始まりは、いつもと変わらぬ朝だった。
張傑は、キッチンで簡単な朝食を用意しながら、リビングのソファで大人しく絵本を読んでいる小さな娘に目をやった。ナンナンは、まだ寝ぼけ眼で、少し癖のついた黒髪が朝日に透けて金色に見える。彼女は、父親の視線に気づくと、顔を上げて嬉しそうに微笑んだ。その笑顔は、まるでこの世界に汚れなど一切存在しないかのように純粋で、張傑の胸の奥を温かく満たしていく。
「パパ、おはよう」
「おはよう、ナンナン。よく眠れたか?」
「うん!」
ナンナンは大きく頷き、絵本をソファの隅に置くと、とてとてと張傑の元へ歩いてくる。彼女は眠る時、いつも張傑の腕の中で眠る。広くはないベッドの中で、父親の体温と心臓の音を子守歌代わりにして、深い眠りにつくのだ。それは、彼が彼女を養子に迎えてからずっと変わらない、二人だけの大切な習慣だった。
しかし、その日の昼下がり、異変は起こった。
張傑が仕事部屋でデジタル作画に集中していると、背後から、もじもじとした様子でナンナンが立っていることに気づいた。彼は振り返り、ヘッドフォンを外す。
「どうした、ナンナン?」
「パパ……あのね、なんだか、あそこが……」
彼女は小さな花柄のパジャマのズボンのあたりを、落ち着きなさそうに触っている。彼女の言葉に、張傑の心臓がわずかに跳ねた。
「かゆいの?」
「うん。ずっと、ムズムズするの」
張傑は椅子から立ち上がり、娘の前にしゃがみ込んだ。
「ちょっと、パパに見せてごらん」
彼は努めて優しく、まるでいつものスキンシップの延長のように声をかけた。ナンナンはなんの疑いもなく、こくりと頷き、自分からパジャマのズボンと小さなパンツを下ろす。
露わになったのは、彼が溺愛してやまない娘の、まだ性の一切を知らない純白の秘部だった。
まんこと呼ぶことすらはばかられる、まるで今まさに熟れる前の白桃のような、ふっくらと柔らかな饅頭の割れ目。そこには本来あるべき陰毛の影さえなく、つるりと白く、わずかな血管の色が透けて見えるほど繊細な肌が広がっている。彼は、人差し指と中指で、そっと周囲の皮膚を広げてみる。すると、ぷっくりと閉じた割れ目の内側、小さな花びらにあたる部分が、普段は淡い桜色をしているのに、今日は明らかに充血したように赤みを帯びていた。
「ああ、ちょっと赤くなってるな……」
張傑はつぶやく。彼の視線は、無意識のうちに、さらにその奥へと注がれていた。割れ目をさらに上へと辿ると、淡いピンク色の肛門が、まるで小さな唇のようにひっそりと存在している。そこもまた、心なしか熱を持っているように見え、周囲の肌と同じく少し赤い。
「ほら、こっちもかゆくないか?」
彼は指を、裂け目から会陰を伝わせ、肛門のすぐ近くまで滑らせる。
「うん、なんか、ちょっとだけ。でも、おまんこがいちばんかゆいの」
ナンナンは無垢な口調で言う。彼女にとって「おまんこ」とは、パパが教えてくれた、ただの体の部位の名前でしかない。排泄のための場所であり、特別な意味など何一つなかった。
「ちょっと、かぶれちゃったのかもしれないな。大丈夫、パパが薬を塗ってあげるからね」
張傑はそう言うと、洗面所から、以前皮膚科でもらった弱いステロイド系の軟膏を持ってきた。彼はナンナンを自分のベッドに仰向けに寝かせると、再び足を開かせる。彼女の足は、信じられないほど真っ白で、形が完璧だった。足の指は長く、まるで美術館に飾られた彫刻のように美しい。足の裏はほんのりと血色が良く、土踏まずのアーチが繊細な曲線を描いている。
彼は、小指の先にほんの少しだけ白い軟膏を取ると、まずは真っ赤になった外陰部に、極力触れないように、空中から落とすように塗布した。冷たい軟膏の感触に、ナンナンの小さな体がびくんと震える。
「つめたーい!」
彼女はケタケタと、鈴を転がすような声で笑う。その笑い声は、この歪んだ状況を全く理解していない、純粋無垢なものだった。
「動いちゃダメだよ。ちゃんと塗らないと、治らないからね」
張傑は笑いながら言ったが、彼の心の内は複雑だった。指先から伝わる、この世のものとは思えない柔らかな感触。ほんの少し触れただけで吸い付いてきそうな、しっとりとした粘膜。彼は、理性と欲望の狭間で、奥歯を噛み締めた。
そして次に、彼は肛門へと指を這わせた。赤くなった皺の一つ一つに、軟膏を塗り込んでいく。その瞬間、指先に感じたのは、想像を絶する弾力だった。柔らかなのに、内側から何かがぎゅっと押し返してくるような、生命力に満ちた強さ。彼の指が、ぬるりとした感触で皺の上を滑るたびに、そこがまるで別の生き物のように、ひくひくと小さく収縮した。
「ん……パパ、くすぐったい」
ナンナンはくすくすと笑い、無意識に腰をくねらせる。その動きが、彼の指をさらに深く、秘部へと押し当てる形になる。
「ああ、ごめんごめん。これで終わりだ」
張傑は慌てて指を離し、彼女のパンツとズボンを元に戻した。心臓が早鐘を打っている。額には、うっすらと汗が滲んでいた。
「はい、おしまい。あんまり掻いちゃダメだよ」
「はーい!」
ナンナンはけろっとした顔で起き上がり、再び絵本の世界へと戻っていった。その背中を見つめながら、張傑は自分の右手を見つめる。人差し指と中指には、まだ彼女の体温と、何とも言えない不思議な感触が生々しく残っていた。
「湿疹……だよな」
彼は誰にともなく呟き、頭を振って仕事部屋へと戻った。
しかし、その夜の入浴の時間が、彼の自制心をさらに激しく揺さぶることになる。
狭いユニットバスに、親子二人の裸身が湯気に包まれている。張傑は小さな風呂椅子に座り、膝の間にナンナンを立たせていた。彼女の体は、湯気でほんのりと上気し、まるで桜餅のように甘い香りを放っている。
「さあ、今日もしっかり洗おうね」
彼は、泡立てたボディソープを手に取り、まずは彼女の背中、そして小さなお腹へと手を滑らせた。ナンナンは大人しく目を閉じ、されるがままになっている。彼の大きな手のひらが、彼女の白磁のような肌の上を滑るたびに、きめ細やかな泡が立ち、部屋中に石鹸の清潔な香りが広がった。
問題は、下半身を洗う時だった。
彼は、新しい泡を手に取り、彼女の前に手を伸ばす。
「じゃあ、大事なところも洗うよ」
彼は、ナンナンの小さな割れ目の上に、泡をそっと乗せる。そして、親指と人差し指で、ふっくらとした大陰唇を優しく摘まむようにして洗い始める。指先が、先ほど軟膏を塗った赤い粘膜に触れる。それは、まるで溶けかけのマシュマロのように柔らかく、かつ、温かい熱を持っていた。
「んっ……」
ナンナンが、小さく息を漏らす。
「大丈夫、痛くないよ。きれいきれいしようね」
張傑は、幼子に言い聞かせるような口調で囁く。だが、彼のペニスは、とっくに反応していた。風呂椅子に座った彼の股間では、先端の尖った亀頭が、皮を破って頭をもたげている。普段は16cmほどのそれが、今は固く張り詰め、内側から脈打っていた。
彼は、泡をさらに下へと滑らせる。会陰部を通り過ぎ、目的の場所へと指が到達する。
「それから、こっちも忘れずにね」
彼は、人差し指の腹で、彼女のアナルを優しく撫でる。その瞬間、肛門の皺がきゅっと締まり、彼の指先を銜え込むような動きを見せた。
「ひゃっ!」
ナンナンが、くすぐったさに身をよじり、ケラケラと笑い出す。
「パパ、やだー! そこ、くすぐったいんだもん!」
「あはは、ごめんごめん。でも、ちゃんと洗わないとバイキンが来ちゃうからな」
張傑は笑ってごまかすが、指は止めなかった。彼は、肛門の周囲をくるくると円を描くように、滑らかに洗い続ける。指先に感じる弾力と、何度も指を押し返そうとする強い括約筋の動き。さらに、ぬるぬるとした石鹸の泡と混ざり合い、彼の指は、気がつけば、彼女の肛門の中心にある小さなくぼみを、ほんの少しだけ、押し込むように撫でていた。
「もう、パパったら! 本当にくすぐったいよ!」
ナンナンは、声を上げて笑いながら、父親の腕の中でぴょんぴょんと跳ねる。彼女の背中に、彼の固くそそり立ったペニスが当たったが、彼女はそれを気にすることもない。
その無邪気な反応が、張傑の背徳感をさらに煽る。彼は、娘が排泄をするための場所を、まるで性感帯のように愛撫している。そして、娘はそれを父親との遊びだと信じて疑わない。この倒錯した構図が、彼の脳内でドーパミンを異常分泌させていた。
「よし、流すぞー」
張傑は、なんとかその場を切り上げ、シャワーで泡を洗い流した。彼はユニットバスの壁に手をつき、必死に呼吸を整える。熱く滾った欲情を、なんとか理性で押し留めるために。
「パパ、今日は一緒に湯船に入ろうよ!」
「ああ、いいぞ」
張傑は、苦笑いを浮かべながら、湯を張った浴槽に先にナンナンを入れた。娘が浴槽の縁に掴まって、足をバタバタさせて遊ぶ様子を、彼は熱に浮かされたような目で見つめていた。水面に揺れる、陶磁器のように白い小さな足。その指の一本一本が、まるで高価な宝石のように、彼の目には映っていた。
翌週末。張傑は再び、ナンナンを連れて郊外の日帰り温泉へと向かっていた。
「パパ、今日はどんなお風呂かなあ?」
車中で、ナンナンは嬉しそうに窓の外を眺めている。相変わらず、人形のように整った彼女の横顔を盗み見ながら、張傑はハンドルを握った。前回よりも、多くの人が来ている。駐車場はほぼ満車に近かった。
受付を済ませ、男湯と女湯に分かれる入口で、彼はしゃがんでナンナンに言う。
「いいか、ナンナン。パパはこっちの青い暖簾のほうに入るから。終わったら、必ずここで待っているんだぞ」
「うん、わかった! パパ、また後でね!」
ナンナンは小さく手を振り、女将に連れられて女湯の中へと消えていった。張傑は一人、男湯へと向かう。広い脱衣所で服を脱ぎ、露天風呂へ続くガラス戸を開けた瞬間、肌にまとわりつくような熱気と、強い硫黄の匂いが彼を包んだ。
日本庭園を模した岩風呂には、すでに十数人の男たちが湯に浸かっている。張傑はかけ湯をしてから、そっと湯の中へと体を沈めた。熱い湯が、凝り固まった肩や背中の筋肉をじんわりと解していく。
(ああ、極楽だ……)
彼は目を閉じ、しばし日常の喧騒を忘れる。しかし、十数分も経っただろうか。隣の女湯から、女性たちの甲高い笑い声や水音が聞こえてくるたびに、彼の心はざわついた。彼はこの温泉の構造を知っている。男湯と女湯は、高さ二メートルほどの竹垣で仕切られているだけだ。岩場の隙間からは、女性の白い足が見え隠れすることもある。
(ナンナンは、ちゃんとやっているだろうか……)
そう思って、何気なく竹垣の方へ目をやった時だった。
女湯側の岩場に、裸の小さな影が立っているのが見えた。それは間違いなく、ナンナンだった。彼女は、縁にひっくり返した桶を椅子代わりにして、隣の若い女性客と楽しそうに話している。湯気に包まれたその姿は、まるでこの世ならぬ妖精のように美しい。
張傑は、湧き上がる独占欲と愛おしさに、口元を緩ませた。しかし、次の瞬間、彼の表情は凍りついた。
ナンナンのすぐ背後、竹垣の僅かな隙間から、一人の中年男性が、じっと彼女を見つめている。いや、見つめているだけではない。男は、あろうことか、その岩の隙間から手を伸ばし、ナンナンの背中、そして腰へと、ぬるりと手を滑り込ませていたのだ。
張傑の心臓が、大きく跳ね上がる。
男の顔は、湯に浸かる張傑からもはっきり見えた。五十絡みの、脂ぎった顔で、目が異様にぎらついている。周囲の他の客は、思い思いに湯を楽しんでおり、彼の行動に気づく者はいない。男は、水中で彼女の小さな尻を、まるで宝物を扱うかのように、ゆっくりと撫で回している。
張傑は、瞬間的に立ち上がろうとした。しかし、なぜか体が動かない。金縛りにあったかのように、その場に釘付けになる。
(やめろ……ナンナンに触るな……!)
彼の内側で、何かが叫ぶ。しかし、同時に彼は、ナンナンの表情も見ていた。ナンナンは、隣の若い女性が話しかけるのに夢中で、背後からの感触に気づいているのかいないのか、ただ、くすぐったそうに身をよじり、小さく笑っているのだ。
「んふふ……」
その笑い声が、遠くから耳に届く。まるで、パパと遊んでいる時と同じ、無垢で幸せそうな笑い声。
(ナンナンが、笑っている……)
その事実が、張傑の怒りを見えない鎖で縛り上げた。彼は、男の指が、彼女の肛門のあたりを探り、小さな蕾を押し潰すように揉みしだくのを、ただ呆然と見つめていた。ナンナンは、時々「ひゃっ」と小さな声を上げ、もじもじと足を動かすが、本気で嫌がっているようには見えない。むしろ、その反応を楽しんでいるかのようだ。
男の指は、執拗に彼女の秘部を弄り続けている。張傑には、男の指が、彼女の小さな割れ目を上下に開き、内側の生殖器に触れる様子が、まるでスローモーションの映像のように見えた。ふっくらとした大陰唇の間から、わずかに覗くクリトリスの包皮を、指の腹でぐりぐりと押しつぶす。すると、ナンナンの体がびくんと小さく震え、足をバタバタとさせた。
彼は、歯を食いしばり、水中で拳を握り締めた。爪が手のひらに食い込む。
(やめろ……やめてくれ……)
しかし、声は出せなかった。張傑の頭の中は、怒りと、それと全く同じくらいの強さで湧き上がる、別の感情で混乱していた。
(なぜ止められない……なぜ俺は、あの男を殴りに行けないんだ……)
自己嫌悪と、暗い興奮。その二つが、彼の中で渦を巻いていた。
結局、男がその行為をやめたのは、ナンナンの隣にいた若い女性が立ち上がり、ナンナンに「そろそろ上がろうか」と声をかけたからだった。男は素早く手を引っ込め、何食わぬ顔で湯の中に体を沈めた。ナンナンは「はーい」と明るく返事をし、何事もなかったかのように、とてとてと浴場の方へ歩いて行った。
その瞬間、張傑は初めて、堰を切ったように立ち上がった。ザバアッ! と大きな水音を立てて湯から上がり、脱衣所へと急ぐ。足早に服を着替え、待ち合わせ場所のロビーへ向かうと、そこにはすでに、ほかほかに温まった体に可愛らしい浴衣を着たナンナンが、パパを待っていた。
「あ、パパ! 遅かったね!」
彼女は無邪気に手を振る。顔色はいつも通りで、どこにも変わった様子は見られない。
「……ああ。ごめん、ちょっと長湯しすぎた。……楽しかったか?」
張傑は、震える声をなんとか押し隠して尋ねた。
「うん! すっごく楽しかった! おねえさんが色々お話してくれたの。それからね、なんだかよくわからないけど、くすぐったくて楽しかった!」
ナンナンは屈託なく笑う。
その言葉に、張傑の心臓は再び締め付けられた。彼は震える手で、強く、優しく、娘の小さな手を握った。
「そっか……。良かったな……。さあ、帰ろうか」
「うん!」
彼は、娘を連れて急ぎ足でその場を後にした。後ろめたさと、拭いきれない興奮が、彼の後ろ髪を引いた。彼は、あの男がナンナンの体を触る様子を思い出すたびに、ペニスがずきりと痛むのを感じていた。
帰りの車内は、沈黙が支配していた。助手席のナンナンは、遊び疲れて深い眠りについている。その寝顔は、穢れを知らない天使そのものだった。張傑は、車を路肩に停め、エンジンを切る。誰もいない夜の田舎道。聞こえるのは、虫の声と、娘の穏やかな寝息だけ。
彼は、ゆっくりと手を伸ばし、眠っているナンナンの小さな足に触れた。彼女は白い靴下を履いている。彼は、まるで神聖な儀式を執り行うかのように、その靴下をそっと脱がせる。車内の薄暗い灯りの下で、彼女の白く小さな足が露わになる。
その足の美しさは、もはや言葉を超えていた。かかとはまるで茹で卵のように滑らかで、土踏まずのアーチが芸術的な曲線を描いている。五本の指は、長さのバランスが完璧で、爪は小さな真珠のようだった。張傑は、両手で、壊れ物を扱うように彼女の足を包み込む。
「はぁ……」
彼は、熱い吐息を彼女の足の甲に吹きかけた。健康な子供特有の、かすかな汗の匂いと、温泉の硫黄の香りが混ざり合い、彼の鼻腔をくすぐる。それは、彼にとって、何よりも強力な催淫剤だった。
彼は、理性という最後の砦が音を立てて崩れ去るのを感じた。
自宅に到着するや否や、張傑は半ば夢遊病者のように、ナンナンをバスルームへと連れて行った。
「ナンナン、温泉に入ったけど、汗かいちゃったから、もう一度だけ洗おうな」
彼は、まだぼんやりとしている娘に優しく語りかける。ナンナンは特に疑問に思うこともなく、こくりと従った。
今回は、浴槽にお湯を張り、親子二人で湯船に浸かる。狭いバスタブの中で、彼の長い脚の間に、小さなナンナンがすっぽりと収まっている。彼女の背中は、彼の胸にぴったりとくっついている。胎児のような体勢で、二人は静かに湯に浸かった。
「パパ、なんだか、さっきから少し変な感じがするの」
ナンナンが、ぽつりと言う。
「……どこが?」
「んー……わかんない。でも、なんか、むずむずする。おまんこのあたり」
張傑の手が、水中を静かに動く。
「そうか……じゃあ、パパがまた、きれいにしてあげような」
彼は、ナンナンの体を反転させ、自分と向かい合わせに座らせた。彼女の白く小さな膝が、浴槽の底で彼の腿の上に乗る。彼は、ボディソープを手に取り、泡立てる。
「いい子だ、じっとしててね」
まずは、両足からだ。彼は、泡のついた手で、彼女の右足を持ち上げる。そして、足の指の一本一本を、彼の指で丁寧に洗いながら、唇を近づける。
「ナンナンの足は、本当にきれいだな。パパは、世界で一番好きだよ」
そう言って、彼は、彼女の親指の先に、そっと唇を押し当てた。
「ひゃん! パパ、くすぐったいよー!」
ナンナンは、ケラケラと笑い出す。それは、今日の温泉で、あの見知らぬ男に触られていた時と同じ、無邪気な反応だった。
張傑のペニスは、水中で完全に反り返り、硬くそそり立っていた。彼は、次に人差し指、中指、薬指、小指と、順番に指の間に唇を這わせ、足の裏全体に口づける。彼の舌が、彼女の土踏まずのアーチを、ゆっくりと這い回る。石鹸の味と、娘の肌の感触が、彼の脳を蕩けさせる。
「あははは! やめて、パパ、やだー! くすぐったすぎるーっ!」
ナンナンは大笑いしながら、足をバタつかせようとするが、父の力強い手がそれを許さない。彼は夢中で、足の指をしゃぶり、足の裏を舐め回し、かかとを優しく甘噛みした。
「うん……んっ……」
張傑の口からは、獣のような吐息が漏れる。
「パパ、変だよ! どいて、くすぐったい!」
ナンナンは身をよじりながらも、その行為を拒絶しているようには見えなかった。彼女にとって、これはパパとの新しい遊びの一つに過ぎないのだ。パパが、自分の足にチュウチュウキスして遊んでくれている。その認識が、彼の背徳感を極限まで高めた。
彼は、長い時間をかけて両足への愛撫を終えると、泡を手に取り、いよいよ本丸へと向かう。
「次は、ここをきれいにしようね」
彼は、割れ目を覆うふっくらとした部分を、泡で包み込むように優しく洗う。指が、割れ目の縁をなぞるたびに、ナンナンはくすぐったそうに身をよじる。彼は、親指と人差し指で小さな大陰唇を左右に開き、内側の薄紅色の粘膜を露わにする。湯の中で、その部分はつやつやと輝き、小さな尿道口と、さらにその奥にある膣口が、ひくひくと物欲しそうに動いているように見えた。
「ああ……本当に、きれいだ……」
彼は、うっとりと見つめながら、そっとその粘膜に指を滑らせた。ナンナンの体が、びくんと跳ねる。
「あんっ……!」
今までと少し違う、甘い声が彼女の口から漏れる。
「痛いか?」
「う、ううん……わかんない……変な感じ……」
ナンナンは、少し息を乱し、潤んだ瞳でパパを見上げる。
張傑は、もう止まれなかった。彼は、指にさらに泡をつけ、今度は彼女の小さな肛門へと指を這わせる。彼は、親指の腹で、皺の一つ一つを優しく押し潰すように揉み解しながら、中心のピンク色のくぼみに狙いを定めた。
「ここも、ちゃんと洗おうな。さっき温泉で、誰かに触られちゃったかもしれないからな……」
彼は、これが口実に過ぎないことを知っていた。彼は、今日、あの見知らぬ男が彼女のアナルを弄るのを見て、羨望と嫉妬に狂いそうになっていたのだ。自分が、こうして直に触れたいと。
彼は、ぬるぬるになった人差し指の腹で、彼女の肛門を、ぐりぐりと押しつぶす。すると、今までにない強い力で、括約筋が彼の指を締め付ける。
「ひゃあっ……! パパ、そこ、やだ……!」
ナンナンは、初めて明確な拒否の言葉を口にした。
しかし、彼はやめなかった。
「大丈夫だ。ほんのちょっとだ。怖くない」
彼は催眠術のように優しく囁きながら、彼女の抵抗を無視して、指に力を込める。肛門の硬い輪が、彼の指先を拒む。だが、彼が執拗に揉み解し、ゆっくりと力を加え続けると、ついに、ぬるり……という感覚とともに、彼の指の第一関節が、彼女の体内へと侵入した。
「あっ……、ぁ、……!」
ナンナンは、異物感に驚き、息を詰まらせる。しかし、彼女の体内は、信じられないほど熱く、そして、強い力で彼の指を締め付けていた。直腸の粘膜が、まるで無数の吸盤のように、指に絡みつく。
「はぁ、はぁ……すごい……ナンナンの中、すごく熱い……」
張傑は、感極まった声で囁く。
その時、バスルームの空気が、ぶわりと一変した。ナンナンの、消え入りそうな甘ったるい声が、彼の名を呼んだ。
「んん……ぱ、ぱ……。ぱぱ、へん……おまんこ、とまんない……おしっこでそう……」
言葉とは裏腹に、彼女の声は、苦痛よりも困惑と、かすかな快感に彩られていた。彼女の小さな割れ目からは、無色透明の粘液がとろりと漏れ出し、湯の中で白く濁っていた。
その夜。
張傑は、自分自身を制御できる自信が、もはや完全に消え失せていた。
彼は、リビングのソファで、ペン入れの作業をしていた。デジタルタブレットの上をペンが走る音だけが、静寂を破る。しかし、彼の意識は、すべて背後にある寝室の、小さな娘の寝息に向けられていた。シャワーを浴び、柔らかなパジャマを着せられたナンナンは、パパの大きなベッドの真ん中で、天使のような寝顔ですやすやと眠っている。
時計の針が、午前一時を回ったことを確認する。住宅街は深い眠りにつき、窓の外を通る車の音もない。絶対的な静寂。彼は立ち上がった。床を軋ませないように、慎重に、慎重に。彼の足音は、獲物に忍び寄る捕食者そのものだった。
寝室のドアを、音を立てずに開ける。月明かりだけが差し込む室内で、ナンナンは、タオルケットを蹴飛ばして寝ていた。彼女の小さな口は半開きで、規則正しい寝息が聞こえる。その寝顔を見下ろすだけで、彼のペニスは、スウェットの上からはっきりとわかるほど固く張り詰めた。
彼は、そっとベッドに上がり込んだ。まずは、彼女の足元に移動する。彼は、まるで聖母の足に口づける信徒のように、彼女の小さな裸足に顔を近づけ、その匂いを深く吸い込んだ。風呂上がりの石鹸の香りと、彼女特有の甘い体臭。彼は、眠っている娘の足の指に、そっと舌を這わせた。
「んん……」
ナンナンが、微かに寝返りを打つ。
張傑は動きを止め、息を潜める。彼女が再び深い眠りにつくのを確認してから、彼は自分の真の目的へと手を伸ばした。
彼は、人差し指と中指に、用意していた無香料の保湿クリームをたっぷりと塗り込む。そして、極めて慎重に、ナンナンのパンツをずらし、白くて小さな尻を露わにさせた。月明かりに照らされたその二つの丘は、触れるだけで壊れてしまいそうな繊細さで、中央の割れ目に続いている。
彼は、右手の人差し指で、ゆっくりとその双丘を撫でる。触感はまるで絹のようだ。その贅沢な感触を十分に堪能してから、彼は片方の指を、割れ目のさらに奥、彼女の肛門へと導いた。
そこは、入浴時の愛撫でまだ少し赤みを残しているものの、普段は完璧なピンク色をしている。小さな菊座は、眠っている間も彼女の生体リズムに合わせて、ゆっくりと開閉を繰り返している。張傑は、クリームでぬめる指の腹で、その皺の一つ一つを、優しく、しかし執拗に揉み解し始めた。
「はぁ……」
彼の口から、熱い溜息が漏れる。
彼の指の動きは、次第に大胆になっていく。クリームの潤滑を得て、指は皺の上を滑るように動き、ついにその中心にある、かすかなくぼみへと侵入を始める。最初は指を拒むように硬く閉じていた肛門が、彼の優しくも強引なマッサージによって徐々にほぐれ、彼の指先を受け入れ始める。
「んう……」
ナンナンが、無意識に眉をひそめ、小さく声を漏らす。張傑は構わず、指の第一関節を、ゆっくりと、熱い内部へと沈めていった。
指を包み込む、想像を絶する弾力と熱。それは、まるで生命そのものの根源のような、圧倒的な力強さを持っていた。直腸の粘膜が、侵入者を異物と認識し、必死に押し出そうと蠕動する。その動きが、彼の指をさらに深く誘い込むような矛盾した快感を生み出している。張傑は目を瞑り、その至高の感覚に全身を震わせた。
「ああ……ナンナン……ナンナンの中だ……」
彼は心の中で何度も娘の名を呼び、罰当たりな行為に酔いしれる。
彼は、ゆっくりと指を奥へ進め、そして引き抜く。そのピストン運動を、彼女を起こさないよう、極めてスローに、しかし確実に、繰り返す。密やかな水音が、静寂の中で生々しく響く。指を抜くたびに、彼女の肛門が彼の指に吸い付き、まるで「もっと」とねだっているかのように、ひくひくと収縮する。
張傑のペニスは、今や限界を超えて痛みすら感じるほどに充血していた。彼は空いている方の手で、自分のペニスをスウェットの上から握りしめる。しかし、彼を動かしていたのは、単純な性欲だけではなかった。これは、愛しい娘への歪んだ所有欲であり、独占欲であり、肉体の最深部で一体となりたいという、言葉にできない純粋な愛情の、究極的に倒錯した形だった。
彼は、自分の指を介して、彼女の内部の生命のリズムを感じる。この温かで、無防備で、絶対的な存在を、自分だけがこうして感じることができる。今日の温泉場で、あの見知らぬ男に触らせてしまった。それが、彼の心に取り返しのつかない傷と、暗い火をつけた。
(もう、離さない。誰にも、渡さない……)
彼は、今や彼女のアナルを揉みしだく行為に、一種の所有権の主張を感じていた。これは、誰にも侵されることのない、自分だけの聖域への侵入だった。
彼は、人差し指を完全に抜き、今度は中指に挑戦する。太くなった指が、先ほどまで広げられていた小さな穴を、再び容赦なく押し広げる。
「んんん……っ」
ナンナンの寝息が、少しだけ乱れる。彼女の小さな手が、ぎゅっとシーツを握る。
しかし、張傑はもう後戻りできない地点に来ていた。彼は、中指の第二関節までを、彼女の胎内へと沈め、そこでゆっくりと指を回転させる。直腸の壁を、円を描くようにマッサージすると、体内の熱がさらに増していくのを感じる。汗が、彼の額から滴り落ち、シーツに染みを作った。
「はぁ、はぁ……ナンナン……愛してる……」
彼は、声にならない声で囁きながら、ほとんど無我夢中で指を動かした。彼の腰は、勝手に動き出し、自分の手の動きと連動して、虚空を犯すように前後に揺れている。彼の先端からは、我慢汁が溢れ出し、スウェットの内側をぐっしょりと濡らしていた。
どれほどの時間、そうしていただろうか。三十分か、あるいは一時間か。ついに、張傑は自分の限界を感じた。彼は最後に、彼女の肛門の熱さと弾力を指に焼き付けるように、深く、強く、内部を揉みしだき、その指をゆっくりと引き抜いた。引き抜いた指には、透明な粘液と、微かに白いクリームが混ざり合い、糸を引いていた。彼はそれを、名残惜しそうに、小さな舌で舐めとった。
自己嫌悪と、全身を駆け巡る全能感。相反する二つの感情に、彼の心はぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
彼は、乱れた彼女のパジャマをそっと整え、タオルケットをかけ直す。ナンナンは、何事もなかったかのように、穏やかな寝息を立てていた。
張傑は、音を立てずに寝室を出ると、背中を壁にもたれかけ、その場にずるずると座り込んだ。自分の股間は、熱を持った欲望でまだ痛むほどだった。
彼は、両手で顔を覆い、深い闇の中へと沈み込むような吐息を漏らした。
「俺は……なんてことを……」
しかし、その言葉とは裏腹に、彼の心は、禁断の果実の味を知ってしまった充足感に、静かに震えていた。そして彼は知っていた。これはほんの始まりに過ぎず、もはや誰にも止められないということを。彼の愛と欲望は、この小さな娘のすべてを、どこまでも深く侵食していくだろう。それが、彼女を破滅へと導くことになっても。