厳喆珂の堕落

站点:NovelAI.one内容:前8章在线试读ID:540dc6f9更新:2026-07-12 02:08
その日、秦鋭が厳喆珂を犯し終えた後。ベッドの上で体を重ねたまま、二人の呼吸がようやく落ち着きを取り戻しつつあった。厳喆珂はまだ少し荒い息を整えながら、秦鋭の胸に顔を埋めて、潤んだ瞳で彼を見上げた。 「ねえ……母が私のことを疑っているみたいなの。」 厳喆珂の声は甘く掠れていたが、その言葉の内容は秦鋭の耳には異質に響いた。
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第10章

その日、秦鋭が厳喆珂を犯し終えた後。ベッドの上で体を重ねたまま、二人の呼吸がようやく落ち着きを取り戻しつつあった。厳喆珂はまだ少し荒い息を整えながら、秦鋭の胸に顔を埋めて、潤んだ瞳で彼を見上げた。

「ねえ……母が私のことを疑っているみたいなの。」

厳喆珂の声は甘く掠れていたが、その言葉の内容は秦鋭の耳には異質に響いた。秦鋭は一瞬、眉をひそめたが、すぐに笑みを浮かべた。その笑みには底知れぬ狂気と自信が滲んでいた。

「それなら、お前の母さんも雌犬に調教してやろう。」

軽く言い放った秦鋭の言葉に、厳喆珂は一瞬ぽかんとした。普通の娘なら、自分の母親をそんなふうに言われれば怒り狂うだろう。しかし、厳喆珂の瞳には困惑よりもむしろ期待の色が一瞬よぎった。

「私の母は非人級の武道家なのよ。」

厳喆珂は静かに続けた。その口調にはどこか誇りめいた響きすらあった。彼女は秦鋭が自分の母親を雌犬に調教すると言ったことに対して、まるで気にしていない。いや、気にするという感覚そのものが、彼女の心からは消え去っていたのだ。完全に堕落していた。秦鋭の手によって、彼女の精神は根底から書き換えられていた。

秦鋭の顔色が一瞬で変わった。非人級という言葉は、彼にとって容易ならざる意味を持っていた。秦鋭自身は職業級の武者だが、非人級との差は天と地ほどもある。武道の階梯において、職業級と非人級の間には越え難い深淵が横たわっている。非人級の武道家は、もはや常人には理解できない領域に達しているのだ。

しかし、秦鋭はすぐに冷静さを取り戻した。彼は深く息を吸い込み、思考を整理した。慌てることはない。情報を集め、状況を分析し、長期的な計画を立てればいい。彼はそう自分に言い聞かせた。

「詳しく話せ。お前の母親のことだ。どんな人物なんだ?生活習慣は?武道のスタイルは?夫婦関係は?」

秦鋭は矢継ぎ早に質問を浴びせた。厳喆珂はゆっくりと体を起こし、裸のままベッドの端に座った。彼女の体にはまだ秦鋭の痕跡が生々しく残っていたが、そんなことは全く気にしていない様子だった。

「母の名前は紀明玉。年はもう四十を超えているわ。でも、非人級に達しているから、見た目は二十五、六歳くらいにしか見えない。すごく美人よ。でも性格は強い。昔から厳しくて、私の武道の修行にも口出ししてくる。」

「父親は?どんな関係なんだ?」

「父は仕事で出張しているの。もう半年も家に帰ってきていないわ。母とは……まあ、普通の夫婦って感じだったと思う。でも、非人級になってから、母の方が父に対してどこか見下すような態度を取るようになったとは思う。父はただの普通のサラリーマンだからね。」

秦鋭はその言葉に耳を傾けながら、思考を巡らせた。半年も夫がいない四十路の女。しかも非人級の武道家。武道家としての肉体は強靭であり、その分身体的な欲望も常人をはるかに超えて強い。女は四十歳を過ぎると獣のように欲望が強まると言う。ましてや非人級の武道家ともなれば、その欲求はどれほど強大なものか。

秦鋭は厳喆珂の顔をじっと見つめた。彼女はただぼんやりと虚空を見つめ、自分の言葉を待っている。まるで操り人形のように従順だ。闇の中に光が差したような気分で、秦鋭は一つの方法を思いついた。

「喆珂、お前がやるんだ。」

「私が?」

「そうだ。お前が母親を調教するんだ。」

厳喆珂の瞳に一瞬光が宿った。それは恐怖ではなく、期待だった。秦鋭は彼女の反応に満足しながら、続けて言葉を紡いだ。

「お前の母親は女だ。四十を過ぎれば、女は物欲しくなるものだ。ましてや半年も夫が帰ってきていなければ、どれだけ溜まっているか想像できる。非人級の武道家は体が強靭だから、その欲望も常人より強い。つまり、俺たちにはチャンスがあるということだ。」

秦鋭はベッドから立ち上がり、服を着始めた。厳喆珂は裸のまま、彼の言葉に聞き入っていた。

「俺がお前にマッサージの手技を教えてやる。これは経絡をほぐし血行を良くするものだ。普通の人が使っても問題ない。ただ、半年間溜まった情欲を持つお前の母親に使えば、体内に秘められた情欲が徐々に目覚め、やがて爆発するだろう。」

秦鋭はそう言って、厳喆珂に一連の手技の詳細を教え始めた。経絡の流れ、指圧の強さ、タイミング、すべてを細かく指導した。厳喆珂はそれを一心に吸収した。彼女の頭は秦鋭によって歪められていたが、記憶や知識の部分はむしろ研ぎ澄まされていた。武道家としての素養が、この手技の習得を容易にしていた。

「さあ、家に帰れ。そして、何もなかったかのように振る舞え。母親がお前を疑っているなら、なおさらだ。普段通りの娘を演じろ。」

秦鋭の命令に、厳喆珂は素直に頷いた。彼女は服を整えると、何事もなかったかのように、自身の家へと向かった。

その日の夕方、厳喆珂は自宅の玄関をくぐった。リビングには母親の紀明玉が座って、何かの書類に目を通していた。紀明玉は目を上げて、娘の姿を確認すると、少し怪訝そうな表情を浮かべた。

「今日は早いのね。このところ、帰りが遅かったから、何かあったのかと心配していたのよ。」

紀明玉の声は落ち着いていたが、その目は娘の一挙一動を鋭く観察していた。非人級の武道家としての洞察力は、常人をはるかに超える。わずかな違和感も見逃さない。

しかし、厳喆珂は動じなかった。秦鋭に調教されて記憶自体は変わっていなかったが、心のあり方は根本から歪められていた。彼女はかつての自分を完璧に演じることができた。笑顔を浮かべ、普通の娘のように振る舞う。

「うん、このところ秦鋭っていう同級生に武道を教えてあげててね。結構真剣にやってるから、時間を忘れちゃってたの。ごめん、心配かけて。」

厳喆珂は自然に嘘をついた。その口調には迷いがなく、紀明玉は娘の言葉に疑問を感じなかった。ただ、このところ帰宅が遅いことだけが気になっていたのだ。娘がもう大人であることも理解している。過干渉はしたくなかった。

「そう。武道を教えるのはいいことね。ただ、自分の修行も怠らないようにしなさい。」

「わかってるよ、ママ。」

厳喆珂はそう言って、自分の部屋に戻ろうとしたが、ふと足を止めた。そして、振り返って母親に言った。

「ねえ、ママ。明日から一緒に修行しない?久しぶりに二人で型の練習をしたいな。」

紀明玉は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに微笑んだ。娘から一緒に修行を申し出てくるのは珍しいことだった。

「いいわね。久しぶりにあなたの成長ぶりを見せてもらおうかしら。」

翌日から、厳喆珂と紀明玉の親子での修行が始まった。朝早くから、庭や道場で二人は型を合わせ、技を磨いた。紀明玉は非人級の武道家として、娘の動きを細かく指導した。厳喆珂もかつてないほど真剣に修行に打ち込んだ。

そして、修行の後、厳喆珂はさりげなく提案した。

「ママ、汗かいたね。肩とか腰とか、凝ってるんじゃない?私、マッサージ覚えたんだよ。良かったらやってあげようか?」

紀明玉は深く考えなかった。娘からそんな気遣いを受けるのは嬉しいことだ。武道家は体が資本であり、筋肉のケアは重要だ。

「そう?じゃあ、お願いしようかしら。」

紀明玉は道場の畳の上にうつ伏せになった。厳喆珂は母親の背中に手を当て、秦鋭から教わった手技を施し始めた。

最初は普通のマッサージのように見えた。肩甲骨の周りをほぐし、背骨に沿って指圧を施す。しかし、厳喆珂の指先は微妙に異なる経絡を刺激していた。それは体内の気の流れを活性化させ、血行を促進するものだった。一見するとリラクゼーション効果が高いように思えるが、その裏には隠された意図があった。

「ん……なかなか上手ね。」

紀明玉は心地よさそうな声を漏らした。彼女の体がほぐれていくのを感じた。しかし、同時に何か違和感もあった。体が少し熱くなるような感覚。内側から何かが燃え上がるような、不思議な熱だった。

紀明玉は非人級の武道家だ。自分の体内の異変には敏感だ。しかし、この熱の正体を特定できなかった。単に血行が良くなって血流が速くなっただけかもしれない。娘のマッサージの効果で、筋肉が活性化しているのだろう。彼女はそう自分に言い聞かせ、その違和感を深く追求しなかった。

「気持ちいい?もっと強くしたほうがいい?」

「いいえ、今のままで十分よ。本当に上手になったわね、喆珂。」

その日から、親子での修行とマッサージは日課となった。毎日、二人は道場で汗を流し、その後、厳喆珂が母親にマッサージを施す。紀明玉は娘の成長を喜びながら、日々の疲れを癒していた。

しかし、五日目を境に状況が変わり始めた。

その日も、厳しい修行の後、厳喆珂は母親にマッサージを施した。時間はいつもより長めに取られ、経絡への刺激も強めだった。紀明玉はうつ伏せになりながら、全身に広がる心地よい刺激に身を任せていた。

マッサージが終わり、厳喆珂が手を離した時、紀明玉は異変に気づいた。自分の体が異常に熱い。内側から燃えるような熱が全身を駆け巡っていた。それだけではない。股間のあたりが湿っているのだ。

武道用のタイトなズボンの内側が、何かで濡れている感覚があった。紀明玉は一瞬で理解した。自分の秘所から愛液が溢れ出ているのだ。非人級の武道家である自分が、こんな基本的な体の制御を失うなんてありえない。しかし、現実はそうだった。

「ママ?大丈夫?」

厳喆珂の声が聞こえた。紀明玉は慌てて体を起こした。娘の前でこんな状態を見せるわけにはいかない。彼女は無理に平静を装った。

「ええ、大丈夫。ちょっとのぼせただけよ。汗をかきすぎたかもしれないわね。先にお風呂に入るわ。」

紀明玉はそう言って、素早く立ち上がった。そして、娘に背を向けるようにして道場を後にした。その背中はわずかに震えていたが、厳喆珂には見えなかった。

紀明玉は自室に戻ると、すぐにドアを閉めた。心臓が激しく鼓動していた。自分が何かに駆り立てられているような、そんな感覚があった。彼女は深呼吸をして、自分を落ち着けようとした。しかし、体の奥底から湧き上がる熱は収まらない。

彼女はベッドに座り、自分に言い聞かせた。これはただの体調不良だ。何かおかしなものを食べたのかもしれない。それとも修行のしすぎか。しかし、そんな言い訳は無意味だった。彼女の指は無意識のうちに、自身の股間に伸びていた。

いけない。そんなことをしてはいけない。自分は非人級の武道家だ。こんな浅ましい欲望に屈してはならない。しかし、もう半年以上も夫と離れ離れで過ごしている。蓄積された欲求は、彼女の意思を少しずつ蝕んでいた。

指が、濡れた布地の上に触れた。その感覚で、紀明玉の理性は一瞬で弾け飛んだ。彼女はもはや自分を抑えられなかった。膝を抱えるようにして、ジーンズの上から自分の秘所を擦り始めた。指の動きは次第に激しさを増し、彼女の口からは抑えきれない吐息が漏れた。

「あっ……ああっ……」

あっという間だった。彼女の体は激しく震え、絶頂に達した。白いトレーニングパンツは、溢れ出た愛液でべったりと濡れていた。紀明玉は荒い息を整え、我に返った。自分が何をしたのか、その事実が今更のように襲いかかってきた。

「何をしているの……私……」

紀明玉は震える手で、汚れたパンツを取り替えた。そして、証拠を隠すために、濡れたパンツをすぐに洗濯かごに放り込んだ。心臓はまだドキドキと鳴っていた。羞恥心と自己嫌悪が彼女を苦しめた。しかし、彼女の体は、あの快感を忘れてはいなかった。むしろ、もっと欲しいとさえ訴えかけていた。

紀明玉は全ての痕跡を片付け、何事もなかったかのように振る舞おうとした。彼女は自分に言い聞かせた。これは一度だけの過ちだ。もう二度と繰り返してはならない。しかし、彼女の胸の奥では、確かに何かが目覚めようとしていた。

すべては、秦鋭の命令で事前に家に隠しカメラを設置していた厳喆珂の目に映っていた。彼女は別室のモニターで、母親が自慰に耽る姿を克明に観察していた。その表情には、罪悪感も、嫌悪感も、何一つとしてなかった。ただ、自分の計画が順調に進んでいることに対する、歪んだ満足感があるだけだった。

厳喆珂はポケットから携帯電話を取り出し、秦鋭にメッセージを送った。

「母が、とうとう自分で慰め始めたわ。計画は順調に進んでいるみたい。」

すぐに秦鋭から返信が来た。

「よくやった。だが、まだ始まりに過ぎない。焦らず、じっくりと堕としていくんだ。次は、俺の前でやらせてみろ。」

その言葉に、厳喆珂の口元に笑みが浮かんだ。彼女はすでに、母親を自分と同じ檻の中に閉じ込める準備を始めていた。

翌日、いつも通りに修行を終えた後、厳喆珂はマッサージをしようと言い出した。しかし、今日は場所を変えたいと言い出した。

「ママ、今日はあっちの部屋でやらない?最近改装したやつ、すごく落ち着くんだ。」

紀明玉は特に疑うことなく、娘の提案に従った。改装されたという部屋に入ると、そこには見たこともない大きなベッドが置かれていた。そして、部屋の隅には何かの装置が設置されていた。紀明玉がそれをじっくり見ようとした時、背後でドアが閉まる音がした。

「さあ、ママ。今日も気持ちよくしてあげる。」

厳喆珂の声が、妙に甘く響いた。紀明玉は振り返って、娘の顔を見た。その表情は、いつもの娘とはどこか違っているように感じられた。しかし、その違和感を追求する間もなく、厳喆珂の手が彼女の肩に触れ、優しくベッドへと導いた。紀明玉は逆らえずに、ベッドにうつ伏せになった。

マッサージが始まった。いつもより、指の動きが官能的だった。紀明玉はすぐに、昨日と同じ感覚が全身に広がるのを感じた。熱く、切なく、そして、何かが足りない。そんな渇望感が彼女の心を支配した。

「どうしたの、ママ。体がすごく熱いよ。」

厳喆珂の手が、彼女の背中から腰へ、そしてさらに下へと滑り落ちていった。紀明玉は慌てて体を起こそうとした。しかし、体が動かなかった。何かの力が、彼女を押さえつけている感覚があった。

「やめて……喆珂……」

「大丈夫よ、ママ。全部、気持ちよくなれるからね。」

厳喆珂の声は冷たく、そして優しかった。その声を聞いた瞬間、紀明玉はもはや何も考えられなくなった。抵抗をやめて、ただ覆いかぶさってくる快楽の波に身を任せた。大丈夫、自分は非人級の武道家だ。こんなもの、いつでもやめられる。そう自分に言い聞かせながら、彼女は深い快楽の闇へと落ちていった。

紀明玉の身体は、娘の手によって次第に苛まれ、そして解き放たれていった。彼女は自分が娘に何をされているのか、半分は理解していた。しかし、もう半分の自分は、この快楽に完全に溺れていた。抵抗する意思は失われ、ただ流れに任せるだけだった。

数十分後、マッサージが終わった時、紀明玉はベッドの上でぐったりと横たわっていた。全身に快楽の余韻が残っていた。彼女は初めて、自分が娘に完全に掌握されたことを悟った。

「どうだった?気持ちよかった?」

厳喆珂が耳元でささやいた。紀明玉は無言で頷くしかなかった。涙が、彼女の頬を伝って流れた。それは羞恥の涙であり、快楽の涙であり、そして、抗えない運命を受け入れた者の涙だった。

その後、秦鋭は厳喆珂を通じて、紀明玉を徐々に自分たちの世界に引きずり込んでいく計画を練り始めた。最初はちょっとした接触から。やがて、直接的な支配へ。紀明玉は、非人級の武道家でありながら、娘と秦鋭の織りなす罠に、少しずつ、確実に絡め取られていった。

秦鋭は考える。非人級の武道家など、はじめは脅威でしかなかった。だが、今やその脅威すらも、快楽へと変えるためのスパイスに過ぎない。高嶺の花である美しい非人級の女武道家が、自分の前で膝を折り、雌犬のように喘ぐ日も近い。秦鋭の野望は、少しずつ、しかし確実に、現実のものとなっていこうとしていた。

その夜、紀明玉は自分の部屋で、鏡の前に立っていた。四十を超えたとは思えない若々しい顔立ち。張りのある肌。引き締まった肉体。自分はまだこんなにも美しい。それなのに、なぜこれほどまでに渇いているのか。夫は仕事ばかりで、もう半年も抱いてくれない。自分はただの置物のように、家で待つだけ。

彼女は鏡の中の自分に呟いた。

「私は……何をしているんだろう……」

しかし、その言葉に答えは返ってこなかった。ただ、彼女の体はあの快楽を忘れてはいなかった。そして、明日もまた娘のマッサージを受けると思うと、心の奥底で何かが疼いた。

すべては、秦鋭の掌の上。厳喆珂はその手駒。そして、紀明玉は次の獲物。三人の運命が、絡まり合いながら、闇の深みへと落ちていく。その結末は、まだ誰にも分からなかった。

第11章

また数日が過ぎた。その日の午後、紀明玉は自分の寝室でベッドに横たわり、全身に奇妙な熱が広がるのを感じていた。このところ頻繁に襲ってくる得体の知れない熱感は、彼女の理性を少しずつ侵食していた。四十を過ぎ、非人級の武道家として長年鍛え上げた精神も、この原因不明の生理的反応の前には無力だった。

彼女は深く息を吐き、指を自身の身体へと導いた。自分で慰めるという行為に慣れることはできなかったが、熱に浮かされた身体はそれ以外の方法を知らなかった。指が敏感な場所に触れるたび、紀明玉の口からは小さな吐息が漏れた。目を閉じ、頭の中では何も考えまいとしながらも、思考は次第にぼやけていった。

その時、寝室のドアが遠慮がちに開かれた。

「お母さん、フルーツを持ってきたんだけど……」

厳喆珂の明るい声が部屋に響いたが、次の瞬間、彼女はその場に立ちすくんだ。手に持ったフルーツの盛り合わせが僅かに傾ぐ。彼女の視線の先には、母親がベッドの上で自らの官能を慰める姿があった。

紀明玉の動作が固まった。一瞬の静寂が部屋を支配した。羞恥が彼女の頬を真っ赤に染め上げ、首筋から胸元にかけてまで朱に染まった。彼女はすぐに手を引っ込めたが、もう遅かった。

「ち、違うの、これは……」

紀明玉は慌てて言い訳を探そうとしたが、喉の奥で言葉が詰まった。あまりの恥ずかしさに全身が熱くなり、まるで火の玉のように身体が震えた。

厳喆珂はその場に立ち尽くしていたが、やがて大きな目をぱちぱちと瞬かせた。彼女の表情には驚きが浮かんでいるものの、それが演技であることを母親が知る由もない。彼女はわざとゆっくりと状況を理解するふりをして、視線をそらさずにその場に留まった。

「お母さん……?」

厳喆珂の声には、疑念と困惑が混じっていた。しかし彼女の目はしっかりと母親の姿を捉えていた。紀明玉の身体は羞恥と欲望の狭間で震え、その反応がますます艶めかしく見えた。

紀明玉は唇を噛みしめ、娘の視線から逃れようとしたが、身体は正直だった。先ほどまで続けていた刺激が中途半端に終わったため、身体はまだ熱を放ち、官能の波が再び押し寄せてくる。彼女は無意識のうちに指を再び動かし始めていた。

「見ないで……出て行って……」

紀明玉の声は掠れ、弱々しかった。しかし厳喆珂はその場を動かず、まるで初めて見る光景に驚いたかのように、固まって見つめ続けた。

そして、紀明玉の身体が大きく震えた。彼女の口から吐息とともに甘い声が漏れ、身体が弓なりに反り返る。絶頂の瞬間、彼女の意識は一瞬白く染まった。その姿を、厳喆珂はじっと見つめていた。

やがて紀明玉の身体から力が抜け、シーツの上に倒れ込んだ。その時になって、厳喆珂はようやく「しまった」という顔をして、慌てて後ろに下がった。

「ご、ごめんなさい! お母さん!」

厳喆珂は大声で謝ると、寝室のドアを閉めて走り去った。紀明玉は一人ベッドの上に残され、放心状態で天井を見つめていた。羞恥と悔しさが入り混じった感情が胸の中で渦巻いていた。

数分後、紀明玉はようやく身体を起こした。乱れたパジャマを整え、ベッドの上の痕跡を片付けた。鏡の中の自分の顔はまだ赤く染まっており、目の縁も少し潤んでいる。彼女は深く息を吸い込み、できる限り平静を装って寝室を出た。

リビングのソファに、厳喆珂が座っていた。彼女の手にはフルーツの盛り合わせがあり、フォークでこまごまと果物をつついている。紀明玉が現れると、厳喆珂は顔を上げ、複雑な表情で母親を見た。

「お母さん……大丈夫?」

厳喆珂の声は慎重だった。紀明玉は何も言わず、娘の向かい側のソファに腰を下ろした。沈黙が二人の間に流れる。やがて紀明玉は口を開いた。

「あれは……その、訳があってやったことなんだ」

紀明玉の声は低く、説明を始めるのが苦しい様子だった。彼女は自分の膝を見つめながら、言葉を選んで続けた。

「最近、理由のわからない熱さが身体に現れるんだ。武道家として、自分の身体の異変くらい分かっている。これは普通の感覚じゃない。何かに感染したわけでもなく、内傷があるわけでもない。ただ……全身が燃えるように熱くなって、落ち着かなくなるんだ」

紀明玉はここで言葉を止め、顔を上げて娘の反応を窺った。厳喆珂は黙って聞いていたが、その目には心配そうな色が浮かんでいる。

「それで、そうやって……自分で解消しているの?」

厳喆珂の質問は率直だった。紀明玉は頷くこともできず、ただ口元を引きつらせた。

「他に方法がなかったんだ。この熱さが来ると、全身が震えて何も手につかなくなる。武道の鍛錬で培った精神集中も、この前では無意味だった」

紀明玉はそう言って、苦笑した。自分の弱さを認めるのは辛かったが、娘に現実を見られてしまった以上、隠し通すことはできない。

「お父さんのところに行けばいいんじゃない? お父さんも非人級の武道家だし、何か知っているかもしれないよ」

厳喆珂の提案に、紀明玉は即座に首を振った。

「あの人にこんなことを言えるわけがない! 今の私は非人級の武道家だ。そんな理由も分からない身体の異変で、夫を頼るなんて、誇りが許さない」

紀明玉の声には強い意志が込められていた。厳喆珂はため息をつき、さらに別の案を出した。

「じゃあ、病院に行くのはどう? 専門の医者に診てもらえば、原因が分かるかもしれない」

しかし紀明玉は再び首を振った。

「病院だと? どんな病名で行くんだ? 『原因不明の発熱のため、自慰で対処しています』とでも言うのか? そんな恥ずかしい話、できるわけがない」

紀明玉の口調には頑ななまでの拒絶があった。厳喆珂はこれ以上勧めるのは得策ではないと判断し、口を閉ざした。娘として、母親のプライドを傷つけるわけにはいかない。

「分かった……お母さんがそう言うなら、もう何も言わない。でも何かあったら、いつでも私に言ってね」

厳喆珂の言葉に、紀明玉は軽く頷いた。しかしその目には、まだ消えない熱の名残が宿っていた。

あの日以来、紀明玉は娘の前で自慰を隠さなくなった。最初はまだ遠慮があったものの、何度か続けるうちに、むしろ開き直ったような態度を見せるようになった。厳喆珂はプロ級の武道家として、母親の気配を感じ取ることができた。紀明玉が寝室で自慰にふける時、厳やかしさを装ってその場を訪れることもあった。

ある日の夕方、紀明玉は再び寝室で身体の熱に苛まれていた。指を自分の秘所に埋め込み、荒い呼吸を繰り返す。ふと顔を上げると、ドアの隙間から娘の姿が見えた。厳喆珂は立ったまま、黙ってその様子を見つめている。

「……何か用か?」

紀明玉の声は掠れていたが、責めるような口調ではなかった。厳喆珂は少し躊躇した後、口を開いた。

「お母さん、やっぱり何か手伝えることがあるかもしれないよ。あのマッサージ、またやってみる?」

紀明玉はしばらく考え込んだが、首を振った。

「いや、もう結構だ。あれをやっても、治まらなかった。むしろ……やってない時の方が、まだマシな気がする」

それは事実だった。厳喆珂がマッサージを始めてから、紀明玉の身体の異変は顕著になった。しかし最近、娘がマッサージをしなくなっても、症状は続いている。むしろ、自然に発生する熱感に身体が慣れてきたかのようだった。これで紀明玉は、娘に対する疑いを完全に捨てた。

「そう……分かった」

厳喆珂はそう言って、静かにドアを閉めた。彼女の表情には安堵と、わずかな罪悪感が混じっていた。秦鋭の命令通り、母親に対するマッサージは中止した。その結果、紀明玉の症状は娘の操作によるものではなく、自然発生的なものだと信じ込むようになった。それはまさに秦鋭の思惑通りだった。

それからというもの、紀明玉は自慰をするたびに、娘に気づかれることを気にしなくなった。厳喆珂は何度も母親の行為を目撃し、そのたびに何か言おうとした。しかし紀明玉は気が強く、面子を重んじる性格だった。

「お母さん、また……」

厳喆珂が口を開きかけると、紀明玉は鋭い目で睨み返した。

「余計なことは言わなくていい。これは私の身体のことで、私が決めることだ」

紀明玉の一言で、厳喆珂は口を閉ざすしかなかった。しかし彼女の心の中では、秦鋭の計画が順調に進んでいることを確信していた。母親の身体はすでに、男性との性交を必要とする状態にまで追い込まれている。あとは、タイミングを見計らって、秦鋭自身が介入するだけだった。

厳喆珂は自分の部屋に戻り、ベッドに座り込んだ。手のひらには汗が滲んでいる。彼女は秦鋭の顔を思い浮かべ、唇を噛んだ。この計画が成功すれば、母親は本当に救われるのだろうか? それとも、さらに深い奈落へと落ちていくのだろうか?

しかし彼女には、もう後戻りする道はなかった。秦鋭の手は、既に紀明玉の運命を掌握していたのだ。

第12章

紀明玉は最近、自分の体に異変を感じていた。四十を超えたとはいえ、武道の修練で非人級に達した彼女の肉体は二十代半ばの女性のように若々しく保たれている。しかし、その若々しい肉体が原因で、情欲が抑えきれなくなっていたのだ。

夫婦生活はあるにはあったが、夫とのセックスは昔から保守的で、体位も決まったものしかなかった。夫は非人級ではない普通の男性で、紀明玉の強靭な肉体を満足させることはできなかった。自慰で凌ごうとしても、最初のうちは効果があったものの、次第にその効き目は薄れていった。指では届かない奥の方から、疼くような渇きが這い上がってくるのだ。

今日もまた、その疼きに耐えかねて、自室で布団にくるまりながら必死に耐えていた。太腿を擦り合わせるだけで、秘唇からは熱い蜜が滲み出てくる。恥ずかしい。四十過ぎの女が、そんなことで悶えているなんて。

「母さん、どうしたの?」

気配を感じて顔を上げると、娘の厳喆珂が部屋の入り口に立っていた。その瞳には心配そうな色が浮かんでいるが、どこか空気を読んだような落ち着きもあった。

「なんでもないわ。ちょっと疲れただけ」

紀明玉は平静を装って布団を直したが、娘には全てお見通しだった。

「母さん、最近よくそうなるよね。もしかして……」

厳喆珂は躊躇う様子を見せながら、そっと布団の端に腰かけた。

「何か、おかしなことでもあるの?」

紀明玉は顔を赤らめた。娘にこんなことを相談するのは気が引けたが、もはや自分だけではどうにもならない状態だった。

「実はね……母さんの体、どうもおかしいの。熱くなって、どうしようもなくなる時があるのよ」

「ああ、それね……」

厳喆珂は意味深長に頷いた。彼女はすでに秦鋭によって性的な知識を叩き込まれていた。あの男との経験がなければ、こんなことは当然知らなかっただろう。しかし今の彼女は、母親の体に何が起きているのか、手に取るように理解できた。

「母さん、ちょっと聞いてもいい? お父さんと……最近、どうなの?」

「え……あ、あんた、そんなこと……」

紀明玉は慌てたが、娘の真剣な眼差しに押されて、観念したように口を開いた。

「昔はまあまあだったけどね。今は……あなたのお父さんももう若くないし、私は非人級だから余計に敏感になっちゃってるみたい」

「つまり、満たされてないんだね」

厳喆珂の言葉はストレートだった。紀明玉は赤面しながらも、小さく頷いた。

「母さん、私、ネットでいろいろ調べたんだけど、こういう時は道具を使うのが一番いいらしいよ」

「どう……ぐ?」

紀明玉は眉をひそめた。道具という言葉に、得体の知れない不安がよぎる。

「バイブとか、ディルドとか、そういうの」

「あ、あんた、そんなことまで知ってるの!?」

思わず声を荒げた紀明玉に、厳喆珂は軽く笑った。

「大学生だしね。友達からも聞いたことあるよ。実際、効果的らしいし」

嘘だった。全て秦鋭から仕込まれた知識だ。しかし、娘として当然の範囲内の知識だと思わせるには十分だった。

「それに、女同士なら恥ずかしくないでしょ? 私が選んであげるから、試してみない?」

紀明玉は逡巡した。確かに、このまま我慢し続けるのは辛い。夫に頼むのも気が引ける。娘が言うなら……と、ついに頷いた。

「わかったわ。でも、ちゃんとしたものを選んでよ」

「任せて!」

厳喆珂の目が、一瞬、獲物を狩る獣のように光った。しかし紀明玉はそれに気づかなかった。

数日後、厳喆珂は大きな段ボール箱を抱えて帰宅した。中には、遠隔操作バイブ、二種類のサイズのディルド、振動棒が入っていた。

「これ、全部使うの?」

紀明玉は戸惑いながらも、娘の説明に興味を引かれた。

「まずは手軽な振動棒から試してみよう。あ、浣腸も買っておいたよ。衛生面も大事だからね」

「あんた、よくそんなことまで……」

紀明玉は娘の知識の深さに驚いたが、同時に安心感も覚えた。ちゃんとした知識があるということは、失敗も少ないだろう。

その夜、紀明玉は自室で振動棒を試した。最初は慎重に、ゆっくりと。スイッチを入れると、手のひらに伝わる微かな振動が全身に広がった。秘唇に当てると、思わず息を呑んだ。

「ああっ……」

今までの自慰とは比べ物にならない刺激が、敏感な局部を直撃した。紀明玉は夢中で腰を動かし、振動棒を押し込む。徐々に強まる波のように、快感が全身を駆け巡った。

「い、いい……これ、すごい……」

初めての本格的な絶頂に達した紀明玉は、しばらく動けなかった。体の中の熱が、確実に発散されたのを感じた。

翌日、厳喆珂がさりげなく尋ねた。

「どうだった?」

「……悪くなかったわ」

母親の口元がわずかに緩むのを見て、厳喆珂は内心でほくそ笑んだ。第一段階は成功だ。

その後しばらく、紀明玉はディルドや振動棒で発散していた。確かに効果は抜群で、悶えるような発作は数日間収まった。しかし、それでも完全な解決にはならなかった。使った翌日にはまた疼きが始まり、使う頻度が徐々に増えていった。

そんなある日、厳喆珂が新しい提案をした。

「母さん、遠隔操作のバイブって知ってる?」

「遠隔操作?」

「うん。これなら、いつでもどこでも発散できるんだ。母さんの中に入れておけば、熱くなった時にすぐに刺激できるよ」

紀明玉はためらった。体内に異物を常に入れておくなんて、抵抗があった。しかし、娘の言葉は続く。

「母さんが困ってるのを見てたら、私も辛いんだ。これなら私がコントローラーを持ってるから、母さんが言ったらすぐに動かせるよ。自分で操作するより楽でしょ?」

その言葉に、紀明玉は根負けした。娘の優しさを無碍にできない。そう思った。

「わかったわ。でも、ちゃんと洗ってから使ってよ」

「もちろん!」

厳喆珂は嬉しそうに頷き、新しいバイブを取り出した。消毒して、丁寧に洗浄した後、紀明玉の前に差し出した。

「自分で入れてみて。最初は難しいかもしれないけど、慣れれば大丈夫」

紀明玉は羞恥心を抑えながら、娘の前で秘部にバイブを挿入した。シリコン製の滑らかな感触が、内壁を優しく押し広げる。

「入った?」

「うん……」

紀明玉は顔を赤らめながら答えた。娘の目の前でそんなことをするのは、何度経験しても慣れない。

「じゃあ、ちょっと試してみるね」

厳喆珂はコントローラーのスイッチを押した。紀明玉の体内で、バイブが微かに振動を始めた。

「あっ……」

思わず声が出た。軽い刺激だが、場所が場所だけに強烈だった。

「どう?」

「も、もう少し強くして……」

紀明玉は恥ずかしさをこらえて答えた。娘の前で快楽を乞う自分が、自分でも信じられなかった。

その日から、紀明玉は遠隔操作バイブを日常的に使うようになった。最初は熱くなった時だけ作動させていたが、一週間も経つと、厳喆珂はタイミングを自在に操るようになった。

ある日、紀明玉がリビングでくつろいでいると、突然バイブが強烈な振動を始めた。

「ああっ!?」

不意打ちの快感に、体が跳ねた。手に持っていたグラスを落としそうになり、必死でテーブルに置く。

「ちょ、ちょっと、喆珂!」

「ごめんごめん、間違って押しちゃった」

厳喆珂は笑いながら謝ったが、その目は真剣だった。彼女は意図的に、予告なくバイブを作動させるようにしていた。母がいつでも警戒していなければならない状態にすることで、徐々に精神的な支配を強めるためだ。

紀明玉は混乱した。確かに間違いかもしれないが、その頻度が多すぎる。しかし、娘を疑うのも忍びない。そんな逡巡の間に、またバイブが作動する。

「んっ……」

息が詰まる。刺激が強すぎて、思考がまとまらない。何かおかしいと感じながらも、快楽に抗えず、紀明玉は娘の前であえぐことしかできなかった。

一週間後、紀明玉の体はすでにバイブの刺激に慣れていた。しかし、それと同時に、常に発情状態が続くようになっていた。バイブが入っていない時でさえ、秘唇は潤み、少しの刺激で感じるようになっていた。

「母さん、最近ますます熱くなってない?」

ある日の夕食後、厳喆珂がさりげなく尋ねた。

「それは……そうかもしれないわね」

紀明玉は自分でも気づいていた。体の中に渦巻く熱が、以前よりも強まっている。そして、それを抑えるためにバイブに頼る頻度が増えていることも。

「もしかしたら、体が開発されてるのかもね。そういう体質の人もいるって聞いたよ」

「開発って……」

「いや、悪いことじゃないと思うよ。むしろ、感じやすくなるってことは、それだけ気持ちよくなれるってことだから」

厳喆珂は母親の羞恥心を逆手に取りながら、少しずつ口説いた。

「それに、家でくらい自由に過ごしたくない? 下着だけとか、裸とか」

「ば、バカなこと言わないで!」

紀明玉は慌てて否定したが、その言葉が頭から離れなくなった。確かに、家にいる時は誰も見ていない。そして、バイブを使って発散する時、服を着ていると邪魔に感じることもあった。

それから数日後、紀明玉は試しに、家の中を薄着で過ごしてみた。最初は下着だけ。娘に見られるのは恥ずかしかったが、誰もいない時間帯なら大丈夫だろうと思った。

しかし、厳喆珂はそれを見逃さなかった。

「母さん、似合ってるよ」

そう言って微笑む娘の顔に、嫌な感じはなかった。むしろ、認められたような気がして、少し嬉しかった。

そのうち、紀明玉は家の中では下着だけでも平気になった。そしてさらに数日後、完全な裸で過ごすようになった。

「ああ、やっぱり楽だわ」

裸でリビングのソファに座りながら、紀明玉は呟いた。バイブが挿入されたままの秘所が、空気に触れてひんやりとする。それが逆に、性感を高めているような気がした。

厳喆珂は部屋の隅からその様子を観察していた。母はすでに、狙い通りに堕ち始めている。思考は鈍くなり、警戒心は薄れ、快楽への依存が強まっている。

「母さん、今日もバイブ使う?」

「うん……お願い」

紀明玉は恥ずかしそうに答えたが、その目は期待に輝いていた。娘に体を弄ばれているという事実が、逆に興奮を高めているのだ。

厳喆珂はコントローラーのスイッチを入れた。母の体内で、バイブが唸りを上げる。

「あああっ!」

紀明玉は背中を反らせて絶頂した。娘の前でイかされる屈辱と快楽が、脳髄を溶かしていく。

「も、もっと……」

「もちろん」

厳喆珂は出力を上げた。母の体が痙攣する。それでも、手は止めない。

「母さん、もっと気持ちよくなりたい?」

「な、なりたい……」

「じゃあ、言うことを聞いてくれる?」

「うん……何でも言うことを聞く……」

紀明玉の目は虚ろで、理性の欠片もなかった。厳喆珂は満足そうに頷いた。母はもう、完全に手中に収めたも同然だ。

「じゃあ、今度は私の言う通りに体を動かして」

「わかった……」

紀明玉は娘の指示に従って、ソファの上で四つん這いになった。秘所からは愛液が滴り落ち、太腿を伝う。

「いいよ、そのまま動かないで」

厳喆珂はコントローラーを操作した。バイブの振動パターンを変え、断続的な刺激を与える。

「あっ、ああっ……」

母の体がビクビクと震えた。快楽に耐えるその姿は、見事に調教された牝そのものだった。

その後も、厳喆珂は着実に母の体と精神を支配していった。家の中では裸で過ごすことが当たり前になり、バイブのコントロールも完全に娘の手中にあった。紀明玉は時折正気に戻り、何かおかしいと感じることもあった。しかし、その瞬間に厳喆珂がバイブを作動させれば、すぐに快楽に飲み込まれてしまう。

「何を考えてたの?」

「わ、忘れた……」

「そう。じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるね」

「ありがとう……」

その繰り返しで、紀明玉は徐々に自我を失っていった。娘の言うことに逆らうことはなくなり、ただひたすら快楽に身を委ねるだけの存在になりつつあった。

厳喆珂は秦鋭の教えを忠実に実践していた。言葉で誘導し、体を開発し、感度を上げ、精神を支配する。その全てが、完璧に機能していた。

ある夜、厳喆珂は母の寝室に足を踏み入れた。紀明玉は裸でベッドに横たわり、バイブで遊んでいた。指が忙しなく動き、その動きに合わせて体が跳ねる。

「母さん、まだ満足してないの?」

「うん……もっと欲しい……」

紀明玉の目は濁っていた。かつての誇り高き非人級の武者は、そこにはいなかった。

「じゃあ、今夜は特別なのを使ってあげる」

厳喆珂は新しい道具を取り出した。それは、母の体をさらに深く開発するためのものだった。

「これ、何?」

「気持ちよくなれるものだよ」

厳喆珂は道具を母の秘所にゆっくりと挿入した。紀明玉は喘ぎ声をあげながらも、拒まなかった。むしろ、期待に満ちた目で娘を見つめている。

「これからもっと、母さんを気持ちよくしてあげる。ずっと、ずっとね」

「ありがとう……喆珂……」

紀明玉はそう言って、娘の胸に顔を埋めた。その姿は、幼い子供のように無邪気で、無垢だった。しかし、その体は完全に調教され、淫らに蝕まれていた。

厳喆珂は母の髪を撫でながら、コントローラーのスイッチを入れた。母の体が激しく震え、嬌声が部屋中に響き渡る。その声を聞きながら、厳喆珂は次の段階を考えていた。

母をもっと深く堕とす方法。もっと完全に支配する方法。秦鋭から教わった技術はまだまだある。そして、その全てを母に注ぎ込むつもりだった。

「母さん、大好きだよ」

「私も……大好き……」

母と娘の淫らな抱擁は、夜更けまで続いた。外では、風が窓を叩き、雨が降り始めていた。しかし、その部屋の中には、ただ快楽だけが満ちていた。

紀明玉は自分が堕ちていることを自覚しながらも、もはや抗うことはできなかった。娘の手によって与えられる快楽は、あまりにも甘美で、抗う力を奪っていった。彼女はただ、流されるままに、快楽の海に沈んでいくだけだった。

厳喆珂は冷徹な目でその様子を見つめながら、密かに笑みを浮かべた。計画は順調だ。この調子でいけば、母は完全に自分の思いのままになるだろう。

そして、その先には、さらなる快楽と支配の世界が広がっている。秦鋭から教わった、まだ見ぬ領域へ。

第13章

第13章

「彼女、もう私の掌の上で踊ってるようなものよ」

厳喆珂は秦鋭にそう告げた。その声には冷徹な確信が宿っていた。秦鋭はベッドに寄りかかり、煙草をふかしながら、笑みを浮かべた。

「どうする?次の段階はお前に任せる。もう十分に弄んだろう、そろそろ本番だ」

「わかってる」

厳喆珂はスマホを取り出し、画面に映る紀明玉の姿を確認した。完全に支配下に置かれたその表情は、まだかつての誇り高き非人級の武者を偲ばせていた。だが、それも時間の問題だ。

その日の夕方、厳喆珂は紀明玉の部屋をノックした。

「母さん、散歩に出かけない?気分転換になるわよ。外の空気を吸えば、体調も良くなるかもしれないし」

紀明玉は窓辺に立ち、虚ろな目で外を見ていた。先日の奇妙な感覚――自らの体が意思に反して反応するあの感覚――がまだ頭から離れなかった。彼女は振り返り、娘の顔を見た。

「散歩……そうね、少し外に出たほうがいいかもしれない」

厳喆珂は微笑んだ。その笑顔は優しさに満ちていたが、その瞳の奥には冷たい光が宿っていた。

「じゃあ、準備するわね。母さん、このヨガウェアを着てみて。すごく伸縮性があって、動きやすいのよ」

そう言って、厳喆珂はクローゼットから一枚のピンクのボディスーツを取り出した。それは全身を覆うタイプのヨガウェアで、素材は薄く、体のラインがくっきりと浮かび上がる。紀明玉はそれを見て一瞬ためらったが、厳喆珂が自らグレーのボディスーツを着始めたのを見て、仕方なくそれに従った。

二人は部屋で着替えた。下着は一切身につけていない。ボディスーツはあまりにぴったりと体に張り付き、乳首の突起や陰部の膨らみがはっきりと透けていた。紀明玉は鏡の前で自分の姿を見て、頬を赤らめた。

「こんな格好で外に出るの……?」

「大丈夫よ、みんなそういう格好でジョギングしてるわ」

厳喆珂は平然と言い放った。彼女自身の体も、同じようにくっきりとラインを浮かび上がらせていたが、その表情には一切の動揺がなかった。秦鋭の調教を受け、人前で裸になることすら平気になった彼女にとって、こんな衣装はむしろ控えめな部類だった。

二人は家を出た。夕暮れの街はまだ明るく、行き交う人々の視線が二人に集まった。特に紀明玉のピンクのボディスーツは、その豊満な体の曲線を強調し、通行人の目を引いた。男たちは足を止め、女たちは驚きの目で彼女を見つめた。紀明玉はその視線に耐えきれず、うつむいて歩いた。しかし、体は正直だった。羞恥心が逆に情欲を刺激し、彼女の膣はゆっくりと潤み始めた。愛液が溢れ出し、ピンクのボディスーツの股の部分にじわりと湿った跡が広がった。紀明玉はその感覚に気づき、顔を真っ赤にした。

「母さん、大丈夫?」

厳喆珂が心配そうに尋ねた。その声には演技すら感じられなかった。

「だ、大丈夫……ちょっと……休みたい……」

紀明玉は震える声で言い、厳喆珂の手を引いて無人の路地に駆け込んだ。路地は薄暗く、誰も通らない。紀明玉は壁に手をつき、荒い息を整えた。そして、自分の股間を見下ろした。ピンクのボディスーツの股の部分は、明らかに濡れていた。円形の湿った跡が広がり、恥ずかしいほどにそれが何かを物語っていた。

「なんで……どうして……」

紀明玉は混乱していた。自分は非人級の武者だ。精神を鍛え上げ、感情を制御することに長けている。それなのに、なぜたかが通行人の視線でこんなに興奮してしまうのか。彼女は頭を振り、嫌な考えを追い払おうとした。

「母さん、ちょっと服を取りに行ってくるわ。このままじゃ帰れないし」

厳喆珂が言った。紀明玉はうなずいた。

「早く……早く行って……」

厳喆珂は路地を出た。彼女は道端に立つ二人の男を見つけた。ガラの悪いチンピラで、秦鋭が紀明玉調教のために手配した男たちだ。彼らは厳喆珂の姿を見て、にやりと笑った。

「姐さん、準備はできてるぜ」

「あの中にいる。おとなしく弄ってやって。あんまり荒っぽくするなよ」

厳喆珂は冷たく指示を出した。チンピラたちは軽くうなずき、路地に入っていった。

路地の中で、紀明玉はまだ壁に寄りかかっていた。彼女は股間の濡れた跡を隠そうと手で覆っていたが、それは無駄だった。突然、足音が聞こえ、彼女は顔を上げた。そこには二人の見知らぬ男が立っていた。彼らは紀明玉の豊満な体と、人妻の色気を漂わせるその姿を見て、一瞬言葉を失った。そして、彼女の股間の濡れた跡に気づき、卑猥な笑みを浮かべた。

「へへ、姉ちゃん、何してるんだ?そんなに濡らしちゃってよ」

紀明玉は警戒し、即座に戦闘態勢に入った。彼女は非人級の武者だ。こんなチンピラなど、一蹴りで吹き飛ばせる。しかし、彼女が拳を振り上げた瞬間、体が急にだるくなった。力が入らない。まるで全身のエネルギーが抜け落ちたかのようだった。

「な、なんだ……」

紀明玉は驚愕した。自分の体が思うように動かない。それは厳喆珂がこの半月、彼女の体に施した暗中の調教の結果だった。紀明玉は知らなかった。毎日飲まされていたあのサプリメントに、体の感覚を鈍らせる薬が混ぜられていたことを。そして、彼女の脳は既に条件付けされていた。性的な刺激に対して、抵抗を放棄するように。

一人のチンピラが紀明玉の背後に回り、腕を彼女の脇の下に通した。そして、ボディスーツ越しに彼女の乳房を掴んだ。分厚い肉の感触が手に伝わる。

「おっと、これはいいもんだ。柔らかいぜ」

もう一人は紀明玉の前にしゃがみ込み、指を彼女の膣に近づけた。ボディスーツ越しに、湿った部分を撫でる。紀明玉は体を震わせ、抵抗しようとしたが、力が入らない。背後で乳房を揉まれている感覚が、彼女の理性を溶かしていく。前のチンピラは指をボディスーツごと紀明玉の膣に差し込んだ。高級なボディスーツは驚くほど伸縮性に富み、指は生地を破ることなく、そのまま彼女の体内に侵入した。

「あっ……!」

紀明玉は声を漏らした。それは悲鳴とも吐息ともつかない声だった。指が膣壁をこするたびに、彼女の体は悦びに震えた。何が起こっているのかわからない。道徳観が頭の中で警鐘を鳴らすのに、体はこの感覚を拒めない。

「いいぞ、もうこんなに濡れてる。本当に淫乱な女だな」

前のチンピラは笑いながら、指を動かし続けた。紀明玉の膣は愛液で満たされ、指の動きに合わせてぐちゅぐちゅと音を立てた。彼女は完全に力が抜け、背後に立つ男の体にもたれかかっていなければ、その場に崩れ落ちていただろう。頭の中は真っ白で、ただ与えられる刺激に身を任せるしかなかった。

しばらくの間、二人のチンピラは紀明玉の体を弄び続けた。乳房を揉み、膣をかき回し、時にはクリトリスを指で弾いた。紀明玉はそのたびに声を漏らし、腰を震わせた。彼女の意識は朦朧とし、自分が何をされているのかもわからなくなっていた。

突然、背後のチンピラが手を止めた。もう一人も指を引き抜いた。紀明玉は一瞬で正気を取り戻した。彼女は混乱した目で二人を見つめた。

「さあ、次はもっと楽しもうぜ」

背後のチンピラが紀明玉の体を引き起こし、彼女の背中にあるボディスーツのファスナーを一気に下ろした。ひんやりとした空気が背中に触れる。もう一人のチンピラが協力して、そのピンクのボディスーツを彼女の体から剥ぎ取った。紀明玉は下着をつけていなかったため、ボディスーツを脱がされた瞬間、完全な裸体が路地の薄明かりに晒された。豊かな乳房、くびれた腰、そして陰毛に覆われた陰部。すべてが二人の男の前に露わになった。

「や、やめて……!」

紀明玉は両腕で胸を隠そうとしたが、力が入らない。恥ずかしさと怒りで頭が沸騰しそうだった。彼女は全身の力を振り絞り、この二人の男を気絶させようとした。しかし、再び彼らの手が伸び、乳房と膣を弄り始めると、彼女の意志はまたしても瓦解した。今度は、前回とは違う感覚が彼女を襲った。それは快感だ。異様なほどの快感が、彼女の心の奥底から湧き上がってきた。

「なんで……こんな……」

紀明玉は自分に問いかけた。道徳観は羞恥と怒りで怒号しているのに、体は全く男たちの弄りを嫌がっていない。むしろ、もっと求めるように腰を動かしている。その矛盾が彼女の心を引き裂いた。

「まさか……私、本当に……淫乱な女なの……?」

その考えが浮かんだ瞬間、紀明玉の頭の中に衝撃が走った。彼女はこれまでの人生を思い返した。夫との関係、娘の教育、武道の鍛錬。すべてが無意味に思えた。自分は本質的にこんなふしだらな女だったのか。その確信が、彼女の精神をさらに追い詰めた。

チンピラたちが再び手を離した。紀明玉ははっと我に返った。二人は今度は自分のズボンに手をかけた。ベルトを外し、ファスナーを下ろす。その動作に、紀明玉の頭は混乱した。何が起こるかは明白だった。

「抵抗しなければ……今ならまだ……」

そう思いながらも、彼女の体は微動だにしなかった。膣は期待に震え、彼らの侵入を待ちわびている。

「やっぱり……私は……」

その時、路地の外から足音が聞こえた。チンピラたちは突然の音に驚き、慌ててズボンを上げた。

「ちっ、誰か来たか」

「逃げよう」

二人はまだズボンもちゃんと上げないまま、路地の奥へと逃げていった。紀明玉はその場に立ち尽くしていたが、やがて力が抜け、裸のまま地面に崩れ落ちた。

「はあ……はあ……」

彼女は荒い息を整えながら、空を見上げた。心の中は安堵と失望で満ちていた。安堵は強姦されずに済んだことへのもの。失望は、もしかしたらあのまま続いていたら……という思いから。その矛盾した感情が、彼女の心をさらに深く抉った。

「私は……本当に……淫乱な女だ……」

その確信が、彼女の精神を完全に崩壊させた。

その時、路地の入り口に人影が現れた。厳喆珂がトレンチコートを手に、戻ってきたのだ。彼女は地面に裸で横たわる紀明玉を見て、驚いたふりをして駆け寄った。

「母さん!どうしたの!?」

彼女はトレンチコートをひろげ、紀明玉の裸体を覆った。紀明玉はその温かさに少しだけ正気を取り戻した。口を開けて何かを言おうとしたが、言葉にならなかった。彼女の目は路地の隅に落ちているピンクのボディスーツを捉えた。股間と太ももの部分は自分の愛液でべっとりと濡れ、もう着られたものではなかった。

「服……は……」

紀明玉は震える声で言った。厳喆珂はボディスーツを見て、軽くため息をついた。

「これはもう無理ね。とりあえずこれを着て」

彼女は紀明玉にトレンチコートを着せた。紀明玉は立ち上がろうとしたが、足が震えてうまく立てない。厳喆珂は彼女の腕を支え、ゆっくりと立ち上がらせた。

「散歩、続ける?」

「……うん」

紀明玉はうなずいた。家に帰る顔がなかった。こんな状態で夫の顔を見られるはずがない。彼女はトレンチコートの前を合わせ、自分の裸体を隠した。その手は震えていた。

二人は公園に向かった。太陽は既に沈み、辺りは暗くなり始めていた。公園の隅にあるベンチに座ると、紀明玉は長い間沈黙していた。やがて、震える声で話し始めた。

「さっき……路地でね……」

彼女は裸にされたこと、男たちに弄ばれたこと、そして力が全く出せなかったことを、途切れ途切れに語った。最後に、彼女は自分の結論を口にした。

「私……私、本質的に淫乱な女なんだと思う……非人級の武者なのに……あんな男たちに弄ばれて、力が抜けて……あの時、もし彼らが……もっと進んだことをしていたら……私、抵抗できなかった……」

紀明玉は顔を両手で覆い、声を詰まらせた。厳喆珂は彼女の背中を撫でながら、慰めの言葉をかけた。

「そんなことないわ、母さんは悪くない」

しかし、その瞳の奥には冷たい光が宿っていた。彼女は知っていた。紀明玉の体がそう反応するように、すべて自分が仕組んだことだと。そして今、紀明玉が自ら「自分は淫乱な女だ」と結論づけたことで、調教は次の段階に進む準備が整った。

「ちょっと水を買ってくるわ。ここで待っていて」

厳喆珂はそう言って立ち上がった。紀明玉はうなずき、ベンチにうつむいて座った。彼女はまだ、自分に何が起きているのか完全には理解していなかった。

厳喆珂は公園の外にいる二人のチンピラを見つけた。彼らは逃げたものの、そのまま去らずに公園の周辺に潜んでいたのだ。

「姐さん、さっきは邪魔が入っちまって」

「いいえ、次があるわ。今度は公園の公衆トイレであの女をやれ。私は水を買って戻るから、その間に済ませてしまいなさい」

厳喆珂は冷たく指示を出した。チンピラたちはにやりと笑い、公園の中へと消えていった。

紀明玉はベンチに座っていた。突然、影が彼女を覆った。顔を上げると、さっきの二人の男が立っていた。彼女の体が硬直した。

「またお前たち……!」

彼女は立ち上がろうとしたが、体が震えて動けない。チンピラたちは何も言わずに、紀明玉のトレンチコートを脱がせた。彼女の裸体が再び露わになる。

「や、やめて……!誰か……!」

紀明玉は叫ぼうとしたが、喉が詰まって声が出ない。一人のチンピラがロープを取り出し、彼女の手足を縛り始めた。驷馬攒蹄——手足を後ろでまとめて縛り、体を丸くする拘束方法だ。紀明玉は抵抗しようとしたが、力が全く入らない。簡単に縛り上げられ、体は丸くなった。

「さあ、行こうぜ」

一人のチンピラがロープを持って紀明玉を持ち上げた。彼女の体はまるで荷物のように軽々と運ばれた。もう一人のチンピラがトレンチコートを拾い上げ、持ち上げられた紀明玉の体にかぶせた。公衆トイレは公園の奥にあった。もう夜の時間帯で利用者は少ない。チンピラたちは誰にも見られずに、紀明玉をトイレの個室に運び込んだ。

個室の中は狭く、悪臭が漂っていた。チンピラは紀明玉を便座の上に置いた。彼女は驷马攒蹄の姿勢で丸くなっており、自分の裸体がすべて見える形になっていた。

「さあ、姉ちゃん。今度こそたっぷり楽しませてもらうぜ」

一人のチンピラが自分のズボンを脱ぎ、その硬く勃起した陰茎を露出させた。紀明玉はそれを見て、恐怖と期待が入り混じった感情に襲われた。

「やめて……お願い……」

しかし、その声は掠れて、かろうじて聞こえる程度だった。チンピラは彼女の丸まった体を無理やり引き寄せ、その陰茎を彼女の膣に挿入した。紀明玉は声を上げた。痛みと快感が同時に彼女を襲う。非人級の武者の体は、男の激しい抽挿に耐えながらも、悦びの反応を示した。

「ああっ……ああっ……」

彼女は自分の声を聞いた。それはまるで他人の声のようだった。自分がこんな声を出すなんて、信じられなかった。しかし、男の動きが速くなるにつれて、彼女の意識は快感に呑み込まれていった。

数十分後、男は彼女の中で果てた。そして、もう一人のチンピラが代わった。紀明玉はなすがままに、二人の男によって何度も強姦された。彼女の膣は二度、三度と精液を注がれ、愛液と混ざり合って太ももを伝った。男たちは満足すると、まだ驷马攒蹄に縛られたままの紀明玉を逆さまに持ち上げ、便器の中に頭から突っ込んだ。冷たい水が彼女の顔を打ち、意識が朦朧とした。

「これでお仕置きだ。またな、姉ちゃん」

チンピラたちはそう言い残し、トイレを後にした。

紀明玉は逆さまのまま、便器の中で呆然としていた。自分の体がこんなに汚されていること、強姦されたこと、そして何より、その最中に感じた悦びが、彼女の精神を完全に破壊していた。

「私は……もう……終わった……」

彼女はそう呟いた。

その頃、厳喆珂は水を買って公園に戻っていた。ベンチに紀明玉の姿はない。彼女は軽く眉をひそめたが、すぐに口元に笑みを浮かべた。

「どうやら、始まってるみたいね」

彼女は急ぐ様子もなく、ベンチに座って水を一口飲んだ。五分、十分……十五分が過ぎた。紀明玉が戻らないのを見て、厳喆珂はようやく探すふりを始めた。

「母さん?どこにいるの?」

彼女は公園の中を歩き回り、公衆トイレの近くまで来た。そこで、地面に落ちているトレンチコートを発見した。

「これ、母さんの……」

厳喆珂はトレンチコートを拾い上げ、トイレの中に入った。各個室の扉を一つずつ叩き、最後の個室でノックに返事がないことに気づいた。

「母さん?いるの?」

彼女はドアを押し開けた。中には、驷马攒蹄に縛られ、逆さまに便器に突っ込まれた紀明玉の姿があった。彼女の裸体は無惨に汚れ、膣からは白い液体が垂れていた。

「母さん!!」

厳喆珂は叫び、慌てたふりをして紀明玉を便器から引き出した。彼女の体は冷たく、意識は朦朧としていた。縄を解き、トレンチコートを着せると、紀明玉はようやく正気を取り戻した。

「あ……ああ……」

彼女は厳喆珂の顔を見て、何かを言おうとしたが、声が出なかった。自分は非人級の武者だ。たかが二人のチンピラに強姦された。その事実が、彼女の誇りを完全に打ち砕いた。

「もういいわ、何も言わなくて。家に帰ろう」

厳喆珂は優しい声で言い、紀明玉を支えて立ち上がらせた。紀明玉はトレンチコートをしっかりと抱きしめ、何も言わずに厳喆珂に従った。

家に帰ると、厳喆珂は紀明玉を風呂場に連れて行き、彼女の体を優しく洗った。精液と愛液で汚れた肌を、丁寧に洗い流す。紀明玉はずっと黙ったまま、されるがままになっていた。

「もう終わったわ。今夜はしっかり休んで。何かあったら、明日話しましょう」

厳喆珂は彼女を寝室に連れて行き、ベッドに寝かせた。紀明玉は布団をかぶり、背を向けた。厳喆珂はその背中を見つめながら、口元に冷たい笑みを浮かべた。

「これで、第二段階は完了ね」

彼女は部屋を出て、静かにドアを閉めた。紀明玉の精神はもう崩壊した。明日から、第三段階が始まる。厳喆珂の心には、母親への情はもう一片も残っていなかった。

第14章

# 第14章

翌朝、厳喆珂が目を覚ましたのは朝の八時過ぎだった。窓から差し込む陽光が部屋を明るく照らし、昨夜の出来事がまるで悪夢のようだったことを思わせる。しかし、体中に残る疲労感と、下腹部の微かな痛みが、それが現実であることを如実に物語っていた。

彼女はゆっくりと体を起こし、洗面所へ向かった。冷水で顔を洗い、鏡の中の自分を見つめる。少しやつれたように見える顔色に、彼女は軽く息を吐いた。タオルで顔を拭き、髪を整えてからリビングへと足を向けた。

リビングのソファに、紀明玉が座っていた。彼女の姿を見て、厳喆珂は一瞬足を止めた。紀明玉の顔色は青白く、目は虚ろだった。普段の凛とした姿はどこにもなく、まるで抜け殻のようにソファに沈み込んでいる。

「お母さん?」

厳喆珂は声をかけながら、紀明玉の隣に腰を下ろした。紀明玉はゆっくりと顔を上げ、娘の顔を見つめた。その目には深い悲しみと自己嫌悪の色が浮かんでいた。

「喆珂…」

紀明玉の声はかすれていた。彼女はゆっくりと、昨夜の公園のトイレで起こったことを話し始めた。時折言葉を詰まらせながら、二度もあのチンピラたちに凌辱されたことを、淡々と語った。

厳喆珂は黙って話を聞き、紀明玉の手を握った。そして、優しい声で言った。

「お母さん、あなたが悪いんじゃないわ。ただ体調が悪かったから、あいつらに付け込まれただけよ。誰だって、体調が悪い時はあるもの。お母さんが悪いわけじゃないの」

しかし、紀明玉は首を振った。彼女の目にはかすかに涙が光っていた。

「違う…私が非人級の武者だからこそ、心が弱っていなければ、あんなチンピラに凌辱されるはずがない。私は…自分を制御できなかった。私は…」

紀明玉の言葉は震えていた。彼女は自分の弱さを責めていた。非人級の武道家としての誇りが、彼女をさらに深い自己嫌悪へと追いやっていた。

厳喆珂の慰めの言葉は、逆に紀明玉の心をさらに傷つけていた。厳喆珂はそれを知っていた。むしろ、自分が慰めれば慰めるほど、母は自分が本質的に淫乱であるという確信を強めていく。それが彼女の望むところだった。

「お母さん、そんなこと言わないで。休めばまた元気になるわ。今夜は私が料理を作るから、ゆっくり休んでて」

厳喆珂は優しく言ったが、その目は冷たく光っていた。

紀明玉はしばらく沈黙した後、消え入るような声で言った。

「喆珂…先に出かけてくれないか?私は…一人でしばらく家にいたい」

「でも、お母さん…」

「大丈夫だから。心配しないで」

紀明玉の強い口調に、厳喆珂は渋々うなずいた。彼女は立ち上がり、鞄を手に取って玄関へ向かった。振り返って紀明玉を見ると、彼女はソファに崩れ落ちるようにうつむいていた。

厳喆珂はドアを閉めた。その顔には、ほのかな笑みが浮かんでいた。

マンションを出ると、彼女はスマートフォンを取り出した。素早くメッセージを打ち、送信する。宛先は、昨日の二人のチンピラたちだった。

「今日の昼過ぎ、○○通りのレストラン街の近くをうろつけ。紀明玉が食事に出たら、尾行して家までついて来い。そしたら、今度は家の中でのお楽しみだ」

送信ボタンを押すと、すぐに既読がついた。返信が来る。

「了解だ、姐さん。今日こそ、たっぷり楽しませてもらうぜ」

厳喆珂は満足そうにスマートフォンを鞄にしまい、街へと歩き出した。

一方、マンションの部屋に残された紀明玉は、ソファに座ったまま動けずにいた。心の中は、自己嫌悪と羞恥でいっぱいだった。なぜ自分は抵抗しなかったのか。なぜあのチンピラたちに凌辱されるままになったのか。その答えは、彼女の中で恐ろしい形をとって浮かび上がっていた。

それは、彼女自身が本質的に淫乱だからだ。武道の修行で得た強靭な肉体と精神にもかかわらず、心の奥底で快楽を求めている自分がいる。それを認めることが、彼女にとって何よりの苦しみだった。

時間がゆっくりと過ぎていく。窓から差し込む日差しが、部屋の中を少しずつ移動していく。紀明玉は何も食べず、何も飲まず、ただソファに座っていた。しかし、空腹は無視できないものだった。非人級の武者でも、食べなければ生きていけない。

午後十二時を過ぎた頃、紀明玉は重い体をソファから起こした。キッチンに行き、冷蔵庫を開けるが、料理を作る気にはなれなかった。適当な服に着替え、バッグを手に取ると、マンションを出た。

外の空気は新鮮だったが、紀明玉の心は沈んでいた。彼女は近くの定食屋に向かった。そこで簡単に食事を済ませ、帰路につこうとしたその時、後ろに視線を感じた。

彼女は非人級の武者だ。常人よりはるかに鋭い感覚を持っている。振り返らずに、その気配を探る。二つの気配が、距離を置いてついてきている。街角の陰に隠れながら、自分を監視している。

紀明玉の心臓が激しく打ち始めた。まさか、昨日の連中か?彼女は急ぎ足で歩き始めた。後ろの気配も、それに合わせて距離を詰めてくる。

マンションのエントランスに着いた時、振り返って確認した。やはり、昨日の二人のチンピラだった。彼らは卑猥な笑みを浮かべ、遠くからこちらを見ていた。

紀明玉は急いでエントランスを通り抜け、エレベーターに乗り込んだ。自分の部屋の階のボタンを押し、ドアが閉まるのを待つ。エレベーターが上昇する間、彼女は必死に呼吸を整えた。

ここは高級マンションだ。警備も厳重で、関係者以外は入れないはず。あの二人が入ってくることはないだろう。そう自分に言い聞かせた。

自宅のドアに着き、鍵を開けて中に入ると、紀明玉は大きく息を吐いた。ドアを閉め、チェーンロックをかけた。これで安心だ。

しかし、その直後だった。

コンコンコン。

ノックの音が聞こえた。

紀明玉の体が硬直した。誰だろう?宅配便か?しかし、時間指定はしていない。彼女は慎重にドアに近づき、覗き穴から外を見た。

そこには、昨日の二人のチンピラが立っていた。卑猥な笑みを浮かべて、ドアの前に立っている。

「開けろよ、奥さん。ちょっと話があるんだ」

一人の男が声をかけた。紀明玉の心臓は激しく打ち始めていた。なぜここがわかったんだ?どうやって入ってきたんだ?

彼女は答えようとしなかった。しかし、男たちは執拗にドアを叩き続けた。

「開けろって言ってるだろ。さっきも言ったが、我々はお前のことを知ってるんだ。お前が誰かに調教された奴隷の牝犬だってな。そのこと、旦那にバラしてほしくないなら、おとなしく開けろ」

紀明玉は震え上がった。調教された奴隷の牝犬?そんなことはない。だが、もし本当に夫に知られたら…いや、そんなことはありえない。しかし、彼女の心は既に恐怖と混乱で一杯だった。

男たちはさらに続けた。

「そして、高級マンションのセキュリティドアのパスワードも知ってるんだぞ。お前がどこに住んでるかも全部調べてある。逃げ切れると思ったか?」

紀明玉はドアの前で立ち尽くしていた。なぜこんなことになったのか。なぜ自分はこんな目に遭わなければならないのか。しかし、一方で心の奥底にあった自己嫌悪が、彼女にドアを開けさせることを促していた。

もし自分が本当に奴隷の牝犬なら、もう抵抗する意味はない。そう思った瞬間、彼女の手は無意識にドアのチェーンを外していた。

ガチャリという音とともに、ドアが開いた。

男たちは即座に体を割り込み、紀明玉の家の中に押し入った。一人がドアを閉め、もう一人が紀明玉の腕を掴んだ。

「おいおい、素直に開けてくれたな。やっぱり、お前は誰かの奴隷牝犬だってことだな」

男の一人が言いながら、紀明玉の豊かな乳房を掴んだ。

紀明玉の体がびくんと震えた。乳房を強く掴まれた衝撃で、彼女の体から力が抜け、その場に崩れそうになった。しかし、男はさらに強く乳房を掴み、彼女が倒れないように支えた。

「おっと、立ってろよ。もう少し遊ぼうぜ」

紀明玉は痛みに顔を歪めたが、抵抗しなかった。乳房を掴まれながら、半ば引きずられるようにしてリビングへと連れて行かれた。

リビングに着くと、男は乱暴に紀明玉を放り出した。彼女は床に倒れ込み、痛みに呻いた。

もう一人の男が、ニヤニヤしながら言った。

「どうだ?言っただろ。このアマは誰かに調教された牝犬奴隣だってよ。昨日レイプしても通報しなかったし、今日も抵抗しねえ。間違いねえな」

「まさか、こんな上品そうな奥様が、裏では誰かに調教された奴隷の牝犬だったとはな。驚きだぜ」

紀明玉は顔を上げ、震える声で言った。

「私は…奴隷の牝犬なんかじゃない…」

男たちは大笑いした。

「何言ってんだ?誰かに調教された奴隷の牝犬じゃなきゃ、こんなにおとなしくしてるわけがねえだろ?俺たちにレイプされても警察に通報しねえし、今日だっておとなしくドアを開けた。どう考えたって、牝犬だろ?」

「違う…私は違う…」

「じゃあ、誰の奴隷牝犬でもないなら、生まれつきの痴女ってことか。生まれつきの痴女だな」

その言葉は、紀明玉の心に深く突き刺さった。生まれつきの痴女。それは、彼女が自分自身に抱いていた自己嫌悪の核心だった。武道の修行で得た強靭な肉体と精神は、その裏返しとして、彼女の中に秘められた欲望を否定していた。しかし、今、その欲望が自分の本質であることを認めなければならないのか?

彼女は唇を噛みしめながら、もう一度言った。

「私は…奴隷の牝犬じゃない…」

男たちは互いに目配せをした。彼らはもちろん、紀明玉が誰かの奴隷牝犬ではなく、自分たちのボスである秦鋭が狙っている調教中のターゲットであり、今まさに調教を受けていることを知っていた。しかし、そのことを彼女に知られるわけにはいかない。

一人の男が、紀明玉の前にしゃがみ込み、彼女の顎を掴んで無理やり顔を上げさせた。

「お前が誰の奴隷牝犬でもないなら、俺たちが引き取ってやる。これから、俺たちがお前の主人だ。お前は俺たちの奴隷牝犬だ。いいか?」

紀明玉は必死に首を振った。しかし、男たちはその反応を無視して、彼女の服をはぎ取り始めた。

「やめ…やめて!」

紀明玉は叫んだが、その声は男たちの耳には届かなかった。彼らは容赦なく、彼女の服を一枚一枚剥ぎ取っていった。下着一枚になった時、紀明玉は自分の体を隠そうとしたが、男たちの力に抗えなかった。

「立派な体してるじゃねえか。さっきまで抵抗してたのが嘘みたいだな」

男の一人が、紀明玉の胸を掴んだ。彼女は身をよじったが、逃げられなかった。もう一人が彼女の腕を押さえ、動きを封じた。

「よし、この牝犬が、本当に誰かの調教済みかどうか、確かめてみようじゃねえか」

男たちは交代で、紀明玉を犯し始めた。彼女は抵抗しようとしたが、体が言うことを聞かなかった。非人級の武道家として、この程度の男たちなら簡単に投げ飛ばせるはずだ。しかし、なぜか体が動かなかった。心の奥底で、彼女はこの行為を拒否していなかった。むしろ、期待していた。自分が穢れることを望んでいた。

男たちは一通り紀明玉を犯した後、一人が外に出て行った。残された男は、紀明玉の髪を掴んで無理やり立たせ、ソファに座らせた。

「お前は、今日から俺たちの牝犬だ。ちゃんと躾けてやるからな」

紀明玉は何も言えなかった。ただ、うつむいて自分の膝を見つめていた。

しばらくして、外に出ていた男が戻ってきた。手には、大きな犬用のケージと大量の拘束具を持っていた。

「おい、これでこの牝犬をしっかりと飼い慣らそうぜ」

二人の男は、紀明玉に拘束具を装着し始めた。手足を縛り、首輪をつけ、犬のように這わせるためのハーネスを取り付けた。紀明玉は抵抗しなかった。むしろ、これらの拘束具が彼女に与える安心感のようなものを感じていた。

「よし、入って」

男たちが犬用のケージを開けると、紀明玉は無言で中に入った。彼女は四つん這いになり、首輪につながれたリードがケージの外に垂れていた。

男たちは満足そうに笑った。

「いいぞ。この牝犬、言うことを聞くようになったな」

「これで、今日からこの家は俺たちのものだ。こいつは俺たちの牝犬として飼うことにする」

紀明玉はケージの中でうずくまった。彼女の目から涙が流れ落ち、床に滴り落ちた。しかし、その涙は悔しさの涙ではなかった。むしろ、ある種の安堵感に満ちていた。

自分は本当に、生まれつきの痴女なのかもしれない。そう思うと、かえって心が軽くなった。今まで武道の修行に打ち込んできたのは、この欲望を抑え込むためだったのかもしれない。しかし、もう抑え込む必要はない。自分が何者であるかを認めてしまえば、あとは自由だ。

男たちが、リビングのテーブルに座って酒を飲み始めた。紀明玉はケージの中で、その様子をじっと見ていた。

「おい、牝犬。何か言いたいことはあるか?」

一人の男が問いかけた。

紀明玉は、静かに答えた。

「はい…ご主人様…」

その言葉を聞いて、男たちは大笑いした。

「聞いたか?もうご主人様って呼んでるぞ。この牝犬、あっさりと自分を認めたな」

「そうだな。でも、これからが本番だ。ちゃんと飼い主としての責任を果たさねばな」

紀明玉は、自分の置かれた状況を受け入れ始めていた。心のどこかで、この状況を待っていたのかもしれない。彼女はもう、自分を武道家としてよりも、牝犬として認識し始めていた。

男たちは酒を飲みながら、これからの計画を話し合っていた。紀明玉をどう調教するか、どう飼いならすか。その話を聞きながら、紀明玉は不思議と落ち着いていた。

夕方になり、男たちは紀明玉をケージから出した。彼女は拘束具をつけたまま、リビングの床に立たされた。

「おい、牝犬。今日の夕飯は何がいい?」

「何でも…ご主人様の好きなもので…」

「ははっ、いい返事だ。じゃあ、簡単なものでいいから、作ってみせろ。ただし、ちゃんとした料理じゃないと、後でお仕置きだぞ」

紀明玉はうなずき、キッチンへ向かった。手が拘束されていて自由に動かせないため、不自由な思いをしながらも、彼女は料理を始めた。男たちはその様子を、まるで動物を観察するように見ていた。

「どうだ?この上品な奥様が、牝犬として料理を作ってる様子は」

「いい眺めだな。これから毎日、この光景が見られると思うと、楽しみで仕方ねえ」

紀明玉は、男たちの言葉に耳を傾けながら、必死に料理を作った。何とか簡単な炒め物を作り、皿に盛りつけた。

「できました…ご主人様」

「よし、持ってこい」

紀明玉は皿をテーブルに運び、男たちの前に置いた。男たちは箸を取り、一口食べてみた。

「まあまあだな。まだまだ修行が必要だが、初めてにしては上出来だ。褒めてやる」

紀明玉は顔を赤らめ、うなずいた。

「ありがとうございます…ご主人様」

その夜、紀明玉は再び男たちに犯された。今度は自分から進んで膝をつき、彼らの命令に従った。非人級の武道家としての誇りは、もう彼女の中には残っていなかった。代わりに、自分が牝犬として飼われることに、奇妙な幸福感を覚え始めていた。

男たちが寝静まった後も、紀明玉はケージの中で横になっていた。天井を見上げながら、彼女は考えた。なぜこんなことになってしまったのか。しかし、その答えを出す前に、疲れが彼女を眠りへと誘った。

翌朝、紀明玉を目覚めさせたのは、男たちの声だった。

「おい、牝犬。起きろ」

彼女はゆっくりと目を開け、ケージから出て、男たちの前に立った。

「今日から、お前の新しい生活が始まるんだ。覚悟はできてるか?」

紀明玉は、静かにうなずいた。

「はい…ご主人様。私は…あなたたちの奴隷牝犬です」

男たちは満足そうに笑った。これから始まる調教の日々に、二人とも興奮していた。

一方、街のどこかで、秦鋭はスマートフォンで送られてきた写真を見て、満足げに笑っていた。写真には、ケージの中に入れられた紀明玉の姿が写っていた。

「順調だな。これで、あの女の自尊心は完全に打ち砕かれた。後は、更に深く調教を進めるだけだ」

秦鋭はスマートフォンをしまい、新しいメッセージを打ち始めた。

「次のターゲットは、お前の娘だ。紀明玉。お前を調教し終えたら、今度はお前の娘を同じように調教してやる。その時まで、ゆっくりと楽しんでいろ」

送信ボタンを押した後、秦鋭は深い笑みを浮かべた。彼の計画は、まだ始まったばかりだった。

第1章

窓から差し込む日差しが机を金色に染め、少女の完璧な輪郭を浮かび上がらせ、白く透き通り、弾けるような肌の質感を映し出していた。楼成は厳喆珂の腰を抱く左手をさらに自分の方へ引き寄せ、頭の中でいくつかの挨拶を考えたが、すぐに却下した。

「珂珂……」

結局、彼は名前だけを呼び、声には幾分かの低い色気が含まれていた。

「ん?」

厳喆珂の体が一瞬強張り、顔を彼氏の方へ向け、優しく応えたが、その瞳は無意識に楼成の視線から逃れていた。この状況を見て、楼成は何も言わず、彼女が「ん」と声を出した時、右手を回し、頭を下げ、最初は軽くつつき、次に浅くキスをした。

厳喆珂の強張った体は徐々にリラックスし、慣れた感覚を取り戻したかのようで、美しい顔を半分仰向けにし、目を閉じ、ピンクの唇をわずかに開いた。唇と舌が絡み合い、楼成は内なる情熱をコントロールし、少しずつ解き放った。

しばらくすると、厳喆珂は後ろに頭を反らし、ますます激しくなるキスから離れ、唇を潤しながら、甘えるようにも怒っているようにも見える口調で「写真を続けて見よう……」と言いかけたが、その言葉は途中で途切れた。楼成の力強い肉体が迫ってくるのを感じ、氷のような冷たさは消え去り、心の湖にさざ波を立てる熱だけが残った。

彼女の唇は塞がれ、興奮した客が侵入してきた。空気は一気に熱くなり、楼成は芳香を吸い込み、少女の次第に荒くなる鼻息を聞き、唇と舌の絡み合う親密さを感じ、血は急速に沸騰し、細い腰を抱く左腕を内側に縮め、右手はTシャツの裾から滑り込ませ、魅力的な滑らかさを味わった。

彼は厳喆珂が再び体を強張らせるのを「聞き」、口の吸い付きは変わらず、手のひらはゆっくりと上方へ移動し、期待と不安が入り混じっていた。目的地に到達しようとした時、心臓がドキドキと激しく打つのを感じながら、厳喆珂は左手を上げ、彼の手のひらの上に置き、喉からか細い声を発した。

楼成は最初は落胆し、激情を必死に抑え、手を引っ込めようとしたが、その時、彼は少女が自分の手を押さえている左手が無力で、体が微かに震えていることに気づいた。ドンという音とともに、彼の頭の中で喜びが爆発し、血が顔に上り、右手は滑るように動き、隠そうとする抵抗を軽々と突破した。

厳喆珂の両脚は一気に閉じられ、つま先が曲がって強く握られ、膝の上のアルバムは前方に滑り落ち、パッと床に落ち、楼成が洗い桶の中に立って全身裸の写真のページが開かれた。

どれくらいの時間が経ったか、少女の白いTシャツはひらりと落ち、アルバムの上に覆いかぶさり、彼女の脚もベッドの端に引き上げられた。窓から差し込む日差しは異常に情色的になり、楼成はこの目の前の美しい光景を、本当に初めて目にした衝撃を決して忘れないだろうと感じた。彼は頭を下げ、まるで巡礼のように、あるいは冒涜のように。

時間は一秒一秒と過ぎていき、楼成の下へ探る右手が突然しっかりと押さえられ、ずっと唇を噛みしめ、時折だけ声を漏らしていた厳喆珂が、潤んだ瞳を開き、優しくも確固たる口調で「やめて……」と言った。

彼女の固い意志を感じ取り、楼成は手を引き、少女にキスをして、苦笑しながら「トイレに行ってくる」と言った。

「うん……」

厳喆珂は彼の布団を掴んで体に掛け、視線を落として応え、小さく息を切らし、顔は極度に紅潮していた。楼成がバタバタとドアを引いて出ていくと、彼女は急に横向きに丸まり、布団を頭まで引き上げ、中で「エロいオレンジ!」と罵った。

罵り終えると、厳喆珂は布団から抜け出し、鏡の前に立ち、まだ赤みを帯びて潤んだ自分の目を見つめ、楼成に本当に自分の処女を奪われるのを恐れ、楼成に「家に帰る」と言い、ほとんど逃げるように楼成の家を出た。

時刻はすでに夜の8時過ぎで、月明かりは薄暗く、先ほど楼成の家であったことを思い出すたびに、厳喆珂の心は理由もなくぼんやりとし、誰かに呼ばれても気づかないほどだった。

彼女を呼んだ人物は秦鋭といい、彼女と楼成の高校の同級生で、武術の腕前は普通だが、前の冬休みに楼成の恩恵を受けて武館で大きな注目を浴びていた。秦鋭が今回楼成を訪ねたのは、一つには武術の修行を再び指導してもらいたいという願いから、もう一つには楼成が名声を確立する前に、事前に関係を築いておこうという目論見だった。

ところが、楼成のマンションの下で厳喆珂に出会った。秦鋭と蒋デブたちは数日前に楼成の彼女が厳喆珂かもしれないと推測していたため、ここで会ってもそれほど驚かず、ただ声をかけただけだった。しかし、厳喆珂が異常に振る舞い、彼の前を直接通り過ぎ、まるで彼の存在にまったく気づいていないようで、空気中に香りを残した。

秦鋭は一瞬驚き、先ほどの厳喆珂の頬の不自然な赤らみを思い浮かべ、こっそりと彼女の後を追った。

秀山市は小さな町で、暗くなると外にはほとんど人影がなく、女性の恥ずかしがる本能と自身の武道の実力への自信から、厳喆珂はあえて人気のない静かな路地に入り、まずは冷静になろうとした。そうしなければ家に帰って両親に怪しまれると思ったからだ。

その時、秦鋭は厳喆珂を追って路地に入り、高校時代に皆が女神と認めた彼女が、自分に背を向けてぼんやりと立っているのを見た。心は落ち着かず、目は迷っていた。秦鋭の視線は厳喆珂の首から覗く雪のような滑らかな肌をなぞり、膝までの黒い紗のスカートに映えて白く輝く葱のような玉の脚を追い、最終的には18歳の少女とは思えない小さく突き出たお尻に留まった。

唾を飲み込み、秦鋭はゆっくりと厳喆珂の背後に近づき、目の前の美女を抱きしめた。

厳喆珂はようやく後ろに誰かがいることに気づいたが、頭の中はまだ混乱しており、秦鋭の体格と身長が楼成と似ていたため、楼成が自分を心配して後をつけてきたのだと思い、再び徐々に体の力を抜いた。秦鋭が斜め後ろから見ると、その絶世の美貌は恥ずかしさで真っ赤に染まり、優美で滑らかな線を描く頬の下には、真っ直ぐで魅力的な首筋があり、襟元から覗く白く透き通りそうな肌は、周囲の白い衣と混ざり合い、ほとんど区別がつかなかった。襟の下では、一対の豊かに盛り上がった胸が激しく上下に揺れ、人を誘惑し、犯罪に駆り立てた。

秦鋭はその時、抱きしめている可憐な人の触れたら豊かで柔らかく、嬌嫩で玉のように滑らかな細腰と、一対の玲瓏で透き通り柔らかく、突き出たもの……を想像し、手の動きも次第に大胆になっていった。彼の手は徐々に厳喆珂のTシャツの裾に触れ、下の黒い紗のスカートは、その柔らかく優美で、ひと握りの細い腰と、微かに盛り上がった丸みを帯びた桃のようなお尻を完璧に引き立てていた……

厳喆珂は恥ずかしさと怒りで、全身がだるくなった。秦鋭は周りに誰もいないのを見て、手を出し始めた。厳喆珂は壁際に追い詰められ、両手を壁に付けて、体を支えようとしたが、嬌躯はだるくて力が入らず、倒れてしまいそうだった。秦鋭は月明かりを頼りに、横から厳喆珂の柳のような眉と星のような瞳、雪のような白い肌、桜のような唇、愛らしい鼻、少し上を向いた桃色の小さな口が「やめて」とささやいているのがかすかに見えた。しかし、彼女の目はしっかりと閉じられ、目の前の人物を見るのが怖いようだった。

秦鋭は彼女が自分を楼成だと思っていることを知っていた。厳喆珂の桜の小さな口は荒い息を吐き続け、瞳は潤み、蘭のような香りを放ち、その美しさは酔いしれたかのようで、たまらない少女の体臭が絶えず秦鋭の鼻先に漂っていた。厳喆珂の温かく香る荒い息が細く、鼻先を暖かく潤す香りがして、秦鋭はもう少しで自分を抑えきれなくなるところだった。手の動きはさらに大胆になった。秦鋭の両手はTシャツの裾から入り込み、美人の柔らかな肌をじっくりと味わった。

しばらくすると、秦鋭は厳喆珂の両脚が交差して強く閉じられ、立っているのも不安定そうで、時々かかとが地面から離れていることに気づいた。秦鋭がさらに次の動作に移ろうとした時、厳喆珂が突然軽くため息をつき、彼女は全身で立っていられず、腰を曲げ、片手を壁にしっかりとつけ、もう一方の手でスカートをしっかりと握っていた。

秦鋭の手は震えを感じ、急いで下へと探り始めた。ちょうど太ももに触れた時、まだスカートの中に入っていない手に、湿った熱い感触が伝わってきた。まさか厳喆珂が失禁していたとは思わず、水滴が彼女の葱のような玉の脚を伝って流れ続けていた。秦鋭は厳喆珂の体がこんなにも敏感だとは思っておらず、この反応は明らかに未開の処女の証拠だった!

心の中で大喜びし、今回こそ目の前の美人をものにできるチャンスだと思った。

厳喆珂の心の中はすでに大混乱だった。先ほど楼成の部屋にいた時からずっと我慢していたが、心理的に成熟し、理性的に行動する彼女は、自分と楼成の間にはもっと感情のすり合わせが必要で、次の段階に進むのはまだ早すぎるとよく理解していた。だから歯を食いしばって抵抗の意思を示したのだ。楼成は、あの時もう少し粘っていれば、完全に美人の身心を手に入れられたのに、その機会を逃し、結果的に秦鋭に良い思いをさせることになるとは知る由もなかった!

厳喆珂の胸は生まれつき非常に敏感で、普段自分で体を洗う時も強く触れないようにしていた。先ほどの楼成の愛撫と今の秦鋭の弄りによって、ついに美人は体のざわめきを抑えきれず、そのまま高潮に達してしまった。今、厳喆珂の心はますますぼんやりとし、「楼成」に笑われたり、軽く見られたりするのを心配しながらも、本能的に「楼成」の次の行動を期待していた。

秦鋭はその事情を知る由もなく、ただ抱きしめている美人がこんなにも柔らかく、軽く抱きしめて好き放題に探るだけで、体を許してしまうとは思っていなかった。もともとは続けるべきか迷っていたが、厳のこの反応は、彼にとってはまるで十斤の媚薬を飲まされたようなもので、心に残っていたわずかな迷いも一瞬で吹き飛んでしまった。手の動きも手抜かりなく、片方の手はゆっくりと上へ進み、もう一方の手は美人の太ももに留まり、湿った熱い快感を味わいながら、まさに両面作戦だった。

秦鋭は厳喆珂のTシャツをゆっくりとまくり上げ、純白の下着を露わにした。薄い布切れが、この完璧に発育した引き締まった肉体と漏れる春の光を隠せるはずもなかった。双丘を包む布の上では、二粒の瑞々しい葡萄が微かに盛り上がり、誘惑的な形を見せていた。秦鋭は左手を厳喆珂の豊かな胸に当て、薄い下着越しに、彼女の硬い乳房の感触、乳首から伝わる熱を感じながら、手のひらを微かに震わせながら乳房の周りをゆっくりと動かし、時折、微かに隆起した蕾を力強く押したり揉んだりした。

厳喆珂はその時、恥ずかしくもあり怒りもしたが、体の熱い感覚が絶えず脳を襲い、考える余裕などまったくなく、ただ背後にいる「楼成」の挑発に溺れ、他のことを考える時間などなかった。秦鋭は目の前の美人が全く抵抗しないのを見て、さらに大胆になり、禁じられた領域に差し入れた手も動き始めた。左手はさらに力を込めて厳喆珂の胸の蕾を弄んだ。それが厳喆珂を徐々に意味不明な呟きへと導いた。噛みしめていた白い歯も緩み、喘ぎ声が徐々に漏れ出し、ますます激しくなっていった。

「あっ……」

と嬌声とともに、秦鋭は厳喆珂の下着を外し、二つの完璧に突き出た白い乳房を惜しげもなく目の前に晒した。Tシャツは先ほどの激しい愛撫で既に脇の下まで押し上げられていた。秦鋭は機転を利かせ、背後から厳喆珂の両腕を上げ、美人の清潔で敏感な脇の下を舐め、彼女の注意をそらしながら、Tシャツを上に引き上げ、美しい二本の腕を順に抜き出し、頭の部分では美人の艶やかな唇と小さな鼻だけを露出させ、厳喆珂の目を完全に覆った。

そして秦鋭は優しく厳喆珂を向きを変え、背中を壁に付けさせた。すると艶やかな紅い唇と尖った顎だけが露出した。こうして厳喆珂は何も見えなくなり、衣服越しにぼんやりと前の人影を見ることしかできなかった。実際、厳喆珂はこの時、目の前にいるのが誰なのか目を開けて見ることなど恐ろしくてできなかった。普段から楼成とキスする時もほとんど目を閉じ、自ら積極的になることは恐れていた。自分も欲望を抑えているのを悟られるのが嫌だったからだ。今まさに体を許したばかりで、恥ずかしさの極みにあり、「楼成」が自分の目を覆ったのは恥ずかしがるのを気遣ってのことだと思い込み、美しい目をしっかり閉じて、「楼成」が自分の体を好き放題に弄るままに任せた。

秦鋭はこれで厳喆珂が自分が楼成でないことに気づかないことを確信し、さらに大胆になり、頭を下げて厳喆珂の艶やかで滴りそうな小さな紅い唇にキスをした。厳喆珂は初めは控えめだったが、次第に情熱的に秦鋭の熱いキスに応え始めた。ほどなくして二人の口の中は唾液で潤い、互いに体液を交換し合い、手の動きも次第に激しくなっていった。

厳喆珂の喉から時折漏れるくぐもった喘ぎと、絶えずくねる嬌躯に、秦鋭は目の前の美人がすでに激しく情動しており、次の行動に移れることを悟った。そこで右手を優しく下に探らせ、黒い紗のスカートの裾に沿ってゆっくりと上へ撫で上げた。

「楼成」の大きな手の動きを感じ、厳喆珂は慌てて両手を男の右手の上に置き、阻止しようとした。しかし、彼女は目の前の男が秦鋭であって楼成ではないことを知らず、口に入った美味しい肉を逃がすはずもなかった。美人の胸を掌握している左手で、すでに充血している先端を少し強く揉みしだいた。美人の嬌躯が不自然に震えると、秦鋭はためらうことなく右手を一気に上へ伸ばし、直接美人の既に滑らかでたまらない花の谷に当て、下着の上から優しく撫で始めた。

秦鋭の熱い指がついに湿った下着に触れた時、厳喆珂は電流が幽谷から脳天に突き抜けるのを感じ、先ほど体を許したばかりでなければ、これだけで再び雲の上に登っていたかもしれなかった。自分自身も触れたことのない場所を見知らぬ男性に弄られることの心理的な羞恥と、体の渇望が、厳喆珂の脚を力なくさせ、自分が业余二品の武道家であることなどすっかり忘れさせ、この時、彼女の両手はすでに目の前の「楼成」の腰に回り、必死に支えて倒れないようにしていた。

玲瓏とした肉体は震えながら立ち、雪のように白い乳房は大きな手に揉まれ続けて形を変え、その上には衣服に大部分が覆われた顔、唇は目の前の「楼成」に深くキスされ、時折吸い込まれる舌から絶えず快感が伝わり、口元からは唾液の糸が透明な線を描いて垂れているのが見えた。スカートの中では、さらに悪行を働く大きな手が絶えず攻め込んできていた!厳喆珂は徐々に理性の抵抗を手放し、淫靡な空気が徐々に辺り全体に染み渡った。

「ああ〜〜」

と甘ったるい嬌声とともに、秦鋭はなんと厳喆珂の黒い紗のスカートの下にかがみ込み、美人が反応する前に、月白色の下着をくるぶしまで剥ぎ取り、一本の葱のような玉の脚を持ち上げると、すぐに目の前のまばらな陰毛に露の滴る美景に心を奪われた。18歳の厳の女神は、まさに最も嬌嫩で魅力的な瞬間にあった!短い茫然の後、秦鋭の両目は充血し、湿って滑らかではあるが固く閉じられた割れ目に向かって激しくキスをした。美人にためらいや反抗の時間を与えずに。

秦鋭の舌がその狭い割れ目に侵入した瞬間、厳喆珂の頭は一瞬で真っ白になり、支えを失った彼女は両手を秦鋭の頭の上に置いた。それはまさに自ら秦鋭の頭を押さえて舐めさせているかのようだった!バランスを保つため、厳喆珂は背中を壁に付け、頭を少し後ろに反らし、上半身を力強く反らせた。秦鋭が下で忙しく動くのに合わせて、厳喆珂の二つの白く柔らかな乳房は高々と揺れ、この年齢にふさわしくない傲然とした姿をさらしていた。

ようやく秦鋭はそろそろ頃合いだと感じ、ゆっくりと立ち上がり、片手でズボンを緩めた。傲然とそびえ立つ亀頭がそのまま空気中に晒された。長年武術を修練してきた彼は、武道の才能に限界があり品級が大きく上がらず、武館でコーチをしながら修行を続けているが、その逞しい筋肉と規格外の太い棒は、寂しい人妻会員たちすべてに認められていた。そして厳喆珂は、高校時代にすべての男子が密かに恋していた女神であり、たった一年の武術修行で桁外れに強くなった同級生・楼成の彼女でもあった。心理的な狂喜と、目の前の美人が胸を露出し、呼吸が乱れ、低く喘ぐ刺激が、彼の肉棒を極限まで膨張させた。

目の前の「楼成」が亀頭を露出させたのを感じたのか、厳喆珂の体はさらに激しくくねり、呼吸も明らかに速くなった。楼成への愛情と、体の欲望への渇望が、理性の失身への恐怖に打ち勝ち、彼女は最初のうちは抵抗も反抗もしなかった。空気が一瞬凝固したかのようだった。

ついに秦鋭は我慢できなくなり、わずかにしゃがみ、右腕で厳喆珂の桃のようなお尻を前方に持ち上げ、片手で高く盛り上がった豊かな尻を押さえ、もう一方の手で股間の膨れ上がった肉棒を握り、ゆっくりと厳喆珂の秘所と股の溝の間を軽くなで始め、右手の中指は時折悪戯に厳喆珂の菊蕾に留まり、入ろうとするそぶりを見せた。

すでに失禁し、だるくて力の抜けた厳喆珂は、自分の花の谷に熱い亀頭が触れているのを確かに感じた。理性がようやく頭をもたげ、慌てて抵抗しようとしたが、全身がだるくて力が入らず、秦鋭が尻に当てている魔の手から逃れられなかった。さらに熱い亀頭が花の谷と股の溝の秘所をあちこち這い回り、時には菊蕾に軽く押し当てられる感触さえあり、彼女をさらに恥ずかしさでいっぱいにさせた。

しかし、別の痺れるような耐え難い虚無感が、徐々に股間の桃源洞から伝わってきて、外部の人間の前では理性的で成熟し、落ち着いている厳喆珂は、とうとう我慢できずにしくしくと泣き出し、体を秦鋭の肩に預け、彼の耳元で低く呟いた。

「オレンジ、もう珂珂を苦しめないで。珂珂の体をあなたにあげるから。珂珂は後悔しない。珂珂はあなたのものよ。」

秦鋭はこの言葉を聞いて、心中の狂喜を抑え、手で厳喆珂の固く閉じられた花の谷をわずかに開き、視線は下半身の、巨根によってわずかに開かれた小さな口の桃源に釘付けになった。両手で少女の臀部を持ち上げ、ゆっくりと角度を合わせた。彼は知っていた。チャンスは一度きりで、最初に完全に挿入できなければ、痛みで厳喆珂が抵抗し、今夜の計画は水の泡になる!

重大な慎重さが秦鋭の動作を遅くさせ、厳喆珂がわずかに好奇心を持ち、うつむいて下を見ようとするまで待った。秦鋭はためらうことなく、両手で厳喆珂の臀部を下ろし、腰を一気に突き上げ、熱い亀頭が谷口に潜り込み、厳喆珂が18年間守ってきた純潔を勢いよく貫いた。

「ああ——」

心が裂けるような、しかし喜びに満ちた喘ぎが暗い路地に響き渡った。

「オレンジ——オレンジ——」

厳喆珂は無意識に楼成の名前を叫んだ。そして目の前の「楼成」はこの呟きを聞いて、すでに腫れ上がっていた巨根がさらに一回り大きくなった。肉棒を少しだけ引き抜き、秦鋭はぼんやりと、熱気を放つ龍身に付いた血のような赤い痕跡を見つめた。これが自分の傑作だとはまだ信じられないようだった。抱きしめている美人の痛みが少し和らぎ、体が軽く動くまで、秦鋭は呆然としていた。そして、興奮の頂点に達した彼は、すぐに美しい唇を塞ぎ、再び下半身を力強く突き上げると同時に両手で力を込め、厳喆珂が初めての痛みを経験したばかりであることなどまったく考慮せず、肉棒の全体を彼女の体内にすべて押し込んだ。

「ああ…動かないで…痛い」

唇を塞がれた厳喆珂は、喉だけでくぐもった喘ぎを発することしかできなかったが、秦鋭はそれでも彼女が伝えようとしている意味を理解し、肉棒を少女の体内深くに留めたまま、抽送はしなかった。

厳喆珂は常に自分の行動に責任を持つ少女で、すでに体を奪われるのを止められなかった以上、恨み言を言うことはしなかった。先ほどの「楼成」の粗暴さは非常に不満だったが、今は男性が自分の気持ちを考慮して無理に動かないことを感じ取り、下体の違和感をこらえ、自ら男性の顔を包み、キスを贈った。

秦鋭はこの時、天国にでも行きそうなほど気持ちよかった!抽送をしなかったのは、彼が厳喆珂を思いやったからではなく、少女が初めてで狭すぎて、一回の抜き差しで早くも射精しそうになったからだ!こんな千載一遇のチャンスを、こんな形で終わらせるわけにはいかない。そこで彼は舌を噛んで射精感を無理やり抑え、予想外に少女からの自発的なキスを得た。秦鋭はこの時、もちろんそれを指摘せず、少女の熱いキスを当然のように楽しんだ。片手で突き出た尻を揉みしだき、時折菊蕾を撫で、もう一方の手で少女の胸を掴み、胸の先端の蕾をつまんだ。巨根は少女の体のくねりに合わせて、処女の狭さ、18歳の少女の嬌嫩さと温もりを感じながら、彼女の体内で絶えず膨張し、脈打った。

体のすべての敏感帯が同時に刺激され、厳喆珂は次第に下体の痛みから回復していった。彼女はもともと幼い頃から武術を習っており、ちょっとした痛みに耐えられないような繊細な少女ではなかった。今、玉体の最も奥深く、誰も触れたことのない聖地から伝わる異様な感覚をはっきりと感じ、嬌嫩な痺れと痒みの痙攣の中で、処女の幼く柔らかな恥じらう花芯が軽く触れ合い、最も深く突き込まれた巨根の熱い亀頭としっかりと口づけを交わした。痛みが徐々に痺れと痒みに変わると、厳喆珂は無意識に両手を秦鋭の背中に回し、頭を彼の肩に預け、何かを訴えかけているようだった。

秦鋭はこれを見て、口元に邪悪な笑みを浮かべ、両手で力を込めて、厳喆珂の両脚を持ち上げ、自分の腰に絡めさせ、再び手を少女の美しい尻に移し、力を込めて揉み始めた。しばらくして、秦鋭は厳喆珂の脚が緩むどころか、さらに強く絡みつき、彼の肉棒の脈動に合わせて微かに震えているのを感じ、ついに少女の体の渇望の程度を確信した。彼は肉棒を幽谷から引き抜き、先端だけを谷口に留めた。両手で力を込め、厳喆珂の美しい尻を持ち上げ、角度を整え、ちょうど処女を奪った時のように、将軍の命令を待つ兵士のように静かに待った。

厳喆珂は両脚を秦鋭の腰に巻き付けられた時、恥ずかしそうに、そして好奇心を持って男性の次の動きを待っていたが、今度は記憶に刻まれたこの姿勢にされ、しばらく固まっていた。彼女は秦鋭の肩に埋めた顔を上げ、秦鋭に向き直り、小さな口をわずかに開き、なぜ動かないのか尋ねようとした。

「ああ……」

その時、秦鋭はためらうことなく巨根を上に突き上げ、根元まで一気に挿入した。厳喆珂のまだ言い終わらない言葉は直接喘ぎに変わった。秦鋭はもはや止まらず、持続的かつ猛烈に少女の幼い腔道を抽送し始めた。彼は決意した。体の上で厳喆珂を完全に征服するのだ!

「ああ…ゆっくり…もうだめ…」

初めての体にこんな嵐のような激しさに耐えられるはずもなく、さらに姿勢を変えずに猛烈な抽送が繰り返され、毎回根元まで挿入された。厳喆珂は完全に制御を失い、肉欲の快感の荒波に溺れ、いつ自分が無意識の喘ぎを始めたのかもわからず、声はますます大きくなり、哀艶で春を誘うようになった。彼女はただ星のような瞳を伏せ、秀麗な眉を微かにひそめ、桜の唇をわずかに開いて嬌声を上げるばかりで、まさに耐え難く、苦しみ、そして甘美な快楽に満ちた魅惑的な姿だった。

秦鋭は最初の躁動を乗り越えた後、武館の人妻会員たちとの経験で磨いたテクニックでしっかりとリズムを把握した。ついに、彼は少女の喘ぎ声が突然大きくなり、腰に巻き付けた玉のような脚が急に力を込め、业余二品の脚力で自分を締め付けて痛いほどになるのを感じた!彼はもはや我慢せず、全力で上に突き上げ、精門を開き、肉棒は激しく二度脈動し、さらに一回り大きくなった!

「ああ!!!」

最後のこの一突きで、厳喆珂はもはや耐えきれず、両手で男の肩をしっかりと掴み、両脚で男の熊のような腰に力を込めて絡みつき、男が自分の体内で荒れ狂うその怪物がさらに深く入り込み、直接自分の蕾の花芯を突き抜けたのを感じた!!

「ああ!!!!」

花芯が直接開かれ、破瓜に似た異様な感覚が厳喆珂の頭を満たし、致命的な脹痛と天に昇る快感が同時に訪れ、厳喆珂は泣くような喘ぎを一つ漏らし、花谷はそれに伴って一気に収縮し、初めての致命的な高潮が訪れ、少女の原陰は決壊したように秦鋭の亀頭に注がれた。

そして秦鋭もまた爆発の瀬戸際にあったが、彼は自分の欲望に身を任せず、再び舌を噛み、厳喆珂の嬌躯の震えが少し収まるのを待ち、少女の陰精とともに激しく、重く、処女の幽谷に攻撃を仕掛けた。

「ああ…やめて…止めて…オレンジ…死んじゃう!!」

厳喆珂の第一波の高潮はまだ収まらず、腔肉は極度に敏感な時期にあり、この襲撃を受けて再び高潮に登り、自分が天に昇ったように感じた。秦鋭はこれを見て、ついに自分を抑えるのをやめ、大きな腕を広げて少女の突き出た尻をしっかりと掴み、大きな口で少女の唇を激しくキスし、死に物狂いの抽送の末、再び肉棒を力強く少女の子宮口を破り、精門を開き、激しく注ぎ始めた。

もし誰かが通りかかれば、純白無垢な仙女が頬を紅潮させ、荒い息を吐き、命からがらに逞しい男にしがみつき、二人の体が絶えず震え、人生最高の絶頂を体験しているのを見ることができただろう。本来なら聞こえるはずの喘ぎ声や怒号は、互いにキスで塞がれて喉に閉じ込められ、くぐもった唸り声だけが聞こえてきた。

優しく、まだ絶頂の余韻に浸っている厳喆珂を下ろし、彼女がほとんど立っていられず壁に手をつき、頭にはまだくしゃくしゃになった白地に模様のTシャツがかぶさっているのを見て、少女は今に至るまで目を開ける勇気すらなかったのだろうと推測した。秦鋭は厳喆珂の首筋に散らばった唇の跡、胸の青く赤い手の跡、そして二人の混合した体液とまだ血の混じった下体を見つめ、なんと肉棒が再び元気を取り戻していた。

彼は厳喆珂を地面に押し倒してもう一度激しくやりたかったが、少女が絶頂の余韻から覚めると次第に正気に戻り、そうすると自分がやばいことになるとわかっていた。しかし、こんな絶世の美女をこのまま逃がすのは惜しい。秦鋭は機転を利かせ、まだ厳喆珂の左足首にかかっている月白色の下着を手に取り、まだ完全に閉じていない幽谷から流れ出る、少女の処女の血が混じった体液を優しく拭き取った。そして、下着を慎重にポケットにしまい、厳喆珂が絶頂の余韻からまだ覚めないうちに、こっそりと逃げ去った。

第2章

秦鋭は興奮の冷めやらぬまま、深夜の街を歩いて自宅へと戻った。路地裏での出来事が脳裏に鮮明に焼き付いて離れない。あの白い肌の感触、震える声、そして何より、自分が厳喆珂の処女を奪ったという事実が、彼の胸を高鳴らせていた。

自宅のドアを開け、部屋の明かりもつけずにベッドに倒れ込む。天井を見つめながら、秦鋭は深いため息をついた。だが、その高揚感は長くは続かなかった。冷静になるにつれて、徐々に現実の重みが彼にのしかかってくる。

「しまった…」

秦鋭は慌てて身体を起こした。厳喆珂は楼成の彼女だ。楼成は職業級の武者を超えた非人級の武者。人間の限界を超えた力を持つ存在だ。そんな楼成の彼女に手を出したのだ。もし楼成に知られれば、殺されるのは間違いない。いや、殺されるだけでは済まないかもしれない。非人級の武者の怒りを買えば、生き地獄を見ることになる。

秦鋭は冷や汗をかきながら、必死に頭を回転させた。どうする?逃げるか?いや、楼成の情報網から逃げ切れるはずがない。謝るか?そんなことで許される問題ではない。ならば…。

ふと、秦鋭の顔に不気味な笑みが浮かんだ。

「そうだ…まだチャンスはある」

彼は自分の知識を総動員して考えた。女性は最初の男に対して特別な感情を抱くものだ。厳喆珂の最初の男は、間違いなく自分だ。ならば、彼女の肉体に入り込んだように、心にも入り込むことができるはず。そうすれば、厳喆珂に楼成への隠蔽を手伝わせることができる。

そして、女性の心に入り込む方法は一つしかない。徹底的に支配することだ。厳喆珂を犯し続け、彼女を完全に服従させる。それが秦鋭の最も得意とする分野だった。

秦鋭はスマートフォンを手に取り、厳喆珂にメッセージを送った。「明日、俺の家に来てくれ。大事な話がある」

返信はすぐに来た。「わかった」

秦鋭は満足げに笑い、そのまま眠りについた。

翌朝、秦鋭は念入りに身支度を整え、自宅で厳喆珂を待った。やがて、インターホンが鳴る。モニターには、緊張した表情の厳喆珂が映っていた。

「入ってくれ」

秦鋭がドアを開けると、厳喆珂はおずおずと部屋に入ってきた。彼女の目は少し赤く、どうやら昨夜は眠れなかったらしい。秦鋭は彼女のそんな様子を見て内心で笑った。

「座ってくれ」

秦鋭がソファーを指さすと、厳喆珂はおとなしく座った。彼女は俯いたまま、何かを待つように沈黙している。秦鋭も向かいの椅子に腰かけ、しばらく睨めっこのような時間が流れた。

「秦鋭…あんた、何の用?」

厳喆珂が先に口を開いた。声は震えていた。

秦鋭はゆっくりと語り始めた。

「厳喆珂、あの日のことだ。路地でのことだよ」

厳喆珂の体がピクッと震えた。

「あの日のことは…忘れてくれと言っても無理か。だが、一つだけ言わせてくれ」

秦鋭はそう言って、少し間を置いた。そして、真剣な表情を作りながら言った。

「実は、最初からお前を犯したのが楼成じゃないって気づいてたんだろ?」

厳喆珂の顔色が一瞬で変わった。彼女は慌てて顔を上げ、秦鋭を凝視した。

「な…何を言って…」

「嘘はやめろよ。お前は気づいてたはずだ。楼成はお前を愛してる。そんな男が、路地裏でお前の処女を奪うような真似をするはずがない。違うか?」

秦鋭の言葉は厳喆珂の心の奥底を突いていた。確かに、彼女は疑っていた。あれは本当に楼成だったのか?楼成はいつも優しく、彼女の意見を尊重する男だ。そんな彼が、無理やり彼女を犯すとは思えなかった。暗闇の中で、あの男が本当に楼成だったのか、今も確信が持てないでいた。

「俺はな、お前のことを考えて言ってるんだ。楼成に知られたら、お前の立場も危うくなる。だが、俺たちの間だけの秘密にすれば、誰も傷つかない」

秦鋭の言葉が、厳喆珂の心に響いた。彼女は唇を噛みしめ、何も言えずにいる。

「だから…」

秦鋭は立ち上がり、厳喆珂の隣に座った。そして、彼女の肩に手を回す。

「やめて…」

厳喆珂が抵抗しようとしたが、秦鋭の手は止まらない。彼は彼女の耳元に顔を近づけ、ささやいた。

「怖がることはない。俺はお前を大切にする。楼成には言わない。約束する」

そう言いながら、秦鋭の手は厳喆珂の服の上から胸を撫で始めた。

「やめ…」

「お前だって、感じてるんだろ?」

秦鋭の指が乳首を刺激すると、厳喆珂の体がビクッと反応した。確かに、秦鋭の手の感触は、昨夜の記憶を呼び覚ました。嫌悪感と同時に、なぜか体が反応してしまう自分がいる。

「俺に任せろ…」

秦鋭は素早く厳喆珂の服を脱がせ始めた。抵抗しようとする彼女の手を掴み、ソファーに押し倒す。

「やめ…やめて…秦鋭…!」

「もういいだろ、お前は抵抗できないんだよ」

秦鋭はそう言いながら、自身のズボンのベルトを外した。そして、昨夜と同じように、厳喆珂の身体に自分のものを押し込んだ。

「あっ…!」

厳喆珂の口から甘い声が漏れる。秦鋭はその声に興奮し、激しく腰を動かし始めた。

「どうだ?俺の方が上だろ?」

秦鋭は厳喆珂の首筋にキスをしながら、耳元でささやいた。厳喆珂は何も言えず、ただ受け入れることしかできなかった。

「もっと動くぞ…」

秦鋭の動きが激しくなるにつれ、厳喆珂の呼吸も荒くなっていく。彼女は抵抗を諦めたのか、両腕をだらりと垂らしたまま、天井を見つめていた。

「そうだ…おとなしくしていればいいんだ…」

秦鋭はそう言いながら、さらに奥を突いた。厳喆珂の体が弓なりに反り返り、悲鳴のような声を上げた。

秦鋭は何度も何度も厳喆珂をイカせた。一度目、二度目、三度目…何回目かもわからなくなった頃、厳喆珂は息も絶え絶えに懇願した。

「もう…やめて…許して…」

「まだだ」

秦鋭はそう言って、さらに動きを続けた。厳喆珂は涙を流しながら、必死に耐えている。

「もう…限界だ…秦鋭…」

「それなら、降参しろ」

秦鋭は厳喆珂の返事を待たずに、彼女のストッキングを脱がせた。そして、そのストッキングで厳喆珂の両手を縛り上げた。

「なにを…」

厳喆珂が抵抗しようとしたが、秦鋭は無視して縛り続ける。ストッキングは伸縮性があるため、きつく縛れば縛るほど、手首に食い込んでいく。だが、厳喆珂は職業級の武者だ。この程度の縄など、簡単に引きちぎれるはずだった。

しかし、厳喆珂はそれをしなかった。なぜか、彼女は抵抗をやめてしまったのだ。秦鋭はその反応を見て、思わず笑みを浮かべた。

「やっぱりな…お前はもう俺のものだ」

秦鋭は満足げに頷き、再び厳喆珂の身体に覆いかぶさった。厳喆珂はされるがまま、抵抗の意思を失っていた。

秦鋭はその後も何度も厳喆珂を犯した。彼女は何度もイカされ、意識が飛びそうになりながらも、秦鋭の動きを受け入れ続けた。

「もう…解放して…」

厳喆珂の声はかすれ、力なく響いた。秦鋭はその声を聞きながら、さらに腰を動かす。

「解放してほしいなら、ここに来い。俺のところに来い。そうすればいつでも解放してやる」

秦鋭の言葉に、厳喆珂は何も答えなかった。ただ、涙だけが止めどなく流れていた。

秦鋭は一通り終えると、厳喆珂の縛りを解いた。彼女はすぐに立ち上がろうとしたが、足が震えて立てなかった。

「今日はもう帰れ。また明日、来い」

秦鋭の言葉に、厳喆珂は無言でうなずいた。そして、よろよろと這うようにして部屋を出ていった。

その背中を見送りながら、秦鋭は満足げに笑った。

「計画通りだ」

秦鋭はそうつぶやき、ソファーに深く腰掛けた。これからも厳喆珂を完全に支配し、自分だけのものにしていくつもりだ。楼成には決して知られないようにしながら、いつまでも厳喆珂を犯し続けることができる。秦鋭はその未来に、大きな期待を膨らませていた。

第3章

二日が過ぎた。この二日間、秦鋭は食事と睡眠以外の時間を、ひたすら厳喆珂を犯すことに費やした。ホテルの一室に閉じ込められた厳喆珂は、最初こそ抵抗し、叫び、泣きわめいたが、秦鋭の執拗な責めに次第に抵抗の力を失っていった。彼女の身体は、心とは裏腹に、秦鋭の愛撫と侵入に反応し始めていた。恥ずかしいことに、彼女の肉体は快楽を覚え、秦鋭の腕の中で何度も絶頂に達した。そのたびに彼女は自分を責め、楼成への罪悪感に苛まれたが、身体の反応を抑えられなかった。

三日目の朝、薄明かりがカーテンの隙間から差し込む部屋の中、厳喆珂は全裸でベッドに横たわっていた。彼女の両手は自分のストッキングで背後できつく縛られ、自由を奪われていた。白く細い腕には、赤い縛り痕がくっきりと残っている。彼女の両脚は大きくM字に開かれ、秦鋭の腰に絡みついていた。秦鋭の逞しい肉体が、彼女の上で律動的に動いている。部屋には、肌と肌がぶつかる湿った音と、厳喆珂の抑えきれない喘ぎ声が響いていた。

「はあっ…はあっ…」

厳喆珂の頬は上気し、目は潤んでいた。彼女の長い黒髪は乱れ、汗で額に張りついている。秦鋭の胸板に押し付けられた彼女の柔らかな双丘は、呼吸のたびに上下に揺れた。秦鋭は彼女の腰を掴み、激しく抽送を繰り返す。その動きは獣のように野生的で、容赦がなかった。

「どうだ、喆珂。気持ちいいか?」

秦鋭が低い声で囁く。彼の息も荒くなっていた。厳喆珂は首を振りながら、しかし口から漏れるのは拒絶の言葉ではなく、もっと深い快楽を求めるような甘い声だった。

「いや…ああっ…」

その時、厳喆珂の携帯電話が突然鳴り響いた。ベッドサイドテーブルの上で、画面が明るく光る。秦鋭の動きが一瞬止まった。彼は手を伸ばして携帯を手に取り、画面を覗き込んだ。メッセージアプリの通知が表示されている。差出人は「橙子」と書かれていた。橙子とは、楼成の愛称だった。メッセージの内容は短いものだった。

「小さな仙女よ、何してる?」

秦鋭はそのメッセージを見て、口元に歪んだ笑みを浮かべた。彼は未だに厳喆珂の中に埋めたまま、携帯を彼女の目の前に掲げた。

「おい、見ろよ。お前の彼氏からのメッセージだ。『小さな仙女よ、何してる?』だってさ」

厳喆珂の顔色が一瞬で青ざめた。彼女は慌てて顔を背けようとしたが、秦鋭が彼女の顎を掴み、無理やり画面を見させた。秦鋭の声には嘲笑が込められていた。

「はは、小さな仙女だって?自分が今どんな姿か分かってるか?俺に犯されて涎を垂らしているくせに。お前は小さな仙女なんかじゃない。小さな淫売、小さな痴女って呼ぶべきだろ」

その言葉は、厳喆珂の心を深く抉った。彼女の瞳から涙が溢れ出し、頬を伝って落ちる。秦鋭は動きを再開し、さらに激しく彼女を貫いた。快楽と屈辱が同時に彼女を襲う。彼女の理性は崩壊し始めていた。

「違う…私は…私は違う…」

しかし秦鋭は容赦なく責め続ける。彼の手が彼女の胸を揉みしだき、乳首を摘まむ。敏感な突起が彼の指の間で硬くなっていく。厳喆珂の身体は正直に反応し、子宮が彼の肉棒を締め付けた。

「言え。自分は小さな淫売だって言え。痴女だって言うんだ」

秦鋭の声は冷酷だった。彼の動きは激しさを増し、厳喆珂の最奥を突き上げる。彼女の意識は快楽の波に飲み込まれ、抵抗する力を完全に失った。

「私は…私は…」

厳喆珂の声は震えていた。涙が止まらない。楼成の優しい笑顔が頭をよぎる。あの日、武道館で初めて会った時。彼の真剣な眼差し。彼の温かい手。すべてが今、この男の手で汚されようとしていた。

「言え!」

秦鋭が最後の一突きを入れる。厳喆珂の身体が弓なりに反り返り、絶頂が彼女を襲った。その瞬間、彼女の心の壁が完全に崩れ去った。

「私は…私は小さな淫売です…小さな痴女です…」

彼女は泣き叫ぶようにそう言った。その言葉を聞いた秦鋭は、満足げな笑みを浮かべた。彼の目に勝利の光が宿る。ようやく、厳喆珂の心の壁を打ち破ったのだ。彼は彼女の心に深く入り込み、そのすべてを支配した。

「そうだ。その通りだ」

秦鋭は厳喆珂の腰を掴み、さらに深く突き入れた。そして、彼の欲望の全てを彼女の子宮内に解き放った。熱い精液が子宮の奥に勢いよく注ぎ込まれる。厳喆珂はその感覚に身体を震わせ、もう一度絶頂に達した。彼女の意識は白く染まり、すべてを受け入れるしかなかった。

しばらくの間、二人はそのままの姿勢で息を整えていた。秦鋭の汗が厳喆珂の肌に滴り落ちる。やがて秦鋭はゆっくりと肉棒を抜き出した。その先端からは白濁した液体が垂れ、厳喆珂の太ももを伝った。秦鋭は彼女の手首を縛っていたストッキングを解いてやった。自由になった手首には、くっきりと赤い跡が残っている。

「よし、シャワーを浴びるぞ」

秦鋭は厳喆珂の身体を抱き上げた。彼女はされるがまま、力なく彼の胸に寄りかかった。秦鋭は彼女を抱えたまま浴室に向かい、シャワーをひねった。温かい湯が二人の身体を濡らす。秦鋭はボディソープを手に取り、優しく厳喆珂の身体を洗い始めた。その仕草は、まるで大切なものを扱うかのように丁寧だった。

「さっきは悪かったな。でも、お前が可愛すぎるからだ。俺から離れられなくなるようにしたかったんだ」

秦鋭はそう言いながら、彼女の髪を洗った。厳喆珂は黙ったまま、涙を流し続けている。浴室には湯気が立ち込め、鏡は曇っていた。秦鋭は彼女の身体の隅々まで洗い、精液の跡をきれいに流した。彼の手が彼女の肌を撫でるたび、厳喆珂は小さく震えた。

シャワーが終わると、秦鋭はバスタオルで厳喆珂の身体を拭き、新しい服を着せてやった。彼女の髪もタオルで丁寧に拭き、ドライヤーで乾かしてやる。その一連の動作は、まるで恋人同士のように親密だった。しかし厳喆珂の心は空っぽだった。彼女はただ、されるがままに身を任せていた。

準備が整うと、秦鋭は厳喆珂の肩に手を置き、真剣な表情で彼女の目を見つめた。

「お前はもう帰っていい。でも、俺たちのことは楼成に言うなよ。もし言ったらどうなるか、分かってるな?」

その言葉には、明確な脅威が込められていた。厳喆珂は小さくうなずいた。彼女の目は虚ろで、生気を失っていた。秦鋭は彼女の頬を撫で、優しく微笑んだ。

「いい子だ。また会おう」

厳喆珂は何も言わず、部屋を出て行った。ホテルの廊下を歩く彼女の足取りは重く、どこかふらついていた。エレベーターに乗り込み、一階へ降りる。ロビーを通り過ぎるとき、フロントのスタッフが彼女に挨拶したが、彼女には聞こえていなかった。

外に出ると、強い日差しが彼女を照らした。二日ぶりの外の世界だった。彼女は自分の携帯電話を取り出し、楼成からのメッセージをもう一度見た。「小さな仙女よ、何してる?」その言葉が胸に刺さる。彼女は返信を打とうとして、指が止まった。何と返せばいいのか分からなかった。

結局、彼女は画面をロックし、タクシーを拾った。家に帰る道中、彼女は窓の外を流れる景色を何も考えずに見つめていた。自分の身体がまだ秦鋭の感覚を覚えている。彼の手の感触、彼の息遣い、彼の熱。すべてが生々しく思い出される。

部屋に戻ると、彼女はそのまま床に崩れ落ちた。涙が再び溢れ出し、止まらなかった。彼女は自分の身体を汚らわしく思い、何度もシャワーを浴びた。しかし、肌の表面をいくら洗っても、心の汚れは落ちなかった。

数時間後、再び携帯が鳴った。今度は楼成からの電話だった。厳喆珂は震える手で電話を取った。

「もしもし?」

「喆珂?どうしたんだ、声が変だぞ。何かあったのか?」

楼成の心配そうな声が聞こえる。厳喆珂は必死に平静を装った。

「ううん、何でもない。ちょっと疲れてただけ。ごめんね、連絡できなくて」

「そうか…無理するなよ。俺で良ければいつでも話を聞くから。愛してるよ、小さな仙女」

その言葉に、厳喆珂の涙が再び溢れた。しかし彼女は声を殺して泣いた。

「ありがとう…私も愛してる。大丈夫だから、心配しないで」

そう言って電話を切った後、彼女はしばらくその場に立ち尽くしていた。二日前までは、彼女はただの幸せな武道家の彼女だった。しかし今、彼女はある男の欲望の対象として、その精神を深く傷つけられていた。彼女の心には深い亀裂が入り、二度と元には戻らないかもしれない。

一方、秦鋭はホテルの部屋でベッドに寝転がり、天井を見つめていた。彼は厳喆珂の身体の感触を思い出し、満足げに微笑んだ。彼にはもう一つ計画があった。この関係を続ければ、やがて彼女は完全に自分のものになるだろう。楼成への嫉妬と復讐心が、彼の欲望をさらに掻き立てる。

秦鋭は自分の携帯を取り出し、厳喆珂にメッセージを送った。

「今日はありがとう。また明日会おう。もし来なかったら、楼成にすべてを話すからな」

そのメッセージを見た厳喆珂は、絶望の淵に突き落とされた。彼女はもう逃げ場を失っていた。彼女の堕落は、まだ始まったばかりだった。

この日から、厳喆珂の生活は完全に変わった。彼女は毎日のように秦鋭に呼び出され、彼の欲望を満たすための道具と化した。彼女は何度も抵抗しようとしたが、秦鋭の脅しに屈し、結局は彼の腕の中に身を委ねた。彼女の心は少しずつ壊れていき、自分が何をしているのか分からなくなっていく。楼成との関係もぎこちなくなり、彼女は彼の優しさに触れるたびに罪悪感に苛まれた。

だが、彼女はもう後戻りできなかった。秦鋭の手が彼女のすべてを握っていた。彼女は自分の運命を受け入れ、ただ流されるままに生きることを選んだ。厳喆珂の堕落は、まだまだ続く。それは、彼女自身の意志さえも飲み込む、暗く深い淵への落ち込みだった。