寝室のカーテンの隙間から、まだ淡い朝日が差し込むかどうかという時刻に、ドアが勢いよく開け放たれた。パジャマ姿の小さな影が、ベッドに飛び乗り、羽毛布団の上から男の身体を揺さぶる。
「パパ、パパ!起きて!今日は航航の誕生日だよ!」
弾んだ声は、八歳になったばかりの少年のものだ。李航は、父親の李欧の胸のあたりに馬乗りになり、きらきらと輝く目で、まだまどろみの中にある顔を覗き込んだ。
李欧はゆっくりとまぶたを持ち上げ、寝起きの不機嫌そうな表情を一瞬浮かべたが、すぐに口元をゆるませた。手を伸ばし、航航の柔らかな髪をくしゃりと撫でる。
「うるさい子豚だな。こんな朝っぱらから」
その言い方は叱るようでありながら、声音には隠しきれない甘やかしがあった。航航はその言葉にむしろ嬉しそうに身をよじり、パジャマのボタンが一つ外れて、細い肩がのぞいた。
「だって、楽しみで眠れなかったんだもん。今日は特別な日でしょ?」
少年は上目遣いに父親を見つめ、頬をほんのりと赤らめている。その視線の奥には、単なる子供の無邪気な期待だけではなく、何かもっと深い、従順で淫らな熱が潜んでいた。
李欧は体を起こし、背もたれに寄りかかると、航航を自分の腰のあたりに座らせた。パジャマのズボンの下で、朝の生理現象が自己主張を始めている。
「そうだな、特別な日だ。もう八歳か……いい肉付きになってきた」
彼の手が、少年の脇腹を探るように這い、柔らかな脂肪の薄い層を確かめる。航航はくすぐったそうに身をくねらせながらも、決してその手を振り払おうとはしない。
「パパ、まだおしっこしてない?」
少年の問いに、李欧は薄く笑った。どうやらこの小さな肉豚は、すっかり段取りを覚えているらしい。
「ああ、そうだった。朝の一番搾りは格別だからな。飲むか?」
「うん!航航、パパの甘露が大好き!」
航航は待ちきれない様子でベッドから滑り降り、父親の前にひざまずいた。その動作はあまりにも自然で、まるで毎朝繰り返されてきた儀式のようだった。実際、それが彼らの日常だった。
李欧はゆっくりとパジャマの腰紐を解き、下着ごと引き下げる。すでに硬くなりかけた陰茎が露わになり、その先端からはわずかに透明な液が滲んでいた。寝室にほのかなムスクの匂いが漂う。
航航は両手で恭しくそれを支え、小さな舌でまず亀頭をそっと舐めた。これは合図のようなものだ。準備ができたという合図。
李欧が深く息を吸い込むと、尿道括約筋をゆるめた。温かい液体が、少年の口腔内に直接流れ込む。最初は控えめに、やがて勢いを増して。
「ゴクッ……ゴクッ……」
航航は喉を鳴らして、一滴もこぼさずに飲み下していく。金黄色的な液体はほろ苦く、塩気があって、朝の濃縮された味がした。彼はそれを「甘露」と呼び、心から美味しいと思っていた。これはパパの体内から分け与えられた、特別な栄養なのだ。
勢いが弱まり、最後の一滴まで吸い尽くすと、航航はまだ名残惜しそうに尿道口を舌でぬぐった。口を離すと、わずかに息が乱れ、唇は濡れて光っている。
「全部飲んだよ、パパ」
誇らしげに報告する航航を見下ろし、李欧は満足げにうなずいた。彼はまだ完全に萎えきっていない陰茎を引き抜くと、その亀頭に残った最後の一滴を、少年の右の頬に擦りつけた。
ひんやりとした感触に、航航は目を細め、うっとりとした表情を浮かべる。尿の残り香が鼻孔をくすぐる。
「おいしい?」
父親の問いに、少年はぺろりと自分の頬まで舐め、唇の端についた雫を舌で拭い取った。そして、とろけるような笑顔で答える。
「うん、すごくおいしい。パパの味がする」
李欧は身をかがめ、航航の濡れた顎を持ち上げて、軽く口づけた。少年の口の中にはまだ自分の尿の残り香があり、それが彼の劣情をさらに煽った。
「いい子だ。誕生日プレゼントは、今夜たらふくやってやるからな。柔らかく蒸し上がるのが楽しみだ」
その言葉に、航航の全身が喜びに震えた。彼はこの日のために、生まれてきたのだ。父親に食べられるために──最高の「子豚」として。
窓の外では、ようやく朝日が本格的な輝きを見せ始めていたが、この部屋の中だけは、どこか歪な朝の甘露に満たされていた。