくりと抜き差しするたびに、肉壁がきつく絡みつき、愛液が泡立って溢れ出る。

「あっ、あっ、いい…張杰、気持ちいい…」

「どんな風に気持ちいいんだ?」

「奥をトントンってされて…子宮の入り口に当たるの…そこ、すごく敏感で…あんっ!」

張杰は腰の角度を変え、亀頭で子宮口をノックするように小刻みに突いた。夢夢の身体が大きく跳ね、膣内が激しく収縮する。

「イっちゃう!もうイっちゃう!」

「まだだ。もっと教えてくれ。大牛に触られた時と、俺とこうしてる時、どっちが感じる?」

「そ、それは…張杰に決まってる…でも…」

「でも?」

張杰は動きを止め、返事を促す。夢夢は顔を真っ赤にし、消え入りそうな声で言った。

「恥ずかしいけど…大牛くんに触られてる時も、ドキドキした…知らない人に触られるのって、怖いけど、ちょっとだけ興奮するの…張杰、怒らないで…」

「怒るわけないだろ」

張杰は夢夢の額にキスをし、再び激しく腰を振り始めた。

「お前が他の男に感じてるところを想像すると、俺はたまらなく興奮する。だから、今夜は思い切り感じろ。誰に触られたか、どんな風にされたか、全部話しながら、俺でイけ」

「張杰…張杰ぇ…!」

夢夢は涙を流しながら、彼の背中に爪を立てる。張杰は彼女の両脚を高く上げ、肩に担いだ。より深く結合する角度で、彼は容赦なく抽送を繰り返す。

「大牛に揉まれた乳首、今度は俺が思い切り吸ってやる」

張杰は片方の乳首を口に含み、強く吸引しながら舌先で弾いた。同時に指でもう片方の乳首を捏ね回す。

「ああっ!それ、同時にされたらおかしくなっちゃう!」

「おかしくなれ。全部俺に預けろ」

夢夢の膣内がきゅうきゅうと締まり、張杰のペニスを締め付ける。彼女の身体は極度に敏感で、もう何度も小さな絶頂を迎えているのがわかる。

「大牛に触られたお前の胸は、こんなに感じやすくなってたんだな」

張杰は執拗に乳房を責めながら、腰の動きを加速させる。バチュバチュという水音が部屋中に響き渡る。

「ちが…あれは指導で…でも、あの時、乳首が自分から硬くなっちゃって…大牛くんに、感じてるのがバレたかもしれない…」

「バレて当然だ。あんなに硬くして、お前は無意識に感じてたんだ」

「ごめんなさい…張杰、許して…」

「謝らなくていい。むしろ、嬉しいんだ」

張杰は夢夢の身体を抱き起こし、対面座位の体勢にする。彼女は彼の首にしがみつき、自分から腰を振り始めた。

「自分で動け。大牛に触られたところを、俺のペニスでいっぱいにしてやる」

「うん…うん…」

夢夢は夢中で腰を振り、乳房を張杰の胸に押し付ける。彼は彼女の臀部を鷲掴みにし、さらに奥まで突き上げる。

「ああっ!深い…子宮まで届いてる…張杰、大好き…」

「俺もだ。お前が誰に何をされようと、最後は俺のところに戻ってくる。それが嬉しい」

張杰は夢夢の唇を奪い、舌を絡ませながら射精感を高めていく。夢夢の膣内は熱くうねり、彼を離すまいと締め付ける。

「も、もう…イかせて…張杰と一緒にイきたい…」

「ああ、一緒にイこう。お前の中に全部出すぞ」

張杰は最後の力を振り絞り、最奥までペニスを突き立てた。子宮口がわずかに開き、亀頭を咥え込む。その瞬間、夢夢の身体が弓なりに反り返り、絶叫が部屋に響いた。

「イくううううっ!!」

彼女の膣内が激しく痙攣し、大量の潮が吹き出す。同時に張杰も精を放ち、熱い精子が彼女の子宮に直接注ぎ込まれる。

「あっ、熱い…張杰の、いっぱい出てる…」

夢夢は放心したように呟き、張杰の胸にぐったりと倒れ込んだ。彼は彼女の背中を優しく撫でながら、ゆっくりとペニスを引き抜く。どろりとした白濁液が膣口から溢れ、シーツを汚した。

「大丈夫か?」

張杰が尋ねると、夢夢はうっとりとした表情で頷いた。

「うん…すごく気持ちよかった…張杰は?」

「俺も最高だった。お前の話を聞きながらすると、いつもより興奮した」

夢夢は恥ずかしそうに顔を埋める。

「あんな話、本当はしたくなかったけど…張杰が喜ぶなら、いいの…」

「ありがとう、夢夢。お前は最高の彼女だ」

張杰は彼女を抱きしめ、髪を撫で続けた。夢夢は安心しきったように目を閉じ、やがて寝息を立て始める。

彼は眠る彼女の顔を見つめながら、今日の出来事を反芻していた。張大牛に触らせたこと、それを録画したこと、そして夢夢が感じていたこと。これらすべてが張杰の歪んだ欲望を満たし、同時に深い愛情も再確認させた。

「お前は俺のものだ。でも、たまにはこういう刺激も悪くない…」

張杰はそう呟き、夢夢の額にそっとキスをした。そして、彼もまた眠りの世界に落ちていくのだった。

直接的な乳房愛撫

張大牛は相変わらず人の良さそうな笑みを浮かべていたが、その瞳の奥には隠しきれない欲望がちらついていた。彼は少しもじもじと手をこすり合わせながら、まるで純粋な悩みを打ち明けるかのような口調で言った。

「夢夢さん、前回教えてもらった手の使い方、本当に勉強になったんです。でも、その……もっと親密な前戯っていうか、たとえば口を使うやつとか……もしよかったら、教えてもらえないかなって」

夢夢はその言葉に一瞬息を呑み、頬をほんのりと赤らめた。さすがに口を使うというのは、かなり親密な行為だ。彼女はちらりと張杰を見た。張杰はソファに深く腰掛け、足を組んでいたが、その目には奇妙な輝きが宿っていた。腹の奥底から込み上げてくる、異常な興奮。彼はそれを必死に押し隠しながら、優しい声で言った。

「夢夢、せっかく手伝うなら、とことん手伝ってやろうよ。大牛は真剣に学びたいんだ。それに、君が教えれば彼も自信を持って学妹に接することができるだろう?」

夢夢は唇を噛んだ。彼女は張杰を愛していた。彼がそう言うなら、彼の友人を助けることは正しいことなのだろう。それに、自分が教えているという達成感もあった。彼女は小さくうなずいた。

「わ、わかった……でも、ちょっとだけだよ」

彼女はゆっくりと立ち上がり、震える指でブラウスのボタンを外し始めた。白い肌が少しずつ露わになる。レースのブラジャーが外され、形の良い双丘が空気に晒された。薄紅色の乳首は、すでに少し緊張して硬くなっている。彼女は近くにあった薄手のカーディガンを手に取り、それを羽織った。カーディガンは彼女の肩から胸元までをゆるく覆い、その下には何も着けていない。布地は柔らかく、彼女の身体のラインをぼんやりと透けさせていた。

「じゃ、じゃあ……まずは、布越しに、その……唇で触れてみて」

夢夢は声を震わせながら言った。張大牛は生唾を飲み込み、ソファから身を乗り出して彼女の正面に膝をついた。彼はまるで宝物に触れるかのように、そっと顔を近づけた。夢夢は目をぎゅっと閉じ、両手をぎゅっと握りしめた。

張大牛の唇が、カーディガンの薄い布地越しに、彼女の左の乳首の位置にそっと触れた。最初は本当に軽く、触れるか触れないかのような接触だった。しかし、彼はすぐにその感触を楽しむように、唇全体でゆっくりと包み込んだ。布を通して、彼の唇の熱と湿り気が伝わってくる。

「んっ……」

夢夢は小さく息を漏らした。布地の摩擦が、直接触れられるのとは違う、もどかしい感覚を生み出していた。

「そ、それから……ただ触れるだけじゃなくて、そっと、す、吸ってみて……」

夢夢は健気にも指導を続けようとした。彼女の言葉は尻すぼみになり、最後はほとんど聞こえないほどだった。張大牛はその指示に従い、唇で布越しの乳首を軽く挟み込み、優しく吸い上げた。

「ああっ!」

夢夢の身体がビクンと跳ねた。布が吸い込まれる感覚、そしてその奥で乳首が強く刺激される感覚に、彼女の膝は笑い始めた。張大牛の口の中は温かく、彼は吸い付く強さを微妙に変えながら、時折舌を布に押し当ててきた。布は彼の唾液でじんわりと湿り、乳首の形がくっきりと浮かび上がってくる。

「大牛さん、上手……です……。次は、そのまま……舌で、円を描くように……」

夢夢は息も絶え絶えに指示を出す。彼女の知識をひけらかしたいという欲求が、羞恥心と快感の狭間で必死に彼女を支えていた。張大牛は指示通り、湿った布の上から舌先で乳首の周りをぐるりと舐め回した。布が擦れる音と、湿った水音が静かな部屋に響く。

「ひゃうんっ!」

夢夢は弓なりに背中を反らせた。もはや自分の身体が自分のものではないかのようだった。下半身からは熱いものがとめどなく溢れ出てくる感覚があり、彼女の履いているショートパンツの股の部分はすでに湿り気を帯び、濃厚な甘い香りを漂わせ始めていた。彼女は後ろに倒れそうになり、張杰がすかさず後ろから彼女の細い腰をしっかりと支えた。

張杰の手は、彼女の腰骨のくびれにぴったりとフィットしていた。彼は目の前の光景に、言い知れぬ興奮を感じていた。最愛の恋人が、自分の親友の口で感じている。その背徳的な構図が彼の脳を焼き、自身の股間も痛いほどに張り詰めていた。

「夢夢、大丈夫だよ。俺がついてる。ちゃんと最後まで教えてやれよ」

張杰は耳元でそう囁いた。その声には、心配そうな響きと同時に、隠しきれない熱が込められていた。夢夢はうっとりとした表情で、張杰にしなだれかかるように体重を預けた。

「吸い付く場所も……変えてみて……。片方だけじゃ、バランスが悪いから……」

夢夢はほとんど無意識のうちにそう言った。彼女はすでに自分が何を口にしているのか、半分も理解していないようだった。張大牛はすぐに反応し、左の乳首から顔を離すと、今度は右の胸に狙いを定めた。再び布越しに唇を押し当てると、今度はさっきよりも強く、はっきりと吸い上げる。濡れた布が乳首に張り付き、彼の口の動きに合わせて形を変える。

「やっ、あ、ああ……!」

夢夢の口からは、もはや指導の言葉ではなく、甘い嬌声が漏れ始めていた。彼女のショートパンツは愛液でぐっしょりと濡れ、その染みは太ももの内側にまで広がっている。彼女の身体を支える張杰の手にも、彼女の震えがダイレクトに伝わってきていた。饅頭型の秘部は完全に充血し、クリトリスは皮を被ったままでも存在を主張するかのようにぷっくりと膨らみ、脚を閉じるたびに布地と擦れて甘い痺れを生んでいた。

張大牛の動きは次第に大胆になり、もはや「学ぶ」という態度はどこかへ消え去っていた。彼は口を大きく開け、布越しに乳房の先端を深くくわえ込んだ。そして、口の中の唾液をたっぷりと使って、強く吸引し始めた。まるでそこから蜜を吸い出そうとするかのように。

「ちゅぱっ……ちゅるるっ……じゅぶっ……」

下品な水音が絶え間なく響く。夢夢の白いカーディガンは、張大牛の唾液で胸の先端が完全に透け、薄紅色の乳首の形と色がはっきりと見えるようになっていた。彼女の身体は過度な快感から小刻みに痙攣し始め、立っていることさえ困難になっていた。

「も、もう……ゆるして……」

夢夢のうわ言のような懇願も、張杰の耳にはただ心地よい音楽のように聞こえた。彼は彼女の腰を抱え込み、自分の身体に彼女の背中を密着させる。彼の硬くなった股間が彼女の臀部に押し当てられ、彼女はその感覚にまた小さく悲鳴を上げた。

「あと少しだけ、頑張ろう、夢夢。大牛、最後に、歯を立てないように注意しながら、舌先で乳首を弾くようにしてみろ。それができれば完璧だ」

張杰は自分でも驚くほど冷静な声で、さらなる指導を促した。彼の頭の中は、もっと見たい、もっとこの光景を味わいたいという邪悪な欲望で満たされていた。

張大牛はもはや余裕の笑みさえ浮かべていた。彼は張杰が完全に自分の味方であり、自分は夢夢の身体を貪る権利を与えられたと錯覚していた。彼は濡れて冷たくなった布地を舌で押し上げ、下にある硬くしこった乳首を狙い撃ちにした。そして、尖らせた舌先で、布越しにカリカリと音がしそうなほどに小刻みに弾いた。

「いいいいっ! やだ、それ、だめぇっ!」

その瞬間、夢夢の身体は最大限にしなり、背骨が折れるかと思うほど大きく仰け反った。彼女の秘部からは、愛液がショートパンツを突き破らんばかりに溢れ出し、その場に濃厚な雌の匂いが立ち込めた。彼女の膣は激しく収縮し、子宮口までがきゅうきゅうと痙攣しているのが、内部の感覚としてありありと感じられた。

「はぁ……はぁ……もう……おわり……」

夢夢は完全に脱力し、全身の力を失って張杰の腕の中に崩れ落ちた。顔は真っ赤に上気し、口元は半開きで、うっすらと涙さえ浮かべている。その表情は、あまりにも扇情的だった。

張大牛はゆっくりと顔を離し、自分の唇についた唾液と、わずかに混じる夢夢の甘い体香を名残惜しそうに舐めた。彼はカーディガンの裾が乱れて、夢夢の白い下腹が丸見えになっていることに気づいていたが、あえて何も言わず、ただじっとりとした視線を這わせた。

「大牛、今日のところはここまでだ。夢夢も疲れたみたいだし、もう休ませてあげよう」

張杰はそう言うと、ぐったりとした夢夢を簡単に抱きかかえた。彼の逞しい腕が、彼女の背中と膝の裏に差し込まれる。いわゆるお姫様抱っこだ。夢夢は彼の胸に顔をうずめ、小さな子どものようにしがみついた。

張大牛は一瞬、不満そうな表情を浮かべたが、すぐにいつもの人の良さそうな笑顔に戻った。

「ああ、本当にありがとな、夢夢さん。今日のことは絶対に忘れないよ。本当にいい勉強になった。じゃあ、俺はこれで」

彼はそそくさと立ち上がり、自分の部屋へと戻っていった。その背中を見送る張杰の目は、親友に向けるものとは思えないほど冷たく、そして熱かった。彼は夢夢を抱きしめながら、すぐさま寝室へと向かった。

張杰は夢夢をベッドの上にそっと横たえた。彼女の身体は火照り、まだぼうっとした表情をしている。張杰は彼女の上に覆い被さると、唾液でぐっしょりと濡れたカーディガンを乱暴に剥ぎ取った。その下から現れた美しい乳房は、先端が先ほどの刺激で充血し、つやつやと輝いている。

「杰……私、変になっちゃう……変な気持ちいいの……」

夢夢は潤んだ瞳で彼を見上げ、熱い吐息を漏らした。自分がなぜこんなに感じてしまったのか、彼女は自分でも説明できなかった。ただ、張大牛に触れられた身体が、異常なほど敏感になり、疼いて仕方がなかったのだ。しかし、彼女の中ではその原因はただ一つ、「これで大牛は学妹を口説ける」という達成感と、張杰の友人の役に立てたという喜びだと、無理やり思い込んでいた。

「いいんだ、夢夢。よく頑張ったね。今度は俺が、気持ちよくしてあげる」

張杰は自分自身の服を素早く脱ぎ捨てた。彼の股間からは、すでに硬く反り返ったペニスが怒張し、先端から透明な我慢汁を溢れさせていた。彼は夢夢のショートパンツと下着を一緒くたにして脱がせ、彼女の脚を大きく開脚させた。

まったく陰毛のない彼女の秘部は、白い饅頭のようにふっくらと膨らみ、その中心は蜜壺から溢れ出た愛液で、まるで蜂蜜をかけたかのように濡れ光っていた。薄紅色の小陰唇がわずかに開き、ひくつく膣口が見え隠れしている。

彼はガチガチに硬くなった亀頭を、ぬかるんだ蜜壺の入り口にあてがった。そして、腰を一気に突き入れた。

「ああああっ! 杰、杰ぃっ!」

夢夢は待ち望んでいた刺激に、背中を大きくしならせて叫び声をあげた。彼女の膣内は、張大牛との「指導」で十分すぎるほどに仕上がっており、熱く蕩けるような肉襞が、侵入してきた張杰のペニスに歓喜の声をあげるかのように絡みつき、吸い付いてきた。子宮口はすでに下がり、わずかに開きかけてさえいた。

「夢夢の中、すごく熱い……どうしてこんなに濡れてるんだ?」

張杰はわかっていながら、あえて意地悪く尋ねた。彼は彼女の腰を鷲掴みにし、最奥まで何度もペニスを突き込んだ。結合部からは、白く泡立った愛液がぐちゅぐちゅと音を立てて溢れ出て、二人の陰毛のなさが生む密着感と相まって、えげつない水音が寝室に木霊する。

「それは……それは……ああんっ!」

夢夢は答えられなかった。彼女の思考は快楽の渦に飲み込まれ、何も考えられない。張杰は彼女の両足を高く持ち上げ、肩に担ぎ上げた。小さな足のサイズ22センチの白い足が、空中でブラブラと揺れる。彼はその足の指に口づけながら、体重をかけてさらに深く、子宮口の窪みにまで亀頭をめり込ませるように穿った。

「そこ、そこ、すごい! 奥、あたってるぅ!」

夢夢はシーツを握りしめ、首を振って快感に耐えた。彼女の膣は張杰の形を覚え込んでいるが、今日は特に敏感で、あらゆる襞がザラザラとした刺激を求めて蠢いている。子宮がきゅんと痙攣するたびに、子宮口が亀頭を吸い付くように窄まり、先端にチリチリとした快感を与えた。

張杰はピストン運動を激しくしながら、彼女の大きな乳房をわしづかみにした。そして、さっきまで張大牛が吸っていた乳首を、今度は自分の口に含んだ。彼は赤ん坊のようにむしゃぶりつき、舌で乳首の先端を転がし、歯茎で軽く噛んだ。

「やっ、杰、そこだめ! 敏感すぎるの!」

夢夢は泣きそうな声で叫んだ。張大牛に布越しに触れられただけでもあれほど感じた場所を、今度は直接、しかも膣を貫かれながら刺激される。二重の快感がとめどなく彼女の脳髄を蕩けさせた。彼女は快感のあまり、無意識に張杰の腰に自分の両足を絡みつかせ、自ら腰をくねらせて彼のペニスを深く呑み込もうとした。

「夢夢、イきそうなのか? いいよ、一緒にイこう」

張杰は彼女の耳元で熱い息を吹きかけ、腰の動きを最高速に切り替えた。ベッドはスプリングの悲鳴をあげ、部屋中に二人の荒い息遣いと肌が激しくぶつかり合う音だけが支配した。張大牛との偽りの「指導」の毒気を、上書きするかのように、張杰はひたすら激しく彼女を抱いた。

「イく、イっちゃうううう! 杰、杰、大好きぃっ!」

夢夢の肉体が、大きく跳ね上がった。彼女の目の前が真っ白に染まり、身体の芯から湧き上がる快感の津波が、彼女のすべてを押し流す。膣壁は物凄い力で収縮し、張杰のペニスを締め付け、絞り取ろうとする。その瞬間、彼女の尿道口から透明な液体が勢いよく噴き出した。

「潮吹いた……!」

張杰は驚愕の声をあげた。熱い潮が彼の下腹部を濡らし、ベッドシーツに大きな染みを作っていく。夢夢は何度も何度も小さく絶頂を繰り返し、身体を小刻みに痙攣させながら失神したかのようにぐったりとしていた。彼もまた、極限まで締め付ける肉襞の快楽に耐えきれず、彼女の最奥に熱い精液を注ぎ込んだ。精液が子宮口に叩きつけられる感覚に、夢夢はもう一度小さく身体を震わせた。

長い射精が終わり、張杰がゆっくりとペニスを引き抜くと、彼女の開ききった膣口から、どろりとした白濁の精液が溢れ出て、まるで彼女の白い身体を彩るかのように太腿を伝った。部屋の中は、汗と愛液と精液の匂いが混ざり合い、濃厚な情事の残り香で満たされていた。

張杰はすっかり気を失ってしまった夢夢の髪を優しく撫でながら、彼女の寝顔を見つめた。彼女は完全に満たされた表情で、口元には微かな笑みさえ浮かべていた。その頭の中では、きっとまだ「これで大牛は学妹を射止められる。私、いい指導ができた」という純粋でいて残酷な自己暗示が渦巻いているのだろう。彼女は自分がもう、取り返しのつかない淫らな遊戯の渦の中に巻き込まれつつあることに、まだ何の疑いも持っていなかった。