# 第十四章
責凰門の山門は、玄天界の東南に位置する霊気充沛なる山峰に建立された。門派の名を刻んだ石碑は高さ三丈、黒曜石で作られ、そこには力強い筆致で「責凰」の二字が刻まれている。門派の設立からわずか数日で、この名は修真界の隅々まで知れ渡ることとなった。
玄罰が選んだこの山峰は、元々は無主の靈脈であり、周囲の霊気は濃厚で、雲霧がたなびく仙境の如き風景が広がっている。しかし、門派内部の光景は、その美しい外観とは裏腹に、訪れる者すべてを驚愕させるものだった。
門派内を歩く女弟子たちは、一人として衣服をまとっていない。彼女たちは裸身で門派の雑務を行い、修行に励み、互いに切磋琢磨している。羞恥に顔を赤らめる新入りの弟子もいるが、時間が経てば次第に慣れていく。なぜなら、これが責凰門の掟だからだ。
そして、弟子たちよりもさらに目を引く存在がいる。三人の女奴隷長老だ。
林巧心は四つん這いで地面を這いながら、若い弟子たちに陣法の基礎を教えている。彼女の首には黒い革の奴隷首輪がはめられ、その首輪からは鎖が垂れて地面に擦れている。彼女の臀部は紫紅色に腫れ上がり、無数の叩かれた痕が縞模様となって広がっている。しかし、彼女の顔には屈辱の色はなく、むしろ嬉しそうな笑みを浮かべていた。
「ほら、ここの陣眼の配置はこうするんだよ。間違えると、後でお仕置きされちゃうからね〜」
林巧心は軽やかな口調で弟子たちに指導しながら、時折自らの腫れた尻を振って見せる。弟子たちは好奇と畏怖の入り混じった目で彼女を見つめながらも、必死に陣法の知識を吸収しようとしている。
一方、離雀は演武場で戦闘技術を指導している。彼女もまた林巧心と同じように裸で奴隷首輪をはめ、地面を這いながら弟子たちの間を移動する。彼女の尻もまた紫赤色に叩かれており、特に彼女はよく動くため、その腫れた肉が揺れる様子は一層目立っていた。
「足をもっと広げろ!重心を低くしろ!それでは一撃で倒されるぞ!」
離雀の声は厳しい。彼女は元々高慢な性格で、今は奴隷の身ではあるが、戦闘技術に関しては一切の妥協を許さない。弟子たちは彼女の指導に必死に従いながらも、かつての副掌門が今や地面を這って教えている姿に複雑な心境を抱いていた。
山門の所では、沈夢月が新しく到着した物資の確認を行っている。彼女もまた裸で奴隷首輪をはめ、地面に跪いた姿勢で帳簿を確認している。彼女の長い黒髪は地面に広がり、白磁のような肌と対照的だ。彼女の尻もまた他の二人と同じように腫れ上がっているが、彼女はそれを隠そうともせず、むしろ誇示するように腰を高く上げている。
「こちらの靈草は三号倉庫に、靈石は五号倉庫に運んでください」
沈夢月の声は穏やかで、堂々としている。彼女の態度には威厳があり、裸であることや尻が叩かれていることなど、全く気にしていないようだ。しかし、弟子たちは彼女の優しさと責任感に心から敬意を払っていた。
その日、責凰門の大殿の前に、異様な雰囲気が漂っていた。
玄罰は黒い修行服をまとい、冷酷な表情で大殿の階段の上に立っている。彼の手には三本の犬のリードがあり、それぞれが林巧心、離雀、沈夢月の首輪に繋がれていた。三人の女奴隷は裸で四つん這いになり、主人の前に並んで跪いている。
大殿の前の広場には、責凰門の全弟子が集められていた。彼女たちは裸で整列し、畏敬の念を込めて玄罰を見上げている。
「本日、我が責凰門の三人の長老に褒賞を与える」
玄罰の声は低く、全体に響き渡る。
「心奴は陣法指導に功績あり。月奴は門派管理に功績あり。雀奴は門前に挑戦してきた者を打ち負かし、門派の威厳を守った」
玄罰の言葉に、三人の女奴隷はそれぞれ頭を下げる。
「よって、公衆の面前で尻叩きの刑に処す」
この言葉に、弟子たちの間にざわめきが広がる。褒賞が公衆の面前での尻叩きだというのだ。しかし、それは責凰門ではよくあることだった。功績を立てた者には、このような「褒賞」が与えられるのだ。
三人の女奴隷は素直に体勢を変え、両手を地面につき、尻を高く突き上げた。その腫れた臀部が、青空の下で晒されている。
さらに、玄罰は手を一振りすると、一人の女修が空間の裂け目から現れた。彼女は天鳳宗の掌門、慕容影。化神中期の実力を持つ高慢な女修だ。先日、責凰門に挑戦してきて離雀に敗れ、玄罰によって捕らえられていた。
「お前も並べ」
玄罰の冷たい命令に、慕容影は歯を食いしばる。彼女は裸にされ、首輪をはめられていた。彼女の目には怒りと屈辱の色が満ちているが、逆らうことはできない。
「よくも…よくもこのような屈辱を…!」
慕容影は罵りながらも、結局は三人の隣に跪き、尻を突き出した。彼女の尻はまだ打たれておらず、白く滑らかだ。
そして、玄罰が手を挙げると、空中に四枚の天道木板が現れた。それぞれの板は巴掌大で、表面に雷光のような紋様が浮かんでいる。天道木板は玄罰の意志に従い、四人の女修の背後に浮かんだ。
「心奴、まずはお前からだ。三十撃を与える」
林巧心は嬉しそうに振り返る。
「はい、主人様!心奴、心待ちにしておりました!」
彼女の言葉に、弟子たちの間から驚きの声が上がる。
天道木板が最初の一撃を放つ。パァン!という音が大殿の前に響き渡る。
「ああっ!」
林巧心の口から甘い悲鳴が漏れる。彼女の尻に新しい赤い痕が浮かび上がる。
「はう〜、気持ちいいです〜」
彼女は涙目になりながらも、笑顔を絶やさない。その様子に、隣の離雀が呆れたように口を開く。
「心奴、お前は本当に変態だな。こんな状況で喜ぶとは」
離雀の言葉に、林巧心はにっこりと微笑む。
「雀奴姉さんもすぐに気持ちよくなれますよ〜。心配しないでくださいね〜」
パァン!パァン!
天道木板が連続して林巧心の尻を打つ。一撃ごとに彼女の柔らかい肉が震え、紫紅色の跡が重なっていく。
「ああっ!ああっ!もっと!もっとください!主人様!」
林巧心の声は甘く、周囲の弟子たちの顔を赤らめさせる。彼女は痛みを感じているはずなのに、その顔は快楽に満ちている。
「心奴、お前の無邪気さは相変わらずだな」
沈夢月は苦笑しながら、次の自分の番を待つ。
「月奴姉さん、心奴はいつだって元気いっぱいですよ〜。ほら、もう十撃終わりました〜」
確かに、林巧心の尻はすでに真っ赤になっている。しかし、彼女は一切の弱音を吐かず、むしろ尻をさらに高く突き出している。
一方、慕容影はこの光景を信じられない思いで見守っている。彼女の目には、目の前の光景が地獄のように映っていた。高名な門派の掌門や長老たちが、裸で地面に這い、公衆の面前で尻を叩かれているのだ。
「お前たち…正気か?こんな屈辱に耐えられるのか?」
慕容影の言葉に、沈夢月は穏やかに微笑む。
「慕容掌門、これは屈辱ではありません。我々は主人の罰を受け入れることで、修行を積んでいるのです」
「馬鹿げている!私はこんな屈辱、耐えられるか!」
慕容影の反論に、玄罰が冷たい視線を向ける。
「ならば、お前はどうする?挑戦に敗れ、捕らわれの身となったお前は、私の思いのままに扱われるのだ」
「……!」
慕容影は言葉を失う。彼女の高慢な性格は、今の状況を認めることを拒否している。しかし、彼女の身体はすでに奴隷として扱われている。
林巧心の三十撃が終わると、天道木板は次の標的、離雀の背後に移動する。
「次は雀奴だ。二十撃を与える」
離雀は真剣な表情で頷く。
「謹んでお受けいたします」
パァン!
最初の一撃が離雀の尻を捉える。彼女の身体が一瞬強張る。
「くっ…!」
彼女の口からは苦痛の息が漏れるが、悲鳴は上げない。離雀は高慢な性格であり、弱みを見せることを嫌う。彼女は歯を食いしばり、痛みに耐えながら、その姿勢を崩さない。
パァン!パァン!
天道木板が連続して彼女の尻を打つ。離雀の尻はすでに古い痕が残っているため、新しい一撃が加わるたびに、痛みは倍増する。
「まだ…まだこれくらい…!」
離雀は自分に言い聞かせるように呟く。彼女の顔には汗が浮かび、目には涙がにじんでいる。しかし、彼女は決して泣き言を言わない。
「雀奴姉さん、我慢しないでくださいね〜。泣いてもいいんですよ〜」
林巧心が隣から声をかける。その言葉に、離雀は怒ったような目を向ける。
「黙れ…!私はお前のように…簡単に泣いたりしない…!」
パァン!パァン!パァン!
連打が続く。離雀の尻は紫色に変色し、皮が切れて血が滲み始めている。それでも彼女は姿勢を崩さず、耐え続ける。
「立派だ、雀奴」
玄罰の言葉に、離雀は震える声で答える。
「ありがとう…ございます…主人様…」
沈夢月は隣でその光景を見守りながら、複雑な表情を浮かべている。彼女もまた公衆のだ前で尻を叩かれる経験は何度もある。しかしそれでも、この屈辱は決して消えることはない。
離雀の二十撃が終わると、天道木板は沈夢月の背後に移動する。
「月奴、三十撃だ」
沈夢月は深く息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
「はい、主人様」
彼女は弟子たちの方を見渡す。弟子たちは皆、緊張した面持ちで彼女を見つめている。中には涙ぐむ者もいる。
「皆さん、よく見ていてください」
沈夢月の声は穏やかだ。
「これこそが責凰門の掟です。功績を立てれば褒賞が与えられ、その褒賞とは公衆の面前での公開制裁なのです。これを辱めと思うか、修行の糧と思うかは、あなたたち次第です」
パァン!
最初の一撃が沈夢月の尻を捉える。彼女の身体が一瞬震える。
「くああっ!」
彼女の口から悲鳴が漏れる。沈夢月は他の二人よりも感情の抑制が効かない。彼女は元々清楚で優しい性格であり、公衆の面前で裸で尻を叩かれることは、彼女にとって精神的な苦痛が大きい。
パァン!パァン!
「ああっ!ああっ!」
天道木板が容赦なく彼女の尻を打つ。一撃ごとに彼女の身体が跳ね、涙がこぼれ落ちる。
「月奴長老!」
弟子の中から叫び声が上がる。数人の弟子が助けようとするが、門派の掟でそれは許されない。
沈夢月は弟子たちに笑顔を見せようとするが、痛みで顔が歪む。
「大丈夫…です…これも…修行です…」
パァン!パァン!パァン!
連続して五発の打撃が加えられる。沈夢月の尻は血が滲み、紫黒色に変色している。彼女の呼吸は荒く、身体は汗で濡れている。
「月奴長老、がんばってください!」
弟子の中から声援が上がる。それに続いて、他の弟子たちも声を上げ始める。
「そうです!我々の誇りです!」
「負けないでください!」
沈夢月は弟子たちの声に励まされ、再び尻を高く突き上げる。
「ありがとう…ございます…皆さん…!」
パァン!パァン!パァン!
残りの打撃が一気に加えられる。沈夢月は声を上げずに耐え抜いた。最後の一撃が終わると、彼女は地面に崩れ落ちた。しかし、すぐに体勢を整え、再び正座する。
「ご褒美を…ありがとうございます…主人様…」
彼女の声は震えているが、感謝の言葉を忘れない。
玄罰は満足そうに頷く。
「よく耐えた」
そして、天道木板は最後の標的、慕容影の背後に移動する。
「慕容影、お前は私に挑戦し、敗れた。この罰は当然のことだ。五十撃を与える」
慕容影の顔色が青ざめる。
「五…五十撃だと!?無茶だ!そんな数、耐えられるはずがない!」
「ならば、最初から挑戦しなければ良かったのだ。しかし、もう遅い。罰を受けるか、死を受けるか、選べ」
玄罰の冷たい言葉に、慕容影は沈黙する。彼女の選択肢は限られていた。
「…くそっ!くそっ!」
彼女は罵りながらも、結局は身を委ねるしかなかった。
パァン!
最初の一撃が慕容影の尻を捉える。彼女の白く滑らかな尻に、赤い手形が浮かび上がる。
「ああっ!」
慕容影の口から悲鳴が漏れる。彼女は今までこんな経験をしたことがない。彼女の高慢な性格は、この痛みと屈辱に耐えられるかどうか。
「まだ…まだ十撃も終わっていない…!」
パァン!パァン!
「ああっ!ああっ!」
慕容影は悲鳴を上げながら、この痛みに耐える。彼女の尻は徐々に赤く腫れ上がっていく。
「どうした、慕容掌門?もう音を上げたのか?」
隣の離雀が嘲笑を込めて言う。
「うるさい…!黙れ…!」
慕容影は反論するが、その声は弱々しい。
パァン!パァン!パァン!
連打が続く。慕容影の尻は紫紅色に変色し、皮が切れ始めている。彼女の涙と汗が地面に滴り落ちる。
「もう…許して…ください…!」
二十撃を超えたところで、彼女は降参の言葉を口にした。
「もう少し頑張れ、慕容掌門。まだ半分も終わっていないぞ」
林巧心が楽しそうに声をかける。その言葉に、慕容影は怒りと屈辱で顔を赤くする。
「この…小娘…!」
パァン!パァン!
「ああっ!痛い!痛い!許して!許してください!」
慕容影はついに泣き叫び始めた。彼女の高慢な態度は完全に崩れ去り、ただ純粋な痛みと屈辱に泣き続ける。
「おや、あんなに強がっていたのに、たったこれだけで音を上げるとはな」
離雀の嘲笑が続く。その言葉に、慕容影は泣きながら反論する。
「うるさい!うるさい!あなたたちは…変態だ!こんな…こんな痛みに…耐えられるなんて…!」
「慣れだよ、慣れ」
林巧心が軽やかに言う。
「最初は僕も泣き叫んだよ。でも、何度も経験すれば、慣れてしまうんだ。痛いけど、それ以上に主人様からの罰は甘美なんだよ」
「変態!お前たちは全員変態だ!」
慕容影の罵り声が響く。
パァン!パァン!パァン!
残りの打撃が一気に加えられる。慕容影は声を上げずに耐えようとするが、あまりの痛みに気絶しそうになる。
「まだ終わっていないぞ」
玄罰の冷たい声が響く。そして、最後の一撃。
パァン!
「ああああっ!」
慕容影の絶叫が大殿の前に響き渡る。彼女の尻は紫黒色に腫れ上がり、血が滴り落ちている。彼女は地面に崩れ落ち、しばらく動けなかった。
玄罰はその様子を見下ろし、冷たい声で言う。
「よく耐えた。褒賞は終わりだ」
三人の女奴隷はそれぞれ体勢を整え、主人に感謝の言葉を述べる。
「ありがとうございます、主人様」
「ありがとうございます」
「もっと叩いてもらえますか?」
林巧心の最後の言葉に、玄罰は微かに口元を緩めた。
「心奴はまだ足りぬか?ならば、後で特別に罰を与えてやろう」
「本当ですか?嬉しいです!」
林巧心の目が輝く。
しかし、慕容影はその場から動けない。彼女は地面に伏したまま、痛みに悶えている。
「慕容影、お前への罰はこれで終わりではない」
玄罰の言葉に、慕容影は恐怖に震える。
「な、なにを…?」
「お前は我が責凰門に挑戦した。その報いは、山門に吊るして晒し者にすることだ」
そして、玄罰が指を鳴らすと、一本の鉄のフックが現れた。フックの先端は鋭く湾曲しており、まさに肛門に引っ掛けるためのものだった。
「やめろ!そんなこと許さない!」
慕容影は必死に抗議するが、玄罰は無視する。彼は片手で慕容影の身体を持ち上げ、その肛門にフックを引っ掛けた。
「あああああっ!」
慕容影の絶叫が響く。鉄のフックは彼女の肛門に食い込み、強烈な痛みを与える。そして、玄罰はそのフックを鎖で結び、山門の上から吊るした。
慕容影は逆さ吊りにされ、裸体がすべての者にさらされている。彼女の尻は腫れ上がり、血が滴り落ちている。痛みと屈辱で、彼女は涙を止められなかった。
「これが、責凰門の掟に逆らう者の末路だ」
玄罰の声は冷たく、全弟子に響き渡る。
「よく覚えておけ」
弟子たちは皆、震えながら頭を下げる。しかし、彼女たちの目には、恐怖だけでなく、ある種の興奮も宿っていた。この門派は、常識を超えた場所なのだ。裸でいること、尻を叩かれること、それが当たり前の世界。
慕容影は吊るされながら、歯を食いしばる。
「いつか…必ず…復讐してやる…!」
しかし、彼女のその言葉は、風に消えていった。
その夜、責凰門の大殿の前には、異様な光景が広がっていた。
逆さ吊りにされた慕容影は、痛みと疲労で意識が朦朧としている。しかし、下の広場では、三人の女奴隷が弟子たちを指導している。林巧心は陣法の練習を、離雀は戦闘技術を、沈夢月は門派内の諸事を。
彼女たちは裸で、尻は腫れ上がり、奴隷首輪をはめている。しかし、その表情は晴れやかだ。特に林巧心は、尻を振りながら弟子たちと笑い合っている。
「心奴長老、痛くないんですか?」
一人の若い弟子が恐る恐る尋ねる。
「痛いよ〜でもね、主人様からの罰は、愛情の証なんだ。僕たちは主人様に愛されているんだよ」
林巧心の言葉に、弟子たちは複雑な表情を浮かべる。
「僕たちも、いつかそんな風になれますか?」
「もちろん!頑張って修行すれば、いつか主人様に認められるよ。そして、みんなもこうして公衆の面前で尻を叩かれる日が来るんだ」
「…それは、なんか微妙ですね」
弟子たちの反応に、林巧心は大笑いする。
「大丈夫だよ!慣れるから!」
一方、沈夢月は静かに物資の確認を続けている。彼女の尻は痛むが、彼女はそれを感じさせない。彼女は門派の内務を取り仕切る大長老として、責任を全うしている。
「月奴長老、お尻、大丈夫ですか?」
一人の弟子が心配そうに尋ねる。
「大丈夫です。これも修行の一つですから。あなたたちも、いつか私のように尻を叩かれても動じないようになりなさい」
「…はい、頑張ります」
沈夢月が優しく微笑む。
離雀は一人で修行場で体術の練習をしている。彼女の尻は腫れているが、動きは軽快だ。彼女は戦闘技術に全てを捧げている。彼女の目には、いつか主人を超えるという野心が宿っている。
「雀奴、少し休んだらどうだ?」
沈夢月が声をかける。
「まだだ。私は常に上を目指している。休んでいる暇はない」
離雀の言葉に、沈夢月はため息をつく。
「あなたは昔からそうだ。頑固なところは変わらないね」
「それが私の道だ」
離雀はそう言うと、再び練習に戻る。
林巧心は二人のやり取りを聞きながら、にっこりと笑う。
「皆、元気いっぱいだね。主人様も喜ぶだろうな」
そして、彼女は空を見上げる。月明かりの下、逆さ吊りになった慕容影が必死に耐えている。
「可哀想に。でも、これが運命だよ。主人様に逆らった結果だ」
林巧心の口調には同情の色はない。彼女はただ、事実を受け入れているだけだ。
夜が更けるにつれ、山門の前に吊るされた慕容影は意識を失った。しかし、それで終わりではない。彼女は三日三晩、そのまま吊るされ、すべての者の見せしめとなる。
それが、責凰門の掟。それが、玄罰の正義。
翌朝、玄罰は大殿の前に立ち、集まった弟子たちを見渡す。
「今日も一日、修行に励め。心奴、雀奴、月奴、それぞれの任を果たせ」
「はい、主人様!」
三人の女奴隷は元気よく答える。彼女たちの尻は腫れたままだが、それでも彼女たちは仕事を続ける。
玄罰はその様子を見て、微かに頷く。彼の女奴隷たちは、確実に成長している。彼女たちの忍耐力、服従心、そして強さは、日々増している。
「慕容影の見せしめは三日間だ。その後は、心奴の配下に加えてやる」
「わ〜い!新しい奴隷が増えるね!」
林巧心が喜びの声を上げる。
「心奴は元気だな」
沈夢月が苦笑する。
「それが私だからね!」
林巧心はそう言って、尻を振りながら弟子たちの指導に向かった。
玄罰はその後ろ姿を見送りながら、冷たい笑みを浮かべる。
「次は誰を奴隷にしようか」
修真界は、新たな恐怖の時代に突入しようとしていた。玄罰の支配は、ますます広がりを見せている。そして、彼の女奴隷たちは、その力の象徴として、すべての者の前に晒され続けるのだ。