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站点:NovelAI.one内容:前8章在线试读ID:ab9562a3更新:2026-07-10 22:16
満島家の二階の部屋は、しんと静まり返っていた。カーテンの隙間から差し込む月明かりが、床に冷たい光の筋を落としている。天井から太い梁が一本渡っており、そこから伸びる麻縄が、女の体を空中に吊り上げていた。 由美子の両手は背中で縛られ、肘と肩の関節が不自然に後ろへ引かれている。縄は胸の下を通り、腰で何重にも巻かれてから、さら
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初めての緊縛

満島家の二階の部屋は、しんと静まり返っていた。カーテンの隙間から差し込む月明かりが、床に冷たい光の筋を落としている。天井から太い梁が一本渡っており、そこから伸びる麻縄が、女の体を空中に吊り上げていた。

由美子の両手は背中で縛られ、肘と肩の関節が不自然に後ろへ引かれている。縄は胸の下を通り、腰で何重にも巻かれてから、さらに太腿へと絡みついていた。彼女の体はわずかに傾き、足先がかろうじて床に触れるか触れないかの高さで揺れている。口には布が噛まされ、声はくぐもってしか出てこない。

そのすぐ横では、十歳の息子――継子の優也が、布団をかぶってすうすうと寝息を立てていた。白い頬を月明かりに照らされ、無垢な寝顔はまるで天使のようだ。しかし、その小さな手は昼間に由美子を縛った縄の感触をまだ覚えている。由美子は吊るされたまま、その寝顔を見下ろした。目尻に涙がにじむ。恥辱と無力感が、喉の奥で絡み合っていた。

――あの日から、もう戻れなくなったのだ。

由美子はゆっくりと目を閉じ、数日前の出来事を思い出した。

それは、優也が突然、廊下で立ちふさがった夕方のことだった。彼はにこにこと笑いながら、妙に大人びた目を向けてきた。

「お母さん、縛られるってどんな気持ちか知りたいんだ」

由美子は絶句した。冗談だと思った。しかし優也の目は笑っていなかった。彼は学校で習った緊縛の本を見せてきた。同級生の洋平がやっていて、面白いから自分もやりたいと言う。

「お母さんがやらないなら、あのことをパパに話すよ」

優也が小さな声で言った。由美子の心臓が止まるかと思った。あのこと――それは、夫の留守中に由美子が実家にこっそり送金していたことだった。夫は金にうるさく、もし知られれば離婚もあり得る。それだけでない。優也はもっと深い秘密も握っていた。――由美子が結婚前に付き合っていた男の写真を、偶然見つけたのだ。

由美子は震えた。継子に脅されるなんて、何という屈辱。しかし逆らえなかった。彼女はうつむき、声を絞り出した。

「わ、わかったわ……」

優也の顔がぱっと輝いた。その無邪気さが余計に恐ろしかった。

翌日、学校が終わった優也は、真っ先に部屋に戻ると、机の引き出しから麻縄を取り出した。由美子の前に差し出し、にこにこと笑いながら言った。

「お母さん、自分で手を後ろに回して」

由美子は唇を噛んだ。何度もためらいながら、しかし優也の視線に押されて、ゆっくりと両手を背中に回した。手首を重ね、指を絡める。自分から縛られる体勢を取るという、一番恥ずかしい姿勢。

優也は縄を手に取り、その細い指で由美子の手首に巻きつけた。ぎちぎちと締まる感触。初めての縄の冷たさと痛みに、由美子は声にならない悲鳴を上げた。

「あっ……」

「動かないでよ。しっかり縛らないと」

優也は真剣な顔で、本で見た結び方を覚えているのか、何度も縄を絡めていく。手首、肘、胸の下――少女のように柔らかい肌に縄が食い込み、由美子は自分の体が自由を失っていくのを感じた。

結び終わると、優は満足げに一歩下がり、由美子の姿を眺めた。その目には、子供らしい好奇心と、どこか大人びた支配欲が混ざっていた。

「きれいだよ、お母さん」

その一言に、由美子の全身が粟立った。自分の息子に、こんな言葉をかけられるなんて。恥ずかしさと同時に、どこか安心する自分がいた。――もう、自分は逃げられないのだ。優也の支配下に置かれたのだ。

それからの日々は、由美子にとって地獄であり、同時に奇妙な安堵の日々でもあった。優也は放課後になると、必ず由美子を縛るようになった。最初は簡単な手首縛りだったが、すぐに全身縛り、吊り縛りへとエスカレートしていった。由美子が少しでも拒むと、優也は無邪気な顔で脅した。

「パパに話すよ」

その一言で、由美子は何も言えなくなる。

ある日、由美子は精一杯の勇気を振り絞って言った。

「もう、やめてくれない? お母さん、こんなの……嫌よ」

優也は一瞬、顔を曇らせた。しかしすぐに笑顔に戻ると、今日は洋平たちが遊びに来るからと言って、由美子を縄でぐるぐる巻きにした。口には布を噛ませ、押入れに放り込んだ。

「大人しくしててね。お客さんが来るから」

由美子は押入れの中で、何時間も身動き一つできなかった。暗闇の中で、自分の息子の小さな足音と笑い声が聞こえてくる。その度に、胸が引き裂かれるように痛んだ。

夕方、優也が押入れを開けた。由美子の顔は涙と汗でぐしょぐしょになっていた。

「ごめんね、お母さん。でも、お母さんが反抗するからだよ」

優也はそう言って、由美子の頬を撫でた。その手は優しかった。しかし、その優しさが由美子には一番怖かった。

それからというもの、由美子はもう二度と反抗しなかった。優也が何を命じても、黙って従うようになった。彼女は自分が完全に支配されていることを悟った。そして、その支配の中でかすかな安らぎさえ感じ始めていた。

――これでいいのだ。もう、何も考えなくていい。

今日もまた、優也は由美子を吊るした。自分が寝る前に、しっかりと縄を結び、由美子が微動だにできないようにした。

「おやすみ、お母さん」

優也はそう言って、布団にもぐり込んだ。由美子は吊るされたまま、その寝顔を見つめた。窓の外から風が吹き込み、縄がきしむ音がする。由美子の指先は冷えきり、肩の関節は悲鳴を上げていた。しかし、もう痛みすら遠くに感じられた。

月明かりが、母親を縛る縄の影を壁に映していた。影はゆらゆらと揺れ、まるで優也の支配の網が、由美子の人生を永遠に絡め取って離さないかのようだった。

由美子は静かに目を閉じた。明日もまた、同じ日が来る。優也が縄を手に、にこにこと笑いながら部屋にやってくる。由美子は両手を背中に回し、自分から縄を受け入れる。

――もう、戻れない。

その思いが、彼女の胸の中で重く沈んでいった。

吊るされた夜

暗い部屋の天井から、一本の太い麻縄が垂れ下がっている。その先端で、由美子は逆さ吊りにされていた。両足首をまとめられ、膝の裏にも縄が巻きつけられ、股の間を通った縄は荒縄の太さで秘裂に食い込んでいた。両手は背後で固く縛られ、乳房の上下にも縄が幾重にも巻かれ、胸の形がくっきりと浮き上がっている。

口には猿轡が噛まされ、その上からガムテープが几帳面に貼られていた。だがそれでも、低い嗚咽と鼻息が漏れる。膣内に挿入されたバイブが規則的に振動し、後孔に埋め込まれた電動ディルドがゆっくりと回転しながら拡張を繰り返す。二つの玩具は別々のスイッチで操作され、同期することなく不規則なリズムで彼女の身体を苛め続けていた。

由美子の視線は、隣の布団で丸くなって眠る優也の背中に向いていた。十歳の少年の規則正しい寝息が、かすかに聞こえる。彼女はその寝顔を、縛られたままの姿勢でじっと見つめた。

──なぜ、こんなことになったのだろう。

思い返せば、きっかけは些細なことだった。夕方、優也が宿題もせずにゲームに夢中になっているのを見て、「ちゃんと勉強しなさい」と一言注意しただけだ。その直後、優也は無邪気な笑顔を浮かべながら、冷たい声で言ったのだ。

「お母さん、今日はお仕置きの日だね」

その一言で、由美子の全身から血の気が引いた。何かを言い返そうとしたが、喉の奥で言葉が詰まる。気づけば彼女は自分の足で寝室へ向かい、服を脱ぎ始めていた。抗えない。あの日の恐怖が、あの日から始まった快楽が、彼女の自由を奪っていた。

昼間の出来事がフラッシュバックする。午後、優也は学校が早く終わると、同級生の洋平を連れて帰ってきた。由美子はその時すでに、自室で全裸にされ、手際よく縛られていた。胸の下で縄が八の字に交差し、両腕は背中で高く吊り上げられ、肘同士が縄で結ばれている。脚は股関節のところで折り曲げられ、両足足首が尻のすぐ後ろで固定され、いわゆる「蝦縛り」と呼ばれる姿勢にされていた。

その上に、優也はトレンチコートを彼女に羽織らせた。襟を立て、ベルトをきつく締める。口には薄手のガーゼを詰められ、さらに黒いマスクで覆われた。外見だけ見れば、ただのトレンチコート姿の女性がマスクをしているだけだ。だがコートの下は、縄に巻かれた裸身が曝け出されている。

「さあ、洋平と一緒に公園に行こう」

優也が手を引くと、由美子は蝦縛りのまま、跳ねるように歩かされた。膝が地面に擦れそうになりながら、必死にバランスを取る。その姿を、洋平は興奮した目で見つめていた。

公園に着くと、優也は由美子を公衆トイレの個室に押し込んだ。洋平も自分の母親を連れてきていた。洋平の母は四十代半ばで、由美子よりふた回りほど年上だが、その身体も見事に縛られていた。彼女の場合は後ろ手拘束に加えて、乳房に別々に縄が巻かれ、乳首は洗濯ばさみで挟まれていた。口にはボールギャグが固定されている。

「二人とも、お利口にしててね」

優也が悪戯っぽく笑いながら言った。

「お母さんたちは、これから僕たちの言うことをちゃんと聞く練習をするんだよ」

洋平もニヤリと笑って加わる。

「そうそう。うちの母さんも、最初は嫌がってたけど、今ではすっかり慣れたみたいだぜ」

確かに、洋平の母はその言葉に、かすかにうなずいたように見えた。恥ずかしそうに俯いているが、目はどこか潤んでいた。

そして今、夜の闇の中で逆さ吊りにされる由美子。振動は弱まることなく、玩具は休みなく動き続ける。

──ああ、どうして私は、こんなことになってしまったのだろう。

彼女の目から、一筋の涙がこぼれた。それは頬を伝い、逆さまの世界では逆流するかのように、額へと流れ落ちていく。

布団の中の優也が寝返りを打った。そして半ば目を開け、逆さ吊りの由美子を一瞥する。その眼差しは、眠そうな子どものものではなく、獲物を確かめる主人のものだった。

「お母さん、まだ泣いてるの?」

優也が柔らかい声で言った。

「明日も、楽しいことしようね。洋平と約束したんだ。今度はお母さんたち、二人並んで、犬の真似をするんだって」

由美子の身体が震えた。バイブが一段階強い振動に変わり、彼女の口からくぐもった悲鳴が漏れる。

「返事は?」

優也が問いかける。由美子は仕方なく、縛られた頭を上下に動かした。

「いい子だ」

満足そうに頷くと、優也は再び布団に潜り込み、すぐに寝息を立て始めた。

吊るされた夜は、まだ長い。由美子の身体は、玩具のプログラムが終わるまで、この苦しみに耐え続けなければならない。だが、それ以上に耐え難いのは、彼女自身の心が、もうこの状況を受け入れ始めていることだった。

羞恥の記憶

由美子は、あのデパートの試着室の記憶を思い出すたびに、全身が熱くなった。あの日、優也は「新しい服を買ってあげる」と言って、彼女を連れて行った。母子に見える二人連れは、何の疑いもなく、女性用衣料品売り場の試着室に入った。

「入って、由美子さん」

優也は無邪気な笑顔を浮かべ、カーテンを閉めた。試着室の狭い空間に、柔らかな照明が落ちる。由美子は言われるままに服を脱ぎ始めた。優也が選んだワンピースを試着するためだった。しかし、彼女がTシャツを脱いだ瞬間、優也が小さな声で言った。

「今日は新しい遊びをするんだよ」

由美子の胸に冷たいものが走った。優也はバッグから細いロープを取り出していた。真新しい麻縄だった。彼女は反射的に後ずさりしたが、背中はすでに壁に当たっていた。

「お願い、ここではやめて」

「大丈夫だよ。誰も気づかない」

優也は淡々とした口調で、由美子の手首を後ろに回させた。彼女は抵抗できなかった。優也の指が手際よく動き、縄が手首に巻きつく。次に胸の下、そして太ももへと縄が這った。由美子は唇を噛みしめ、声を殺した。隣の試着室からは別の客の物音が聞こえる。誰かが服を脱ぎ、誰かが服を着ている。こんな至近距離で、自分は裸にされ、縛られている。その事実が由美子の頭を真っ白にした。

「こんなんじゃ、試着できないよ…」

「着せてあげるよ」

優也はワンピースを広げ、由美子の頭からかぶせた。縛られた身体に布が重なる。優也は後ろのファスナーを上げ、襟元を整えるふりをして、彼女の首筋に触れた。

「似合うよ。でも、ちょっと出かけなきゃ」

「え?」

「このまま、ちょっとだけ外に出るんだ。新しい服の感じを確かめるってことで」

由美子の顔色が青ざめた。ワンピースの下は下着すらなく、縄が身体に食い込んでいる。こんな状態で外に出るなんて、考えただけでも恐ろしかった。

「立てる?」

優也が由美子の腕を引いた。彼女はふらふらと立ち上がった。ワンピースのスカートが揺れ、太ももに巻かれた縄が布の下で浮き上がる。優也はカーテンを開けた。売り場の蛍光灯の光がまぶしかった。

「行こう」

優也は由美子の手を引き、試着室の外に出た。彼女の足は震え、一歩踏み出すたびに縄が擦れた。誰かの視線が突き刺さる。いや、実際には誰も彼女を見ていなかった。ただ、由美子にはすべての視線が自分に向けられているように感じられた。

優也は彼女を連れて、売り場の端にある小さなベンチに座らせた。そこは人通りが多い場所だった。由美子は必死に背筋を伸ばし、ワンピースの裾がめくれ上がらないように押さえた。優也はスマートフォンを取り出し、何げなく画面を操作しているふりをした。

「ちょっとトイレに行ってくる。ここで待ってて」

「え、優也くん!?」

由美子は慌てて優也の袖を掴もうとしたが、手は縛られていて動かない。優也は振り返りもせず、人混みの中に消えた。由美子の心臓が止まりそうになった。周りの人はただの買い物客だ。しかし、もし誰かが彼女の異変に気づいたら? もしワンピースの下の縄が見えたら? 恐怖で視野が狭くなり、呼吸が浅くなった。

彼女は必死に背中でベンチの背もたれを押し、じっとしていた。時間が永遠に感じられた。五分? 十分? いや、もっと長かったかもしれない。ようやく優也が戻ってきた。彼の手には小さな紙袋があった。

「おまたせ。さあ、戻ろう」

優也は何事もなかったかのように由美子の手を引いた。再び試着室に戻った時、由美子は全身の力が抜け、その場に崩れ落ちそうになった。優也は黙って縛りを解き、ワンピースを脱がせた。彼女の肌には縄の跡がくっきりと浮かんでいた。

「次は海に行こうね」

優也の声は、遊びの提案をしているだけの少年のそれだった。

その「次」は、予想よりも早く訪れた。週末、優也は近くの海水浴場に連れて行った。人気のない時期で、砂浜にはわずかな釣り客がいるだけだった。優也は小さなテントを張り、由美子に中に入るように言った。

「水着に着替えて」

優也は袋からビキニを取り出した。しかし、由美子が水着に着替えると、彼は再び縄を取り出した。

「こういう場所でも、ちゃんと縛られないとね」

由美子は抵抗する暇もなく、テントの中で裸同然の姿に縛られた。細いロープが胸のふくらみの上を交差し、腰のあたりで蝶結びにされる。ビキニの布は乱れ、隠すべき場所がかろうじて覆われているだけだった。

「浮き輪を膨らませてきたよ。これに縛り付けよう」

優也は大きな浮き輪をテントの中に引きずり込み、由美子の背中に押し当てた。縄が浮き輪と彼女の身体を幾重にも巻く。彼女は文字通り浮き輪に固定された状態になった。

「ちょっと泳ごうよ」

優也はテントのファスナーを開けた。外の潮風が由美子の肌を撫でる。遠くに釣り人の姿が見えた。彼女の頭は真っ白になり、必死に首を振った。

「誰かに見られたら…」

「大丈夫。誰も気にしないよ」

優也は由美子を引きずるようにテントから出し、砂浜を海水の方へ引っ張った。彼女は浮き輪に縛られ、身体の自由がきかない。波打ち際に足をつけると、冷たい水が彼女の足を包んだ。優也は浮き輪を押し、彼女を沖へと浮かべた。

「優也くん! やめて!」

声は風に消えた。由美子は浮き輪に固定され、ただ波間に漂うしかなかった。遠くで釣り人がこちらを見ているような気がした。彼女の肌は日に焼け、ビキニは水に濡れて透け始めていた。縄が水圧でさらにきつく締まる。

優也はしばらく彼女を浮かべて楽しんだ後、ゆっくりと岸に引き戻した。テントに戻った時、由美子は震えが止まらなかった。優也は彼女の濡れた髪を撫でながら言った。

「楽しかったね。今度はもっと遠くまで行こうね」

由美子は涙がこぼれそうになるのをこらえた。優也はまだ十歳の子供だ。しかし、その目には異常なほどの支配欲が光っていた。由美子は自分がこの少年の掌の上で踊らされていることを痛感した。

彼は実の息子ではない。血のつながりはない。しかし、彼女は彼の母親として、家庭の中での立場を守るために、この恥辱に耐えなければならなかった。いや、それだけではない。優也の手つき、彼の声、彼が縛る時の真剣な表情。それらがいつしか由美子の中に、逆らえない何かを植え付けていた。

自分はもう逃げられない。由美子はテントの中で、濡れた縄が肌に残す跡を指でなぞりながら、その事実を受け入れ始めていた。

深夜の露出

深夜の住宅街は静寂に包まれ、街灯だけがぼんやりとアスファルトを照らしている。由美子はトレンチコートの襟を立て、細長い影を引きずりながら歩いていた。隣を歩く優也の小さな手が、彼女のコートの袖口に滑り込む。その指が、彼女の前腕の内側をなぞるたびに、由美子の肩が微かに震えた。口元は黒いマスクで覆われ、その上から革製のベルトが十字に交差してバックルで固定されている。声を出すことは叶わず、わずかに漏れる息も、マスクの内側で湿って冷たく跳ね返るだけだ。

「ちゃんと歩けよ、母さん。」

優也の声は無邪気でありながら、どこか見下すような響きを帯びている。由美子はこくりと頷くしかできず、目だけを伏せて足を進めた。

突然、優也が立ち止まった。由美子も反射的に足を止める。次の瞬間、少年の指がトレンチコートのベルトに引っかかり、ぱちんと音を立ててバックルが外れた。コートの前がはらりと開く。由美子は慌てて胸元を押さえようとしたが、優也の手がそれを遮った。

「隠すなよ。」

優也の指が、コートの下に身に着けた唯一の布地——薄いキャミソール——の裾をつまみ上げる。びりっという鋭い音とともに、布が裂かれた。由美子の白い肌が露わになり、冷たい夜風が直接肌を撫でる。彼女は息を呑み、がくがくと震えながらその場にしゃがみ込んだ。膝がアスファルトに当たり、痛みが走るが、それよりも全身を覆う羞恥と恐怖の方が勝っていた。

「そんな格好で何してるんだ?立って家まで歩けよ。」

優也の声が、冷たく落ちる。由美子は頭を振り、マスクの下で必死に言葉を紡ごうとした。喉の奥でくぐもった音が漏れるだけで、それは明確な言葉にならない。彼女は優也の足元に両手をつき、懇願するように顔を上げた。目には涙が浮かび、街灯の光を受けてきらめいている。

「聞こえないなあ。」

優也はニヤリと笑い、由美子の尻を手のひらで強く叩いた。湿った鈍い音が夜の静けさに響く。由美子の身体が跳ね、痛みと屈辱で唇を噛んだ。彼女はゆっくりと立ち上がる。コートの前は開いたままで、裂かれたキャミソールの残骸が肩から垂れ下がっている。彼女は両腕で胸を隠そうとしたが、優也の視線がそれを許さない。

「手を下ろせ。」

優也の命令に、由美子は従わざるを得なかった。腕がだらりと下がり、露わになった乳房が冷たい空気にさらされる。そのとき、秘められた場所に埋め込まれた電動ディルドが、突然低い振動を始めた。由美子は声にならない悲鳴を上げ、膝ががくがくと揺れる。粘つく愛液が太ももの内側を伝い、アスファルトに滴り落ちた。彼女は自分の身体が恥ずかしいほど反応しているのを感じ、さらに深い絶望に陥った。

「ほら、行くぞ。」

優也は由美子の手首を掴み、引っ張るようにして歩き始めた。由美子はよろめきながら、半裸のまま優也の後ろを追う。秘部のディルドが歩くたびに刺激を増し、彼女の足取りはふらついた。愛液が滴るたびに、アスファルトに小さな黒い染みができる。彼女は自分の姿を想像した。深夜の道を、トレンチコートをはだけさせ、裸同然の姿で、少年に手を引かれて歩いていく自分。もし誰かに見られたら——その考えだけで、由美子の頭は真っ白になった。

「速く歩けよ、母さん。帰ってちゃんとご褒美もらおうな。」

優也の声は楽しげで、由美子の苦しみを無邪気に享受している。由美子は唇を噛みしめ、涙がマスクの内側に染み込むのを感じながら、ふらふらと一歩一歩を踏み出した。夜風が彼女の肌を冷やし、ディルドの振動が彼女の意識をかき混ぜる。彼女はただ、この道がいつまでも続かず、早く家に辿り着くことを願うしかなかった。しかしその家こそが、彼女の新たな檻なのだということを、彼女は痛いほど知っていた。

危うく見つかるところ

遠くから車のヘッドライトが路地の入り口を照らし出した。由美子の心臓が一瞬で凍りつく。眩しい光が彼女の顔を白く染め、汗で張り付いた髪の一本一本まで露わにする。彼女は慌てて体を縮め、息を殺した。

「ああ、もうすぐだね、お母さん」

優也の声が陰から響く。彼は路地の影に潜んだまま、口元に悪戯っぽい笑みを浮かべている。助けるそぶりもなく、ただじっと由美子の狼狽を見つめている。

「優也、お願い…隠れる場所を…」

由美子の声は震えていた。秘穴に埋められたディルドが彼女の内部で不意に蠢き、腰が砕けそうになる。しかし、彼女はそれに構っている余裕などなかった。車のエンジン音が少しずつ近づいてくる。ヘッドライトは路地の壁を舐めるように動き、もう数秒で彼女の姿を照らし出すだろう。

由美子は必死に路地の奥へ走り込み、壁に背を向けてしゃがみ込んだ。冷たいコンクリートが背中に張り付く。ディルドの振動が彼女の腰を痙攣させ、唇を噛みしめても漏れる吐息を抑えきれない。恥辱と恐怖で頭の中が真っ白になっていた。

車が路地の前を通り過ぎる。窓が開いていて、運転席に座る中年の男性の横顔が一瞬だけ見えた。由美子は思わず彼と目が合った気がした。ただの偶然か、それとも彼が何かを見たのか。判断がつかない。男性の視線がほんの少しだけ彼女の方へ向いたような気がして、心臓が喉元まで飛び出しそうになる。

車はそのまま通り過ぎ、ヘッドライトの光が遠ざかっていく。由美子はしばらくその場にうずくまったまま、呼吸を整えようとした。ディルドはまだ動き続けている。彼女の内部をかき回すその感覚に耐えながら、彼女はよろよろと立ち上がった。

路地の出口から表通りに出ると、夜風が熱を持った頬を冷ます。由美子は足を引きずるようにして家の方へ歩き出した。秘穴の中の異物が歩くたびに彼女の理性を削る。振り返ると、あの車が路地から数十メートル先のところで停まっていた。男性が車を降り、こちらをじっと見つめている。

由美子の足が止まる。彼の視線が背中に突き刺さる。見つかった。確かに見つかった。彼は何を見たのだろう。彼女の乱れた姿を。それとももっと深い何かを。

「お母さん、早く帰ろうよ」

優也がいつの間にか隣に立っていた。彼の手が由美子の腕を掴み、強引に引っ張る。由美子は抗うことなく、そのまま引かれるままに家路を急いだ。背中に男性の視線を感じながら、彼女はただ震えていた。

家に逃げ帰る

家が近づいてきた。あと五十メートルもない。由美子の心臓は激しく打ち、息は上がっていた。麻縄が食い込む背中からは汗がにじみ、夜風がその汗を冷たく撫でる。解放されたい、一刻も早くこの縄を解いてしまいたい。それだけが彼女の頭の中を占めていた。

その時だった。

背後から突然、白い光が襲った。ハイビームだ。由美子の背中を、麻縄がくっきりと浮かび上がらせる。縄の一本一本、交差する模様、後ろ手に縛られた両腕のシルエットまでもが、まるで舞台のスポットライトを浴びたかのように露わになった。

「っ……!」

由美子は反射的に身をすくめた。背後からエンジン音が迫る。車だ。誰かが、この縛られた女を、夜道で見つけたのだ。

車は速度を緩めず、むしろ少し加速しているように感じられた。ハイビームは由美子の動きを追う。彼女が歩を速めれば、光もまた速くなる。まるで獲物を追う狩人のようだ。

もし、あの車に連れ込まれたら――由美子の脳裏に恐ろしい想像が走る。縛られたまま、見知らぬ男たちに囲まれ、どこかへ運ばれる。何をされるか分からない。抵抗もできない。叫んでも、誰も助けには来ないだろう。

「いや……!」

由美子は歯を食いしばった。残りの距離は三十メートル。曲がり角を曲がれば、もう家の玄関だ。そこまで行けば、優也がいる。優也なら、きっと助けてくれる。いや、優也はこの縄をかけた張本人だが、しかし、それでも、あの子は自分の家の人間だ。外の男に渡すわけにはいかない。由美子はそう信じたかった。

彼女は走った。麻縄で締め付けられた体は自由が利かず、腕を振れないためにバランスを崩しそうになる。それでも、彼女は全力で地面を蹴った。靴の底がアスファルトを叩く音が、夜の静けさに響く。

曲がり角を曲がる。その瞬間、後方のハイビームが一瞬、壁に反射して消えた。車はまだ曲がってきていない。由美子は息を切らしながら玄関の階段に飛びついた。

鍵は、掛かっている。優也はまだ起きているのだろうか。それとも、鍵を掛けたまま寝てしまったのか。由美子の手は震えていたが、縛られた両手ではポケットの鍵を取り出すこともできない。彼女はドアノブをがちゃがちゃと揺らした。

「優也! 優也、開けて!」

声が裏返る。涙がにじんだ。もうダメだ、車が曲がってくる。あと数秒で、あの光が再び自分を照らす。

すると、内側から鍵が回る音がした。ガチャリ。

ドアが開く。そこには、パジャマ姿の優也が立っていた。十歳の少年は、息を切らせ、縄にまみれた継母を見上げると、口元にわずかな笑みを浮かべた。

「おかえり、お母さん。」

由美子は言葉もなく、家の中に飛び込んだ。優也がすっと後ろに下がり、彼女が入ったのを確認すると、静かにドアを閉め、鍵を掛けた。

由美子は玄関の床にへたり込んだ。全身の力が抜け、縄が食い込む痛みが、今になってどっと押し寄せる。息を整えようと大きく呼吸をするが、心臓はまだ激しく打ち続けていた。

その時、ドアの外から声が聞こえた。

「ちっ、逃げられたか。真夜中に緊縛露出プレイをしている若い女を見つけたのに、一瞬でいなくなりやがった。」

男の声だった。低く、少し残念そうな、それでいてどこか面白がっているような口調。足音が数歩、玄関の前で止まり、そしてまた遠ざかっていった。エンジン音が再び響き、やがて遠くへ消えた。

由美子は膝に顔を埋めた。震えが止まらない。助かった。家に逃げ帰れた。あの車に連れて行かれずに済んだ。

しかし、安堵の一方で、ここは安全な場所なのかという疑念が、冷たい水のように頭の隅から染み出してくる。優也は、自分の目の前に立っている。まだ鍵を掛けたばかりのドアの前に。そして、由美子はまだ縛られたままだ。

「お母さん、怖かった?」

優也がしゃがみ込み、由美子の顔をのぞき込む。その瞳は、無邪気な子供のものではなかった。好奇心と、支配者の悦びに満ちた、冷たい光が宿っていた。

由美子は唇を噛みしめ、小さく頷いた。涙が一粒、頬を伝って落ちた。

逆さ吊りと招かれざる客

その夜、由美子は一階のリビングで逆さ吊りにされていた。天井から垂らされた太いロープが彼女の両足首に巻きつき、全身の重みが逆さまに均等にかかる。彼女の両腕は背中側で縛られ、胸と腰、太腿にも幾重にも縄が食い込んでいる。口には布製の猿轡が噛まされ、嗚咽しか漏れない。

優也は無邪気な表情で、手にしたバイブレーターを由美子の股間に当てていた。スイッチを入れると、低い振動音が部屋に響く。彼はその先端を彼女の蜜穴に沿わせ、時折軽く押し込んでは引き抜く。由美子の体がピクピクと痙攣し、逆さまのまま彼女は必死に首を振る。

「お母さん、気持ちいい?」優也が甘い声で囁く。由美子の目に涙が滲む。彼女は何も答えられない。ただ首を振ることだけが精一杯だ。振動はさらに強くなり、由美子の腰が無意識に浮く。恥辱と快感が混ざり合い、彼女の意識は混濁し始める。

その時、玄関のチャイムが鳴った。

由美子の全身が硬直する。彼女は必死に優也を見つめ、縄を解いてくれと目で訴える。しかし優也は笑みを浮かべたまま、バイブレーターのスイッチを切ると、何も言わずに玄関へ走って行った。

「優也、待って、お願い——」由美子の声は猿轡に遮られ、かすれた音だけが部屋に残る。彼女は身をよじるが、逆さ吊りの体ではどうにもならない。リビングのドアが開け放たれ、冷たい外気が入り込む。

玄関で優也の声がする。「あ、洋平!いらっしゃい!」

そしてもう一人の声——洋平の母親の、柔らかく少し掠れた声。「お邪魔しますね、優也君。突然ごめんなさいね」

由美子の心臓が潰れるように痛む。彼女は逆さまのまま、玄関の方を見ることしかできない。やがて足音が近づいてくる。二組分の足音。

リビングのドアのところに、洋平とその母親が立っていた。洋平は十歳の少年らしい活発な顔立ちで、目を輝かせながら逆さ吊りの由美子を見つめる。その横で、洋平の母親——スーツ姿のままで、化粧気のない顔がほんのり赤らんでいる——は、一瞬驚いた表情を見せた後、すぐに落ち着きを取り戻した。

「わあ、凄いね、優也!」洋平が駆け寄り、由美子の縄を指で撫でる。「この縛り方、上手くできてるよ。テクニックがあるなあ」

由美子は耳まで真っ赤になり、視界が歪む。彼女の目には涙が浮かび、声にならない悲鳴が喉の奥で詰まる。洋平の母親は一歩後ろに下がり、口元を手で覆った。しかしその目は、由美子の裸体に絡まる縄を舐めるように見つめている。

「お母さん、こっちに来て見てごらんよ」洋平が自分の母親を手招きする。

母親はおずおずと近づき、由美子の真横に立った。由美子は逆さまのまま、彼女の顔を見上げる形になる。洋平の母親は明らかに動揺しているようだったが、口元には微かな笑みが浮かんでいた。

「由美子さん……大丈夫?」彼女が小声で尋ねる。

由美子はただ首を振る。その仕草が彼女の無力さをさらに強調する。優也がニヤリと笑い、洋平の肩に手を置いた。

「洋平、君のお母さんも一緒にどう?僕のお母さんと並べて縛ってみようよ」

洋平の母親が一瞬息を呑む。しかし洋平は嬉しそうに頷いた。

「いいね!早速やろう」

由美子の眼前で、新たな縄が取り出される。彼女はもう、何も考えられなかった。ただ、押し寄せる恥辱と絶望の中で、静かに耐えることしかできない。夜はまだ始まったばかりだった。

調教コンテストと最終結末

洋平が引き戸を開けると、背後からかすかな足音が聞こえた。彼の母親は裸足のままで、全身が細い麻縄で幾重にも巻かれていた。乳房の上下を縄が交差し、脇の下を通って背中で結ばれている。腕は肘の後ろで固定され、指先まで縄が絡みついていた。彼女の口には布が噛ませてあり、濡れたような声が漏れている。由美子はその姿を見て、思わず一歩後退した。彼女自身も同じように縛られているのに、他人の恥辱姿を目の当たりにすると胸の奥が締め付けられる。

「来たか。」優也が笑顔で洋平を迎える。洋平は得意げに母親の背中を押し、椅子に座らせた。彼女の脚も膝と足首で縛られており、座るときに不自然な姿勢になった。

「どうだ、俺の母さんも結構縛れているだろ。」洋平が自慢げに言う。優也はじっくりと見回してからうなずいた。「ああ、悪くない。けど、俺の母さんの方がもっときれいに縛れてるぜ。」

由美子はうつむいた。頬が熱くなる。優也の言葉が、自分を物扱いしているように感じさせた。

「じゃあ、勝負してみるか?」洋平が突然提案した。「お互いの母親を調教し合うんだ。先にイった方が負け。どうだ?」

優也の目が光った。彼はすぐに同意した。「面白い。やろう。」

由美子は心臓が止まるかと思った。調教し合う――洋平の手で調教される?あの少年の指が自分の体に触れる?もっと恐ろしいのは、優也が洋平の母親を弄るということだ。自分は我が子の前で他人の息子に辱められ、しかも我が子が他の女を責めるのを見せられる。絶望が、ゆっくりと由美子の全身を満たしていった。

洋平の母親も顔を真っ赤にしてうつむいているが、拒否する様子はない。むしろどこか受け入れているように見えた。

二人の少年は手際よく準備を始めた。由美子と洋平の母親は向かい合わせに座らされ、それぞれの脚が開かれた。優也が由美子の縄を解き、新しい縄で桃縛りを施す。両脚を膝で折り曲げ、太ももと脇を縄でつなぎ、陰部が完全に露出するように調節された。由美子は自分が無防備に晒されているのを見て、涙がにじんだ。洋平の母親も同じ体勢で固定されている。彼女の陰唇はすでに少し濡れているように見えた。

洋平が電極パッドを取り出した。二つの小さなパッドを由美子の乳首に貼り付ける。冷たい感触に由美子は体を震わせた。次に洋平は電動ディルドを手に取り、由美子の膣口に当てた。「入れるぞ。」彼は無邪気な声で言い、ゆっくりと押し込んだ。由美子は唇を噛みしめ、声を殺す。ディルドは内部で脈動し始めた。同時に、優也も洋平の母親にバイブを当てている。彼女のクリトリスに吸盤つきのバイブが貼り付けられ、小さな振動が伝わっている。

「スタートだ。」洋平が合図した。

電極が作動し、由美子の乳首に鋭い刺激が走る。電流が胸を貫き、思わず声が出そうになる。ディルドの振動も強くなり、膣内が痙攣し始めた。由美子は必死に耐える。だが、洋平の手つきは容赦なかった。彼は由美子の反応を見ながら、電極の強さを上げていく。焦熱のような感覚が由美子を襲い、腰が勝手に揺れる。

向かいでは洋平の母親が潮を吹きかけている。彼女はすでに激しく震えていた。優也の指がバイブの位置を微調整するたびに、彼女の体が跳ねる。しかし、彼女はまだイっていない。由美子の方が先に限界を迎えそうだった。

「あっ…あっ…」由美子は声を抑えきれず、息が荒くなる。ディルドが子宮口を突くたびに、電流が全身を駆け巡る。視界が白くなる。もうだめだ。

「イくよ…イッちゃう…!」

由美子は大きく体を反らせ、絶頂に達した。膣が激しく収縮し、ディルドを押し出そうとする。その瞬間、洋平が笑った。「一本取ったぞ。」

優也は顔色を変えた。由美子に冷たい視線を向ける。「負けたな、母さん。」

由美子は息を切らしながら謝るしかなかった。「ごめんなさい…」

「次だ。」洋平が言った。「第二ラウンドは四つん這い競争。この縄のまま、庭を一周する。先に戻った方が勝ち。」

由美子は震える脚で四つん這いになった。桃縛りのままでは動きにくい。さらに、洋平が肛門フックを取り出した。先端に重りのついた金属製のフックを由美子の肛門に差し込む。鈍い痛みが走り、由美子は悲鳴を上げた。フックの鎖を縄に固定され、少し動くだけで肛門が引き裂かれるような感覚がする。

洋平の母親にも同じフックが装着された。二人は庭に出された。地面は冷たい。由美子は一歩進むごとに肛門が引き絞られ、涙が止まらない。洋平の母親は慣れた様子でスムーズに歩いている。由美子はフックの重みで遅れを取り、あっという間に差をつけられた。

結局、洋平の母親が先に戻った。優也は無言で拳を握る。洋平が声高に笑った。

「罰だ罰だ。由美子ちゃんには特別な罰を。」

優也の目が鋭く光った。彼は突然由美子の腕を掴み、無理やり体を折り曲げた。馬蹄形に折りたたむように、両脚を頭の後ろまで持っていく。関節が悲鳴を上げ、由美子は息ができない。そのまま麻縄で全身をぐるぐる巻きにされ、庭の桜の木に逆さ吊りにされた。頭が地面から数十センチのところで揺れる。血が逆流し、顔が熱くなる。

優也は由美子の目に布を巻き、完全に視界を奪った。さらに口にガムテープを何重にも貼り付ける。声も出せない。次に、由美子の膣に複数のバイブを詰め込み、肛門にも別の器具を差し込んだ。電極パッドは胸と太もも、さらには陰唇にも貼り付けられる。

「全部リモコンで操作できるようにしておいた。」優也の声が冷たく響く。「母さんはただ震えていればいい。」

スイッチが入った。全身の器具が一斉に作動する。電流が走り、バイブが激しく振動する。由美子は吊られたまま体を激しく震わせた。声にならない叫びがガムテープの下でくぐもる。絶頂が何度も訪れるが、止まらない。体は痙攣し続け、意識が遠のきそうになる。

その時、由美子は一瞬、思い出した。初めて優也に縄で縛られたあの日。優也が無邪気な笑顔で「かくれんぼしよう」と言った日。自分は簡単に縄を受け入れてしまった。あの瞬間から、すべてが始まっていた。もう戻れない。自分は永遠にこの少年の手中にいる。逃げ出せるはずなどなかったのだ。

由美子はただ、暗闇の中で体を貪られるままに任せた。涙が布に染み込む。それでも、体は淫らに反応し続けた。